アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]
【日本のいのち、つないでいこう! COP10まで1日前】
2010年10月15日
万座
○「ヒト」として・・・○
「生物多様性」・・・最近ニュースや新聞などで耳にしたり目にしたりと、皆さんもだいぶ身近な言葉になってきたのではないでしょうか?その生物多様性に関する国際会議 -生物多様性条約締約国会議(COP10)- がいよいよ10月18日より開催されます!
「生物多様性を保全し、持続可能な利用の促進」を目指そうと、193の国と地域が集まり話し合いを行います。
なぜ、生物多様性が取り上げられているのか考えてみたことはありますか?
取り上げられている理由として、生物の多様性が危機的な状況 -生物多様性の絶滅- を迎えているということです。その原因として、私たち人間の活動が大きく関わっています。私たち人間の影響がなかった時代では1,000年に1種が絶滅していたと言われていますが、現在では1年で約40,000種が絶滅していると言われ、今後もそのスピードは増していくと予想されています。
私たちの住む地球には様々な環境があり様々な生きものが暮らし、互いに支え合って生きています。私たち人間の生活も生物多様性があってこそ成り立っています。ある生物が居なくなり -直接的な関係はなくても辿り辿って- 私たち人間の生活や存在へも影響を及ぼす可能性も否定できません。生物多様性の危機は私たち人間への危機へとつながっているのです。
日本の生物多様性は、
①人間による開発や乱獲
②人の手が加わることにより形成されてきた里地里山などの環境への手入れ不足
③外来種や化学物質による影響
④地球温暖化による影響
といった4つの影響により危機的状況となっています。
生物多様性を危機的状況にしてしまった私たち人間ですが、実は生物多様性の保全のため考え行動できる唯一の種でもあるのです!今回のCOP10は世界規模のものとなりますが、皆さんの生活の中でも生物多様性のためにできることがあります。
①山や川など自然で遊び、身近な生きものを観察する
②地域の環境活動への参加や、ペットや外来植物などを捨てない・逃がさない・最後まで大切に飼う
③家族や友達と自然の恵みや大切さについて話し合う
【自然ふれあい教室でのヒトコマ】(自然のものを使用しての水鉄砲作り)
私たち人間は、生物多様性の和(=様々な生きものとそのつながり)の中で多くの生きものに支えられ“生かされて”います。同じ地球に生まれ存在している“仲間たち”のため、ヒトとして生物多様性について考え行動してみませんか。
~お知らせ~
鹿沢インフォメーションセンターの一角を使用して、生物多様性に関する展示を始めました。「生物多様性とは何か」から「私たちにできること」まで解説を行っております。また、展示物の中に皆さんと一緒に作り上げていくものもあります。参加賞もお渡ししますので、お近くにお越しの際は是非ご参加ください♪(鹿沢インフォメーションセンター開館時間は午前8時~午後5時までとなっております。)
「生物多様性」・・・最近ニュースや新聞などで耳にしたり目にしたりと、皆さんもだいぶ身近な言葉になってきたのではないでしょうか?その生物多様性に関する国際会議 -生物多様性条約締約国会議(COP10)- がいよいよ10月18日より開催されます!
「生物多様性を保全し、持続可能な利用の促進」を目指そうと、193の国と地域が集まり話し合いを行います。
なぜ、生物多様性が取り上げられているのか考えてみたことはありますか?
取り上げられている理由として、生物の多様性が危機的な状況 -生物多様性の絶滅- を迎えているということです。その原因として、私たち人間の活動が大きく関わっています。私たち人間の影響がなかった時代では1,000年に1種が絶滅していたと言われていますが、現在では1年で約40,000種が絶滅していると言われ、今後もそのスピードは増していくと予想されています。
私たちの住む地球には様々な環境があり様々な生きものが暮らし、互いに支え合って生きています。私たち人間の生活も生物多様性があってこそ成り立っています。ある生物が居なくなり -直接的な関係はなくても辿り辿って- 私たち人間の生活や存在へも影響を及ぼす可能性も否定できません。生物多様性の危機は私たち人間への危機へとつながっているのです。
日本の生物多様性は、
①人間による開発や乱獲
②人の手が加わることにより形成されてきた里地里山などの環境への手入れ不足
③外来種や化学物質による影響
④地球温暖化による影響
といった4つの影響により危機的状況となっています。
生物多様性を危機的状況にしてしまった私たち人間ですが、実は生物多様性の保全のため考え行動できる唯一の種でもあるのです!今回のCOP10は世界規模のものとなりますが、皆さんの生活の中でも生物多様性のためにできることがあります。
①山や川など自然で遊び、身近な生きものを観察する
②地域の環境活動への参加や、ペットや外来植物などを捨てない・逃がさない・最後まで大切に飼う
③家族や友達と自然の恵みや大切さについて話し合う
【自然ふれあい教室でのヒトコマ】(自然のものを使用しての水鉄砲作り)
私たち人間は、生物多様性の和(=様々な生きものとそのつながり)の中で多くの生きものに支えられ“生かされて”います。同じ地球に生まれ存在している“仲間たち”のため、ヒトとして生物多様性について考え行動してみませんか。
~お知らせ~
鹿沢インフォメーションセンターの一角を使用して、生物多様性に関する展示を始めました。「生物多様性とは何か」から「私たちにできること」まで解説を行っております。また、展示物の中に皆さんと一緒に作り上げていくものもあります。参加賞もお渡ししますので、お近くにお越しの際は是非ご参加ください♪(鹿沢インフォメーションセンター開館時間は午前8時~午後5時までとなっております。)