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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

期間限定!

2011年02月07日
万座
ここ数日で日がだいぶ延びるようになってきました。春もすぐそこまで来ているのでしょうか。待ち遠しい反面、スキー場へ出かけると「もうちょっと冬でもいいよ~」と思ってしまいます。寒いのは相変わらず苦手ですけど。

先日、スキー場の合同点検に参加してきました。このスキー場点検は国有林野内に位置するスキー場を安全に利用していただけるようパトロールを行い、危険木や危険箇所がないかといった安全点検をはじめ、スキー場管理者からの整備要望箇所の確認を行う事を目的としています。
点検を行った日は天候も良く、スキー場では様々な景色を見る事が出来ました。

【パルコール嬬恋スキー場から見える浅間山】
雪の白さと冬の澄んだ空気があると景色も一層キレイに見え、その美しさにウットリとしてしまいます。

また、私と同じように寒さが苦手な方もいらっしゃるのではないかと思いますが、寒さがあるから故に見られる光景もあります。それがこちら↓

【草津国際スキー場にて】
周囲の樹木が真っ白くなっているのがご覧頂けると思います。
実はこれ、木についた氷で「霧氷(むひょう)」と言います。霧氷は空気中の水分が樹木などに衝突して付着する氷を指します。その氷の様子などにより3種類に分けられます。
1つ目は、ご存じの方も多いと思う「樹氷(じゅひょう)」。白色不透明な色で、とてももろい氷で覆われています。
2つ目は「粗氷(そひょう)」。半透明から透明に近い色をしています。表面はなめらかな硬い氷で覆われています。
3つ目は「樹霜(じゅそう)」。樹霜は樹氷や粗表とでき方が異なり、空気中の水蒸気が昇華(しょうか 液体を経ずに気体から固体へなること)することによりできます。

【樹氷と粗氷】
樹霜については画像データがありませんでしたが、冬期になると霜が植物などに付着し出来たものが該当するようです。

春に向けて空気中の水分量が増え、冷え込みもあるこれからの時期が、樹氷の季節と言っても良いかもしれません。この時期ならではの、この時期だからこそ見られる自然界の芸術作品、是非ご覧になっていただければと思います。