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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

鹿沢園地の冬

2009年12月18日
万座
寒いですねー・・・って毎回毎回アクティブ・レンジャー日記の書き出しがお決まりになってきてしまっていますね。でも、寒いんです。雪は好きなのですが、寒さには弱いんです。はい、ワガママです。
おっと・・・話の道筋がズレてしまいそうなので軌道修正させていただきます。今回のAR(アクティブ・レンジャーの略)日記は、鹿沢園地での冬の楽しみ方のご紹介です。
鹿沢園地内には鹿沢インフォメーションセンターを中心とし、渓流沿いにある「清流の小径」と森林に囲まれた「かえでの小径」という2つの遊歩道があります。

【鹿沢園地 自然学習歩道】赤線が「清流の小径」、緑線が「かえでの小径」です(鹿沢インフォメーションセンター パンフレットより)。
今回、鹿沢万座パークボランティアさんと「かえでの小径」の様子を確認してきました。

長靴を履いてきて大正解!!足首まで雪に埋もれながらの現地確認となりました(この現地確認を行った数日後に34cmの積雪がありました。これからはスノーシューなどでの散策をオススメします)。
この、鹿沢園地は環境省で整備を行っており、訪れていただいた皆さんに鹿沢や自然の魅力に触れていただけるよう工夫をしています。

【歩道沿いに設置された案内板】
このように、要所要所に案内板を設置し、園地の自然を始め歴史についても学べるよう解説を行っています。看板によって、実際に触れていただけるものもあり、視聴覚全てを使って楽しめる歩道になっています。また、この時期だと、鹿沢園地の魅力の1つである“花”は見ることは出来ませんが、スノーシューを履いて雪上に残された可愛らしい足跡探しが冬の魅力の1つに挙げられます。どのような動物たちが鹿沢には暮らしているのでしょうか。冬の楽しみに、鹿沢園地での散策を取り入れてはみませんか。



万座事務所に着任し、春夏秋冬を(冬はこれからですが)一通り過ごさせていただきました。四季折々にまったく違った表情で、楽しませてくれる自然の魅力を再認識せずにはいられない1年となりました。今年も残すところあとわずかとなりましたね。夏期に活動したデータの整理や報告書作成作業などがあり、今年最後のアクティブ・レンジャー日記となりそうです。来年もまた皆さんに情報発信していきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。よいお年をお迎えください。