ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園

235件の記事があります。

2021年10月21日紅葉のさなかに雪化粧

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

標高約1,500mにある事務所周辺では紅葉がまだ見頃です。

しかし、10月21日朝にうっすらと積雪がありました。

雪は、事務所辺りでは気温の上昇とともに溶けましたが、午後になっても標高の高い所や標高が低くても日当たりの悪い所などでは残っています。

<10月21日の午前と午後の写真。左は午前8時30分頃、右は午後2時30分頃に撮影。右側の東館山のスキーコースのうち標高の高い所は雪が残っているので白く見えます。>

さて、この日は、標高約1,880mの四十八池湿原近くにある公衆便所で閉所作業を行いました。積雪前のつもりでこの日に設定したのですが、結果、このような天気での作業になりました。

来春(例年6月中旬)までこのトイレは使えなくなります。

<作業を終えた帰路で午後1時30分頃に撮影。積雪はくるぶしまで届かない程度です。北斜面の雪は溶けませんでした。写っているのは作業関係者。>

さて、志賀高原の紅葉の状況です。

標高の高い所にある横手山(標高2,307m)や渋峠(標高約2,170m)では、色あせ始め、散り始めになっています。

渋峠を通過する国道292号は、先の週末辺りから積雪凍結による通行止めとなることが多くなりました。これからの時期に渋峠を経由して志賀高原にお越しになる際は、気象情報や道路情報を確認して、必要に応じて冬用タイヤの装着やチェーンを携行し、気を付けてお越しください。

四十八池湿原でも紅葉が散りきらないうちに今日の降雪となりました。早い時期の降雪なので、今後いったん溶けるだろうと思います。

<四十八池湿原。木道にも雪。池塘(池の中の水たまり)の水は凍っています。>

標高約1,500mにある蓮池では紅葉が見頃です。

<雨風により落葉してしまった木もあるのですがまだ見頃だと感じます。中央奥に見える焼額山の山頂部は白く見えるので、雪は溶けなかったようです。事務所の駐車スペースから蓮池を望む。>

さて、志賀高原及びその周辺へのアクセス道路の冬季閉鎖情報が発表されています。

11月上旬から中旬にかけて冬季閉鎖が行われます。長野県側の道路の冬季閉鎖の詳細は次のサイトをご覧ください。

主な道路では、国道292号の「山ノ内町陽坂から群馬県草津町天狗山ゲートまで」の区間が「11月12日(金)13時から」冬季閉鎖されます。冬季閉鎖解除は来年4月22日(金)10時の予定です。

長野県北信建設事務所<https://www.pref.nagano.lg.jp/hokuken/doro/20191014.html>

長野県須坂建設事務所<https://www.pref.nagano.lg.jp/suzakaken/doro/heisa.html>

栄村<http://www.vill.sakae.nagano.jp/docs/964.html>

【環境省の報道発表資料から】

「日本の国立公園フォトコンテスト2021」が開催されます。

・国立公園ならではの景観・環境や地域の伝統文化が伝わる写真など、魅力あふれる情景を募集します。

・期間は、令和3年10月15日(金)から令和4年1月13日(木)までです。

・受賞された方には特典をお送りいたします。

・過去に撮影した作品も募集しておりますので、多くの方の御応募をお待ちしております。

応募方法等の詳細は次のサイトをご確認ください<https://nationalparks.tokyocameraclub.com/contest2021/>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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2021年10月19日苗場山山頂部では湿原に立ち入らないでください

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

長野県と新潟県の県境にある苗場(なえば)山の山頂部では、木道の改修工事を進めています。

これらの木道は、木道を歩いてもらうことで、湿原への立ち入りを防ぐために整備しています。

整備の結果、歩きやすくなっているかもしれませんが、歩きやすくするためだけに整備しているわけではありません。

木道から下りて、湿原に立ち入らないようにしてください。

また、木道の単線区間ですれ違いが発生しそうな場合は、待避線でお待ちいただくなど、避ける際に湿原へ立ち入らなくて済むような対応をお願いします。

湿原へ踏み込むことで、踏んだ所の植物が枯れます。ここに雨が降ると泥炭(湿原に特有の土壌)の流出につながり、湿原の植物の生育が難しくなります。

<人の影響によるものか不明ですが、左手前は泥炭が流出して植物が生えなくなった場所です。右下の黒っぽいものが泥炭。右の木の柵は流出防止を目的とした工作物。>

さて、10月14日に、これまでに整備した木道の状態を確認しました。

確認の結果、通行に支障となるような問題はありませんでした。

ただし、未改修区間には破損した箇所が複数あります。注意して通行してください。

<破損個所の一つ。未改修区間の木道は来年度に整備する予定です。写真左奥から山頂に向かって約300mの区間の木道を今年度改修しました。>

苗場山山頂部は紅葉終盤でした。

この時期の山頂部は、気圧配置や寒気の位置によっては氷点下になったり、雪が降ったりします。冬山の準備をしてお出かけください。

赤倉山、佐武流山方面を望む

<赤倉(あかくら)山、佐武流(さぶりゅう)山方面を望む。湿原植生は淡い褐色。淡い緑色はササ、濃い緑色は常緑の針葉樹。>

【環境省の報道発表資料から】

「日本の国立公園フォトコンテスト2021」が開催されます。

・国立公園ならではの景観・環境や地域の伝統文化が伝わる写真など、魅力あふれる情景を募集します。

・期間は、令和3年10月15日(金)から令和4年1月13日(木)までです。

・受賞された方には特典をお送りいたします。

・過去に撮影した作品も募集しておりますので、多くの方の御応募をお待ちしております。

応募方法等の詳細は次のサイトをご確認ください<https://nationalparks.tokyocameraclub.com/contest2021/>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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2021年09月28日志賀高原 紅葉 始まっています

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

先日、稀なことなのですが、当事務所に志賀高原の紅葉の状況についての問合せがありました。

事務所は志賀高原の標高約1,500mにあり、蓮池(はすいけ)と西館山(にしだてやま)・東館山(ひがしたてやま)などの山々を見ることができます。

志賀高原管理官事務所から蓮池、西館山を望む

<事務所の駐車スペースから。左右方向の道路(国道292号)の向こうに蓮池。中央が西館山、右が東館山。左奥は焼額山。スキー場の滑走コースはウインターシーズンを前に草が刈払われました。>

昨年は、蓮池での紅葉の盛りは10月10日から15日頃でした(2020年12月24日の記事)。

紅葉の時期は標高1,500mでも朝晩冷え込みます。また、蓮池周辺で紅葉が進むと、志賀高原の標高の高い所(横手山や渋峠付近)では積雪することがあります。群馬県側からお越しの際は道路状況を確認ください。

では、志賀高原各所の紅葉の状況です。

■蓮池

蓮池では、池畔の低木は赤く色づいているものがあり、高木は色付き始めているところです。

蓮池の紅葉

<蓮池の紅葉をご覧いただく際、駐車は志賀高原山の駅や志賀高原総合会館98をご利用ください。>

■一沼(いちぬま)

蓮池から1.5kmほど山ノ内町市街地側に向かった(下った)ところにあります。麓から上ってくる場合は、最初に目に付く池です。

標高は約1,420mなのですが、低木が赤く色付く紅葉が9月下旬から見られます。

一沼の紅葉

<早い時間に撮影したので、林縁にある紅葉した低木は高木の陰になってあまり目立ちません。>

一沼の紅葉をご覧いただく際、駐車はサンバレー地区の駐車場(一沼から約200m蓮池寄り)をご利用ください。

■四十八池(しじゅうはちいけ)湿原

硯川地区のほたる温泉バス停から徒歩約1時間です。前山リフト(有料)を使えば徒歩約45分です。

ほたる温泉バス停の標高は約1,690m、前山リフト山頂駅の標高は約1,810m、また、四十八池湿原の標高は約1,880mです。

湿原の草は、わら色になったものが目立ちます。また、山の斜面では色づき始めたものが多くみられます。なお、濃い緑色で梢のとがった木は常緑の針葉樹なので紅葉しない木です。9月24日撮影。

四十八池湿原の紅葉

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。

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2021年09月21日石樋の滝

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

上信越高原国立公園内の嬬恋村に位置する石樋の滝をご紹介します♪

石樋の滝は、群馬県嬬恋村を流れる宇田沢の安山岩床が石畳状に約300メートル続く場所です。

嬬恋村の天然記念物にも指定されており、滝の周辺はひんやりとした空気に包まれ、

苔むした岩と木漏れ日も相まって神秘的な雰囲気です。

↑ 石樋の滝

辺り一帯、涼しい空気に包まれています。

↑ 歩道の先がすぐ滝になっており、滝を間近で見ることができます。

道路から平坦な道を片道30分ほど歩きます。

↑ 9月上旬、滝のすぐそばではダイモンジソウが咲いていました。

↑ 周辺の桜の木は紅葉が始まっています。

周辺の植物や樹木も少しずつ色づき始めており、これからの季節は

紅葉も楽しむことができます。またコロナ禍が収まりましたらぜひおいでください!

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2021年09月16日志賀高原 四十八池湿原 秋進む

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

今回も四十八池(しじゅうはちいけ)湿原の話題です。秋が進んでいます。

四十八池湿原の風景

湿原の植物の色は、茶色がかったり黄色がかったりしているものが増えています。秋が進んでいるのを感じます。

奥にある樹林や山の斜面の植物は主に常緑針葉樹とササなので、色づく植物はあまりありません。

四十八池湿原は標高約1,880mにありますが、アキアカネをまだ見ることができました。アキアカネの多くの個体は既に標高の低い所へ移動している時期です。

木道にとまっておりカメラを近づけても逃げませんでした。

アキアカネ

四十八池湿原には大小の池があり、湿原に付けられた木道脇の池ではイトトンボの仲間が池岸の植物にとまっていました。ペアで飛翔し、産卵しているものも見られました。

写真は同じ種類なのかどうか分かりません。

イトトンボの仲間

また、池にはオタマジャクシがいました。エラのようなものが見られないので、おそらくカエルの幼生だと思います。10月終わりには雪が降るおそれのある標高なので、幼生のまま越冬するのだろうと思います。

オタマジャクシ

さて、毎度のことですが、四十八池湿原の木道の通行について。

表面が削れた板などではボルトが浮き出た状態になっています。凹凸に足を引っかけて転倒しないよう注意して通行してください。

表面の削れた木道

写真はすべて9月15日に撮影。

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2021年09月02日秋めく 志賀高原 四十八池湿原

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

8月30日に四十八池(しじゅうはちいけ)湿原近くにある公衆便所で、便所の状態の確認と便所の利用者数をカウントする機器のデータ回収を行いました。

・便所の状態は特に異常は見られませんでした。

・便所の8月の利用者数は昨年の8月の半分程度でした。

まず、注意喚起です。

四十八池湿原の木道では通行には注意する箇所があります。

■左写真

破損しているものがあります。破損していない板を通行してください。

7月30日までに破損していたものは補修工事が行われましたが、それ以降に新たに破損したものです。

■右写真

表面が削れた板が複数あります。ボルトが浮き出た状態になっています。凹凸に足を引っかけて転倒しないよう注意して通行してください。

四十八池湿原の木道の通行について注意喚起

また、ほたる温泉バス停と四十八池湿原の間で通行に注意する場所があります。

谷側の斜面の崩落により歩道が狭くなっています。谷側に寄らないように通行してください。

歩道の谷側斜面の崩落。通行注意。

<8月11日撮影>

さて、四十八池湿原の様子です。

ウメバチソウやリンドウの花が咲き、イワショウブやモウセンゴケは果実を付けていました。

ウメバチソウやリンドウの花が咲き、イワショウブやモウセンゴケは果実を付けていました

硯川・ほたる温泉バス停付近では、アサギマダラが吸蜜していました。翅(はね)が浅葱(あさぎ)色(=薄い藍色)をしています。

また、四十八池湿原への往復の際に、針葉樹林内を飛翔している個体を複数回見かけました。

アサギマダラの吸蜜

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。その一方で、熱中症にもご注意ください。

厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html>

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2021年08月30日池の平湿原の巡視

上信越高原国立公園 飯島久美子

8月26日に池の平湿原に巡視に行きました。

池の平湿原は、長野県東御市に位置する標高約2,000mの高層湿原で、数万年前の三方ヶ峰火山の火口が湿原になっています。巡視当日は、外輪山が一部崩れ落ちた放開口から湿原に霧が入り込み始めていました。

↑ 池の平湿原の全体写真(写真右上の赤丸の場所が開放口です。)

湿原の中は木道が整備されており、様々な高山植物を間近で観察することができます。

↑ 池の平湿原の木道

湿原では夏から秋にかけて咲く多くの高山植物や、高山蝶を観察できましたので、

一部をご紹介します!

↑ マツムシソウと高山蝶のベニヒカゲ

↑ イワインチン

↑ エゾリンドウ

↑ ヤマハハコ

まさに見頃で、歩道沿いで多く見つけることができました。

↑ ノハラアザミ

ノハラアザミにはどの花にもセセリチョウ等、たくさんの虫が集まっていました。

全てご紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんの種類の花が咲き乱れています。

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厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」

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2021年08月06日苗場山(長野県側)で歩道改修工事を行っています

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

苗場(なえば)山の長野県側、栄村小赤沢と苗場山山頂をつなぐ登山道で、歩道改修工事を行っています。

工事区間は苗場山山頂部で、苗場山神社・赤倉山分岐付近です。

歩道改修区間の位置

<今年度の歩道改修区間の位置(赤色の丸で囲んだ区間)。色のついた線はこれまでに改修した区間。地理院タイルに歩道改修区間などを書き加えて作成した。>

工事内容は木道の改修です。通行する際は現地の案内に従ってください。

木道の状態

<工事区間の木道では経年劣化や積雪による破損などがみられます。これらの木道を改修します。8月4日撮影。>

8月4日は、これまでに改修した区間の木道などが安全に利用できる状態か確認しました。

確認の結果、経年劣化による程度の浅い不具合がいくつか見られたものの、利用に支障のあるものはみられませんでした。

<GISで帳票を作成して野帳としました。現地で気づいたことなどをメモし、帰所してからデータを更新します。>

さて、苗場山の山頂部にはとてもたくさんのトンボがいました。下の写真では50個体くらいが木道にとまっています。そして、写真を撮影している私の周りにも多くのトンボが飛んでいました。

木道にとまるトンボ

<近づいてトンボが飛び立つのを避けるため、ズームで撮影したので、画質が粗いです。>

山頂部で目立った花はキンコウカとワタスゲでした。

ワタスゲとキンコウカ

また、果実をつけたコバイケイソウが多くあったので、苗場山でも今年はコバイケイソウの花の当たり年だったのだろうと感じました。

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厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html>

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2021年07月30日志賀高原 四十八池湿原の木道の応急補修

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

先日、「四十八池(しじゅうはちいけ)湿原」の木道(もくどう)について注意喚起をしました。

7月26日に補修作業が行われ、折れた箇所が応急的に付け替えられました。

しかし、写真手前のように表面が削れた板などは複数箇所残ったままです。凹凸に足を引っかけて転倒しないよう注意して通行してください。

補修された木道

<左は7月9日、右は7月26日に撮影。>

この日は四十八池湿原の近くにある公衆便所のカウンターのデータを回収しました。事務所で内容を確認したところ、7月22日から25日までの4連休に約450人の利用がありました。

例年、7月下旬は利用者の多い時期です。しかし、今年も少なめになりそうです。

四十八池湿原です。鉢山(はちやま)と志賀山の間にあります。下の写真で右奥にあるのが鉢山です。志賀山は撮影者の背中側にあります。

四十八池というのは、池の数が48あるのではなく、池がたくさんあるという意味で48を使っているそうです。

四十八池湿原

<色の淡いところは湿原で、写真中央より奥側で色の濃いところは樹林です。左端中央から逆「く」の字に湾曲して奥に向かっている線は木道です。写真を撮影している場所も木道からです。公衆便所は写真中央付近の樹林内にあります。>

四十八池湿原ではモウセンゴケの花が咲いています。

モウセンゴケの花

<コケと名が付きますが、花を咲かせる(=種子(たね)をつくる)ので、コケ(蘚苔類)ではないことが分かります。>

さて、ほたる温泉(硯川)バス停から四十八池湿原までの間に「渋池(しぶいけ)」があります。

下の写真は渋池を同じ構図で違う日に撮影したものです。左は7月15日、右は7月26日です。

池の中にある緑色のものの位置と形が変わっているように見えます。

渋池の浮島

これは「浮島(うきしま)」です。名のとおり水面に浮かび漂っています。緑に見えるのは草が生えているためです。形が変わったように見えるのは、浮島の向きが変わったためです。

風のある日は浮島が動くのを実際に見られることもあります。

また、渋池と四十八池湿原の間ではヒカリゴケを見ることができます。木の根元や岩の隙間などに生育しています。

ヒカリゴケ

<中央付近で明るい緑色に見えるのがヒカリゴケ。暗い所に生えているものを手持ちで撮影しているので、ぶれています。>

<前回の記事と同じ図ですが、四十八池湿原の場所です。「池めぐりコース」と呼ばれるトレッキングコースの途中にあり、ほたる温泉(硯川)バス停から徒歩で約1時間です。>

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2021年07月20日注意喚起 志賀高原 四十八池湿原の木道

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

志賀高原には、志賀山の火山活動によってできた大小様々の美しい湖沼や湿原があります。

このうち「四十八池(しじゅうはちいけ)湿原」の木道は、破損したものがあるので通行にご注意ください。破損は数箇所あります。

四十八池湿原の破損した木道

<人の歩く部分の板が折れてしまったり、板の表面が削れたりしています。老朽化によるものです。問題のない板を歩いて通過してください。>

池めぐりコースの地図

<四十八池湿原の場所です。「池めぐりコース」と呼ばれるトレッキングコースの途中にあり、ほたる温泉(硯川)バス停から徒歩で約1時間です。>

この日は、ほたる温泉(硯川)バス停から四十八池湿原を通過し、大沼池へ向かいました。

大沼池

<大沼池の水の色。水際に立って見る水の色は無色透明でした。しかし、水面を見下ろすとこのように見えました。空にガスがかかっていても水の色が青く見えます。>

大沼池の水際の湧き水

<大沼池の水際のすぐ脇に湧き水がありました。湧き出ている水と池の水を触って温度を比べると、湧き出ている水が明らかに冷たかったです。伏流した水がたまたまこの場所から湧き出たようです。>

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