ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 立山

142件の記事があります。

2020年11月13日11月の積雪期に立山室堂平周辺に訪れる皆様へ

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

積雪期に立山室堂平周辺を訪れる利用者の皆様の安全確保と自然環境保全のため、立山室堂地域関係者で構成する「室堂平周辺積雪期利用適正化協議会」では、積雪後から11月30日まで「室堂平の積雪期利用ルール」を策定しています。

立山室堂へお越しの際は以下のルールをお守りください。

R2_秋期リーフレット

■積雪期におけるテント泊について

テント泊を予定している方は、冬山に対する高度な知識と技術、十分な装備を持った上で自己責任のもと利用してください。

雷鳥沢野営管理所は10月31日~翌年4月下旬まで冬期閉鎖しています。野営場は利用可能ですが、トイレや水場は使用できないため、携帯トイレをお持ちください。(入山安全相談窓口、ホテル立山2F売店で販売しています)

・テント設営を予定している方は、登山届を事前に提出している場合であっても、室堂ターミナル内の

 入山安全相談窓口にて必ずレクチャーを受けてください。

・少しでも技術、体力、装備に不安のある方は山小屋(山小屋は11月24日(火)宿泊まで営業)やホテルを

 ご利用ください。

■室堂平仮設野営指定地の開設について

山小屋が休業する11月25日(水)~アルペンルートが閉鎖する11月30日(月)までの間、応急的に室堂平仮設野営指定地を開設します。詳細は信越自然環境事務所HPでお知らせしますのでご確認ください。

 ~テント宿泊について~

  11月25日までは雷鳥沢野営場をご利用ください。

  11月25日の宿泊から雷鳥沢野営場もしくは、室堂平の仮設野営指定地をご利用ください。

  室堂平では、上記以外の場所ではテント設営はできません。ご協力お願いいたします。

立山周辺や雷鳥沢野営場、室堂平の植生上、登山道上にし尿やゴミが放置され、環境汚染が懸念されています。携帯トイレをお持ちください。

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新たな生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2020年11月09日【紅葉情報】黒部峡谷の紅葉見頃です。

中部山岳国立公園 立山 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

黒部峡谷の紅葉が見頃を迎えていました! (写真はすべて11/7に撮影)

黒部峡谷は、宇奈月温泉から切り立った峡谷沿いにトロッコ列車が走っており、終点の欅平まで乗り物で行くことができます。

このトロッコ列車は、もともとは観光用列車としてではなく、黒部川の水力発電開発を進めるために作られたものです。現在は、冬のシーズンを除く4月~11月までの間、黒部の大自然を気軽にトロッコ列車を乗って楽しめるようになっています。

この日は、沿線の木々が紅葉を迎えており、終始絶景の中トロッコ列車が進んでいきました。

<宇奈月ダムの湖面橋>

<トロッコ列車からの紅葉>

<冠雪しているのがサンナビキ山周辺。雪と紅葉の両方が見られるという贅沢。>

終着駅の欅平駅です。

 

<欅平にて> 

<欅平 黒部川と紅葉>

<欅平河原の足湯は残念ながら今シーズンの営業は終わっていました。>

この日は、お昼頃から雨が降ってきましたが、雨と霧が幻想的な雰囲気を醸し出していました。

<欅平駅上の展望台より奥鐘橋>

欅平駅を出てすぐ正面にあるのが「欅平ビジターセンター」です。

<欅平ビジターセンター>

黒部峡谷や中部山岳国立公園についての情報を知ることができますので行かれた際にはぜひお立ち寄りください。

<2Fの映像シアター>

欅平ビジターセンター

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2020年11月06日富山空港にて国立公園紹介&写真展示中

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

11月2日から12月14日まで富山きときと空港にて、国立公園紹介と写真を展示中です!

入ってすぐの場所です!

(レイアウト、模索中です...)

写真は、2週間程度でテーマを変えていく予定です。

初回は「 いきもの 」です。

中部山岳では動物、昆虫、鳥...様々ないきものが暮らしています。

立山と言えば!のライチョウの写真も展示中です。

富山きときと空港へお越しの際はぜひご覧ください!

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2020年11月04日立山室堂は冬を迎えています

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

1017日に立山の初冠雪が発表されました。

平年より遅いとのことですが、一昨年・昨年と雪が少なかったため、今年は積雪量が多く感じられます。

写真はすべて10月末に撮影したものです。

今日(11月4日)の室堂ライブカメラは真っ白(ホワイトアウト)、写真の時より更に積雪していると思われます。

■今シーズンの代替歩道(※)の橋等は、冬期のため撤去しました。

写真の通り、室堂側の代替歩道入口にはロープを張っています。

通行していただく分には問題ありませんが、渡渉する可能性があり、通行には注意が必要です。

また、積雪しており、深いところでは1m以上あります。

******

※呼吸器疾患や心臓病等持病のある方、妊婦、乳幼児などは高感受性者と呼ばれ、低濃度の火山ガスでも体に影響がある可能性が高いとされています。

室堂から雷鳥沢をつなぐ「代替歩道」は、火山ガスの影響が強いエンマ台から大日展望台間を避け、雷鳥沢まで歩くことができる道です。)

■エンマ台から大日展望台、雷鳥沢野営場等に設置した火山ガス濃度検知器は、

冬期のため10月末に撤去しました。

地形や風によって火山ガス濃度が急激に高くなる可能性もありますので、注意してご通行ください。

■雷鳥沢野営場管理所は10月末で冬期閉所しました。

野営場(キャンプ場)はご使用いただけますが、厳冬期のテント泊には経験や技術が必要です。

トイレや水場はありません。携帯トイレは忘れずにお持ちください。ゴミ(ペグ類)もすべてお持ち帰りください。自然素材であっても高山では還るのにとても時間がかかります。

携帯トイレは室堂駅内の入山安全相談窓口か、ホテル立山2階のお土産売り場で販売しています。

回収(ゴミ箱)は室堂駅内にあります。

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2020年10月23日令和2年度火山ガス救急救助訓練

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

先日、令和2年度立山室堂地区安全対策連絡協議会 火山ガス安全対策救急救助訓練を行いました!

立山の室堂には「地獄谷」と呼ばれ、有毒ガスが発生するエリアがあります。現在は、地獄谷への立入りを禁止しています。

周辺の歩道である「エンマ台~雷鳥荘」間は火山ガスの噴煙が風に運ばれ特に影響を及ぼしやすい場所です。

環境省では、グリーンシーズンの間、このエリアの火山ガスの状況を検知器や監視員の巡回によって常時モニタリングしています。

<火山ガス情報ステーション>

今回は、万が一の自然災害や、特殊災害の発生に備え、山岳警備隊や消防、火山ガス監視員等の関係者と連携した救急救助訓練を実施しました。

当日は、歩道を歩いていた通行者2名が有毒ガス濃度の急激な上昇で倒れてしまった。というシチュエーションで訓練がスタートします。

<監視員と先行隊の山岳警備隊が傷病者を発見>

今年は、コロナ渦ということもあり、手袋や検温、シートで包む等、今まで以上に神経を使いながら搬送をする場面もありました。

<搬送車をシートで傷病者を覆う>

<傷病者がストレッチャーで搬送される>

また、事故発生に伴い、2次災害を発生させないための連絡体制の確認も行いました。

<訓練終了後の意見交換>

また午後には、火山ガスの有識者である、東京工業大学 野上教授による火山ガスについての講習会も行いました。(今回はリモートで実施しました)

日本は火山大国とも言われますが、全国に111の活火山があり、1951~2010年の間に発生した火山ガスによる事故は30件以上、53名の尊い命が失われました。

火山有毒ガスは、徐々に気分が悪くなるのではなく、条件が揃うと一瞬で倒れてしまったり、気を失ってしまうというとても恐ろしいものだそうです。

ですので、ちょっとだから大丈夫と思わず、危険区域(立入り禁止区域)には入らないことが重要です。

これからも、事故が起きないことを願っています。

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2020年10月15日イタセンパラ生育状況調査~その②

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

先日のイタセンパラ生育状況調査に佐藤アクティブレンジャーと行ってきました。前回の佐藤ARの投稿はこちら。

>>>2020.9.25イタセンパラ生育状況調査

時間が空いてしまいましたが、今回はその後の保護池での調査の様子です。

今回は、イタセンパラが順調に生育しているかどうかをイタセンパラ保護池で確認をしてきました。

<氷見市にあるイタセンパラ保護池>

※一般の方は保護池を見学することは可能ですが、池での採取は禁止です。

保護池内は、大きい池や小さい池、ワンドなど実際の川の生態系に近づけたつくりになっており、イタセンパラの飼育研究が行われています。


秋はイタセンパラの繁殖期にあたり、とても重要な時期です。イシガイやドブガイの二枚貝の体内に卵を産みこみます。

前日に仕掛けていた定置網を回収し、魚の種類ごとに分けていきます。私はまだ、種類を見分けることができないので精通されている方々がどんどん仕分けていきます。手際の良さはまさに職人技です!!

※一般の方は保護池を見学することは可能ですが、池での採取は禁止です。

そして、その結果は、イタセンパラを確認でき、順調に生育している様子を見ることができました。

こちらがイタセンパラのオスです。

尾ひれが黒っぽく、おなか周りは婚姻色と呼ばれるきれいなグラデーションを見ることができました。

そして、こちらがイタセンパラのメスです。

お腹付近から産卵管が出ているのがわかります。この産卵管を二枚貝の口に入れて排卵をするようです。

イタセンパラが絶滅を危惧される一方で、外来種として増殖しているのが「タイリクバラタナゴ」です。

<タイリクバラタナゴ。氷見ラボにて>

タイリクバラタナゴは、イタセンパラと大きさや形が似ており、繁殖期にイタセンパラの雌がパートナーを勘違いし繁殖機会を失っていたということが氷見ラボの研究でわかってきたようです。(タイリクバラタナゴとイタセンパラでは繁殖ができない)

>>詳細を知りたい方はこちら

イタセンパラを絶滅させないために日々、調査、研究に尽力いただける方々がいることで、この地球上の豊かな自然が持続し、守られていくのだと思います。

富山へお越しの際には、「氷見ラボ」や「イタセンパラ保護池」へぜひお越しください。

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2020年10月08日下ノ廊下2020年も通行にご注意ください

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

富山県警察の方にお誘いいただき、10月3日(とざんの日!!!)山岳遭難防止啓発キャンペーンが行われました。

黒部峡谷鉄道宇奈月駅前で下ノ廊下方面に行く利用者に向け、歩行注意のリーフレットやポケットティッシュを配布しました。

山岳遭難キャンペーン

■リーフレット

宇奈月駅で配布したので、"水平歩道へ向かわれる皆様向け"ですが、下ノ廊下を踏破される皆様、ご注意ください。

リーフレット下ノ廊下

2018下ノ廊下

2018年撮影のものです]黒部に怪我なし(落ちたら怪我では済まない)

昨年、下ノ廊下では10日間に5名の方が転落によりお亡くなりになりました。

道が危険というよりは、その時の気象、体力に合った荷重、心理状態(不注意)、登山経験(普段からのトレーニング)など、細かな原因が集まった結果なのかなと思います。

ヘルメット、ライト(予備電池も)お忘れなく!!

黒部峡谷鉄道

阿曽原温泉小屋...今シーズンは小屋営業を休止し、テントサイトのみ営業中

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2020年10月05日剱岳登山道巡視

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

剱岳の登山道巡視に行ってきましたのでその時の様子を書いていきます。剱岳は立山連峰の北部に位置する標高2,999mの山です。急峻な岩壁と氷河によって削られた山容は「岩と雪の殿堂」とも称されています。

今回は室堂を出発し、剣山荘から別山尾根ルートのピストンで歩いてきました。(山行日:9月15~17日)

※剱岳別山尾根ルートは一般登山の中でも上級者向けのルートとなっています。山行に行かれる際には十分な計画と準備をお願いします。

1日目は室堂から剣山荘までの道のりで、歩道は終始よく整備された道を進みました。

剱御前小屋まで登りきったところで大きな剱岳の山容が姿を現しました。

その日は剣山荘で宿泊です。

<剣山荘と剱岳>

剣山荘も他の山小屋と同様に、宿泊人数の規模を縮小し、アルコールや寝室・食堂のパーテ-ションの設置などコロナ対策をしっかりとされていました。

<夕暮れ時の一枚>

山小屋の灯りが、登山者に安心感を与えてくれます。やはり山を利用するにあたり山小屋はなくてはならない存在です。

2日の早朝。

<剣山荘前にて>

この日は予報では天気も持ちそうとのことで剱岳を目指して歩きはじめます。

歩きはじめてしばらくして、最初の鎖場1番に到着しました。

剱岳別山尾根ルートでは、鎖場が合計で13カ所に設置されています。(上りで「1~9番」、下り「10~13番」)

<2番の鎖場>

一服剱、前剱と厳しい岩場や上りが続き、前剱まで上ってきました。

ほぼ同スピードで上っていた栃木からの登山者さんと何度かお会いしましたが、ここでもお会いし、写真を撮っていただきました

<撮っていただいた1枚。剱岳を背景に>

鎖場、岩場を順々にクリアし、

上りで最後の難所となる鎖場9番「カニのたてばい」に取りつきます。

高度感のある岩場を登っていきます。鎖を補助にしながら慎重に進みます。

無事カニのたてばいを登り終えて、しばらくして山頂に到着です!

<山頂での1枚。ここでも栃木からの方にせっかくだからと撮っていただきました。>

<早月尾根。小さく見える赤い屋根が早月小屋>

<北方稜線方面。ここから先は一般登山者は進めません。>

<遠くに中腹に雲がかかっていますが富士山も望めました。>

山頂で一休みをしたら、下山です。別山尾根ルートは上りルートと下りルートが途中別々になるので看板・道標に注意しながら下りていきます。

岩場や鎖場は下りの方が恐怖感・高度感を感じやすいので、一歩一歩慎重に下りていきました。行程には余裕を持って無理のない計画をお願いします。

<10番 カニのよこばい。慎重に進みます。>

今日の宿となる剱澤小屋に到着です。

<小屋前の看板と剱岳>

<今夜の夕食。あたたかいご飯に豪華なラインナップ>

3日目の下山途中には雷鳥にも出会うことができました。ヒナもすくすくと成長している姿が見られました。

今回歩いた室堂~剱岳(別山尾根ルート)の登山道は概ねルートや案内看板もしっかりとありました。剱岳周辺の山小屋は今年は10月初旬に閉まってしまいます。(剱岳もいつ雪が降ってもおかしくない時期です。)登山を計画される際にはしっかりとした準備と情報収集をお願いします。

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2020年09月25日イタセンパラ生育状況調査

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

よろしければ前回の調査の様子をご覧ください。

 ・2020.7.21アクティブレンジャー日記

 ・2020.7.28アクティブレンジャー日記

先日、イタセンパラの生育状況確認調査のため、再び氷見市に向かいました。

氷見市役所 氷見市教育委員会へ伺い、教育長から昭和の子供の頃の氷見の様子を聞くことができました。

氷見市は能登半島の付け根に位置し、海も森も近く、自然豊かな場所です。

氷見と言えば「ブリ」が有名ですが、昔は子供が今晩のおかずを捕まえてくるのが当たり前だったため、冬の海は寒く釣りができず、川で捕れる魚は貴重なたんぱく源でした。

川魚の中でもフナは重宝され、イタセンパラは(その感触か見た目からか)「ベト」「ベコ」「ベッチョ」と呼ばれ、捕えてもすぐに捨てられる魚でした。

■ひみラボ水族館で飼育されているイタセンパラ(オス)

オスの婚姻色は、腹が赤くなり、ヒレが黒くなりますが、飼育されているものは日照不足によるものなのか、赤みがわかり辛いようです。

イタセンパラオス

イタセンパラは昭和496月に文化財保護法・天然記念物(文化庁)、

平成7年に絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)・国内希少野生動植物種(環境省)に指定されていますが、現代では川に入る機会は滅多に無く、普段の生活で目にすることがないため、氷見市民であっても認知度が非常に低い状態でした。

イタセンパラが地域の宝であるとの認識を高めるため、氷見市教育委員会では市内小学校の総合学習の授業にイタセンパラを教材として用い、生徒による飼育活動や出前授業を行うなど、積極的に普及啓発活動も行い、生息地の保全活動に繋げられるよう尽力されているそうです。

また、イタセンパラを表紙に用いた(かの有名な)学習帳を作成し市内の小学1、2年生に配布しているそうです。

■ひみラボ水族館で発売中!

(市内の小学生で2冊目が欲しい場合は100円で購入可)

◯ャポニカ学習帳

■現在、イタセンパラは教科書にも掲載されているそうです!

■その後、保護池に定置網を仕掛けました。

結果は後日、一ノ枝ARがアップします。

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2020年09月11日【立山室堂】地獄谷代替歩道

中部山岳国立公園 一ノ枝亮輔

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の一ノ枝です。

先日、室堂平にある地獄谷代替歩道周辺を巡視してきました。

地獄谷代替歩道(以下、代替歩道に省略)という名前はあまり馴染みがないかと思いますが、室堂山荘東部から雷鳥沢キャンプ場につながる道のことを言います。

<地図の赤線部が代替歩道   出典:国土地理院地図を加工>

黄色く囲っている部分が地獄谷です。地図記号で温泉?!みたいなマークに見えるのが「噴火口、噴気口」を示す記号です。

地獄谷は、現在も活発に噴気を上げており火山ガスが発生しています。周辺の歩道を通行する際には注意が必要です。

※地獄谷を通るルートは現在通行止めとなっています。

<火山ガス通行注意喚起ポスター>

アルペンルートの各駅や山小屋、ホテル等に掲示しています。A4サイズのチラシでも配布しており、左上のQRコードからは現在の火山ガスの状況を確認できます。

↓↓↓下記のサイトからも火山ガス情報をご覧いただけます。

http://52.68.12.47/

この地獄谷周辺を迂回するようなルートになっているのが代替歩道です。

この日の午前中は立山がきれいに望めました。

<右上にポツンと見える建物が雄山神社>

室堂山荘東側から進むと途中に突如現れてくる大きな鉄の扉があります。

しばらく待っていると、「フウオーーーーーン」と中から響き渡る音が聞こえてきます。

そう、この扉の先に立山トンネル(3.7km)が掘られて室堂(2450m)と大観峰(2316m)がつながっています。そこに電気で走る立山トンネルトロリーバスが走っているんですね。日本でトロリーバスが走っているのは唯一立山だけです!

<立山トンネルトロリーバス。写真は別日に撮影>

そんなトンネルの扉を横目に先を進むと雷鳥沢キャンプ場と一ノ越へ向かう分岐点に出合います。

<左上に延びる道が一ノ越へと向かう道>

今回は、一ノ越方面へ進み、室堂へと戻りました。

<左に室堂平、中央に噴煙を上げているのが地獄谷、奥には奥大日岳・大日岳>

<アルペンルートから室堂ターミナルを望む>

アルペンルートでは早くも?!冬支度の準備で竹や木の棒が側道に建てられていました。

これから立山は楽しみな秋、そして間もなくして冬が訪れそうです。

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