ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年09月26日秋支度急ぐ篭ノ登山(かごのとやま)!

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

万座自然保護官事務所の周辺も日に日に秋めいてきて、山の上では紅葉も始まっています。

そんな中、9月20日に篭ノ登山(かごのとやま)周辺を巡視しました。

浅間山外輪山と車坂峠を挟んで西に、水の塔山、東篭ノ登山、西篭ノ登山という3つの峰が連なっており、

9月末に開催されるASAMA2000スカイレースの会場でもあります。

高峰温泉前にある登山口から登り始めると、すぐに様々な秋の高山植物に出会えます。

【シラタマノキ】

【マツムシソウ】

最初は森の中の登山道を進みますが、水の塔山の山頂に近付くにつれ、

登山道は岩場になり、大きな岩がところどころに立ちふさがるようになります。

【登山道に立ちふさがる大きな岩】

高山の岩場に生息する日本固有種イワインチンも見頃です。

【イワインチン】

水の塔山山頂からは東篭ノ登山を目指して稜線歩きになります。

稜線では、湯の丸高峰林道や遠くの町がよく見えます。

切り立っていて道が狭い場所もあるので、しっかり足下に注意して歩きましょう。

【東篭ノ登山の遠景】

【稜線から切れ落ちているガレ場】

【東篭ノ登山の山頂】

巡視当日はあいにくの曇りだったのですが、東篭ノ登山の山頂は周囲に木がないので

晴れていれば長野県側、群馬県側の360度の展望が開けます。

また、高山植物保護のためにロープが張られています。

登山道を外れて植物が生えている場所に立ち入らないようにしましょう。

【高山植物保護のために張られたグリーンロープ】

山頂から池の平湿原方面に下り、ガレ場を抜けると樹林帯に入ります。

ナナカマドやカラマツなどが色づき始めており、いよいよ紅葉のシーズン到来です。

40分程度で、林道沿いにある池の平駐車場に到着します。

【赤い実をたくさんつけたナナカマド】

そして本日のクライマックスは下山後に林道で見かけたカモシカ!

食欲の秋に、たくさん餌を食べて準備しているのでしょうか。

【優雅な姿です】

これから秋が深まり、一月も経てば山も雪に覆われ始めることでしょう。

しかし、個人的にはその短い秋が最も美しくて好きです。

この季節を充分に楽しみながら日々の仕事に励みたいと思います!

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