ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 平湯

19件の記事があります。

2018年08月02日*アクティブ・レンジャー写真展開催中! @乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原にある宿泊施設、『休暇村乗鞍高原』の温泉施設の休憩場所にて、

アクティブ・レンジャー写真展を開催しています。

 

信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、

上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが、昨年度の活動中に撮影したイチオシ写真の

数々を展示しています。

それぞれの国立公園自慢の風景だけではなく、活動の視点からの写真も数多くありますので、

「へ~そうなんだ!」「そんなこともやってるんだね」などと感じていただければ大変嬉しいです♪

宿泊や日帰り入浴等で休暇村乗鞍高原をご利用の際はぜひお立ち寄りください!

 

 

会場は温泉施設の休憩場所なのでくつろいだ雰囲気です。

 

乗鞍岳の動物たちについても少し紹介しています。

 

国立公園の公式インスタグラムやフェイスブック、アクティブ・レンジャー日記も

「さりげなく」 紹介しています♪

 

国立公園公式インスタグラムには日本の国立公園34箇所のレンジャーやアクティブ・レンジャーの

撮影した写真を中心に、国立公園での感動をテーマにたくさんの写真が投稿がされています。 

こちらもぜひご覧になってください!

>> 国立公園公式インスタグラム << 

 アカウント名 nationalpark_japan

  https://www.instagram.com/nationalpark_japan

 QRコード

 

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2018年07月27日*高山植物開花状況@乗鞍畳平お花畑*

中部山岳国立公園 丸山由起子

7月26日、乗鞍畳平にて飛騨乗鞍観光協会主催の自然観察教室が開催され、その講師の

一人として参加してまいりました。

 

今年は雪融けが早く暑い日も多いため、乗鞍畳平では例年よりも高山植物の開花時期が

かなり早くなっています。

 

そこで7月26日現在、お花畑で見ることのできるお花を紹介いたしますね。

乗鞍畳平へお花を見に来られる際のご参考にしてください。

いずれも撮影は7月25日・26日です。

 

 

(写真左上から右方向へ順に)

イワギキョウ / ウサギギク / イワツメクサ

コウメバチソウ / コバイケイソウ / シナノオトギリ

ハクサンボウフウ / オンタデ(雄花) / シナノヒメクワガタ

 

 

 

ミヤマアキノキリンソウ / モミジカラマツ / ヨツバシオガマ

ミヤマクロスゲ / ネバリノギラン / ミヤマゼンコ

ミヤマハタザオ / ミヤマキンポウゲ / ミヤマアカバナ

 

 

雪が遅くまで残る一部の場所では、まだ下の写真のような春の花を見ることができます。

ですがこの暑さでは時間との勝負です!

 

ハクサンイチゲ / コイワカガミ / ミツバオウレン

チングルマ(花)  →  チングルマ(綿毛)

※ お花畑のチングルマはほぼ綿毛の状態になっていますが、一部で花を見ることができます。

ただチングルマの花期は1週間ほどと短いためすぐに終わってしまいそうです。

 

そして高山植物の女王様「コマクサ」

(7月26日撮影)

現在乗鞍畳平では群生しているたくさんのコマクサを見ることができます!

けれど見頃が終わりに近づいているような気配がありますのでお急ぎください。

※ コマクサは乾いた砂礫地を好むため「お花畑」には咲いていません。

鶴ヶ池の周辺や大黒岳、魔王岳、富士岳のそれぞれ登山口付近が見やすくておすすめです。

 

お花の開花状態は今後の天気状況等によって、短く終わってしまったり長く持ったりと変わりますので、

そのあたりはご了承ください。

 

乗鞍畳平では、乗鞍岳自然観察教室が8月1日、2日、11日の午前9時半~12時にも開催されます。

お花の説明や乗鞍岳の自然のことなどを聞くことができますよ♪

詳細は以下のサイトをご参照ください。

<乗鞍岳・乗鞍スカイラインHPより>

https://norikuradake.jp/event/%E4%B9%97%E9%9E%8D%E5%B2%B3%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E6%95%99%E5%AE%A4/

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2018年06月19日*乗鞍畳平に高山植物が咲き始めました*

中部山岳国立公園 丸山由起子

先週(6月13日)のことになりますが乗鞍畳平へ現地調査に行ってきました。

 

■お花畑

6月13日時点ではお花畑へ下りる階段に雪が残っているため立ち入り禁止でしたが

雪にステップを切る作業が行われ、6月17日から通行可能となっています 。

 

<お花畑の木道が見えています>

  

<ステップを切る作業中>

 

今年は畳平の高山植物の開花も早いようで、もうハクサンイチゲが咲いていました。

  

鶴ヶ池の周りなどではキバナシャクナゲが、富士見岳への登山道ではコメバツガザクラや

ミネズオウが咲いていました。

これから次々といろいろな花が咲き始めるでしょう。

 

■生きもの

乗鞍畳平へお越しになる多くの方々が「会いたい!」とおっしゃるライチョウたち。

今は繁殖期のためオス達はなわばり争いで大忙し! 

人間の存在をあまり気にせず動き回っているため出会う確率が高いですよ。

調査当日も2羽のオスのライチョウがかなり長い時間、空中戦をやっていました。

 

<岩の上で見張るライチョウ>

 

<侵入者を発見して飛んだ!>

 

他の鳥たちも元気です。

イワヒバリは岩の上で高らかに歌を歌っていました。

人をあまり恐れないので、ソーっと近くまで寄ることができますよ。

 

■アクティビティ

鳥だけでなく、人も元気です!

この時期でも雪が残る大雪渓ではスキーを楽しんでいる方々がいらっしゃいました。

雄大な景色を眺めながら滑るのは気持ちよいでしょうね。 

 

もちろん登山もできます。

大黒岳、魔王岳、富士見岳の登山道に積雪はありません。

剣ヶ峰への登山道には積雪が残っている場所が2箇所あります。

雪の状況によってはアイゼン等の滑り止めが必要になりますのでご注意ください。

 

<富士見岳頂上からの畳平>

 

 

■ご注意&お願い

○剣ヶ峰登山の際は登山届けをバスターミナル内の案内所に設置されているBOXへご提出ください。

○登山道に雪が残っている場合、雪を避けようと登山道を外れて登る方がありますが、落石の危険や

植生にダメージを与えますのでおやめください。

○天気が悪い時などは気温がかなり下がります。防寒対策をお忘れなく。

○乗鞍岳はツキノワグマの生息地です。夏は高山植物が豊富な畳平に上がってきます。クマ鈴等を

利用し突然の遭遇の予防をお願いします。

 

 

梅雨時期なので天気が悪いことも多いですが、ライチョウに出会う確率が高い時期ですし、

高山植物も次々と咲き始めるとても良い季節です。

ぜひ乗鞍畳平へお越しください!

 

※リアルタイムな乗鞍畳平の情報は、以下のサイトや現地の案内所等でご確認ください。

○乗鞍岳・乗鞍スカイライン公式サイト  https://norikuradake.jp/

○飛騨乗鞍観光協会HP  http://www.hida-norikura.com/norikura/

○現地問合せ先(乗鞍バスターミナル内 乗鞍総合案内所) 090-8671-3191

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2018年06月11日*乗鞍山麓五色ヶ原の森 開山祭&現地視察会*

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯からこんにちは。

 

ちょっと前のことになってしまいますが、5月20日に岐阜県の乗鞍岳山麓にある五色ヶ原の森の

開山祭と現地視察会に参加しました。

 

<開山祭の様子>

 

五色ヶ原の森は乗鞍岳の溶岩台地になっていて、溶岩と溶岩の隙間が多いため空気がたまりやすく、

冬に冷やされた冷たい空気が隙間から外に流れ出して夏でも涼しいのです。 

そのため実際の標高は1500mほどですが、標高2000mくらいの植生を見ることができる場所に

なっています。

 

下の写真のように溶岩が積み重なって塊になっているような状態を地元ではゴスワラと呼んでいて、

このような岩が積み重なった隙間に空気がたまります。

<ゴスワラ>

この岩の隙間から冷たい風が流れてきて、まるで天然のクーラーのように涼しいんですよ。

  

今回の視察では五色ヶ原の森のガイドさんの案内でシラビソショートコースを歩きました。

 

「フキノトウは大きくなっても葉っぱを天ぷらにするとおいしいよ。

茎もポキッと折れればまだ十分柔らかいから冷たい流水にさらしてアクをとると

おいしく食べられるよ。」

【ご注意】五色ヶ原の森は国立公園内ですので、みなさんがフキノトウを取るのは

別の場所でお願いしますね。

 

「シラビソの幹にある小さな膨らみを指でつぶすと香りのある液が出てくるから、ガイドをしていて

へばってしまった人なんかがいると、それをこめかみにちょこっとつけたり、なめたりして

気付け薬みたいに使うんだ。 山ではそこにあるものでなんとかしないといけないことも多いからね。」

私もつぶしてみました!

感覚は人それぞれですが、私は柑橘系とミントが混じったような爽やかな香りを感じました。

それをちょっぴり唇につけてみたら、ずいぶんと長い時間スーッとした感覚がありました。

でもこの液にはヤニ成分が含まれていてかなりべたべたするので、液に触るのは

ほんのちょっぴりがおすすめです。

 

「クリの木はコケが付きにくいから、木道なんかに使うと滑らなくていいんだよ。」

 

 

地元の歴史や生活、乗鞍の自然や山で生きる知恵などを聞きながら歩く森の中は

新しい発見が多かったです。

 

そして視察会のフィナーレにはそれにふさわしい景色が眼前に広がりました。

<布引滝>

 

五色ヶ原の森は入山者数を制限して自然を保護しています。

そのため完全ガイド制になっていて予約が必要ですので、詳しくは乗鞍山麓五色ヶ原の森の

ホームページをご参照ください。

○ 五色ヶ原の森HP <http://goshiki2004.com/ 

また昨年の記事もご覧下さいね。

http://chubu.env.go.jp/blog/2017/05/post-352.html

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2018年06月07日*オオハンゴンソウ除去作業@乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

6月5日は「乗鞍高原を美しくする会」のメンバーさんたちと一緒に、乗鞍観光センター近くの

ワサビ沢沿いに群生しているオオハンゴンソウの除去作業を行いました。

 

作業前写真です。

花が咲く前なのでわかりにくいですが、河原にはオオハンゴンソウ群落が「我が世の春」とばかりに

全盛を極めていました。。。。

赤く囲った中の草は、ほぼすべてがオオハンゴンソウではないか!というような勢い。

印はつけていませんが、立っている人の後ろの背の高い草の中にもうじゃうじゃなんです。

 

手で引っ張っただけでは根まで抜けず、株が大きいため根こそぎ取ろうとするとスコップや

鍬(クワ)でグイッと深くまでほじってやらないといけません。

結構な力仕事。

 

まったくうれしくないですが、、、オオハンゴンソウの大収穫祭。

 

まだ開花前で種子もできていませんので、根っこ部分だけを切り取って処分します。

 

こちらは除去作業後の同じ場所の写真です。

作業前写真とは生えている草の量が全然違っているのが一目瞭然ですよね。

これだけオオハンゴンソウが繁茂していました。

 

「乗鞍高原を美しくする会」は、乗鞍高原の環境保全のための活動をしている団体で、地元住民の方々で

構成されています。 昭和60年から美化清掃や外来植物除去等の活動を熱心にされてきて、今年度は

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰もされました。

 

こうした地元の方々の地道な活動のおかげで国立公園の自然が守られています。

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2018年06月04日*乗鞍高原のレンゲツツジ、お見逃しなく!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

 
乗鞍高原一の瀬園地のレンゲツツジがいよいよ見頃になってきましたよ!

(6月4日撮影)

 

 
どじょう池にお花畑になっているミツガシワもまだまだ楽しめます♪

(6月4日撮影)

 

乗鞍高原のレンゲツツジ、どうぞお見逃しなく!

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2018年05月31日*乗鞍高原一の瀬園地のレンゲツツジが咲き始めました!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

乗鞍高原一の瀬園地には、レンゲツツジの群生地があります。

昔、一の瀬園地で牛が放牧されていた時に、牛が食べない植物としてレンゲツツジが

残ったため群生地になりました。

しかし牛の放牧がされなくなり、だんだんと他の植物が成長してレンゲツツジが目立たなく

なってきてしまいましたが、乗鞍自然保護センターの職員さん達を中心とした地元の方々の

地道な活動のおかげで、またレンゲツツジがきれいに見られるようになってきました。

 

そんな一の瀬園地のレンゲツツジ群生地、昨年よりも10日ほど早く開花し始めましたよ。

(5月28日撮影)

 

まだ1~2分咲きくらいですが、来週にはかなり楽しめる咲き具合になりそうです。

 

現在の咲き具合でも、角度によっては↓こんな写真も撮れました。

(5月29日撮影)

 

 

 

あざみ池やどじょう池、牛留池ではミツガシワもきれいです。

 (↓どじょう池のミツガシワ 5月30日撮影)

 

乗鞍高原では今まさに花の旬がどんどんと訪れています♪ 

とてもよい季節ですので、ぜひ足をお運びください!

 

※レンゲツツジ群生地の場所

マップ.pdf

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2018年05月30日*乗鞍岳春山バス、区間延長!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

春山スキー・乗鞍岳登山・雪見などで人気の乗鞍岳春山バスが、明日5月31日(木)より

区間延長が決定しました。

肩の小屋口・大雪渓まで行けるようになります!

「バスを降りればすぐスキーができる♪」 「バスを降りたら目の前に素晴らしい景色!」などなど、

より手軽に乗鞍を楽しめますよ。

 

本日、関係者が参加して安全確認等をしてまいりました。

 

ここのところの暑さで位ヶ原山荘までの雪壁はだいぶ融けてしまいましたが、位ヶ原山荘より上では

まだまだ雪がたっぷりです。

 

 

一番高いところでは、雪壁が7mもありましたよ!

 

松本でも平地では30℃近い暑さなのに、乗鞍岳には雪がまだこんなにたくさんあって、

とっても涼しい別世界です!

 

「涼しいところはトイレが心配」という方もご安心を。

松本市の職員さん達ががんばって雪かきをしてくださり、肩の小屋口・大雪渓バス停にあるトイレが

使用可能になっています。

 

※乗鞍岳春山バスのご利用については下記サイトや、のりくら高原観光案内所で情報をご確認くださいね。

http://norikurakogen.info/product/haruyama-bus/

【 ご注意とお願い 】

■肩の小屋口・大雪渓バス停より先の車道はまだ除雪作業を行っており、車道を歩いて

畳平へ行くことはできません。

畳平へバスで上がりたい方は、岐阜県側の乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください。 

乗鞍エコーラインの全線開通は7月1日予定となっております。

■肩の小屋口から肩の小屋への登山道はまだ雪で覆われており、アイゼン・ピッケル等の

雪山装備が必要です。

 

■登山・スキーの方は入山計画書の提出が必要となります。

春山バス乗車中に用紙が配布されますので、ご記入の上、位ヶ原山荘の回収BOXに投函、

またはバス乗務員にお渡しください。

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2018年05月14日* 播隆祭(ばんりゅうさい)北アルプス飛騨側開山祭が行われました *

中部山岳国立公園 丸山由起子

5月10日に奥飛騨温泉郷(おくひだおんせんごう)新平湯温泉の村上神社境内で

山岳、観光関係者などが出席し、播隆祭が行われました。

 

播隆祭の「播隆」とは念仏行者の播隆上人のことで、笠ヶ岳登山道の開拓や槍ヶ岳を開山した人です。

播隆祭はこの播隆上人の偉業を讃え、また、雪深い奥飛騨に春の訪れと登山シーズンの幕開けを

告げるとともに、登山者の安全を祈願するものです。

 

この神事は、播隆塔の普段は閉じられている扉が開かれる貴重な時でもあります。

 

神事の終了後には、笛や太鼓の音に合わせて奥飛騨温泉郷・福地(ふくじ)民芸同好会による

「へんべとり」という獅子舞と、福地若連中による鶏芸という舞いが奉納披露されました。

どなたでも自由に観覧できますので、ぜひ来年の播隆祭にご来訪ください。

 

<鶏芸>

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2018年02月16日乗鞍畳平クマ対策研修会を開催しました

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯からこんにちは。

乗鞍畳平は雪に覆われ乗鞍スカイライン・乗鞍エコーラインとも冬期閉鎖し、

山はしばしの眠りに入っています。

しかし来たるシーズンを迎える準備として、平湯自然保護官事務所では、

先日、高山市丹生川支所で乗鞍畳平のクマ対策研修会を開催いたしました。

講師はNPO法人Wildlife Service Japan理事長の森元 萌弥(もりもと ともや)氏です。

森元氏はクマによる被害の管理を専門とされており、たくさんの有益なお話を伺うことができました。

乗鞍畳平では2009年にツキノワグマによる人身事故が発生し、メディアでも大きく

取り上げられましたのでご記憶の方も多いかもしれません。

乗鞍畳平で観光に携わる方々は、ツキノワグマへの対応に大変気を遣ってらっしゃっています。

今回の研修でも皆さん大変熱心に話を聞いて下さっていました。

2009年の事故で、「ツキノワグマは怖い=ツキノワグマがいる乗鞍畳平は危険」と

思われた方もいるかもしれません。

けれど、

「ツキノワグマの性質や乗鞍畳平の地域特性を正しく理解し、必要な予防策を講じれば、

ツキノワグマは危険な存在ではないし、乗鞍畳平が危険な場所でもない。

そして、そういった情報を積極的に広く発信するべき。」

というお話を今回の研修で聞くことができました。

そんなお話のいくつかをご紹介しますね。

<ツキノワグマについて>

○ ツキノワグマとヒグマでは被害の重篤性が異なる。ヒグマの方がより甚大。

→ 本州にいるのはツキノワグマです

○ 慎重な性格で、人間を「怖い」存在として認識しているため基本的には接近を避ける。

→ 人間を襲うのは身を守るためです

○ 人間に見つからないように隠れることがとても上手い。

 (見えていなくても生息地ではどこかに隠れているかもしれない)

→ クマ鈴やラジオ、複数人で会話しながらなど、人間の存在をクマに気付かせることが

  クマと人との適切な距離を維持するのに有効です

○ パニックを起こさせないことが重要。

→ 刺激しなければ安全です。

○ 距離によってクマの反応は異なる。

→ 100m以上の距離をとりましょう

<乗鞍畳平の地域特性>

○ 標高が高く植物の芽吹きが遅いため、夏季にクマのエサとなるものが多い。

 クマは「植物」を食べに乗鞍畳平に来ています

○ クマの自然な生息地であり、昼間でも移動・採食を行っている。

→ 人間側がビジターですので、人間が気を遣わないといけません

○ 比較的開けた地形なので人間もクマも互いの存在に気付きやすい。

→ 隠れる場所がないのでパニックになるリスクが高いです

以上のようなことをご理解いただき、危険を避ければ、

  乗鞍畳平は 「自然な状態のツキノワグマを観察できる希少な場所」

であるとも言えます。

本当に普通にいるんですよ。

写真は乗鞍スカイラインの車道脇で植物やアリ等を食べているツキノワグマです。

こんな風に車道脇に突然ツキノワグマがいたりします。

自転車等で通りかかったような時は、むやみに停まらず、近づき過ぎず、静かに離れましょう。

写真撮影するような場合も100m以上は離れてください。

ツキノワグマと仲良くつき合っていきましょう!

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