ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 平湯

24件の記事があります。

2018年11月08日* 子どもパークレンジャー大活躍 @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

11月4日(日)、乗鞍高原で子どもパークレンジャーを開催しました。

活動のテーマは『 乗鞍高原一の瀬園地 景観回復大作戦! 』というものです。

 

乗鞍高原の一部は中部山岳国立公園に指定されていますが、地域の人が生活の場として

利用する里山でもあります。

昔は燃料として木を切ったり、つい数年前までは牛を放牧していたりと盛んに活用されていました。

そのため一の瀬園地は放牧によって形成された半自然草地で、草原景観の広がる場所だったそうです。

 

【 長野県乗鞍自然保護センターに展示されている昔の写真 】

  

 

環境省の中部山岳国立公園南部地域管理計画書にも「保全すべき自然環境」として

「乗鞍高原の半自然草地」とあります。

しかし最近は生活様式や時代の変化により木はそれほど必要とされなくなり、

草や木の芽生えを食べる牛もいなくなって、シラカンバやハンノキなどの成長が著しく

草原景観が失われつつあります。

 

そこで子どもパークレンジャーのみんなに、一の瀬園地の草原景観を復活させるべく

活動をしてもらいました。

 

まずは長野県乗鞍自然保護センターで乗鞍の自然や昔の生活のことを学びました。

 

そして一の瀬園地へ移動し、草原景観回復のため幼木の伐採を行う準備です。

 

みんなで【 さぁ、やるぞー!! 】のかけ声。

おや?あまりノリが良くないかな?

 

彼らの後ろに写っている場所では、シラカンバの幼木が下の写真のように

ヒョロヒョロとたくさん生えてきてしまっています。

今回はこれらの幼木を切ってもらいます。

 

かけ声のノリはいまひとつでしたが、根気のいる作業をみんな熱心にやってくれました。

 

切った幼木はリサイクルとして後で鉛筆作りに使うので枝切りばさみを使って

枝を切り落としておきます。

 

 

みんなで力を合わせ、1時間半ほどの作業でこんなにすっきりとさせることができました。

 

景観回復大作戦は大成功ですね♪

  

最後は切った木に芯を入れて削り、色鉛筆を作りました。

みんな個性豊かな色鉛筆ができたね♪

 

【 ボクは赤・青・緑の色鉛筆をつくったよ! 】

 

色鉛筆づくりが早く終わった子は、その色鉛筆を使って絵を描いてくれました。

 

今回参加してくれた子どもたちが乗鞍高原の自然の守り手になってくれることを期待します!

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2018年11月06日* 国立公園写真展☆開催中 @新穂高 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

みなさん、こんにちは!

秋の紅葉がきれいだな~と思っていたら、早くも北アルプスは北の方や高い山を中心に

積雪で白くなってきました。

 

【 西穂高口駅山頂展望台からの笠ヶ岳(2898m) 】

 

 

【 左端のとんがりは槍ヶ岳(3180m) 夕日を受けてバラ色に輝く 】

  

 

このような北アルプスの美しい風景を楽しみに新穂高ロープウェイにお越しの際には

ぜひ国立公園写真展にもお立ち寄りください!

しらかば平駅1階のギャラリー「飛騨乃風」にて開催しております。 

 

 

信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、

上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが昨年度の活動中に撮影した写真の数々を

展示しています。

きれいな風景だけではなく、活動の視点からの写真が数多くあります。

「こんな活動をしてるんだね」などと知っていただければ大変嬉しいです。

  

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国立公園写真展   入場無料 !!

 開催場所: 新穂高ロープウェイ しらかば平駅1階 ギャラリー「飛騨乃風」

 開催期間: 2018年11月3日(土)~11月27日(火)

 開催時間: 午前9時~午後16時30分

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寒くなって温泉のぬくもりが恋しくなる季節。

ロープウェイで高い山を見に行った後は温泉でのんびり♪ なんていうプランはいかがでしょうか?

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2018年10月24日* 紅葉が見頃です @平湯 * 

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯管理官事務所のある平湯温泉や新穂高付近の紅葉が見頃になっています。

 

<平湯管理官事務所付近の紅葉> 

 

 

<平湯温泉からは笠ヶ岳がよく見えます>

山の形は見る場所によって変わりますが、平湯温泉からの笠ヶ岳はとても端正な容姿です。

写真は平湯温泉のバスターミナル付近です。

バスターミナルからは上高地や乗鞍畳平へのバスも出ています。

ここ平湯は上高地へお出かけの際の宿泊地としても便利ですよ!

上高地の紅葉散策とあわせて平湯の紅葉もお楽しみください♪

また乗鞍スカイライン、乗鞍エコーラインは10月31日までで冬期閉鎖となります。

乗鞍岳へ行きたい方はお急ぎください。

【ご注意】乗鞍への道路は道路状況によって(積雪等)は通行止めになることもあります。

 

 

<鍋平高原の北アルプス大橋>

 

平湯から新穂高ロープウェイへ向かうときに中尾温泉を経由すると途中に北アルプス大橋があります。

ここもおすすめの紅葉名所です!

蒲田川に流れ込む外ヶ谷の深い渓谷にかかる橋は被写体としてとても迫力があり、人工物と自然の

コラボが見事です。

 

国立公園の自然と温泉を楽しめる奥飛騨温泉郷平湯温泉へぜひお越しください。

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2018年10月17日*どこを見ても絵になります @乗鞍高原&白骨温泉*

中部山岳国立公園 丸山由起子

昨日(10月16日)乗鞍高原の現地調査に行ったら乗鞍高原はいたるところ紅葉まっさかり。

どちらを見ても絵になる風景でしたので紅葉状況のご報告♪

写真はすべて10月16日撮影のものです。

 

<一の瀬駐車場付近からの眺め> 

 

<大カエデと乗鞍岳> 

 

大カエデは青い葉っぱが少し残っていました。

今後の天候状況にもよりますが今週末もまだがんばっていてくれそうですよ。

 

写真のほかにもきれいなところがいっぱいです。

芸術の秋♪自分だけの風景フレームを探しに乗鞍高原を歩いてみてください。

 

 

また、乗鞍高原に隣接する白骨温泉は全体が中部山岳国立公園の中に入っています。

こちらの紅葉もおすすめですよ。

<色づき始めた白骨温泉>

  

<乗鞍高原から白骨温泉に向かうスーパー林道から>

 

 

この週末は上高地の黄葉もきっと見頃になってくるはずですので、

「乗鞍高原」「白骨温泉」「上高地」、ついでに「平湯温泉」や「新穂高温泉」などもあわせて

『 紅葉狩りと温泉旅 』を計画されてはいかがでしょう?

 

 

【お知らせ】

訪日外国人の方々に国立公園を満喫してもらおう!というプロジェクトの一環で

中部山岳国立公園南部地域を紹介する英語版公式サイトができました。

乗鞍高原や白骨温泉も紹介されています。 ぜひご活用ください。

⇒ CHUBUSANGAKU NATIONAL PARK Southern Region

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2018年10月09日* 秋色が進んできました @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍岳山麓の標高1200~1800mに広がる乗鞍高原でも秋が深まってきました。

 

<乗鞍高原一の瀬>

 
< 乗鞍高原一の瀬にある大カエデ と乗鞍岳>

大カエデは半分くらい色付いてきた感じです。

今週半ばあたりからグッと気温が下がるようですので、今週末あたりには見頃になるかもしれません。

今年も良い色に発色しそうです。

  

また、乗鞍高原にはあざみ池やまいめの池、どじょう池など多くの池があり、

紅葉や乗鞍岳のリフレクション撮影スポットが多数あります。

 

こちらは「あざみ池」

 

上の写真のほぼ反対側より

あざみ池周辺の木が紅葉・黄葉するのはもう少し先のようです。

 

 

遊歩道を散策している時に国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカに

遭遇することがあるかもしれません。

<秋の遊歩道にたたずむニホンカモシカ>

カモシカはおとなしく、人をおそうことはほとんどありません。

出会った時は近づきすぎず、カモシカが去って行くまでそっと見守ってください。

カモシカは人をみかけると、上の写真のようにじーっと見つめてくることがよくあるので、

しばらく見つめ合うことになるかもしれません(笑)

  

秋色が広がり始めた乗鞍高原にぜひ足をお運びください。

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2018年08月02日*アクティブ・レンジャー写真展開催中! @乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原にある宿泊施設、『休暇村乗鞍高原』の温泉施設の休憩場所にて、

アクティブ・レンジャー写真展を開催しています。

 

信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、

上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが、昨年度の活動中に撮影したイチオシ写真の

数々を展示しています。

それぞれの国立公園自慢の風景だけではなく、活動の視点からの写真も数多くありますので、

「へ~そうなんだ!」「そんなこともやってるんだね」などと感じていただければ大変嬉しいです♪

宿泊や日帰り入浴等で休暇村乗鞍高原をご利用の際はぜひお立ち寄りください!

 

 

会場は温泉施設の休憩場所なのでくつろいだ雰囲気です。

 

乗鞍岳の動物たちについても少し紹介しています。

 

国立公園の公式インスタグラムやフェイスブック、アクティブ・レンジャー日記も

「さりげなく」 紹介しています♪

 

国立公園公式インスタグラムには日本の国立公園34箇所のレンジャーやアクティブ・レンジャーの

撮影した写真を中心に、国立公園での感動をテーマにたくさんの写真が投稿がされています。 

こちらもぜひご覧になってください!

>> 国立公園公式インスタグラム << 

 アカウント名 nationalpark_japan

  https://www.instagram.com/nationalpark_japan

 QRコード

 

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2018年07月27日*高山植物開花状況@乗鞍畳平お花畑*

中部山岳国立公園 丸山由起子

7月26日、乗鞍畳平にて飛騨乗鞍観光協会主催の自然観察教室が開催され、その講師の

一人として参加してまいりました。

 

今年は雪融けが早く暑い日も多いため、乗鞍畳平では例年よりも高山植物の開花時期が

かなり早くなっています。

 

そこで7月26日現在、お花畑で見ることのできるお花を紹介いたしますね。

乗鞍畳平へお花を見に来られる際のご参考にしてください。

いずれも撮影は7月25日・26日です。

 

 

(写真左上から右方向へ順に)

イワギキョウ / ウサギギク / イワツメクサ

コウメバチソウ / コバイケイソウ / シナノオトギリ

ハクサンボウフウ / オンタデ(雄花) / シナノヒメクワガタ

 

 

 

ミヤマアキノキリンソウ / モミジカラマツ / ヨツバシオガマ

ミヤマクロスゲ / ネバリノギラン / ミヤマゼンコ

ミヤマハタザオ / ミヤマキンポウゲ / ミヤマアカバナ

 

 

雪が遅くまで残る一部の場所では、まだ下の写真のような春の花を見ることができます。

ですがこの暑さでは時間との勝負です!

 

ハクサンイチゲ / コイワカガミ / ミツバオウレン

チングルマ(花)  →  チングルマ(綿毛)

※ お花畑のチングルマはほぼ綿毛の状態になっていますが、一部で花を見ることができます。

ただチングルマの花期は1週間ほどと短いためすぐに終わってしまいそうです。

 

そして高山植物の女王様「コマクサ」

(7月26日撮影)

現在乗鞍畳平では群生しているたくさんのコマクサを見ることができます!

けれど見頃が終わりに近づいているような気配がありますのでお急ぎください。

※ コマクサは乾いた砂礫地を好むため「お花畑」には咲いていません。

鶴ヶ池の周辺や大黒岳、魔王岳、富士岳のそれぞれ登山口付近が見やすくておすすめです。

 

お花の開花状態は今後の天気状況等によって、短く終わってしまったり長く持ったりと変わりますので、

そのあたりはご了承ください。

 

乗鞍畳平では、乗鞍岳自然観察教室が8月1日、2日、11日の午前9時半~12時にも開催されます。

お花の説明や乗鞍岳の自然のことなどを聞くことができますよ♪

詳細は以下のサイトをご参照ください。

<乗鞍岳・乗鞍スカイラインHPより>

https://norikuradake.jp/event/%E4%B9%97%E9%9E%8D%E5%B2%B3%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%A6%B3%E5%AF%9F%E6%95%99%E5%AE%A4/

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2018年06月19日*乗鞍畳平に高山植物が咲き始めました*

中部山岳国立公園 丸山由起子

先週(6月13日)のことになりますが乗鞍畳平へ現地調査に行ってきました。

 

■お花畑

6月13日時点ではお花畑へ下りる階段に雪が残っているため立ち入り禁止でしたが

雪にステップを切る作業が行われ、6月17日から通行可能となっています 。

 

<お花畑の木道が見えています>

  

<ステップを切る作業中>

 

今年は畳平の高山植物の開花も早いようで、もうハクサンイチゲが咲いていました。

  

鶴ヶ池の周りなどではキバナシャクナゲが、富士見岳への登山道ではコメバツガザクラや

ミネズオウが咲いていました。

これから次々といろいろな花が咲き始めるでしょう。

 

■生きもの

乗鞍畳平へお越しになる多くの方々が「会いたい!」とおっしゃるライチョウたち。

今は繁殖期のためオス達はなわばり争いで大忙し! 

人間の存在をあまり気にせず動き回っているため出会う確率が高いですよ。

調査当日も2羽のオスのライチョウがかなり長い時間、空中戦をやっていました。

 

<岩の上で見張るライチョウ>

 

<侵入者を発見して飛んだ!>

 

他の鳥たちも元気です。

イワヒバリは岩の上で高らかに歌を歌っていました。

人をあまり恐れないので、ソーっと近くまで寄ることができますよ。

 

■アクティビティ

鳥だけでなく、人も元気です!

この時期でも雪が残る大雪渓ではスキーを楽しんでいる方々がいらっしゃいました。

雄大な景色を眺めながら滑るのは気持ちよいでしょうね。 

 

もちろん登山もできます。

大黒岳、魔王岳、富士見岳の登山道に積雪はありません。

剣ヶ峰への登山道には積雪が残っている場所が2箇所あります。

雪の状況によってはアイゼン等の滑り止めが必要になりますのでご注意ください。

 

<富士見岳頂上からの畳平>

 

 

■ご注意&お願い

○剣ヶ峰登山の際は登山届けをバスターミナル内の案内所に設置されているBOXへご提出ください。

○登山道に雪が残っている場合、雪を避けようと登山道を外れて登る方がありますが、落石の危険や

植生にダメージを与えますのでおやめください。

○天気が悪い時などは気温がかなり下がります。防寒対策をお忘れなく。

○乗鞍岳はツキノワグマの生息地です。夏は高山植物が豊富な畳平に上がってきます。クマ鈴等を

利用し突然の遭遇の予防をお願いします。

 

 

梅雨時期なので天気が悪いことも多いですが、ライチョウに出会う確率が高い時期ですし、

高山植物も次々と咲き始めるとても良い季節です。

ぜひ乗鞍畳平へお越しください!

 

※リアルタイムな乗鞍畳平の情報は、以下のサイトや現地の案内所等でご確認ください。

○乗鞍岳・乗鞍スカイライン公式サイト  https://norikuradake.jp/

○飛騨乗鞍観光協会HP  http://www.hida-norikura.com/norikura/

○現地問合せ先(乗鞍バスターミナル内 乗鞍総合案内所) 090-8671-3191

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2018年06月11日*乗鞍山麓五色ヶ原の森 開山祭&現地視察会*

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯からこんにちは。

 

ちょっと前のことになってしまいますが、5月20日に岐阜県の乗鞍岳山麓にある五色ヶ原の森の

開山祭と現地視察会に参加しました。

 

<開山祭の様子>

 

五色ヶ原の森は乗鞍岳の溶岩台地になっていて、溶岩と溶岩の隙間が多いため空気がたまりやすく、

冬に冷やされた冷たい空気が隙間から外に流れ出して夏でも涼しいのです。 

そのため実際の標高は1500mほどですが、標高2000mくらいの植生を見ることができる場所に

なっています。

 

下の写真のように溶岩が積み重なって塊になっているような状態を地元ではゴスワラと呼んでいて、

このような岩が積み重なった隙間に空気がたまります。

<ゴスワラ>

この岩の隙間から冷たい風が流れてきて、まるで天然のクーラーのように涼しいんですよ。

  

今回の視察では五色ヶ原の森のガイドさんの案内でシラビソショートコースを歩きました。

 

「フキノトウは大きくなっても葉っぱを天ぷらにするとおいしいよ。

茎もポキッと折れればまだ十分柔らかいから冷たい流水にさらしてアクをとると

おいしく食べられるよ。」

【ご注意】五色ヶ原の森は国立公園内ですので、みなさんがフキノトウを取るのは

別の場所でお願いしますね。

 

「シラビソの幹にある小さな膨らみを指でつぶすと香りのある液が出てくるから、ガイドをしていて

へばってしまった人なんかがいると、それをこめかみにちょこっとつけたり、なめたりして

気付け薬みたいに使うんだ。 山ではそこにあるものでなんとかしないといけないことも多いからね。」

私もつぶしてみました!

感覚は人それぞれですが、私は柑橘系とミントが混じったような爽やかな香りを感じました。

それをちょっぴり唇につけてみたら、ずいぶんと長い時間スーッとした感覚がありました。

でもこの液にはヤニ成分が含まれていてかなりべたべたするので、液に触るのは

ほんのちょっぴりがおすすめです。

 

「クリの木はコケが付きにくいから、木道なんかに使うと滑らなくていいんだよ。」

 

 

地元の歴史や生活、乗鞍の自然や山で生きる知恵などを聞きながら歩く森の中は

新しい発見が多かったです。

 

そして視察会のフィナーレにはそれにふさわしい景色が眼前に広がりました。

<布引滝>

 

五色ヶ原の森は入山者数を制限して自然を保護しています。

そのため完全ガイド制になっていて予約が必要ですので、詳しくは乗鞍山麓五色ヶ原の森の

ホームページをご参照ください。

○ 五色ヶ原の森HP <http://goshiki2004.com/ 

また昨年の記事もご覧下さいね。

http://chubu.env.go.jp/blog/2017/05/post-352.html

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2018年06月07日*オオハンゴンソウ除去作業@乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

6月5日は「乗鞍高原を美しくする会」のメンバーさんたちと一緒に、乗鞍観光センター近くの

ワサビ沢沿いに群生しているオオハンゴンソウの除去作業を行いました。

 

作業前写真です。

花が咲く前なのでわかりにくいですが、河原にはオオハンゴンソウ群落が「我が世の春」とばかりに

全盛を極めていました。。。。

赤く囲った中の草は、ほぼすべてがオオハンゴンソウではないか!というような勢い。

印はつけていませんが、立っている人の後ろの背の高い草の中にもうじゃうじゃなんです。

 

手で引っ張っただけでは根まで抜けず、株が大きいため根こそぎ取ろうとするとスコップや

鍬(クワ)でグイッと深くまでほじってやらないといけません。

結構な力仕事。

 

まったくうれしくないですが、、、オオハンゴンソウの大収穫祭。

 

まだ開花前で種子もできていませんので、根っこ部分だけを切り取って処分します。

 

こちらは除去作業後の同じ場所の写真です。

作業前写真とは生えている草の量が全然違っているのが一目瞭然ですよね。

これだけオオハンゴンソウが繁茂していました。

 

「乗鞍高原を美しくする会」は、乗鞍高原の環境保全のための活動をしている団体で、地元住民の方々で

構成されています。 昭和60年から美化清掃や外来植物除去等の活動を熱心にされてきて、今年度は

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰もされました。

 

こうした地元の方々の地道な活動のおかげで国立公園の自然が守られています。

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