ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年10月19日苗場山山頂部では湿原に立ち入らないでください

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

長野県と新潟県の県境にある苗場(なえば)山の山頂部では、木道の改修工事を進めています。

これらの木道は、木道を歩いてもらうことで、湿原への立ち入りを防ぐために整備しています。

整備の結果、歩きやすくなっているかもしれませんが、歩きやすくするためだけに整備しているわけではありません。

木道から下りて、湿原に立ち入らないようにしてください。

また、木道の単線区間ですれ違いが発生しそうな場合は、待避線でお待ちいただくなど、避ける際に湿原へ立ち入らなくて済むような対応をお願いします。

湿原へ踏み込むことで、踏んだ所の植物が枯れます。ここに雨が降ると泥炭(湿原に特有の土壌)の流出につながり、湿原の植物の生育が難しくなります。

<人の影響によるものか不明ですが、左手前は泥炭が流出して植物が生えなくなった場所です。右下の黒っぽいものが泥炭。右の木の柵は流出防止を目的とした工作物。>

さて、10月14日に、これまでに整備した木道の状態を確認しました。

確認の結果、通行に支障となるような問題はありませんでした。

ただし、未改修区間には破損した箇所が複数あります。注意して通行してください。

<破損個所の一つ。未改修区間の木道は来年度に整備する予定です。写真左奥から山頂に向かって約300mの区間の木道を今年度改修しました。>

苗場山山頂部は紅葉終盤でした。

この時期の山頂部は、気圧配置や寒気の位置によっては氷点下になったり、雪が降ったりします。冬山の準備をしてお出かけください。

赤倉山、佐武流山方面を望む

<赤倉(あかくら)山、佐武流(さぶりゅう)山方面を望む。湿原植生は淡い褐色。淡い緑色はササ、濃い緑色は常緑の針葉樹。>

【環境省の報道発表資料から】

「日本の国立公園フォトコンテスト2021」が開催されます。

・国立公園ならではの景観・環境や地域の伝統文化が伝わる写真など、魅力あふれる情景を募集します。

・期間は、令和3年10月15日(金)から令和4年1月13日(木)までです。

・受賞された方には特典をお送りいたします。

・過去に撮影した作品も募集しておりますので、多くの方の御応募をお待ちしております。

応募方法等の詳細は次のサイトをご確認ください<https://nationalparks.tokyocameraclub.com/contest2021/>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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