ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

中部山岳国立公園

72件の記事があります。

2017年06月15日> かわらばん @乗鞍 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍畳平よりこんにちは。

 

これは何の新芽でしょう?

 

正解は↓

ハクサンイチゲです。 (6月14日撮影)

今日私が見たハクサンイチゲの中で、しっかり開いていたのはこれだけでした。

「一番みっけ!」といったところ。

こんな高山植物が車道脇にポッと咲いているのが乗鞍です。

開花準備中のハクサンイチゲが車道脇にいっぱいありましたよ♪

 

 

畳平のお花畑はまだ雪の下。

(6月14日撮影)

雪が融けるにはまだ時間がかかりそうです。

昨年と比べたら今年は花の時期が遅くなりそうですね。

 ※畳平の高山植物の開花情報は下記にお問い合わせください。

 「飛騨乗鞍観光協会 http://www.hida-norikura.com/norikura/ 」

 

 

こちらの風景、かの有名な「双六岳からの槍ヶ岳」の風景に負けていないと思いませんか?

(6月14日撮影)

これは大黒岳の頂上から少し桔梗ヶ原の方へ歩いた場所からの風景。

正面奥は穂高連峰~笠ヶ岳あたりの北アルプスの山々です。

バスを降りてのんびり30分ほど散策すればこんな風景が目に飛び込んできます。

 

参考までに「双六岳からの槍ヶ岳」 (ここも平湯自然保護官事務所の管内です)

(平成28年9月15日撮影)

 

雪のミニ壁もまだ楽しめます。

(6月14日撮影)

高さは、高いところで5mくらいでしょうか。

奥に小さく自転車が写っているのが見えますか?

 

自転車好きの方は、乗鞍スカイラインを自転車で上がって下りるのも最高に気持ちよさそうです。

(ただし、スピードの出し過ぎと、自動車にはご注意ください。)

 

 

7月になると長野県側の乗鞍エコーラインが開通して、学校登山も始まり

賑やかになってきますが、今はまだ静かでのんびりとした雰囲気です。

今のうちに静かな乗鞍畳平を楽しみに来ませんか?

 

※ご注意※

剣ヶ峰方面はまだ雪が多いです。雪山に必要な装備をご用意ください。

ページ先頭へ↑

2017年06月14日ナショナルパークの魅力展開催中

中部山岳国立公園 佐藤怜子

柳絮(リュウジョ:白い綿毛の付いた柳の種子)の舞う上高地よりこんにちは。

柳絮が舞う様子は、まるで初夏に雪が舞うようですよ♪

さて、現在、上高地インフォメーションセンター2Fでは「中部山岳国立公園写真展~ナショナルパークの魅力~」を開催しております。

【会場風景】選りすぐりの写真30点を展示しています。

中部山岳国立公園内の美しい写真と併せて、かわいい動物たちの剥製も展示しています。

剥製は触ることができますので、毛並みなど直接触って確かめることができます。

ふわふわで気持ち良いですよ~☆

【ツキノワグマ、テンの剥製】ぼくたちも待っているよ!!

その他に、上高地や乗鞍の見所なども紹介しております。ぜひご来場下さい!

ページ先頭へ↑

2017年06月13日* レンゲツツジ開花状況 @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原一ノ瀬より、こんにちは。

今週のレンゲツツジ開花状況をお知らせいたします。

 

一ノ瀬のツツジ園が部分的にいい感じになってきました♪

(6月13日撮影)

 

 

先週と比較するとこんな↓感じです。

 

 

全体的にはまだ寂しい感じですが、これからどんどん咲いてきます。

(6月13日撮影)

 

でも、今でも十分お楽しみいただけると思いますよ。

(6月13日撮影)

 

残雪の乗鞍岳、シラカンバの白い肌、そして萌える緑に映える

色鮮やかなレンゲツツジを撮りに来ませんか?

車を降りればすぐにこんな写真を撮れる場所になっています。

お気軽にお越し下さい。

ページ先頭へ↑

2017年06月13日薬師岳夏山開き

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

6月に入っても立山町はそれほど暑くはなく、比較的快適に過ごしています。

610日(土)、11日(日)と薬師岳夏山開き安全祈願祭及び記念登頂会に参加しました。

この夏山開きは、夏山シーズンの登山者の安全を祈願し、また全国に薬師岳の夏山シーズンの到来をPRするものです。

10日は、まず富山市大山地区の亀谷(かめがい)温泉郷に関係者が集い、槍ヶ岳を開山したことでも知られる播隆上人(ばんりゅうしょうにん、現在の富山市大山地区出身)像の前で登山者の安全を祈願しました。

【安全祈願祭】610日撮影

安全祈願祭

その後に登山口である折立(おりたて)に移動し、登山口に入ってすぐの十三重之塔へ。

昭和38年に三八豪雪に遭い薬師岳遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため設置されたものです。

【十三重之塔】610日撮影

十三重之塔

10日は太郎平小屋まで向かい、翌11日に薬師岳山頂へ登頂しました。

山頂には祠があり、薬師如来が安置されました。

薬師如来は、左手に薬壺(やっこ)を持ち、病気に苦しむ人々を救う仏であるとされています。

夏山開き時に山頂の祠に薬師如来を安置することで、夏山シーズンの登山者の安全を祈願しました。

【薬師岳山頂での安全祈願】611日撮影

薬師岳山頂での安全祈願

登頂した11日は晴天に恵まれ、山頂や登山道からは素晴らしい景色を堪能できました。

立山、剱岳、槍ヶ岳、穂高連峰と言った山だけでなく、富山平野や日本海も望めました。

【薬師岳山頂から立山・剱岳方面の景色】611日撮影

薬師岳山頂から立山・剱岳方面の景色

【薬師岳登山について】

611日現在、薬師岳はまだ多くの残雪に覆われています。

山頂付近は特に風が強く、急に天候が変化することもあります。

雨具、防寒着、アイゼン等を準備してお越しください。

ページ先頭へ↑

2017年06月07日> かわらばん @乗鞍高原 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原 一ノ瀬園地からこんにちは。

 

今見頃の花は「ミツガシワ」

池の上の無数の白い花です。

 

<あざみ池>

新緑もきれいですよ!

 

<どじょう池>

ここは乗鞍岳とミツガシワのお花畑を一緒に撮影できるビュースポット。

 

 

ツツジ園のレンゲツツジはぽつぽつと咲き始めましたが、見頃はまだ少し先になりそうです。

来週末頃なんかよいかも?

 

「あっ、シオカラトンボ!」と思ってよくよく見るとちょっと違う。

 

シオカラトンボに比べると色が薄いし、なにやらずんぐりしているような・・・

いろいろ検索してみて「シオヤトンボ」と判明!

 

シオヤトンボは平地でもよくみかけるシオカラトンボと違って、丘陵地や低山地にいるそうです。

そして、トンボの中では春先一番に出てくるそう。

春一番に出会えてちょっと得した気分になりました♪

ページ先頭へ↑

2017年06月06日イベントで大盛況!!

中部山岳国立公園 佐藤怜子

今回は6月3日(土)4日(日)に行われた「ランドネ森のピクニック2017in松本」というイベントへ参加した状況をお届けします。

★環境省ブース全体★ シカのデコイ(模型)が人目を惹きます。

環境省で行っているニホンジカ対策の普及啓発としてデコイやセンサーカメラを展示しました。

★国立公園に生息する動物たちに触れる剥製★ クマ、キツネ、テンの剥製に触ることができます。

シカのデコイや動物の剥製は、みんなに大人気♪ 

テンを触って「この毛皮を首に巻いて帰りたいわ」と言う人。

キツネを触って「しっぽが気持ちいい~」と言う人。

クマを触って「思ってたよりごわごわしていないね」と言う人。

本物の剥製を実際に触ることによって、毛並みの違いなどを確かめることができた様子でした。

また、尖った爪を見て驚いたり、クマの足の裏を見てゾウの皮みたいと驚いたり、クマが想像より小さいことに驚いたり、様々な発見もあった様子でした。

中には、毛並みが気に入った様子で、何度もブースに来ては、剥製を触っている子もいました。

★いきもの折り紙コーナー大盛況!★ 環境省オリジナル生き物折り紙を折ることができます。

折り紙や剥製を通して、生きものに対して少しでも興味関心が増してくれれば良いなと思います。

★国立公園紹介パネル★ 国立公園内のおすすめスポットや、行き方などを知ることができます。

国立公園のPRのため各種パネルを展示しました。

中部山岳国立公園 乗鞍・上高地のビューポイントや、バス停から徒歩10分以内に行けるおすすめスポット、インスタグラムやフェイスブック、アクティブレンジャー日記の宣伝など、国立公園を身近に感じてもらえるような工夫を凝らした展示を行いました。

みなさん、休日は国立公園へリフレッシュしにきませんか。

今後も、イベントや展示、SNSなどを通して国立公園の魅力をお伝えしていきます!!

63日から上高地インフォメーションセンターの2階でアクティブレンジャーが撮影した写真や動物の剥製の展示を行っていますので、こちらも是非見に来てください!

ページ先頭へ↑

2017年06月01日> 雷鳥雄所長 参上 @ランドネピクニック2017inまつもと <

中部山岳国立公園 丸山由起子

「ランドネピクニック2017inまつもと」が、岳都松本で、自然好きな層の拡大を目的に開催されます。

  ○開催日:6月3日(土)11:00~ /4日(日)10:00~

  ○場所:あがたの森公園

( 詳しくは→「 ランドネピクニック2017inまつもと 」 )

環境省長野自然環境事務所でも、松本と上高地担当のアクティブ・レンジャーが中心となって

国立公園や、その中でも上高地や乗鞍について広く知っていただくためブースを出します。

そこで、普段は立山自然保護官事務所に鎮座している雷 鳥雄(かみなり とりお)所長ですが、

「ランドネピクニック2017inまつもと」の環境省ブースで、ランドネ女子の方々と親交を

深めるべく、立山から松本へ遠路はるばる出張してきてくれました。

 

 

かみなり所長と記念写真を撮りたい方、ぜひ環境省ブースにお越しください!

 

 

乗鞍のおすすめビュースポットや乗鞍の楽しみ方もご紹介します!!

 

 

 

乗鞍では、長野側のエコーラインの除雪作業が進み、春山バスが大雪渓・肩の小屋口まで

行けるようになりました。

岐阜側のスカイラインは畳平まで行けます。

かみなり所長もかわいいですが、本物のライチョウに会いに、ぜひ乗鞍へ足をお運びください。

運が良ければ、今の時期、なわばりの見張りをする凜々しいライチョウ君に

会えるかもしれませんよ。(会えなくても乗鞍の風景をお楽しみくださいね。)

 

 

※お願い※

ライチョウは繁殖期に入り、デリケートになっています。

運よく出会うことができましたら、近づき過ぎず、距離をあけて

そっと見守ってあげてください。

小さな双眼鏡などがあるとライチョウたちの微笑ましい行動をゆっくり

観察できると思います。

ページ先頭へ↑

2017年06月01日アクティブ・レンジャー国立公園写真展開催!

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

立山自然保護センター及び美女平駅で、国立公園の写真展を61日より開催しています。

平成28年度に長野自然環境事務所管内(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーたちが撮影した、四季折々の素晴らしい景色や生き物たち、国立公園における取り組みの写真を展示しています。

3つの国立公園についての紹介、レンジャーやアクティブ・レンジャーの仕事について紹介したパネルも併せて展示していますので、ぜひゆっくりとご覧ください。

また、美女平駅の写真展会場の机の上にノートを置いてありますので、写真展の感想を書いていただけると幸いです。

◇平成29年度環境省アクティブ・レンジャー国立公園写真展in立山◇

期 日:平成2961日(木)~630()

場 所:立山自然保護センター(8:3017:00)、美女平駅(7:0017:30

入場料:無料

【立山自然保護センターの写真展】531日撮影

階段の踊り場で展示しています。

国立公園写真展

立山自然保護センター

【美女平駅の写真展】531日撮影

2階で展示しています。

国立公園写真展2

美女平駅

なお、立山以外の地区でも国立公園写真展を開催します。

詳しくは下記リンク先をご覧ください。

http://chubu.env.go.jp/nagano/pre_2017/29_3.html

ページ先頭へ↑

2017年05月29日ライチョウの様子

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

平地では30℃近くにもなる暑い日もありますが、標高2450m程度の立山室堂は未だに豊富な残雪に覆われています。

暑さや雨により雪解けが進み、「ハイマツ」という背丈が低いマツの木が目立つようになりました。

そのハイマツ周辺やハイマツ帯の中で、種の保存法により国内希少野生動植物種に指定されている「ライチョウ」をよく見かけます。

ハイマツ周辺だけでなく、岩の上でオスが見張りをする姿や雪の少ない場所で番(つがい)で行動する姿も見かけます。

【見張り中】512日撮影

一際目立つところで動き回って周辺を見回していました。縄張りを守るための見張りをしていたのかと思います。

見張り中

【番で行動中】524日撮影

オス(右)がメスの後をつくような形で、草をつっついていました。

番で行動中

ここで皆様に、ライチョウを観察・撮影するときのお願いがあります。

○これからライチョウは卵を産み、子育ての時期に入ります。あまり近づきすぎないよう、少し離れて見守るようにしましょう。

○雪解けがさらに進むと、ハイマツ以外の植物もどんどん見えてきます。ライチョウにとってはそれらの植物がエサとなりますので、植物を踏み荒らしたり採取したりしないようにしましょう。

ページ先頭へ↑

2017年05月26日『保護と利用』の先進地-五色ヶ原- @乗鞍

中部山岳国立公園 丸山由起子

5月20日(土)は五色ヶ原の開山祭でした。

 

 

五色ヶ原は中部山岳国立公園の南端に位置し、乗鞍岳の岐阜県側山麓に広がる

溶岩台地にできた森です。

 

認定ガイドが同行することでのみ入山が可能で、オーバーユースにならないよう

入山者の人数制限も行われています。

国立公園というと自然を守る「保護」だけをしていると思われがちですが、

適正な「利用」も推進しています。

ここ五色ヶ原のシステムは、まさに 『自然を守りつつ利用する』 という

先進的な取り組みで、岐阜県丹生川村(現高山市)が2004年にスタートさせました。

案内してくださるガイドさんたちは地元の自然を熟知しており、五色ヶ原の植生や地形、

生活と山との関わりなどいろいろな話をしてくれます。

 

<出発前のレクチャー風景>

  

 

「岐阜の宝もの」にも認定されている五色ヶ原の魅力はなんといっても『 豊富な水 』!

 

旧丹生川村はダムを作らなくても水力発電が可能なほど豊富な水に恵まれた土地だそうで、

コース中にはたくさんの素晴しい滝があります。

 

<青垂(あおだれ)の滝 雄滝>

寝っ転がると、柱状節理の段々岩を水が流れ落ちてくる様が、一層の迫力で見えるそうです。

 

こんな感じに見えました。

 

 

<布引の滝>

水の流れが幾重もの糸のように繊細に広がっていて、水のベールのようでした。

 

 

驚くことに、上に紹介したふたつの滝は、湧き水の流れでできているのだそうです。

布引の滝の上部をクローズアップするとこんな。 

 

川じゃないでしょう?

それでこんなにも大きな滝ができるなんてすごいですね!

 

 

この豊富な水が、乗鞍の溶岩の巨岩が積み重なった地形とあいまって、

素晴らしい苔むす森をつくっています。

苔好きにはたまらないようで、新たな苔を発見すべく訪れる研究者も

後を絶たないようですよ。

 

どうぞ五色ヶ原を訪れてみてください。

豊富な水が作り出す豊かな自然の表情と、その自然を愛するガイドさんたちの話に

魅了されるはずです。

詳しくはこちらにて↓

「五色ヶ原公式サイト http://goshiki2004.com/ 」

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ