ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園

128件の記事があります。

2018年05月14日新緑@上高地

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地にも一足遅れて新緑の季節が訪れました。

ヤナギの若葉、カラマツの若葉、シラカバの若葉、みなそれぞれ違います。

足を止めてゆっくり見てみると素敵な発見があるかもしれません♪

【カラマツの若葉】

【ケショウヤナギの若葉】

【シラカバの若葉とカラマツの若葉の窓~穂高を望む~】

【若葉の道~その先には焼岳~】

木々の緑を眺め、鳥のさえずりを聞き、ゆったり上高地を散策するのもいいですね☆

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2018年05月14日* 播隆祭(ばんりゅうさい)北アルプス飛騨側開山祭が行われました *

中部山岳国立公園 丸山由起子

5月10日に奥飛騨温泉郷(おくひだおんせんごう)新平湯温泉の村上神社境内で

山岳、観光関係者などが出席し、播隆祭が行われました。

 

播隆祭の「播隆」とは念仏行者の播隆上人のことで、笠ヶ岳登山道の開拓や槍ヶ岳を開山した人です。

播隆祭はこの播隆上人の偉業を讃え、また、雪深い奥飛騨に春の訪れと登山シーズンの幕開けを

告げるとともに、登山者の安全を祈願するものです。

 

この神事は、播隆塔の普段は閉じられている扉が開かれる貴重な時でもあります。

 

神事の終了後には、笛や太鼓の音に合わせて奥飛騨温泉郷・福地(ふくじ)民芸同好会による

「へんべとり」という獅子舞と、福地若連中による鶏芸という舞いが奉納披露されました。

どなたでも自由に観覧できますので、ぜひ来年の播隆祭にご来訪ください。

 

<鶏芸>

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2018年05月10日上高地で「アクティブ・レンジャー写真展」開催中!

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地では、木々が徐々に芽吹き始めました。

連休は終わりましたが、本日も河童橋周辺はにぎわっておりました!

さて、新緑の季節を迎えつつある上高地で「平成30年度アクティブ・レンジャー写真展」を開催しております。

美しい景色や植物に加え、我々の仕事の様子を伝える写真やパネルを40点ほど展示しています。

【展示会場の様子】

【来場者の様子】

写真についてお話されながら、ゆっくりと見て下さる方もいます。

開催者としては嬉しいかぎりです(^^)

【クイズも人気です】

写真の他に、上高地に関係するクイズコーナーを設けました。

この日は、仲良し兄弟がクイズに挑戦していました! 全問正解したかな?!

〔会場〕上高地インフォメーションセンター2階

〔会期〕4月23日~5月27日(無休)8:00~16:00

新緑と併せて、写真展を楽しみに上高地へ遊びにいらして下さいね☆

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2018年05月08日* 乗鞍岳で春山バスが運行されています *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

 

もう初夏のような暑さになっている地域も多いかと思いますが、乗鞍岳はまだ雪がいっぱいです。

乗鞍岳春山バスを利用して乗鞍岳に涼みに来ませんか?

 
4月26日乗鞍岳春山バスの現地調査に参加し、関係機関の方々と一緒に安全面や

自然保護の面に関して問題はないかという確認をしてまいりました。


例年より若干雪が少なめですが、雪はまだまだたっぷりありました。

 

調査の結果、運行に問題は無く、GW初日の4月28日により乗鞍岳春山バスの運行が開始されております。

雪見や雪山登山、春スキーなどを楽しみに、ぜひ乗鞍岳へお越し下さい!

(乗鞍岳春山バスの詳細につきましてはアルピコ交通HPや乗鞍観光協会HPにてご確認ください)

 

なお、春山バスで乗鞍岳へ上がった際にはいくつかご注意をお願いします。

■位ヶ原山荘~大雪渓間は除雪作業が行われています。

作業中の除雪車には近づかないよう、立ち入り禁止の指示を守って下さい。

 
■山の上はまだ雪山です。十分な装備をご準備ください。

 
■雪融けによりハイマツ等の植生が雪から出始めている場所があります。

植生保護のため植生には近づかないようにしてください。

 

■除雪などにより高い段差が生じていたり、崖になっているような場所があります。

コースを間違えないように誘導ロープが張られていますので危険な場所に入らないようにして下さい。

 

 

そして、乗鞍岳で雪を楽しんだ後は、春爛漫の乗鞍高原の散策をお楽しみくださいね!

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2018年05月08日ゴールデンウィークの立山室堂の様子

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

今年のゴールデンウィークも多くの方が立山室堂を訪れていました。

立山室堂では、利用者の皆様の安全確保とライチョウ保護のため、関係者が協力して看板やポール、ロープを設置しています。

暖かくなり雪解けが進むため、それらの維持管理のためゴールデンウィーク中は毎日巡視を行いました。

室堂平の利用ルールは、室堂平の積雪期(春期)利用ルール.pdfをご覧ください。

【室堂平】201851日撮影

天候に恵まれて多くの方が訪れ、雪遊びや散策等を楽しんでいました。

室堂平

【地獄谷立入禁止看板】2018429日撮影

地獄谷は火山ガス濃度が上昇していて危険ですので、この看板の先には立ち入らないでください。

地獄谷立入禁止看板

【雷鳥沢野営場】2018429日撮影

今年は最大で182張のテントが張られていました。天気の良かった日は、テントの外でのんびりされている方もいました。

雷鳥沢野営場

【食べ残し】201852日撮影

雷鳥沢野営場の雪が解けると、食べ残しやお菓子の袋等のゴミが出てきました。野営場だけでなく、歩道上でも様々なゴミが落ちていました。自然保護のため、また他の利用者に気持ちよく利用していただくため、ゴミのお持ち帰りをお願いします。

食べ残し

室堂平は標高2450mに位置し、厳しい自然環境下にあるため、初夏のような暖かさを感じることがあれば、冬のような寒さを感じることもあります。

レインウェア、防寒着、サングラス、暖かい飲み物等を持参されることをおすすめします。

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2018年04月27日最近の室堂について

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

4月より立山管理官事務所のアクティブ・レンジャーに着任しました佐藤裕子です。

よろしくお願いいたします。

今年の室堂は、各所で言われている通り雪が少ないです。

昨年の6月と比較すると、その違いが分かると思います。

らいちょう温泉雷鳥荘付近

201763日撮影】

2018420日撮影】

とは言え、このように地面が露出しているのは一部分で、室堂はほぼ雪道です。

登山靴か長靴でお越しください。

421日から雷鳥沢野営場の営業を開始しました。

雷鳥沢野営管理所(写真右手)にて、トイレと水場が使用できます。

清掃協力金:1人1泊500

                                中山AR撮影

積雪期はテント設営場所として目印にポールが立っています。

ポール内にテントを張ってください。

また、GWは混みあいますので譲りあってご利用ください。

当たり前のことですが、ごみは持ち帰るようお願いします。

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2018年04月27日50回目を迎えた上高地開山祭

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地よりこんにちは。

今日は、第50回上高地開山祭の様子をお伝えいたします。

平成30年4月27日、第50回上高地開山祭が執り行われました。

今年は第50回記念ということもあって、例年に増して賑わっているように感じました。

【アルプホルンの演奏と賑わう河童橋のたもと】

【穂高連峰に向かって祝詞をあげる】

【環境省信越自然環境事務所長あいさつ】

信越自然環境事務所長のあいさつでは、我々の着用しているレンジャー服(緑色)のことや、仕事についての紹介がありました。みなさん、緑色の服(※胸元に「Ranger」と「環境省」の文字があります)の人を見かけたら「あれが、レンジャーだな!」と思って下さい。また、お気軽にお声がけ下さいね。

【開山祭後の穂高連峰】

まさに "日本アルプス発祥の地" に相応しい!!

今シーズンも皆様の安全を願います。

山や自然に感謝。 訪れて下さる皆様に感謝。 上高地関係者や地元の人々に感謝。

これから、徐々に上高地の花々が咲いていきます。

もうじきニリンソウの見頃を迎えます。愛らしいニリンソウの咲く上高地を散策してみてはどうでしょうか。

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2018年04月19日立山黒部アルペンルートが開通しました!

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

415日に立山黒部アルペンルートが全線開通しました!

しかし当日は悪天候であり、立山高原バスは運休となり富山県側から室堂に行くことはできませんでした。

16日は室堂は晴天に恵まれ、多くの方が散策を楽しまれていました。

室堂平の利用ルールについては、前回の日記(http://chubu.env.go.jp/blog/2018/04/post-579.html)を参考にしてください。

【雪の回廊】2018416日撮影

立山自然保護センターの3階より室堂平につながる回廊です。大谷ほどの高さはありませんが、道が狭いため回廊が迫りくるかのような迫力を感じます。

雪の回廊

【雷鳥沢野営場】2018416日撮影

雷鳥沢野営場は雪に覆われているため、雪上のテント設営になります。ポールで囲われた範囲に設営をお願いします。また、19日現在雷鳥沢野営場のトイレは利用できないため、必ず携帯トイレの携行、利用をお願いします。ホテル立山の売店や立山自然保護センターで購入できます。使用した携帯トイレは、室堂ターミナル1階の回収ボックスに捨ててください。(以前の記事http://chubu.env.go.jp/blog/2017/11/post-517.htmlを参考にしてください)。

雷鳥沢野営場

巡視中に、ライチョウを目撃しました。

最初はハイマツに隠れて見えづらかったですが、しばらくするとゆっくりと歩いてはっきりと見ることができました。

【真っ白のライチョウ】2018416日撮影

とても可愛らしいです。ハイマツから出てきた途端、カメラマンのみなさんはシャッターを切るのに夢中でした。

真っ白なライチョウ

※ライチョウを観察、撮影するために植生を踏まないでください。ライチョウのエサとなったり産卵・子育ての場所になったりします。三脚や鞄等でも傷つけないようお願いします。

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2018年04月17日雪形(ゆきがた) 発達中

中部山岳国立公園 後立山 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは、中部山岳国立公園(≒ 北アルプス)後立山地区からです。

4月10日、長野県大町市からは爺ヶ岳(じいがたけ)、鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)など中部山岳国立公園の3,000m級の山々を望むことができました。

<大町山岳博物館前からのパノラマ。写真の右側が北、左側が南。北は白馬岳(しろうまだけ、はくばだけ)から南は大天井岳(おてんしょうだけ、だいてんじょうだけ)辺りまで望むことができます。>

<左:爺ヶ岳、中:鹿島槍ヶ岳、右:五竜岳(ごりゅうだけ)。鹿島槍ヶ岳と五竜岳は日本百名山に選ばれています。>

さて、これらの山々に、「雪形(ゆきがた)」が現れ始めていました。

「雪形」とは、里が新緑を迎え、山が雪解けを始めた季節に、山肌に残った残雪によってできる模様を生き物などの形に見立てたものです。

今回は、鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳に見られる雪形を紹介します。まだ、形を十分に認められるものは少ない状況です。もう少し日が経てば、山も雪解けが進み、雪形がはっきりしてきます。

まず、鹿島槍ヶ岳に見られる雪形です。

鹿島槍ヶ岳の山頂部です。左側(南側)のピークが南峰(2,889.1m)、そこから右に続く尾根(吊尾根)の右のピークが北峰です。2つのピークからなる双耳峰(そうじほう)と呼ばれる山の形が特徴です。

ここでは雪形を2種類の動物に見立てています。一つは南峰の下(左側の丸)に、もう一つは吊尾根の下(右側の丸)に現れます。ともに岩肌の黒色で作られた雪形です。

左は飛び立とうとしている「鶴(つる)」に、右は駆け下ってくる「獅子(しし)」に見立てています。

次に、爺ヶ岳に見られる雪形です。

爺ヶ岳の山頂部です。こちらはピークが3つあり特徴的です。左側(南側)のピークが南峰、真ん中のピークが中峰(2,669.8m)、右側のピークが北峰です。

ここでは雪形を、農作業をする人に見立てています。2つあり、一つは南峰直下(左側の丸)に、もう一つは南峰と中峰の鞍部(右側の丸)に現れます。ともに岩肌の黒色で作られた雪形です。

左側は「(南の)種まき爺さん(たねまきじいさん)」、右側は「(北の)種まき爺さん」と呼ばれる雪形です。

雪形については、日が経って形がはっきりしたものや、別の山で見られる雪形の情報をお届けしたいと思っています。

遅ればせながら、今年度も引き続きよろしくお願いいたします。

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2018年04月13日室堂平の利用について

中部山岳国立公園 立山 中山博人

こんにちは、中部山岳国立公園立山管理官事務所の中山です。

415日に立山黒部アルペンルートが全線開通します。

しかし、この時期の立山は厳しい自然環境下にあり、7メートル近い積雪があります。

そのような中で、皆様に安全にかつ立山の貴重な自然を守りつつ立山室堂の散策を楽しんでいただくため、「室堂平の積雪期利用ルール」を設けています。

以下のリンク先の情報をご一読ください。

http://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2018/post_44.html

同ページには、地獄谷の火山ガスの情報も掲載されています。

地獄谷は火山ガス濃度が上昇しており、安全を考慮して"通行止め"としております。

スキーヤーやスノーボーダーの皆様も地獄谷方面には立ち入らないようお願い致します。

【地獄谷への立入禁止看板とポール】2018412日撮影

火山ガス濃度が高くなっており大変危険ですので、この看板や×印のポールが設置されている場所より奥には行かないでください。

地獄谷への立入禁止看板とポール

アルペンルート開通前の準備のため、6日と12日に室堂まで上がりました。

強い風が吹き付けて体のバランスを崩したり、数メートル先が見えなくなるくらい視界が悪くなったりしたことがありました。

防寒、防風対策をしっかりと行い、特に悪天候時は決して無理のない行動をお願いします。

標高2,450メートルまで誰でも気軽に行けるとはいえ、立山はまだまだ雪山です。

天候や積雪状況等事前の情報確認もしっかりと行った上でお出かけください。

【視界が悪いです】2018412日撮影

数メートル先でもこの視認性の悪さです。

視界が悪いです

天気が良い時は素晴らしい展望が広がります。

12日の午後には視界が良くなり、浄土山、立山、剱岳、大日連山等の美しい雪景色が楽しめました。

【雪をかぶった剱岳】2018412日撮影

雪をかぶった剱岳

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