ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園 万座

119件の記事があります。

2018年05月14日万座しぜん情報館オープン!

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

はじめまして。

4月に万座自然保護官事務所のアクティブ・レンジャーに着任しました小林直樹です。

よろしくお願いします。

さて、上信越高原国立公園の万座地域に、環境省が整備した「万座しぜん情報館」が5月12日(土)にオープンしました!

「万座しぜん情報館」は、草津白根山を中心とする火山とその周辺の温泉や池沼、動植物などの自然環境に関する情報提供等を目的とした、国立公園利用のための拠点施設です。

建物は木造平屋建てで地元の木材や石をふんだんに使用しており、周辺の高山植物や地層、トレッキングコース等を紹介するコーナーが設置され、火山ガスが岩から噴出する「空吹」を見学できる展望テラスもあります。

【看板】

オープン当日には、環境大臣政務官や町村長をはじめとする関係者を招いた式典が行われました。天気にも恵まれ、無事にテープカットまで執り行うことができました。その後の内覧会では一般の利用者も多数訪れ、石塚徹館長の説明を熱心に聞いていました。

【テープカットの様子。嬬恋村のゆるキャラ「嬬キャベちゃん」も一緒です。】

【火山ジオラマ。火山の地下内部を見ることができます。】

館内には暖炉や本棚も設置されており、ベンチでゆっくり本を読みながらバスを待つこともできます。

【暖炉とベンチで癒されます】

また多目的ホールでは、館長が企画した各種展示や環境省のアクティブ・レンジャー写真展も実施しています。

【クロサンショウウオの飼育展示。名前を募集中です!】

【アクティブ・レンジャー写真展も開催中(~71日(日)まで)】

今後も、館長による自然観察ツアー「わくわく万探(マンタン)ツアー」や新たな企画展等、季節に合わせた様々なイベントが計画されています。

皆さん、ぜひ「万座しぜん情報館」に遊びにいらして下さい!

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2018年02月23日一ヶ月が経過しました

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

本白根山の噴火から、本日2月23日でちょうど一ヶ月が経過しました。

噴火当日からしばらくは、噴火の映像がトップニュースとして各報道番組等で取り上げられました。

その映像は、これまで見ていたスキー場の雰囲気とは全く違うものとして目に映ったのを今も覚えています。

この噴火により、噴火警戒レベル3(入山規制)へ引き上げが行われました。

現在も本白根鏡池付近から概ね2kmの範囲については警戒が呼びかけられています。

しかし、付近にある草津温泉や万座温泉の観光地はどちらも警戒区域外となっています。

噴火から一ヶ月が経過した今は観光客の足も戻ってきているようで、普段と変わらず

多くの方に温泉やスキーを楽しんでいただいている様子を見ることができました。

【草津温泉で足湯を楽しむ観光客】

【万座温泉スキー場でスキーやスノーボードを楽しむ観光客】

今回の噴火により、自然がもたらす災害と恩恵について再認識することとなりました。

特に、地元の観光関係者のインタビューで聞いた「共存し生活している」という言葉には前向きなイメージを抱きました。この自然を守り活用していくことを一緒に考えていけたらと感じているところです。

この噴火により、12名の方が死傷されております。

亡くなられた方のご冥福と、怪我をされた方の一日も早い回復をお祈り申し上げます。

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2017年09月14日安全に楽しんで欲しいから

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

先日、国設軽井沢野鳥の森に訪れる皆さんの安全確保のため、落枝の恐れのある樹木の枝打ちを行いました。

ただ、場所は高所作業車などが進入できない遊歩道沿い・・・そこに救世主が!!身一つで作業が出来るという "空師(そらし)"の水野俊哲さんに作業を行っていただきました。

足にはノコギリ、腰にチェーンソー。もう、すでに姿からして格好良すぎです。

ロープを活用し、まるで忍者のようにスルスルと木を登っていきます。

あっという間に12mほどの高さに!!

いよいよ、伐採作業となり、チェーンソーの出番です。

枝の様子や周囲の状況を確認しながら安全に作業を行います。

一見、細くて短い枝も地面に落ちるとかなりの音と振動を感じました。

事前に、樹木医でもある水野さんとともに、枯れるなどして落枝の危険のあるものをチェックし伐採しましたが、枯れているといえど、その衝撃はかなりのものがありました。

軽井沢野鳥の森には多様な生きものが生息しており、その名の通り多くの野鳥も確認できます。これからの季節(葉が落ちる秋)が野鳥を観察しやすいそうですよ(o´∀`o)

今回の作業が、皆さんの快適な散策や野鳥観察などにつながればうれしいです☆

ちなみに"空師"とは、1020m以上の高い木に登ってチェーンソーなどを巧みに操り枝打ちなどを行う職人さんのことで、昔は木よりも高い建物がなく空に一番高いところで仕事をする様子からそのような職名がついたそうです。

今回、昔ながらの技法を目の前で見られたことの感動を覚えました。水野さん、ありがとうございました!!

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2017年08月15日JPR開催報告

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

こんにちは。

6/24に、上信越高原国立公園 浅間地域子どもパークレンジャー(以下、JPR)を開催しました。

遅くなってしまいましたが、子どもたちの活動についてご報告いたします。

今回は、国指定天然記念物「湯の丸レンゲツツジ群落」の保全を行っている湯の丸レンゲツツジ保存会(以下、保存会)とNPO法人浅間山麓国際自然学校(以下、AOS)との共催で開催しました。

テーマは「保全活動の周知と次世代の担い手の育成」です。

保全活動を行う場所までは徒歩で移動。保存会の"ワイルドさん"と"くろとしさん"をリーダーに、湯の丸高原の成り立ちや自然について学びながら移動しました。

おぉ!みんなきちんとメモ取りをしていますφ(..)メモメモ

これがこのあと大活躍するんだよね~♪

さーて、いよいよ活動場所に到着です。

一人一人、剪定ばさみを持って、レンゲツツジに十分な日が当たるよう株の周囲のササを切っていきます。

そうそう!当日は、レンゲツツジ保全活動に毎年参加している地元の嬬恋高校のお兄さんお姉さんも一緒に活動してくれました。

ササに埋もれていたレンゲツツジの株が、まるで浮かび上がるかのように、日当たりがよくなりました。これは来年、たくさんの蕾をつけてくれるのではと期待せずにはいられません!

おいしいお弁当でお腹を満たしてパワー充電!

午後は、大きなはさみの"刈り込みばさみ"を使ってちょっと太めの支障木を切りました。

ズミやカラマツの幼木が成長すると、レンゲツツジに日が当たらなくなりレンゲツツジが枯れてしまうからです。湯の丸山の景観を保全するための大切な活動です。

ちょっと力が必要だけど、レクチャーされたとおり約束を守りながら安全に作業を行っていきます。嬬恋高校のお兄さんお姉さんが大活躍!ちょっぴり太めな木はノコギリで退治してくれました。

あきんこレンジャーは腕が痛くなってしまったけど、JPRのみんなは最後まで全力で取り組んでくれました!!ありがとー☆

そして、最後にまとめ作業。

今年も活動について、模造紙にまとめ・発表してもらいました。

作業した感想はもちろん、移動中に聞いたお話についても盛り込んだとても内容の濃い活動新聞ができあがりました。どの班も、イラストなどを盛り込んだ見て読んで楽しい内容となっています。

嬬恋高校生にも活動新聞を作成してもらいました。高校生目線との違いについて見比べるのも楽しみ方の一つではないかと思います。

活動新聞については、保存会事務局のある嬬恋郷土資料館とAOS事務局のある高峰高原ビジターセンターで掲示予定です。

お近くにお越しの際には、是非足を止めて見てください。

今年もステキなJPR活動となりました。

来年のレンゲツツジの開花が待ち遠しいです。

みんなお疲れ様でした(≧ω≦)


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2017年07月14日アクティブ・レンジャー写真展開催中@東御市

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

現在、長野県東御市でアクティブ・レンジャー写真展を開催しています。

今回は、「湯の丸自然学習センター」と「池の平インフォメーションセンター」の2会場で同時開催しています。

【湯の丸自然学習センター 外観】


【池の平インフォメーションセンター 外観】

展示されている写真には、それぞれのアクティブ・レンジャーの想いを込めたコメントも添えています。この写真展は7月23日(日)までの開催となります。

また、標高1,7002,000mに位置する湯の丸高原や池の平湿原は、高原ならではの心地よい環境が広がります。登山道や遊歩道沿いには可憐なかわいい花々を見ることができるんですよ。ぜひ、写真展と共にお楽しみくださいね(o´∀`o)

今ならこんな景色が広がっています!

【池の平湿原にてアヤメの群落】

また、足下にはキレイな色の"シャジクソウ"を確認できました☆

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2017年06月05日万座インフォメーションセンター(仮称)建設中

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

現在、万座温泉にインフォメーションセンターを建設しています。

安全保護のため、工事区域への立ち入りはご遠慮いただいております。

ただし、万座名物の「空吹き(からぶき)」をご覧いただけるよう歩道を確保しご案内しています。

工事現場の向かって右側にスペースを設け、そこから歩いて空吹きを見学いただく形となります。足下など、十分ご注意いただきご利用ください。ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

万座インフォメーションセンター(仮称)は、周辺の自然・歴史の紹介や観光情報の発信を行うほか、災害時における緊急時対応拠点施設として設置します。

施設内には休憩スペースや展示コーナーを設け、訪れる方に周辺の案内を行う予定です。

ぜひ、楽しみにしていただければと思います(o´∀`o)


【完成予想図】(オープンは平成30年度を予定)

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2017年04月24日この時期限定!雪の回廊♪

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

あちらこちらから桜の開花情報が聞かれるようになってきました。

桜の開花についてはマダですが、万座管内にも春の便りが(ノ´∀`)

群馬県草津町と長野県山ノ内町をつなぐ、国道292号線 志賀草津高原ルートの再開通式が執り行われました。

再開通式。ちょっとこの言葉に引っかかりますよね。なぜ"再"開通なのか・・・

その問いにお答えいたしましょう!

この国道292号線は、国道の中でも標高の一番高い場所を通っています。

冬期間は降雪量が多いため安全性を考慮し、11月中旬から4月下旬まで道路閉鎖が毎年行われています。

そのため、4月下旬には"再開通式"が執り行われるのです。

そしてこの開通式直後の目玉は"雪の回廊"です。

再開通式の後に早速撮影してきましたよ^^

雪回廊は、雪のあるこの時期限定です。

今年は降雪量が多く、高いところでは7mの雪の壁があります。

このお休みに足をお運びになってはいかがでしょう。

【草津白根山と雪の回廊】

なお、現在、草津白根山は火山警戒レベル2の状況であり、殺生ロープウェイ山麓駅ゲートから万座三叉路間は8:00から17:00まで通行のみ利用可となっております。夜間の利用や駐停車、一部の歩道の利用については規制が行われております。安全管理のためご理解とご協力をお願いいたします。

詳しくは群馬県及び草津町HPをご確認ください。

群馬県HP→http://www.pref.gunma.jp/06/h2800047.html

草津町HP→http://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1492505340385/index.html

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2017年02月06日アクティブ・レンジャー国立公園写真展開催中in群馬県嬬恋村

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

みなさん、こんにちは!

現在、嬬恋村観光案内所にてアクティブ・レンジャー写真展を開催しています。

JR吾妻線の万座・鹿沢口駅から徒歩3分ほど。

観光案内所外観はこんな感じ。逆光になってしまいましたが、焦げ茶色の外壁に黄色い看板が目印です。

観光案内所から万座・鹿沢口駅を撮影。ほら、とっても近いですね^^

道路沿いにある施設なので、気軽に足を運んで頂けるのではないでしょうか。

こんな感じで展示を行っています。

写真展は2月26日(日)まで開催しています。

上信越高原国立公園や妙高戸隠連山国立公園、中部山岳国立公園で活躍するアクティブ・レンジャーが、日々の業務の中で撮影した風景や自然保護の取組などを紹介しています。また、それぞれの写真には、各アクティブ・レンジャーによる解説やメッセージが添えられています。限られたスペースの中に悩みながらも想いを詰め込んでいるので、ご覧いただけたら幸いです☆

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2016年09月20日広がる取組の輪-学生ボランティアによる外来種防除作業-

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

この夏、自然公園財団草津支部のご指導の下、国士舘大学21世紀アジア学部の学生によるボランティア活動が草津町の『西の河原園地』を中心に行われました。

今回の主な活動内容は"外来種対策"でした。西の河原園地には特定外来生物に指定されている"オオハンゴンソウ"が繁茂しています。

【オオハンゴンソウ】


この場所では、6年ほど前から環境省と自然公園財団で主催する防除活動に関係各所にもご協力頂きながら取り組んでいますが、なかなかの長期戦となっています。

そのような中、学生によるおおよそ1ヶ月間のこの防除作業は、オオハンゴンソウの増殖を抑え、地域のあるべき姿の保全に一役買ったのではないかと感じています。

地味ですが、体力と精神力を要するこの作業。泥にまみれながらも一生懸命に活動へ取り組んでいた学生さんに感謝です!ありがとうございました!!


【引き抜き作業】


【乾燥作業】


ちなみに、この活動で防除されたオオハンゴンソウの最終駆除数は1,290kg!!

改めて、大量のオオハンゴンソウが生育していたのだと驚きました。


また、この活動の他に、高山植物の保護パトロール、地元の子どもたちを対象とした自然観察会の開催や利用者案内なども行ったそうです。

この経験が、活動に参加されたみなさんにとって、国立公園を始めとした地元地域の自然環境などについて考えるきっかけとなれば幸いです。


【西の河原園地に咲くノハラアザミを吸密するアサギマダラ】

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2016年08月04日平成27年度JPR活動新聞展示②

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 小林映絵

平成27年度JPR活動新聞を長野県小諸市にある「小諸高原美術館・白鳥映雪館」のロビーにて展示しています。


展示は8/3(水)~9/1(木)まで行っておりますので、ぜひ足をお運びください。


また、海野和男さんの昆虫写真展と第2回生きもの写真リトルリーグが8/69/4まで開催されているそうです。小中高生は無料で利用できるとのことですので併せてお楽しみください(写真展をご覧になる場合、大人の方は500円の料金がかかります)。


その他にもこの美術館は、富士見城跡を含んだ飯綱山公園内にあり、周辺散策を楽しむこともできます。壮観な光景が広がる場所に位置しており、気持ちの良いヒトトキを楽しめるのではないかと思いますよ(o´∀`o)


なお、9/3(土)~9/26(月)は東御市中央公民館2階のロビー(教育委員会横のスペース)にてJPR活動新聞を展示予定です。

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