ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 松本

179件の記事があります。

2018年07月06日大雨

中部山岳国立公園 関根陽太

全国各地で大雨となっていますが、上高地も大雨となりました。

  

清流梓川も濁流、激流!

水の勢いで木々も流されてきます。

こんな増水もあるからこそ、ケショウヤナギは生育できるのです。

   

透明な水を期待した方はガーン。となるかもしれませんが、いつもは見られない景色も!

   

明神岳に大雨の時しか現れない滝

ここで修行したら強くなれそう。

   

濁流と清流の合流

右側からは、大雨でも濁らない湧き水がはっきりわかります!

   

自然っておもしろい!!

   

昨日は上高地に至る道路が大雨で通行止めに。

今日は遊歩道の一部閉鎖はありますが、道路の通行止めは解除されています。

そんなこともあるので、くれぐれも十分に情報を仕入れてから上高地を楽しんでください。

    

現地の最新情報はこちら

上高地インフォメーションセンター

8:00~17:00

TEL:0263-95-2433

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2018年06月19日*乗鞍畳平に高山植物が咲き始めました*

中部山岳国立公園 丸山由起子

先週(6月13日)のことになりますが乗鞍畳平へ現地調査に行ってきました。

 

■お花畑

6月13日時点ではお花畑へ下りる階段に雪が残っているため立ち入り禁止でしたが

雪にステップを切る作業が行われ、6月17日から通行可能となっています 。

 

<お花畑の木道が見えています>

  

<ステップを切る作業中>

 

今年は畳平の高山植物の開花も早いようで、もうハクサンイチゲが咲いていました。

  

鶴ヶ池の周りなどではキバナシャクナゲが、富士見岳への登山道ではコメバツガザクラや

ミネズオウが咲いていました。

これから次々といろいろな花が咲き始めるでしょう。

 

■生きもの

乗鞍畳平へお越しになる多くの方々が「会いたい!」とおっしゃるライチョウたち。

今は繁殖期のためオス達はなわばり争いで大忙し! 

人間の存在をあまり気にせず動き回っているため出会う確率が高いですよ。

調査当日も2羽のオスのライチョウがかなり長い時間、空中戦をやっていました。

 

<岩の上で見張るライチョウ>

 

<侵入者を発見して飛んだ!>

 

他の鳥たちも元気です。

イワヒバリは岩の上で高らかに歌を歌っていました。

人をあまり恐れないので、ソーっと近くまで寄ることができますよ。

 

■アクティビティ

鳥だけでなく、人も元気です!

この時期でも雪が残る大雪渓ではスキーを楽しんでいる方々がいらっしゃいました。

雄大な景色を眺めながら滑るのは気持ちよいでしょうね。 

 

もちろん登山もできます。

大黒岳、魔王岳、富士見岳の登山道に積雪はありません。

剣ヶ峰への登山道には積雪が残っている場所が2箇所あります。

雪の状況によってはアイゼン等の滑り止めが必要になりますのでご注意ください。

 

<富士見岳頂上からの畳平>

 

 

■ご注意&お願い

○剣ヶ峰登山の際は登山届けをバスターミナル内の案内所に設置されているBOXへご提出ください。

○登山道に雪が残っている場合、雪を避けようと登山道を外れて登る方がありますが、落石の危険や

植生にダメージを与えますのでおやめください。

○天気が悪い時などは気温がかなり下がります。防寒対策をお忘れなく。

○乗鞍岳はツキノワグマの生息地です。夏は高山植物が豊富な畳平に上がってきます。クマ鈴等を

利用し突然の遭遇の予防をお願いします。

 

 

梅雨時期なので天気が悪いことも多いですが、ライチョウに出会う確率が高い時期ですし、

高山植物も次々と咲き始めるとても良い季節です。

ぜひ乗鞍畳平へお越しください!

 

※リアルタイムな乗鞍畳平の情報は、以下のサイトや現地の案内所等でご確認ください。

○乗鞍岳・乗鞍スカイライン公式サイト  https://norikuradake.jp/

○飛騨乗鞍観光協会HP  http://www.hida-norikura.com/norikura/

○現地問合せ先(乗鞍バスターミナル内 乗鞍総合案内所) 090-8671-3191

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2018年06月11日*乗鞍山麓五色ヶ原の森 開山祭&現地視察会*

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯からこんにちは。

 

ちょっと前のことになってしまいますが、5月20日に岐阜県の乗鞍岳山麓にある五色ヶ原の森の

開山祭と現地視察会に参加しました。

 

<開山祭の様子>

 

五色ヶ原の森は乗鞍岳の溶岩台地になっていて、溶岩と溶岩の隙間が多いため空気がたまりやすく、

冬に冷やされた冷たい空気が隙間から外に流れ出して夏でも涼しいのです。 

そのため実際の標高は1500mほどですが、標高2000mくらいの植生を見ることができる場所に

なっています。

 

下の写真のように溶岩が積み重なって塊になっているような状態を地元ではゴスワラと呼んでいて、

このような岩が積み重なった隙間に空気がたまります。

<ゴスワラ>

この岩の隙間から冷たい風が流れてきて、まるで天然のクーラーのように涼しいんですよ。

  

今回の視察では五色ヶ原の森のガイドさんの案内でシラビソショートコースを歩きました。

 

「フキノトウは大きくなっても葉っぱを天ぷらにするとおいしいよ。

茎もポキッと折れればまだ十分柔らかいから冷たい流水にさらしてアクをとると

おいしく食べられるよ。」

【ご注意】五色ヶ原の森は国立公園内ですので、みなさんがフキノトウを取るのは

別の場所でお願いしますね。

 

「シラビソの幹にある小さな膨らみを指でつぶすと香りのある液が出てくるから、ガイドをしていて

へばってしまった人なんかがいると、それをこめかみにちょこっとつけたり、なめたりして

気付け薬みたいに使うんだ。 山ではそこにあるものでなんとかしないといけないことも多いからね。」

私もつぶしてみました!

感覚は人それぞれですが、私は柑橘系とミントが混じったような爽やかな香りを感じました。

それをちょっぴり唇につけてみたら、ずいぶんと長い時間スーッとした感覚がありました。

でもこの液にはヤニ成分が含まれていてかなりべたべたするので、液に触るのは

ほんのちょっぴりがおすすめです。

 

「クリの木はコケが付きにくいから、木道なんかに使うと滑らなくていいんだよ。」

 

 

地元の歴史や生活、乗鞍の自然や山で生きる知恵などを聞きながら歩く森の中は

新しい発見が多かったです。

 

そして視察会のフィナーレにはそれにふさわしい景色が眼前に広がりました。

<布引滝>

 

五色ヶ原の森は入山者数を制限して自然を保護しています。

そのため完全ガイド制になっていて予約が必要ですので、詳しくは乗鞍山麓五色ヶ原の森の

ホームページをご参照ください。

○ 五色ヶ原の森HP <http://goshiki2004.com/ 

また昨年の記事もご覧下さいね。

http://chubu.env.go.jp/blog/2017/05/post-352.html

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2018年06月07日*オオハンゴンソウ除去作業@乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

6月5日は「乗鞍高原を美しくする会」のメンバーさんたちと一緒に、乗鞍観光センター近くの

ワサビ沢沿いに群生しているオオハンゴンソウの除去作業を行いました。

 

作業前写真です。

花が咲く前なのでわかりにくいですが、河原にはオオハンゴンソウ群落が「我が世の春」とばかりに

全盛を極めていました。。。。

赤く囲った中の草は、ほぼすべてがオオハンゴンソウではないか!というような勢い。

印はつけていませんが、立っている人の後ろの背の高い草の中にもうじゃうじゃなんです。

 

手で引っ張っただけでは根まで抜けず、株が大きいため根こそぎ取ろうとするとスコップや

鍬(クワ)でグイッと深くまでほじってやらないといけません。

結構な力仕事。

 

まったくうれしくないですが、、、オオハンゴンソウの大収穫祭。

 

まだ開花前で種子もできていませんので、根っこ部分だけを切り取って処分します。

 

こちらは除去作業後の同じ場所の写真です。

作業前写真とは生えている草の量が全然違っているのが一目瞭然ですよね。

これだけオオハンゴンソウが繁茂していました。

 

「乗鞍高原を美しくする会」は、乗鞍高原の環境保全のための活動をしている団体で、地元住民の方々で

構成されています。 昭和60年から美化清掃や外来植物除去等の活動を熱心にされてきて、今年度は

「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰もされました。

 

こうした地元の方々の地道な活動のおかげで国立公園の自然が守られています。

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2018年06月05日イベントに参加しました☆

中部山岳国立公園 佐藤怜子

今日は6月2日(土)3日(日)のイベント参加の様子をお伝えします。

参加したイベントは、「ランドネピクニック2018in松本」。会場は、あがたの森公園でした。

松本市などの行政ブースもいくつか出展しており、我々も"環境省中部山岳国立公園管理事務所"のブースを出展しました!

【ブース全体図】手前の白いテントから奥の青いテント2つ目まで!!

広いスペースを貸していただいたおかげで充実した展示をすることができました。

【体験コーナー:いきもの塗り絵】好きな塗り絵を選べます。

【体験コーナー:いきもの塗り絵】常に、にぎわっていました!

小さいお子さんはもちろん、大人の方も楽しんでいらっしゃいました(^^)

【剥製コーナー:マガモ&オシドリ】じっくり眺めている親子。展示者としては嬉しい限り!

みなさんは、カモやオシドリの雄雌を見分けることができますか?!

【剥製コーナー:ツキノワグマ】大人気!さわれる剥製です。

実際に触ってみることで、毛の質感や爪や足裏の様子を体験的に知ることができます。

ツキノワを見つけようと下からのぞき込む子たち。こうやって自分で見つけ出したツキノワを、きっと忘れることはないでしょう。

【パネル&写真展示コーナー】PRパネルと選りすぐりの風景写真を展示しました。

こちらもじっくり見て下さる方がいて、展示者としては嬉しい限り!!

今後も、より多くの方々に国立公園や野生動植物、環境省の取り組みについて興味・関心を持っていただくために、各種イベントでブース出展をいたします。皆様ぜひお越し下さい☆

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2018年06月04日*乗鞍高原のレンゲツツジ、お見逃しなく!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

 
乗鞍高原一の瀬園地のレンゲツツジがいよいよ見頃になってきましたよ!

(6月4日撮影)

 

 
どじょう池にお花畑になっているミツガシワもまだまだ楽しめます♪

(6月4日撮影)

 

乗鞍高原のレンゲツツジ、どうぞお見逃しなく!

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2018年05月31日*乗鞍高原一の瀬園地のレンゲツツジが咲き始めました!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

乗鞍高原一の瀬園地には、レンゲツツジの群生地があります。

昔、一の瀬園地で牛が放牧されていた時に、牛が食べない植物としてレンゲツツジが

残ったため群生地になりました。

しかし牛の放牧がされなくなり、だんだんと他の植物が成長してレンゲツツジが目立たなく

なってきてしまいましたが、乗鞍自然保護センターの職員さん達を中心とした地元の方々の

地道な活動のおかげで、またレンゲツツジがきれいに見られるようになってきました。

 

そんな一の瀬園地のレンゲツツジ群生地、昨年よりも10日ほど早く開花し始めましたよ。

(5月28日撮影)

 

まだ1~2分咲きくらいですが、来週にはかなり楽しめる咲き具合になりそうです。

 

現在の咲き具合でも、角度によっては↓こんな写真も撮れました。

(5月29日撮影)

 

 

 

あざみ池やどじょう池、牛留池ではミツガシワもきれいです。

 (↓どじょう池のミツガシワ 5月30日撮影)

 

乗鞍高原では今まさに花の旬がどんどんと訪れています♪ 

とてもよい季節ですので、ぜひ足をお運びください!

 

※レンゲツツジ群生地の場所

マップ.pdf

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2018年05月30日*乗鞍岳春山バス、区間延長!*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

春山スキー・乗鞍岳登山・雪見などで人気の乗鞍岳春山バスが、明日5月31日(木)より

区間延長が決定しました。

肩の小屋口・大雪渓まで行けるようになります!

「バスを降りればすぐスキーができる♪」 「バスを降りたら目の前に素晴らしい景色!」などなど、

より手軽に乗鞍を楽しめますよ。

 

本日、関係者が参加して安全確認等をしてまいりました。

 

ここのところの暑さで位ヶ原山荘までの雪壁はだいぶ融けてしまいましたが、位ヶ原山荘より上では

まだまだ雪がたっぷりです。

 

 

一番高いところでは、雪壁が7mもありましたよ!

 

松本でも平地では30℃近い暑さなのに、乗鞍岳には雪がまだこんなにたくさんあって、

とっても涼しい別世界です!

 

「涼しいところはトイレが心配」という方もご安心を。

松本市の職員さん達ががんばって雪かきをしてくださり、肩の小屋口・大雪渓バス停にあるトイレが

使用可能になっています。

 

※乗鞍岳春山バスのご利用については下記サイトや、のりくら高原観光案内所で情報をご確認くださいね。

http://norikurakogen.info/product/haruyama-bus/

【 ご注意とお願い 】

■肩の小屋口・大雪渓バス停より先の車道はまだ除雪作業を行っており、車道を歩いて

畳平へ行くことはできません。

畳平へバスで上がりたい方は、岐阜県側の乗鞍スカイラインのシャトルバスをご利用ください。 

乗鞍エコーラインの全線開通は7月1日予定となっております。

■肩の小屋口から肩の小屋への登山道はまだ雪で覆われており、アイゼン・ピッケル等の

雪山装備が必要です。

 

■登山・スキーの方は入山計画書の提出が必要となります。

春山バス乗車中に用紙が配布されますので、ご記入の上、位ヶ原山荘の回収BOXに投函、

またはバス乗務員にお渡しください。

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2018年05月28日上高地のニホンザル

中部山岳国立公園 関根陽太

こんにちは。

上高地から眺める穂高連峰も、日々新緑が山裾を上がっています。

   

上高地を歩いていると、ニホンザルによく出会います。

もともとニホンザルは上高地に住んでいますが、人に慣れてしまい警戒心がほとんどありません。

   

ニホンザル

   

とてもかわいいですが、このまま人慣れが進行すると

人を威嚇するようになったり、物を奪ったりするようになってしまいます。

   

先日は、上高地パークボランティアの皆さんと、普及啓発と追い払い活動を行いました。

少しでも人間に警戒心を持たせるように様々な方が活動をしています。

   

PV

   

上高地でニホンザルを観察するときは距離をとって、決してエサは与えないでください。

   

サル対策掲示ポスター

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2018年05月21日望遠鏡で何が見えるかな?!~パークボランティアの望遠鏡解説~

中部山岳国立公園 佐藤怜子

「上高地パークボランティア」ってご存じですか?

約30年前に設立され、登録者は現在65名。

ボランティア精神に基づき皆が自主的に活動しており、登録や活動を環境省で取りまとめている団体です。

今回は、ボランティア活動の1つ"望遠鏡解説"を紹介いたします。

ビジターセンターの前まで歩いていくと、なにやら行列が・・・。

【望遠鏡の後ろへ順番待ちで並ぶ女性グループ】

近寄ってみると、先頭の方は望遠鏡をのぞいていました!

【望遠鏡をのぞく様子】

奥穂高岳の山頂が見えています!

【ボランティアによる解説-望遠鏡から見える奥穂高岳について-】

はじめ、すっかりグループに紛れ込んでいて気付きませんでしたが、「上高地パークボランティア」さんが解説をしておりました!!

山頂に登山者がいる場合は、人の歩く様子まで見ることができます。

奥穂高岳は日本で3番目に高い山です。

登るのはちょっと難しいかも・・・という方、山頂をのぞいてみてはいかがでしょうか?!

【再び望遠鏡をのぞきに来た少年】

この望遠鏡をのぞくのは無料です。二度のぞきに来てくれた人もいました!

ボランティア活動ですので、常に行っているわけではございません。曜日や時間も決まっておりませんので、出会えたらラッキー☆と思って、ぜひ望遠鏡をのぞいてみて下さいね。

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