ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 松本

192件の記事があります。

2018年11月08日* 子どもパークレンジャー大活躍 @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

11月4日(日)、乗鞍高原で子どもパークレンジャーを開催しました。

活動のテーマは『 乗鞍高原一の瀬園地 景観回復大作戦! 』というものです。

 

乗鞍高原の一部は中部山岳国立公園に指定されていますが、地域の人が生活の場として

利用する里山でもあります。

昔は燃料として木を切ったり、つい数年前までは牛を放牧していたりと盛んに活用されていました。

そのため一の瀬園地は放牧によって形成された半自然草地で、草原景観の広がる場所だったそうです。

 

【 長野県乗鞍自然保護センターに展示されている昔の写真 】

  

 

環境省の中部山岳国立公園南部地域管理計画書にも「保全すべき自然環境」として

「乗鞍高原の半自然草地」とあります。

しかし最近は生活様式や時代の変化により木はそれほど必要とされなくなり、

草や木の芽生えを食べる牛もいなくなって、シラカンバやハンノキなどの成長が著しく

草原景観が失われつつあります。

 

そこで子どもパークレンジャーのみんなに、一の瀬園地の草原景観を復活させるべく

活動をしてもらいました。

 

まずは長野県乗鞍自然保護センターで乗鞍の自然や昔の生活のことを学びました。

 

そして一の瀬園地へ移動し、草原景観回復のため幼木の伐採を行う準備です。

 

みんなで【 さぁ、やるぞー!! 】のかけ声。

おや?あまりノリが良くないかな?

 

彼らの後ろに写っている場所では、シラカンバの幼木が下の写真のように

ヒョロヒョロとたくさん生えてきてしまっています。

今回はこれらの幼木を切ってもらいます。

 

かけ声のノリはいまひとつでしたが、根気のいる作業をみんな熱心にやってくれました。

 

切った幼木はリサイクルとして後で鉛筆作りに使うので枝切りばさみを使って

枝を切り落としておきます。

 

 

みんなで力を合わせ、1時間半ほどの作業でこんなにすっきりとさせることができました。

 

景観回復大作戦は大成功ですね♪

  

最後は切った木に芯を入れて削り、色鉛筆を作りました。

みんな個性豊かな色鉛筆ができたね♪

 

【 ボクは赤・青・緑の色鉛筆をつくったよ! 】

 

色鉛筆づくりが早く終わった子は、その色鉛筆を使って絵を描いてくれました。

 

今回参加してくれた子どもたちが乗鞍高原の自然の守り手になってくれることを期待します!

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2018年11月06日* 国立公園写真展☆開催中 @新穂高 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

みなさん、こんにちは!

秋の紅葉がきれいだな~と思っていたら、早くも北アルプスは北の方や高い山を中心に

積雪で白くなってきました。

 

【 西穂高口駅山頂展望台からの笠ヶ岳(2898m) 】

 

 

【 左端のとんがりは槍ヶ岳(3180m) 夕日を受けてバラ色に輝く 】

  

 

このような北アルプスの美しい風景を楽しみに新穂高ロープウェイにお越しの際には

ぜひ国立公園写真展にもお立ち寄りください!

しらかば平駅1階のギャラリー「飛騨乃風」にて開催しております。 

 

 

信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、

上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが昨年度の活動中に撮影した写真の数々を

展示しています。

きれいな風景だけではなく、活動の視点からの写真が数多くあります。

「こんな活動をしてるんだね」などと知っていただければ大変嬉しいです。

  

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国立公園写真展   入場無料 !!

 開催場所: 新穂高ロープウェイ しらかば平駅1階 ギャラリー「飛騨乃風」

 開催期間: 2018年11月3日(土)~11月27日(火)

 開催時間: 午前9時~午後16時30分

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寒くなって温泉のぬくもりが恋しくなる季節。

ロープウェイで高い山を見に行った後は温泉でのんびり♪ なんていうプランはいかがでしょうか?

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2018年11月06日今シーズンお疲れ様でした★上高地パークボランティア

中部山岳国立公園 佐藤怜子

こんにちは、上高地パークボランティアの活動運営を担当する佐藤よりパークボランティアの活動についてお伝えします。

11月3日、上高地パークボランティアの反省会を行いました。

上高地パークボランティアは、毎月定例会を行っておりますが、閉山を迎える11月の定例会は上高地での最後の会となるため反省会とし、今年度の上高地での活動を振り返りました。(閉山後も松本市内の公民館等で定例会は行います)

また、反省会に合わせて講演会を行いました。講師に信州大学理学部の東城幸治教授(信州大学学術研究院理学系・生物学領域)をお招きしました。「生物多様性の世界的ホットスポットとしての信州」という演題で、研究事例を挙げながら地史的な観点や遺伝分類学の観点から、日本の生物多様性についてお話してくださいました。

【講演会様子-大勢の参加者があり会場は満員!】

今後のパークボランティア活動に生かせる内容盛りだくさんの講演会でした。

さて、上高地パークボランティアとして日頃から様々なボランティア活動を行っておりますが、反省会当日及び翌日のボランティア活動を紹介いたします。

【田代湿原デッキの清掃様子】

この時期は、遊歩道に落ち葉が積もります。積もった落ち葉が濡れると滑りやすくなることや、そのままにしておくと木道が痛みやすくなるので除去します。

【木道の清掃様子】

【側溝の落ち葉除去様子-側溝の機能を保つために】

【側溝の落ち葉除去様子-落ち葉や土を取り除くのは大変です】

大変な作業ですが、皆さん上高地のために活動して下さいます。

上高地パークボランティアの皆様、上高地のために日々ご尽力いただきありがとうございました。

今シーズンお疲れ様でした!!

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2018年11月01日安曇小学校上高地学習~3・4年生の看板清掃活動~

中部山岳国立公園 佐藤怜子

日頃から施設の維持管理作業を職員や自然公園財団、パークボランティアなどで行っておりますが、先日は地元の安曇小学校3・4年生の児童たちが看板清掃を行ってくれました。

「今日は看板をきれいにするぞー!」とやる気で上高地へやってきた3・4年生7名。看板清掃を一生懸命行ってくれました。看板を見つけると我先にと走っていき清掃にとりかかる姿がとても印象的でした(^^)

今回清掃したのは、河童橋~田代橋までの区間にある環境省設置の案内看板です。

スポンジで擦って水で流すと、看板に付いた木の脂や埃などの汚れがきれいに落ちます。汚れが取れるのを実感できるため、みんなやりがいを感じながら活動していました。

【やりがいがあるぞ!】

【看板の端までしっかり汚れを落とすよ!】

【達成感があるね!】

【おおものだ!!】

【ちなみに、この日はこんな良いお天気でした☆】

3・4年生のやる気パワーで看板8枚を清掃することができました。

みんな、上高地のために活動してくれてありがとう!!

これからも『地元』上高地を大切に思い、親しむ心を育んでいってほしいです☆

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2018年10月24日* 紅葉が見頃です @平湯 * 

中部山岳国立公園 丸山由起子

平湯管理官事務所のある平湯温泉や新穂高付近の紅葉が見頃になっています。

 

<平湯管理官事務所付近の紅葉> 

 

 

<平湯温泉からは笠ヶ岳がよく見えます>

山の形は見る場所によって変わりますが、平湯温泉からの笠ヶ岳はとても端正な容姿です。

写真は平湯温泉のバスターミナル付近です。

バスターミナルからは上高地や乗鞍畳平へのバスも出ています。

ここ平湯は上高地へお出かけの際の宿泊地としても便利ですよ!

上高地の紅葉散策とあわせて平湯の紅葉もお楽しみください♪

また乗鞍スカイライン、乗鞍エコーラインは10月31日までで冬期閉鎖となります。

乗鞍岳へ行きたい方はお急ぎください。

【ご注意】乗鞍への道路は道路状況によって(積雪等)は通行止めになることもあります。

 

 

<鍋平高原の北アルプス大橋>

 

平湯から新穂高ロープウェイへ向かうときに中尾温泉を経由すると途中に北アルプス大橋があります。

ここもおすすめの紅葉名所です!

蒲田川に流れ込む外ヶ谷の深い渓谷にかかる橋は被写体としてとても迫力があり、人工物と自然の

コラボが見事です。

 

国立公園の自然と温泉を楽しめる奥飛騨温泉郷平湯温泉へぜひお越しください。

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2018年10月17日*どこを見ても絵になります @乗鞍高原&白骨温泉*

中部山岳国立公園 丸山由起子

昨日(10月16日)乗鞍高原の現地調査に行ったら乗鞍高原はいたるところ紅葉まっさかり。

どちらを見ても絵になる風景でしたので紅葉状況のご報告♪

写真はすべて10月16日撮影のものです。

 

<一の瀬駐車場付近からの眺め> 

 

<大カエデと乗鞍岳> 

 

大カエデは青い葉っぱが少し残っていました。

今後の天候状況にもよりますが今週末もまだがんばっていてくれそうですよ。

 

写真のほかにもきれいなところがいっぱいです。

芸術の秋♪自分だけの風景フレームを探しに乗鞍高原を歩いてみてください。

 

 

また、乗鞍高原に隣接する白骨温泉は全体が中部山岳国立公園の中に入っています。

こちらの紅葉もおすすめですよ。

<色づき始めた白骨温泉>

  

<乗鞍高原から白骨温泉に向かうスーパー林道から>

 

 

この週末は上高地の黄葉もきっと見頃になってくるはずですので、

「乗鞍高原」「白骨温泉」「上高地」、ついでに「平湯温泉」や「新穂高温泉」などもあわせて

『 紅葉狩りと温泉旅 』を計画されてはいかがでしょう?

 

 

【お知らせ】

訪日外国人の方々に国立公園を満喫してもらおう!というプロジェクトの一環で

中部山岳国立公園南部地域を紹介する英語版公式サイトができました。

乗鞍高原や白骨温泉も紹介されています。 ぜひご活用ください。

⇒ CHUBUSANGAKU NATIONAL PARK Southern Region

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2018年10月09日* 秋色が進んできました @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍岳山麓の標高1200~1800mに広がる乗鞍高原でも秋が深まってきました。

 

<乗鞍高原一の瀬>

 
< 乗鞍高原一の瀬にある大カエデ と乗鞍岳>

大カエデは半分くらい色付いてきた感じです。

今週半ばあたりからグッと気温が下がるようですので、今週末あたりには見頃になるかもしれません。

今年も良い色に発色しそうです。

  

また、乗鞍高原にはあざみ池やまいめの池、どじょう池など多くの池があり、

紅葉や乗鞍岳のリフレクション撮影スポットが多数あります。

 

こちらは「あざみ池」

 

上の写真のほぼ反対側より

あざみ池周辺の木が紅葉・黄葉するのはもう少し先のようです。

 

 

遊歩道を散策している時に国の特別天然記念物に指定されているニホンカモシカに

遭遇することがあるかもしれません。

<秋の遊歩道にたたずむニホンカモシカ>

カモシカはおとなしく、人をおそうことはほとんどありません。

出会った時は近づきすぎず、カモシカが去って行くまでそっと見守ってください。

カモシカは人をみかけると、上の写真のようにじーっと見つめてくることがよくあるので、

しばらく見つめ合うことになるかもしれません(笑)

  

秋色が広がり始めた乗鞍高原にぜひ足をお運びください。

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2018年09月10日「見て!触って!どうぶつ展」開催中☆

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地インフォメーションセンターでは、企画展示「見て!触って!どうぶつ展」を開催しています。

内容は、ライチョウやニホンカモシカ、ツキノワグマなどの剥製(はくせい)10種類程と、写真40枚程が並ぶ見応えのある展示となっております。

【会場の様子】

今回の目玉は、なんと言ってもライチョウです!

高山に生息するライチョウを実際に見たことがある人は限られていることでしょう。ここでは、高山に登らなくてもライチョウを剥製で見ることができます!

【ライチョウコーナー】

この企画展では、写真と剥製の両方を展示することで、環境省で取り組んでいるライチョウの保護増殖活動のより一層の普及啓発に繋がるよう力を注ぎました。

また、剥製と関連して展示されている写真はどれもステキなものばかり!

見返り美人のタヌキには胸きゅんですよ☆

【ステキな写真がずらり!】

そして佐藤のオススメは、触れる剥製です!実際に触ることで、毛や爪のかんじを体感することができます。毛はふわふわできもち~いですよ(^^)

【ツキノワグマに触れるよ♪】

触れる剥製は、触られる剥製と触った人の両者に問題の無いよう製作されておりますので、安心して触って下さい。また、触れる剥製コーナー以外の剥製には手を触れないようお願いいたします。

【ぜひ自分の手で触って確かめてみてね!!】

この企画展示は10月16日(火)まで開催していますので、ぜひ皆様お越し下さい。

かわいい写真とはくせいたちが皆様をお出迎えいたします♪

協力:小野真吾・市立大町山岳博物館・松本市山と自然博物館

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2018年08月02日*アクティブ・レンジャー写真展開催中! @乗鞍高原*

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原にある宿泊施設、『休暇村乗鞍高原』の温泉施設の休憩場所にて、

アクティブ・レンジャー写真展を開催しています。

 

信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、

上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが、昨年度の活動中に撮影したイチオシ写真の

数々を展示しています。

それぞれの国立公園自慢の風景だけではなく、活動の視点からの写真も数多くありますので、

「へ~そうなんだ!」「そんなこともやってるんだね」などと感じていただければ大変嬉しいです♪

宿泊や日帰り入浴等で休暇村乗鞍高原をご利用の際はぜひお立ち寄りください!

 

 

会場は温泉施設の休憩場所なのでくつろいだ雰囲気です。

 

乗鞍岳の動物たちについても少し紹介しています。

 

国立公園の公式インスタグラムやフェイスブック、アクティブ・レンジャー日記も

「さりげなく」 紹介しています♪

 

国立公園公式インスタグラムには日本の国立公園34箇所のレンジャーやアクティブ・レンジャーの

撮影した写真を中心に、国立公園での感動をテーマにたくさんの写真が投稿がされています。 

こちらもぜひご覧になってください!

>> 国立公園公式インスタグラム << 

 アカウント名 nationalpark_japan

  https://www.instagram.com/nationalpark_japan

 QRコード

 

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2018年07月27日安曇小学校上高地学習~3・4年の外来植物対策~

中部山岳国立公園 佐藤怜子

日頃から上高地では外来植物対策を行っておりますが、今日は、地元の安曇小学校3・4年生の活動について紹介します。

「上高地のために外来植物について学び、実際に除去を行いたい」という思いを持って上高地へやってきた3・4年生7名。上高地の外来植物についての説明をしっかり聞き、除去作業を一生懸命行ってくれました。

 除去したのは、エゾノギシギシです!

1株に数千個から数万個の種を付けるエゾノギシギシの穂の刈り取りを行いました。除去の方法については、根から抜き取ることも大事ですが、種子を拡散しないよう穂を刈り取ることも分布拡大を妨げる効果があります。

【できるだけ根元近くからしっかり刈り取るぞ!】

【刈り取りに慣れてきたよ!】

【あっちにもこっちにもあるよ!】

【他の草があっても見分けられるぞ!】

【ゴミ袋3袋分になったよ!】

3・4年生のやる気パワーでエゾノギシギシの穂8.5㎏刈り取ることができました。

みんな、上高地のために活動してくれてありがとう!!

活動を終え、まとめの会で感想や分かったことを発表してもらいました。

「エゾノギシギシの実物をしっかり見て知ることができた」や「在来種や似ている植物との見分け方を知ることができた」「種が数万個もあることに驚いたし、実際に取ってみると本当にすごくいっぱい種があることが分かった」などエゾノギシギシについて分かったことや、「他の外来植物にも取り組んでみたい」など次の活動への意欲などがあがりました。

 他の植物の間に生えていても見逃さず、自分の背丈より高い茂みからもエゾノギシギシを見つけ出す姿や、「これは・・・似ているけど違う!」と自分たちで確認しながら刈り取っていく姿はとても頼もしかったです(^^)安曇小3・4年生はエゾノギシギシマイスター!?

今後も『地元』上高地を大切に思い、上高地に親しみながら、上高地学習を続けていって下さい☆

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