ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋

194件の記事があります。

2017年05月25日レンジャー写真展開催!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 吉塚藍

5月末、葉が生い茂り、太陽が明るくなってきた藤前干潟からこんにちは。

梅雨がまだ来ていないのですが、暑さを感じる日も多く、すでに夏が始まっている気持ちでいるアクティブレンジャーの吉塚です。

最近夜寝る前のレモン水にはまっています。夏バテに気をつけて元気にいきましょう!

さて、今年もレンジャー写真展が始まります!

「中部地方の生きもの、風景」をテーマに国指定鳥獣保護区の藤前干潟、白山国立公園、伊勢志摩国立公園の3つのエリアでレンジャー、アクティブレンジャーが撮影した作品が並びます。

各エリア周辺の会場での巡回展となるのですが、まずスタートは私たち藤前干潟エリアでの開催です!

------------------------------------------------------------

6月1日(木)~6月29日(木) 碧南海浜水族館・碧南市青少年海の科学館

http://www.city.hekinan.aichi.jp/aquarium/

また写真展期間中、6月18日(日)には私たちも写真展に行って1日限定イベントを行います!

限られた時間ですがレンジャーへの質問を募集し、レンジャーが質問に答える時間とパタパタ鳥工作教室を開催します。

レンジャーという仕事に興味のある方や親子でおでかけする方は、ぜひお立ち寄り下さい。


(パタパタ鳥です。羽をパタパタと動かせます。オリジナルで色塗りも出来ちゃいます。)

------------------------------------------------------------

その後、写真展は7月・8月に白山国立公園エリア、10月・11月に伊勢志摩国立公園エリアを巡回し、来年の1月にはまた藤前干潟エリアに戻ります。

展示する写真は私たちが業務で出会い、撮影したもので、改めて中部地方には恵まれた自然環境がたくさんあると感じています。

ぜひ自然に興味のある方は、レンジャー写真展へお越し下さい!

ページ先頭へ↑

2017年05月19日それとこれとは別!?

国指定藤前干潟鳥獣保護区 吉塚藍

GWが明けて初夏を迎え渡り鳥が増えてきた藤前干潟からこんにちは。

アクティブレンジャーの吉塚です。

(岩場で休憩中のチュウシャクシギ)

今回はある日、稲永スポーツセンター近くにある干潟にやってきたチュウシャクシギという鳥のお話です。

夕方になってから3羽のチュウシャクシギがやってきました。

チュウシャクシギは1羽だけで過ごしていることもあるし、人から遠い所では安心するのかたくさん集まっていることも多くあります。

ちなみに私が近くでよく見かけるのはトリオでいることが多いです。

そしてこのトリオはどうやらここにたくさん棲んでいるカニたちを食べにやってきたようです。

チュウシャクシギはカニを丸呑みするのですが、器用にくちばしでカニの足を外して飲み込みます。

降り立ったらそれぞれにカニを探して、見つけては捕まえて、見つけては捕まえて食べてを繰り返していました。

じーっと観察していると。トリオの中の1羽が何か見つけたようです。

(左のチュウシャクシギが干潟の穴を覗いているようです。)

ちょっと深い穴かな?大物でも見つけたんでしょうか?

するとその様子に気付いたもう1羽が近づいてきました。

(右側のチュウシャクシギが気付いて左側のチュウシャクシギに近寄っていきます。)

その後、右のチュウシャクシギが左のチュウシャクシギに一気に近づいたかと思えば・・・・・・次の瞬間っ!!!!

・・・えっ!

・・・えぇーーーーっ!

そんな・・・。

微笑ましい仲良しトリオだと勝手に思い込んでいましたが・・・

見てはいけないものを見てしまった・・・という気持ちに。

ある場面になると性格が変わるというのは、すべての生きものに通じるものかもしれません。。

しかしその後はまた何事もなかったかのようにトリオで餌を探し始めました。

もしかしたらじゃれ合っていたのでしょうか?真相はわかりません。

このように生きものの感情や心情を知ることは(人間同士でも・・・)難しいことかもしれませんが、観察を続けているとなんだか思わずびっくりするような展開や共感してしまうことにめぐりあうことがたくさんあります。

また同じ種類でも1羽1羽で性格に違いがあるように思います。

ぜひ藤前干潟に来た際はじっくり1つの生きものを観察してみて下さい。

観察の楽しみを感じることができますよ♪

ページ先頭へ↑

2017年05月18日藤前干潟のシーズン到来。お知らせいろいろ。

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

初夏の風が気持ちの良い藤前干潟から、こんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

4月からも引き続いて頑張って働いていましたが、

なんだか、バタバタと落ち着かない日々で、すっかりご無沙汰してしまいました。

<岩場にたたずむササゴイ>

この季節は、出前講座シーズン。

黄色いレンジャー服を着て、各地の小中学校でお話をします。

今年度の最初は、なんと愛知県知多郡阿久比町の草木小学校から。

みんなは、これから小学校近くを流れる草木川について調べるんだとか。

川の先に広がっている干潟のことを知りたい!と言うことで、お話ししてきました!

とても熱心に話を聞いてくれて、質問にもたくさん答えてくれました。

草木小のみなさん、ありがとうございました。

その様子は、下記のページからご覧いただけます。

いろいろな所で干潟について知ってもらう機会を作りたいと思っていますので、

興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

●出前講座の紹介HP

http://chubu.env.go.jp/wildlife/mat/m_1_1_6.html

そして、これから夏休みにかけてのシーズンは、私たちに会えるイベントも盛りだくさんです!

下記のページでは、これからどんどんイベント情報を更新していきますので、

ぜひチェックしてくださいね。

●藤前干潟のHP: http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/event/index.html

そして、今年も藤前干潟ふれあい事業が始まります。

年間を通して、藤前干潟はもちろんのこと、干潟に関わる文化や歴史など、様々なテーマの学びがあります。

名古屋自然保護官事務所では、3回の講座を担当しますので、ぜひ、今年も皆さま、ご参加ください。

●藤前干潟ふれあい事業のHPhttp://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000088964.html

<黄色いアイリングが特徴的なコチドリ!とっても可愛いです>

<おしりをふりふりする姿が愛らしいイソシギ>

ページ先頭へ↑

2017年04月25日藤前干潟ビギナー。野鳥の世界への入り口。

国指定藤前干潟鳥獣保護区 吉塚藍

今話題のレゴランドから1駅お隣にある藤前干潟から初めまして。

4月より名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーとなりました吉塚と申します。

改めまして名古屋自然保護官事務所では名古屋市と飛島村にまたがる国指定鳥獣保護区・ラムサール条約登録湿地となっているここ藤前干潟で保全の取り組みや普及活動を行っています。

アクティブレンジャーとして藤前干潟で働くことになった私は、実は北陸出身でダイビングなど海での経験はあるものの、藤前干潟以前にそもそも干潟にふれあう機会がほとんどなく、ほぼゼロからのスタートです。まだまだ藤前干潟ビギナーですが、逆にフレッシュな目線で紹介していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!

早速ですがこれまで干潟を経験してこなかった私がまず最初に驚いたことがあります。それは干潟がいつも見られるとは限らないこと。そして干潟が出る時にどこからともなく野生の水鳥たちが多くやってくることです。

普段人が生活している場所ではあまり見られない水鳥たちが、藤前干潟でたくさん見られるのは干潟に棲むカニやゴカイ、貝や藻などの生きものを食べるためにやってくるそうです。それにしても一日中干潟が出ているわけでもないのに、ちゃんと藤前干潟の場所をわかっている所がとても不思議です。

今まで水鳥とのふれあいも浅く、カモはカモ。カモメはカモメ。サギはサギ・・・としか見てきませんでした。

でもここで勤務するようになってからもうすぐ1ヶ月くらいですが、フィールドスコープを覗いて鳥の模様やしぐさなど違いを教えてもらうことで、(たくさん違いがあってなかなか覚えられませんが・・・)鳥を見る目が変わりました。

カモはカモでも目の周りが綺麗なグリーンをしているコガモ(雄)。

鳥の種類を識別するための特徴を教えてもらいながら、鳥の綺麗な色や特徴的な形、またごはんを食べるために水に潜ったり、干潟の泥の中にいる生きものをつつき歩く様子など、愛くるしい姿やしぐさに魅了されてしまい、いつまでも見続けることができます。

せっせとごはんを食べるのに逆さまになってお尻が見えちゃってるのはオナガガモさんたち。

羽づくろいの姿がなんだか愛らしいマガモのペア。

また季節によって全く違う鳥のように羽根が生え替わる鳥もいることを知り、自然の奥深さや神秘を感じます。

先日は藤前干潟では珍しいツルシギがやってきたという情報をもらい、ツルシギのこと何も分からないままとりあえず駆けつけた所で大先輩の方々に教えてもらい、なんとか・・・!撮影することができました!!

干潟の生きものを狙うツルシギ(逆光でちょっと暗くなってしまいました。)。

そもそもツルシギという鳥の名前を知らない私にとっては、いくつもの種類が集まっている中から目当ての1羽を探すことだけでも難しいことなのですが、足が赤く、下のくちばしの付け根が少し赤いなどの特徴を教えてもらいながらツルシギのことを理解することによって、グッと親近感が湧いたのを感じました。(1人で見つけ出すにはまだまだ修行が必要ですが・・・)

なので鳥のことよく知らないけど、鳥の魅力や世界に足を踏み込んでみたいという方は、藤前干潟で鳥のことをよく知っている人と鳥を見始めるのがおすすめです!

鳥の暮らしや特徴を知ることで、何倍も鳥の楽しさや魅力を感じることができるということに気付き、今までただ鳥を見ていたことがなんだかもったいなかったと思いました。これから藤前干潟には旅鳥のシギ・チドリ類やウミネコなどの夏鳥がやってくる季節になります。また干潟も広く出てくる最適な時期になりますので、ぜひ藤前干潟にお越し下さい!

ページ先頭へ↑

2017年03月29日静かな藤前干潟

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

コアオアシシギ

コアオアシシギ

晴れてもまだ風が強く、穏やかな散歩日和、というわけにはいきませんね。

来週あたりは、もう少し暖かくなって稲永公園でも桜の開花が見られるでしょうか。

たくさんいたオナガガモは3月初めにはあっという間に旅に出てしまい、

ズグロカモメやユリカモメも頭の黒い夏羽に変わり始めて、そろそろ旅に出そうです。

ハマシギの大きな群れはタイミングがあえば見られそうですが、長くとどまっていないようなので、見られたらラッキーですね。

藤前干潟の泥の中の生き物たちは、まだもう少し春を待つようで、今は少し静かにな藤前干潟です。

ユリカモメ(夏羽)

頭が黒くなったユリカモメ夏羽

カンムリカイツブリ(夏羽)

冬のシンプルな姿から特徴的な夏羽に!カンムリカイツブリの夏羽(ぼけた写真ですみません!!)

→冬の姿はこちらの写真をどうぞ。シュッと凛々しい姿を平賀ARがとらえています!

 http://chubu.env.go.jp/blog/DSC_708.JPG

コガモ

数もぐっと減ってきたコガモ

さて、今年度は出前講座やイベントでいろいろなところにお邪魔して藤前干潟のことを話す機会に恵まれました。

来年度も藤前干潟のことを知ってもらえるよう頑張りたいと思っています。

4月になりましたら、藤前干潟で行われるイベント情報なども随時更新していきますので、

チェックしてくださいね。

●藤前干潟のイベント情報

http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/event/index.html

ページ先頭へ↑

2017年03月03日狩りの風景

国指定藤前干潟鳥獣保護区 平賀歩美

梅が咲く稲永ビジターセンターからこんにちは。

名古屋自然保護官事務所の平賀です。

伊吹おろしが吹き寒かった藤前周辺も、日によっては暖かさを感じる今日この頃です。

さて、1月末に行われたサイエンスカフェを最後に

名古屋自然保護官事務所で今年度の実施予定だったイベントは全て終わりました。

こんな感じで、来年度まで割と静かな名古屋自然保護官事務所ですが、

毎日、事務所の前の庄内川・新川河口では、たくさんの鳥たちで賑わっています。

そんな中、餌を求めたミサゴのダイナミックな捕獲シーンを目撃しました!

昼休みに庄内川沿いの園地に出てみるとミサゴが2羽、割と低い位置で旋回中。

「低いところを飛んでるなー」と思った次の瞬間...

1羽のミサゴが落ちてきた!

...いや、落ちて来るわけないですね。

ミサゴの餌は生きている魚。海中の魚目掛けて、水中に足から突っ込んでいき、

魚を捕食するのが彼らの狩りの手法なのです。

この迫力はちょっと感動もの。

一回目は、写真を取り逃しましたが、

二回目はなんとか?写真に納めましたので(ピントは微妙ですが)確認してみましょう。

狙いを定めたら、羽を閉じて急降下(上記写真)。

海面ぎりぎりまで落ちてきたら脚で獲物を狙う体勢を作り、

すごいスピードで脚から飛び込んでいきます。

写真と文章ではスピード感が伝わらないのが残念!

ざぶんっ!!

写真で見ると「まるで溺れている...」ようですが、

すぐに海中から浮上してきた図です。

体をぶるぶる震わせ水を切りながら飛んでいくミサゴ。

ミサゴの足下を見ると魚が捕まれていないので、

今回の狩りは残念ながら失敗した様ですね。

再び空へと上昇。

さて、ミサゴが上空に戻っていった後に、海上でけたたましい鳴き声が。

目をやるとユリカモメが2羽戯れていたのですが、

その後、こんな状態に。

2羽とも潜って何しているのかと思って見ていると、

なんと!

その下から魚をくわえたカンムリカイツブリが出てきましたよ!

(カンムリカイツブリは水中に潜って魚を捕らえます。潜水上手)

ユリカモメはカンムリカイツブリが捕った魚を狙っていたようです。

逃げるカンムリ!(右下に魚をくわえたカンムリカイツブリ)

さて、この後のユリカモメのアタックにカンムリカイツブリが逃げ切れたのかどうかは、

3羽が団子状態になったため未確認です。

こんな感じに、国指定藤前干潟鳥獣保護区では色々な鳥の世界を垣間見る楽しさがあります。

また、最近では冬羽から夏羽に変化する鳥も確認されおり、冬から春へと季節の変化を鳥たちから教えてもらえます。

場合によっては、冷たい北風が吹き荒れるかもしれませんが、

そんな時は、稲永ビジターセンター、藤前活動センターの館内から藤前干潟を観察できますので、ご安心を。

是非、賑やかな藤前干潟にお越しください。

ページ先頭へ↑

2017年02月03日藤前干潟サイエンスカフェの実施報告

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

今朝方、稲永公園にもいると聞いていたコゲラを始めて目撃し、ちょっと感動しました。

海辺の松林ではあまりいないようですが、公園など住宅街でも見られるそうです、、、

私は始めて見ました!

稲永公園のコゲラ 稲永公園のアオジ

<コゲラ:稲永公園>                   <アオジ:稲永公園>

さて、以前からAR日記でもご紹介しておりました

「藤前干潟サイエンスカフェ 藤前干潟と繋がる海~伊勢湾の流れ~」

が、先週の土曜日(1/28)に無事終了しましたので報告したいと思います。

会場の様子

<会場の様子>

20名の定員に対し欠席を見越して少し多めに受付けたところ、ほとんど欠席される方がなかったため、会場が狭くなってしまい、結果、カフェスペースが混雑。

参加された皆さまには申し訳ありませんでした。

主催者としては、大変嬉しい悲鳴でもありますが、今後の課題として検討していきたいと思います。

小椋進 所長 国土交通省名古屋港湾空港技術研究所

<話題提供:小椋 進 所長(国土交通省 名古屋港湾空港技術調査事務所・伊勢湾水理実験センター)>

国土交通省 海洋短波レーダー

<海洋短波レーダー:伊勢湾環境データベース・ホームページで公開されているシミュレーション>

伊勢湾の流れ、ということで小椋所長には、伊勢湾の海洋短波レーダーのシミュレーションなども交えながら、簡潔に分かりやすくお話いただきました。伊勢湾から流れる藤前干潟周辺の流れに関するお話もあり、参加された皆さんも藤前干潟がどんなふうに形成されて、どんな特徴を持つ干潟なのか、理解が深まったのではないかと思います。

岐阜大学応用生物科学部 伊藤健吾先生

<ファシリテーター:伊藤健吾先生(岐阜大学応用生物科学部)>

伊藤先生には、ファシリテーターとしてご参加いただきました。

実は今回のお話を解説するにあたって、先生からは<海の流れと生きものの関わり>などについてネタをご用意いただいていたのですが(!)、残念ながら、時間が足らず皆さまにはご紹介できませんでした!!!ごめんなさい!

先生からちょっと中身を伺っただけなのですが、とても(×2)面白そうなお話だったので、何かの機会で披露していただけないかと、密かに思っているところです!

(まだ、伊藤先生にもお話していないのですが・・・)

藤前干潟サイエンスカフェは過去にも開催されていますが、私自身は企画・運営には携わっておらず、全てが手探り状態で、ドリンクの提供方法やどんな話題にしたら良いか、などなど、やはり準備は大変だなぁと思い知りました。

カフェに使用したドリンクは、普段から藤前干潟の普及啓発に協力いただいているイオンスタイル名古屋茶屋店さんからご提供いただきました。最初はドリンクの提供一つとってもどうしたら良いか検討することから始めなくてはいけなかったので、何種類か用意出来ると分かったときは正直ほっとしました。

イオン提供 ドリンクコーナー

<ドリンク提供:イオンスタイル名古屋茶屋店>  <ドリンクコーナー>

その他にも、会場の設営には稲永ビジターセンターやお隣の名古屋市野鳥観察館のスタッフの方々の協力もあって、なんとか実施することが出来ました。

お話の内容だけでなく、ここまでの準備の段階も含めて、私にとっては非常に良い経験になりました。

参加いただいた皆さま、小椋所長、伊藤先生、国土交通省ご担当者さま、イオンスタイル名古屋茶屋店ご担当者さま、名古屋市野鳥観察館スタッフ・稲永ビジターセンタースタッフの皆さま、ありがとうございました!

名古屋自然保護官事務所のメンバーも、お疲れさまでした!

来年度は、いったいどんな企画が実施されるんでしょうか???

皆さま、お楽しみに。

その前に、あと少しで藤前干潟は春の渡り鳥たちで賑わう季節がやってきます。

稲永公園の散策がてら、のんびりと干潟鑑賞に来てみませんか。

ページ先頭へ↑

2017年01月11日あけましておめでとうございます。

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

藤前干潟から、こんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

少し遅いご挨拶となってしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

藤前干潟の夕景

<藤前干潟の夕景:藤前干潟は夕日が綺麗に見える隠れた夕景スポットなんですよ>

さて、今、名古屋自然保護官事務所では、今年度最後の行事となる

サイエンスカフェ実施に向けて、準備を進めているところです。

普段はあまり聞くことの出来ないお話もざっくばらんに聞ける機会ですので、

ぜひ皆さま、お越しください。

●藤前干潟サイエンスカフェの詳細は下記リンクからご覧ください。

藤前干潟のHP: http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/event/index.html

藤前干潟ふれあい事業のHP:http://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000088964.html

20161222の日記もご覧ください!

エサを採るダイゼン

<ダイゼン:ゴカイのようなものを泥の中からつまんで食べています>

一心不乱にエサを食べるコガモ

<コガモ:一心不乱にエサを採っています。ゴミが悲しい>

ページ先頭へ↑

2016年12月22日藤前干潟サイエンスカフェのこと

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

<オナガガモやマガモが群れになって休憩中>

藤前干潟から、こんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

12月に入ったな、と思ったら、もう12月も下旬。年賀状の受付が始まったというニュースを見て、ちょっと焦っています。

皆さまは、もう年の瀬の準備はお済みですか?

さて、まだ年賀状も書いていないのに、来年の話をすると鬼が笑うかもしれませんが、

来年開催するサイエンスカフェのことを書いてみようと思います。

既に平賀ARから告知してもらっていますが、あらためて。

まずは、そもそも、、、カフェ、というからには、ドリンクが出るんでしょう?

とのご質問があるかもしれませんね。

はい。もちろんドリンク付きです!

イベントで提供するドリンクは、藤前干潟の四季や保全活動に関する情報を地域に発信していただいているイオンスタイル名古屋茶屋店さんにご協力いただいて、ホットドリンクを出す予定ですよ。

肝心の内容はどんな話?

とのご質問もあるかもしれません。

全部をお話することはもちろん出来ませんが、今までとはちょっと違った毛色のお話で、

タイトルは、「藤前干潟とつながる海~伊勢湾の流れ~」

そうなんです!今回のテーマは、母なる海の大いなる流れ、「海の流れ」のお話なんです。

海の生きものの中には、幼生期(生まれたての子ども)にプランクトンとして海中を漂うものが多くいます。

海を漂うプランクトンにとって、海の流れはとても重要なものでしょう。

それは海の生きものだけの話ではありません。

かの有名な唱歌「椰子の実♪」には遠い島からはるばると海を流れてたどり着く椰子の実が出てきますが、

植物だって、海の流れを利用してその分布域を拡げようとするものもいるのです。

そして、海の流れは、実は私たち人間活動ともつながりがあります。

藤前干潟で一番身近なのは、悲しいかな「ごみ問題」

藤前干潟のヨシ原の中を歩くと、拾っても拾ってもゴミが出てきますが、

このゴミは川の流れと海の流れによって、藤前干潟のヨシ原に溜まっていくんですよね。

さて、最後はちょっぴり暗い話になってしまいましたが、

「藤前干潟」と「海の流れ」をキーワードにしながら、海の不思議について探ってみるアカデミックなプログラム。

当日は、ドリンク片手に気軽に話を聞いてみませんか?


■藤前干潟サイエンスカフェ「藤前干潟とつながる海~伊勢湾の流れ~」
藤前干潟サイエンスカフェ表 藤前干潟サイエンスカフェ裏

日 時:2017年1月28日(土) 13:30~15:00

 場 所:稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)

定 員:20名(先着・事前申込み)

 申込み:電話、FAX、メールにて受付

     TEL:052-389-2877、FAX:052-389-2878

     メール:WB-NAGOYA@env.go.jp

     ※年末年始は事務所がお休みですので、電話対応は出来ません。

      メール、FAXでお申込みください。

      年末年始の休み:12月29日~1月3日

 締切り:1月23日(月)必着

     定員に満たない場合は、継続募集

 参加費:無料

 主 催:藤前干潟ふれあい事業(名古屋市環境局環境活動推進課内 TEL:052-972-2662)

問合先:環境省名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)


最後に、藤前干潟でみられる可愛らしい小鳥たち♪

ジョウビタキとスズメ

スズメ

ページ先頭へ↑

2016年12月06日五感で楽しむ観察会

国指定藤前干潟鳥獣保護区 平賀歩美

伊吹おろしが吹き始めた藤前干潟からこんにちは。

名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャー平賀です。

(オスのヒドリガモ)

国土の3分の2が森林の日本。中部地区国立公園のアクティブレンジャー日記を見ていると、

美しく紅葉している山の写真に胸が躍ります。

そんな雄大な山の紅葉にスケール感では負けますが、

名古屋自然保護官事務所がある稲永公園の落葉樹も紅葉しています。

また、この季節に色が変わるのは木だけではありません。

藤前干潟に渡ってくるカモたちも、オスは地味なエクリプスから美しい繁殖羽に変わっていきます。

※エクリプス...オスのカモに見られ夏から秋に見られる非生殖羽。メスのような地味な羽に換羽する

さて、そのような中、11月27日(日)に稲永ビジターセンターでは、

環境学習プログラムの「干潟の世界へのはじめの一歩【トリ編】」が行われました。

この環境学習プログラムは、藤前干潟の観察会に初めて参加する人を対象としたプログラムとなっており、

今回はその第三弾となります。

朝からあいにくの雨模様ではありましたが、

まずは室内で、カモ類を探すカードゲームやオナガガモの渡りの紙芝居、

スタッフ手作りの実寸大のぬいぐるみ!等でカモの生態を学習した後、

(左:名古屋市野鳥観察館からバードウォッチング 右:稲永公園から野鳥を観察)

お隣の名古屋市野鳥観察館へ行き、スタッフからの解説を聞きながらスコープで

干潟にいるカモ始めミサゴやダイシャクシギなどを観察しました。

それから小雨であったこともあり少しだけ屋外に出て、

鳥の鳴き声を聞くなど五感を使って間近でカモやカモメ類を観察しました。

(藤前干潟に飛来してくるカモについて振り返り)

最後は、また室内に戻ってみんなで振り返りです。参加された方も冬の藤前干潟や渡り鳥について、

新しい発見があったのではないでしょうか。

ちなみに環境省が行っている渡り鳥の飛来状況調査によると、

藤前干潟で12月上旬に見られた種としてカモ類だけで11種、数としては約4000羽!

1日数時間のカウント調査でこの数になります。

(こちらに泳いで来るスズカモ御一行様:目が黄色で体が黒と白いオスと体全体が黒いメス)

(11/24のカモ達。庄内川のヨシ原の脇で休むカモの群れ)

満潮でも干潮でも藤前干潟のあちこちで、

美しい繁殖羽に変わったカモ達の食事風景や寝姿、泳ぐ姿等々が見られます。

また、雨でも鳥は観察できると思いますのでご心配なく。

(左:ヒドリガモのメス 右:カンムリカイツブリ(カモではありません...))

さて、2016年もあと30日ほど。2017年(来年は酉(トリ)年です!)が見えてきましたね。

ということで、来年予定されている藤前干潟でのイベントのご紹介です。

○藤前干潟ふれあい事業 藤前干潟サイエンスカフェ○

【藤前干潟とつながる海-伊勢湾の流れ-】

藤前干潟にすむたくさんの生きものたちを支える環境をつくっている海の流れ。藤前干潟とつながる海-伊勢湾-や藤前干潟のまわりにはどんな流れがあるのかを学ぼう!

【お問合せ・お申込み先】

日 時:1月28日(土) 13:30-15:00

場 所:稲永ビジターセンター 1階 レクチャールーム(名古屋市港区野跡4-11-2)

内 容:藤前干潟にすむ沢山の生きものたちを支える環境をつくっている海の流れ。藤前干潟とつながる海-伊勢湾-や藤前干潟のまわりにはどんな流れがあるのかを学ぼう!

行き方:あおなみ線「野跡」駅下車 徒歩15分

定 員:20名

申込み:事前申込み 締切り1月23日(月)必着

参加費:無料

問合せ:環境省名古屋自然保護官事務所(TEL:052-389-2877)

飲み物やお菓子の持ち込み大歓迎!

http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/event/index.html

是非チェックしてみて下さい。

今回の干潟観察会の主役はカモでしたが、

今、藤前干潟ではカモメ類、チドリ類・シギ類と

多くの種類の鳥を観察出来ます(12/2にはハマシギが1128羽カウントされました)。

(11/16撮影。ユリカモメ、ハマシギ、コガモなど)

どんな鳥が見られるのかは...鳥の気分次第?!ではありますが、

伊吹おろしに負けないよう、防寒対策をしっかりしてお越し下さい。

藤前干潟でお待ちしています。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ