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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

秋の森を感じる 赤谷の森自然散策

2015年11月13日
谷川 小竹俊平

こんにちは、谷川の小竹です。10/24、赤谷の森自然散策に参加しました。

赤谷の森自然散策とは、赤谷プロジェクト地域協議会、(公財)日本自然保護協会、赤谷森林ふれあい推進センターの3団体が中心になって推進している「赤谷プロジェクト」の一環で開催されたイベントで、上信越高原国立公園内にある「赤谷の森」という国有林の自然や環境を学ぶことを目的としています。

赤谷の森の自然や歴史についての解説を聞きながら、旧三国街道やその周辺を散策しました。参加者のこども達にもわかりやすいように、クイズを出すなど解説も工夫されていました。

散策では途中で色々なイベントが開かれました。その一つ目が途中のあずま屋で開かれた「森の美術館」です。1枚の画用紙に木の葉や木の実で絵を描くシンプルな内容ですが、作品に参加者の様々な個性が現れてとても面白かったです。

三国峠では旧三国街道や麓の猿ヶ京の歴史にまつわる民話と紙芝居が上演されました。三国権現のそばというロケーションで行われたパフォーマンスは歴史情緒あふれるものでした。他の登山客も思わず足を止めて、民話と紙芝居に聞き入っていました。

赤谷の森自然散策は、ただ参加者に森の中を歩いてもらうだけではなく、森の中でいろんな体験をしてもらおうと、色々な方の協力やアイデアがまとまってできたイベントでした。参加者の中には去年のリピーターの方もいらっしゃり、主催者、参加者が一緒になって赤谷の森を盛り上げている様に感じました。

赤谷の森自然散策は、毎年3回開催されており、3回目となる次回は来年2/11(木・祝)に開催される予定です。

詳細については、下記のURLをご参照ください。http://www.rinya.maff.go.jp/kanto/kanto/akaya_fc/index.html