ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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伊勢志摩国立公園 志摩

179件の記事があります。

2017年03月27日出前授業@神明小学校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

志摩自然保護官事務所ではレンジャーが学校等へ出張し、

国立公園の自然やレンジャーの活動について伝える出前授業を行っています。

中でも学校の先生とコラボして一緒に授業をつくる「コラボ授業」に力を入れており、

平成28年度は志摩市立神明小学校で一年を通したコラボ授業を行いました。

 

4年生の児童32名を「神明小レンジャー」に任命し、

校庭の樹木を調査して、記録した成果を発信する活動を5回にわたって行いました。

 

授業の中では4年生が1年生に対して、

調査した校庭の木の名前や特徴をクイズで伝える活動を行いました。

「伝える」という活動は、レンジャーが自然を守る仲間を増やすために

とても大切にしている活動のひとつです。

 

最後の5回目の授業では、樹名板を作って実際に校庭の木に取り付けました。

 

樹名板はこれからも学校に残るものなので多くの方に見てもらい、

自然を身近に感じるきっかけになってくれれば良いと思いました。

来年度からも神明小での出前授業は継続していく予定です。

今年度お世話になったみなさま、ありがとうございました。

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2017年02月23日春の訪れ

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園は比較的温暖で一年を通して利用できる国立公園です。

それでも四季の差ははっきりしており、

寒い冬から徐々に春の訪れを感じられるようになりました。

フキノトウです。

ほろ苦い春の香りが私は大好きです。

カワヅザクラです。

4分咲きくらいになっています。

梅は満開になっています。

メジロがうれしそうに花を訪れていました。

横山ビジターセンター近くの水辺では、

アカガエルの産卵がピークを迎えようとしています。

毎週パークボランティアさんがカウントをしており、

今日までに171個の卵塊が確認されました。

2月はじめに産卵された卵からは

幼生がハッチアウトしていました。

おたまじゃくしとして泳ぎ出すのももうすぐです。

中部地区の国立公園では雪の話題が多いですが、

一足早い春の訪れを伊勢志摩で楽しんでみてはいかがでしょうか。

(上の写真は横山園地の英虞湾展望台から見た英虞湾です)

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2017年01月31日冬の星空観察会

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

1月28日に志摩市志摩町で横山ビジターセンターの自然観察会

「冬の星空観察会」を行いました。

冬は空気が澄んで星がきれいに見える季節です。

また、明るい星が多く、寒いのを我慢してでも見る価値があります。

この日の天気は快晴で、夕焼け空に金星が輝いていました。

金星を望遠鏡で見ると、誰もが「月!?」と間違うくらい、

きれいに欠けて見えました。

観察会の参加者は約20名。

まずはよく知っている形のオリオン座から冬の大三角を見つけて、

そこからおおいぬ座やこいぬ座、ふたご座などの星座を探していきました。

今回観察会を行った「ふれあい公園」は海岸に面しており、

満天の星空だけでなく、波の音や灯台の灯り、いさりびなども楽しめました。

また、国際宇宙ステーションが上空を横切るなど

見どころが盛りだくさんでした。

伊勢志摩国立公園ではおもに海岸部が規制の厳しい特別地域に指定されており、

海岸部では人工の光が少ない好条件で星空が楽しめます。

国立公園を訪れた際はぜひ夜空も見上げてみてください。

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2016年12月20日アオサノリの網張り

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園の志摩市は全国一のアオサ(ヒトエグサ)の生産地です。

全国生産量の3.5割を占めており、志摩市を代表する特産品です。

 

アオサの養殖は内湾域に支柱となる杭を打ち、養殖網を張って行われます。

秋にアオサの「種付け」を行い、

干潮時に水面から干上がるように高さを調整して張り込みをします。

摘み取りは1月から4月にかけて行われます。

 

このアオサを、環境を再生した干潟で育成し、

摘み取りの体験を行うために張り込む作業を行いました。

 

12月14日に「ホテル近鉄アクアヴィラ伊勢志摩」内の再生干潟において、

漁業者・環境省職員・市職員・横山ビジターセンター職員などが、

近くの干潟から網を移動し、冷たい水に浸かって作業をしました。

 

この写真で2枚分の網になります。

1枚の網がとても一人では持てないくらいに大きく育つ予定です。

 

収穫は平成29年3月11日に横山ビジターセンターの自然観察会として行います。

今後の生長が楽しみです。

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2016年11月28日伊勢志摩国立公園指定70周年

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園は1946年11月20日に

戦後初、全国で13番目の国立公園として指定されました。

そして今年は指定70周年記念の年にあたり、

11月20日には記念式典と、それに併せて

「全国エコツーリズム大会in伊勢志摩」が20日から22日に開催されました。

式典で挨拶する中部地方環境事務所の三村所長。

式典では自然公園関係功労者環境大臣表彰などが行われました。

式典に続いて行われた全国エコツーリズム大会では、

日本旅行業協会会長の田川氏による基調講演や、

「世界が訪れたくなる伊勢志摩国立公園」と題した

パネルディスカッションが行われました。

2日目は12コースによるエクスカーションが開催され、

志摩自然保護官事務所からは「近畿自然歩道ウォーキング」に参加しました。

近畿自然歩道を歩くだけでなく、

海女小屋で食事をしながら海女さんとのふれあいや、

アコヤガイから真珠を取り出すなどの体験も楽しみました。

3日目は評価会・分科会が開催され、

評価員によるエクスカーションの評価が実施されたほか、

分科会ではインバウンド受入れなどについての議論がされました。

指定70周年の節目を祝うだけでなく、エコツーリズムを通して

地域の価値や自然を守ることの意味を皆で考えることの出来た3日間になったと思います。

期間中は準備や運営に忙しかったですが、

参加者からの好評を得ることが出来たのが一番のやりがいにつながりました。

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2016年11月11日名古屋・白山・伊勢志摩レンジャー写真展@伊勢志摩国立公園

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

中部地方の「国指定藤前干潟鳥獣保護区」、「白山国立公園」、「伊勢志摩国立公園」のレンジャーとアクティブ・レンジャーが撮影した自然の風景や生き物たち。

今年も名古屋・白山・伊勢志摩を巡回して展示しています。

11月・12月は第3回目の開催地となる伊勢志摩国立公園での開催です。

 

11月3日から11月28日までは志摩市の横山ビジターセンターで開催しています。

12月3日から12月25日までは度会郡南伊勢町の愛洲の館で展示をします。

 

どちらも無料で写真展を御覧いただけます。

伊勢志摩国立公園へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

詳しくは、こちら↓を御覧下さい。

http://chubu.env.go.jp/to_2016/1112.html

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2016年10月14日伊勢志摩国立公園指定70周年 名水サミットin志摩

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

10月7日に第30回全国水環境保全市町村連絡協議会全国大会「名水サミットin志摩」が志摩市で行われ、雨宮レンジャーとともに参加してきました。

 

シンポジウムには全国から約400人が参加し、自然環境を守るための活動を推進していくことなどをうたった大会宣言が採択されました。

 

水と人との関わりなどを議論するパネルディスカッションも行われました。

今回の大会は伊勢志摩国立公園の指定70周年にあたることから志摩市が会場に選ばれましたが、70周年に関連した行事はたくさん開催されており、これからが本番を迎えます。

☆70周年の関連行事☆以下を御覧下さい。

http://www.iseshima-kanko.jp/nationalpark/

 

11月20日には記念式典が志摩市で開催され、20日から22日には全国エコツーリズム大会in伊勢志摩も開催されます。

11月21日のエクスカーションでは、この日だけのスペシャルプログラムとして各種エコツアーが企画され、近畿自然歩道をウォーキングするプランなどがあるので、是非ご参加ください!

☆記念式典、全国エコツーリズム大会in伊勢志摩☆以下のHPから事前の申し込みが必要です。

申込〆切:平成28年1111日(金)

http://www.iseshima-kanko.jp/nationalpark/event02_2.html#eco_tourism

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2016年10月11日押渕湿原の自然を学ぼう

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

度会郡南伊勢町の押淵地区には約5haほどの湿原(湿地)があります。

ここは希少な水生植物やトンボ類の生息地ですが、

地元でもあまり知られておらず保全の手も入っていません。

 

このままでは湿地の乾燥化が進んで植生が遷移し、

貴重な自然環境が失われてしまうことを危惧して、

南伊勢町、環境省、横山ビジターセンターなどでプロジェクトチームを作り

普及啓発に取り組むことになりました。

 

具体的な取組は、

1.押渕湿原で自然観察会の実施

2.主に地元住民を対象としたレンジャー出前講座の実施

3.押渕湿原の写真と伊勢志摩国立公園の昆虫標本の展示

の3部構成で、10月2日(日)に1と2を、10月3日に3の設営を行いました。

 

1.自然観察会では主にバッタやトンボなどの昆虫と植物を観察しました。

 

トノサマバッタとウスバキトンボを観察しています。

 

日本一美しい赤とんぼと言われるミヤマアカネです。

 

押渕湿原にはたくさんのヒメコウホネが生育していますが

ここはハンノキなどに被陰されていて元気のない場所です。

 

2.出前講座は地区の公民館で行いました。

 

南伊勢町の町長をはじめ、副町長、教育長などにも来ていただきました。

 

約50用意していただいた席がほとんど埋まり、

地元での関心の高さが伺えました。

 

3.南伊勢町「愛洲の館」ロビーで押渕湿原の写真と伊勢志摩国立公園の昆虫標本の展示を行いました。

 

写真30点、昆虫標本約2300点を10月31日(月)まで展示しています。

ロビーなので自由に見学ができます。

 

今後も押渕湿原での自然観察会や生物調査を継続して行い、

地域の方々とともに保全に取り組んでいきたいと思っています。

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2016年09月08日JPR事業@伊勢神宮

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

9月3日に子供パークレンジャー事業

「神宮の森をレンジャーと歩く-自然とのつながり-」を行いました。

子供パークレンジャー事業とは、

環境省のレンジャー(自然保護官)と一緒に

自然観察や環境学習を体験するプログラムです。

 

はじめにレンジャーの仕事や国立公園についての話をしてから、

参加者15名を今日一日レンジャー活動の体験をしてもらう

「子供パークレンジャー」に任命しました。

 

まずは神宮を参拝しながら森の機能や

神宮が行っている森づくりについて学びます。

講師には神宮司廳から「森の番人」に来ていただきました。

 

続いて宮域林を歩きながら植物の観察をしました。

ウラジロというシダを観察しているところです。

 

お昼ご飯は五十鈴川の清流の元で食べました。

全員で記念写真です。

 

最後に森の管理の体験として

木の丸太切りを行いました。

 

今回の体験を通して、

自分たちの生活と自然とのつながりや、

森を守ることの大切さについて

気付いてもらえたと思います。

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2016年08月29日横輪川の生き物観察会

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

8月27日に横山ビジターセンターの自然観察会

「横輪川の生き物観察会」を実施しました。

横輪川は何度も水質日本一になっている宮川の支流の一つで、

伊勢神宮の森を水源とする清流です。

 

当日は24名の参加者と6名のスタッフにより、

手網を使って川の中の生きものをさがしました。

 

はじめに、講師より生きものの探し方について教えてもらいます。

 

続いて、思い思いの場所で生きものをさがしました。

はじめは水が冷たいと言っていた参加者もいましたが、

測ってみるとこの日の水温は30℃。

川の上流にしては温かい方だと思われました。

 

捕まえた生きものはトレイに移し、名前を調べました。

 

調査結果は集計し、見つかった生きものが

水の汚れ具合を見る指標になることなどを学びました。

 

この日はアカザやアジメドジョウなどの魚類が6種、

モクズガニやヤゴなどその他の生きものが14種見つかりました。

指標になる生きものから判断すると、

この川は「きれい-やや汚れた川」という結果になりました。

これは周辺に人が住んでいる里山の川の特徴だそうです。

夏休みの最後に楽しい川遊びと自然観察が出来たと思います。

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