ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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伊勢志摩国立公園 志摩

215件の記事があります。

2019年05月30日レンジャー出前授業@代々木高校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

代々木高校は英虞湾の賢島にある通信制の高校です。

昨年度に引き続き、レンジャー出前授業で特別活動を担当させていただきました。

今年度のテーマは「志摩の海の豊かさについて学ぼう」です。

昨年度は「地形と地質、自然について」というテーマでポスターを作成しました。

うれしいことに2年連続で参加してくれた生徒もいました。

国立公園の概要や地形と地質について学んだ後で海の生物観察をおこないました。

この日は潮位が高かったものの、露出した岩の隙間や石の下、

海藻の間などにたくさんの生きものが隠れていて、

短時間でも多くの生物を見つけることが出来ました。

見つけた生きものは名前を調べて写真で記録します。

今回はカニの仲間や魚の仲間、海藻などグループに分かれて作業をしたので、

比較的早く名前調べをすることが出来ました。

アラレタマキビ

水につかるのが嫌いなことで有名な貝で、

潮の引いていない磯でも鉄板ネタです。

マツバガイ

模様がとてもきれいです。

ヒザラガイ

姿形が面白いので私は大好きです。

ホンヤドカリ

この海岸には3種類のヤドカリ類が見られました。

イワガニ

岩の隙間に潜んでいることが多いです。

ハオコゼ

背中にある毒のトゲに注意です!

学校に戻ってからはパワーポイントで調査結果をまとめ、

グループごとに発表をおこないました。

ポスターを手作りした前回とは違い、今回は電子データで結果をまとめたので、

学校外でもより多くの方に「志摩の海の豊かさについて」

伝えることができるようになったと思います。

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2019年05月13日レンジャー出前授業@東大淀小学校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

久しぶりの日記になります。

伊勢志摩国立公園のアクティブ・レンジャー、半田です。

今年度から、伊勢志摩国立公園の管理を担当する事務所が再編され、

志摩自然保護官事務所から伊勢志摩国立公園管理事務所に名称が変更になりました。

今後ともよろしくお願いいたします。

さて、私たちは今年度も小学校などでの「出前授業」を実施しています。

詳しくは、こちら↓を御覧ください。

http://chubu.env.go.jp/to_2019/2019.html

そして、昨年度からお世話になっている伊勢市立東大淀小学校では、

今年も「クスノキ学習」の講師を担当させていただくことになりました。

この学校の校庭にある大きなクスノキは、地域の自慢、学校のシンボルとなっています。

はじめに教室でレクチャーをおこない、

伊勢志摩国立公園の特徴や、レンジャーが自然を守っていることなどについて伝えました。

レンジャーは国立公園の自然を守るために、「調べる」「記録する」「伝える」の3つを

キーワードにして活動をしています。

児童のみんなには学校のクスノキを守るレンジャーになって、

年間を通したこの学習で、3つの活動を実践してもらいます。

校庭に出てクスノキの観察です。

樹木の特徴といえば、幹があり、枝があり、葉があり、花が咲く・・・

校庭のクスノキにもこれが当てはまるのか実際に確認しました。

葉と花をちょっとだけ取らせてもらって、

虫眼鏡などを使って特徴を観察しました。

観察した結果、気がついたことや発見したことについて、

みんなで共有しました。

最後に教室に戻ってから、クスノキの葉と花の特徴についてまとめ、

観察用紙に記入して「記録」を作成しました。

また、各自で今日の学習をふりかえり、文字に残すことで、

わかったこと、まだわからないことなどを明確にしてもらいました。

次回の「クスノキ学習」は、7月に実施を予定しています。

今度は夏のクスノキを観察します。

お世話になった先生方、児童のみなさん、ありがとうございました。

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2019年02月21日今年もアカガエルの産卵が始まりました!

伊勢志摩国立公園 麻生里衣

今年もアカガエルの産卵が始まる前に、横山園地において産卵場所確保のため、草刈りや水場の整備、外来植物の駆除を行いました。

前回整備したビオトープの少し先にある湿地は、外来種のアゾラという小さな浮草の類が大量発生し、水面を覆っていたので、その駆除作業をするため現場に向かいます!

草が茂っているので、まずは草刈りから。

しかし、なんと水たまりが...ない。

去年はあったはずの水たまりが、この時まで降雨がほとんどなく、水たまりが無くなってしまいました!

これも気象変動の一環でしょうか...?

わずかに見える水たまり。

せめてもう少し水のたまる場所を増やそうと、ボランティアさんと一緒に水たまりを作ります。

水が溜まってきました!

しかし水が少ないせいか、昨年あんなにあったアゾラ類が、今年はこれだけになっていました。

アカガエルもぴょんぴょん跳んでいました♪お騒がせしてます~

横山 三重県 アカガエル 保護活動

そうして始まった、今年のアカガエル調査。

せっかく整備したビオトープにも水がほとんどなくなってしまったので、「今年のアカガエル産卵は大丈夫かな?」と、心配していましたが...。

その後良い雨が降り、2日6日のアカガエル調査では、33個のアカガエルの卵塊が確認されました!

アカガエル モニ1000 産卵調査

ボランティアさんとほっと一安心です。

来月の3月2日(土)には、横山ビジターセンター観察会「アカガエルの観察会」を行う予定です!

観察会では、アカガエルの卵を観察したり、その他の様々な里山のいきもの達を探します。

お近くにお住いの方は、ぜひ下記までお申し込みください♪

皆様の参加をお待ちしております!

<お申込み先> 

横山ビジターセンター

TEL:0599-44-0567 / FAX:0599-46-0701

三重県志摩市阿児町鵜方875-24 (年中無休、AM9:00~PM4:30)

<http://chubu.env.go.jp/nature/yokoyama/>

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2018年12月11日アカガエルの生息環境整備を行いました

伊勢志摩国立公園 麻生里衣

伊勢志摩国立公園パークボランティア連絡会では、アカガエル生息環境整備の活動を行っています。

ここで言うアカガエルとは、二ホンアカガエルとヤマアカガエルのことです。

<夏の草むらで見つけたアカガエル>

この2種は一般的なカエルのイメージとは異なり、冬に産卵します。普段は草むらや森林などの陸地で暮らしていますが、産卵時は水田や湿地にやってくると言われています。

<冬季に見られるアカガエルの卵>

近年では、田んぼの減少や荒廃、耕作放棄、周辺の山林の利用変化などの理由によって生息数が減少していると言われており、三重県では指定されていませんが、一部の県では絶滅危惧種に指定されています。

伊勢志摩国立公園パークボランティア連絡会では、10年以上前からアカガエルの調査を行っています。

今年は外来種であるオオフサモの駆除作業が少なかったため、アカガエルの生息環境の整備を多めに活動することができました。

先月20日には、水位が下がってきている横山創造の森ビオトープで、池の水漏れを止める作業を行いました。

まずは、どう作業するか作戦会議。

水を止めるため、プラスチック製の板を埋めます。

池の内側に溝を掘っていくと、ごつごつした岩がたくさん出てきました。「それで水が漏れてるんか...!」とボランティアさんたち。一苦労で岩を持ち上げて、作業を続けます。

溝に土嚢、そして隙間に土や泥を詰めていきます。

すると...だんだん水が溜まってきているような!

作業後はこのように水が溜まってきました!作戦成功でしょうか。

すごく赤い色のアカガエルも見つけました♪

卵なのかお腹が少し大きいような...

アカガエル

そして12月5日は、池の植物の根を取り除き、池に溝を掘る作業を行い、現在はこのような感じに。

来月後半には、アカガエルの産卵状況調査が始まります。

今年は一週間のうちに気温が一気に下がるなど気候がおかしいですが、アカガエルにとっても良い年になればいいなぁと願うばかりです。

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2018年07月19日米サンフランシスコの子供たちに横山を案内しました!

伊勢志摩国立公園 麻生里衣

夏真っ盛りの7月13日、米サンフランシスコの日本学校に通う子供たちが横山にも遊びに来てくれました!

流暢な日本語を話す子供たちが多い中、日本語がわからない子供も参加しいているということで、英語で横山を案内しました。

すでに4日間伊勢志摩に滞在している子供たちでしたが、商業施設が中心ということでした。

「海外に暮らす日本人の子供たちに、伊勢志摩で学んで欲しいことは何か...。」という思いで内容を考えました。

近年関心が高まる「里海、里山」というワードですが、外国の人にとってはまだまだなじみのない言葉です。

英単語に置き換えることはできない日本独自の言葉ですが、さすが日本人学校に通う子供たちの中には「里山・里海」を知っている子達もいるようでした。

今回はこの「里海、里山」をテーマに、植物や生き物を観察しながら横山展望台を目指しました!

好奇心旺盛な子供たち、危険生物の話をしても「見たい!」と強気...!

歩いていると、アカガエルの子供を見つけました♪

アカガエル

生きものが見られて、子供たちは大喜びです!

木陰でしばし休憩。

斜面いっぱいに生えているシダ植物「ウラジロ」が伊勢志摩で年中飾られているしめ縄に使われていることを説明します。

横山英語ガイド Yokoyama English Guided Walk

階段を疲れたと言いながらも駆け上がっていく子供たち...!

早い!!(((;゚Д゚)))/

そして、横山展望台に到着しました!

横山英語ガイド Yokoyama English Guided Walk

ここで、今回の秘策...!

この横山から見た英虞湾のリアス海岸の成り立ちを子供たちにも分かりやすく伝えるため、作成したフリップを使用します!

ボランティアの出口さんも、里海について説明してくださいました♪

横山英語ガイド Yokoyama English Guided Walk

なかなかの観察眼を持った子供たち、展望台の近くではキノコが生えているのを見つけました。

面白いキノコです!

横山英語ガイド Yokoyama English Guided Walk

そして来た道を戻ります。

帰り道はトカゲやカナヘビに遭遇し、またもや大興奮の子供たちでした(^^)

海外で生活している子供たちには、日本の自然やそこに密着した人々の暮らしに触れる機会が少なくなってしまうことだと思います。そんな子供たちにとって、今回の案内が良い経験になったらと思いました。

※横山を英語でご案内する「横山英語ガイド」は、毎月10日、20日の午前10時より行っております!

一緒に伊勢志摩の自然や文化についてお話しながら、英虞湾の景色を見に行きませんか?

(参加費無料、申込み不要。日本語でのご案内も可能です。)

【詳細はこちらのPDFをご覧ください】

http://chubu.env.go.jp/nature/yokoyama/english_home/pdf/YEGuidedWalkWEB.pdf

横山英語ガイド Yokoyama English Guided Walk

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2018年06月06日レンジャー出前授業@代々木高校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

5月31日にレンジャー出前授業をおこないました。

代々木高校は通信制の高校で、特別活動に6名の生徒が参加しました。

今回の内容は「志摩の地形と地質、自然について学ぶ」で、

志摩市の麦崎海岸で地層の観察と磯の生物観察をした後、

学校に戻ってから学習のまとめの活動をおこないました。

麦崎海岸は、岬の先端に建つ白い灯台のふもとにあります。

観察すると隆起した地層が浸食されて出来た磯であることがよくわかります。

潮が引くと多くのタイドプール(潮だまり)が広がります。

雨が強く降ってきたので、採集した生物の名前調べは屋根の下でおこないました。

学校に戻ってから記録をまとめました。

麦崎海岸の地形を特徴的にあらわした図に写真を並べていきます。

完成した作品は麦崎海岸の地形の特徴を良く現しており、

その地形のどんなところにどんな生物がいたかを写真で説明しています。

今回は潮だまりに生息する生物と地層の関係から、

志摩地方の海岸の生物の豊かさや多様性について考えました。

これからも地域に根ざした学習活動の支援を続けていきたいです。

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2018年05月25日レンジャー出前授業@伊勢市立東大淀小学校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

5月21日に伊勢市立東大淀小学校で4年生17名を対象に

レンジャー出前授業をおこないました。

この学校の校庭には大きなクスノキがあり、

「くすのきさん」と呼ばれて学校のシンボルとして大切にされています。

校庭の真ん中に大きな木が生えているのは珍しいと思います。

はじめに教室内で国立公園の自然やレンジャーの活動についてお話しをしました。

レンジャーが国立公園の自然を調べて大切に守るように、

東大淀小学校の児童には「くすのきさん」について調べ、

保護につなげていく活動をすることになりました。

実際に「くすのきさん」について調査を開始します。

「くすのきさん」の正式な名前(和名)はクスノキといいます。

はじめに、このクスノキの幹の太さと高さを調べることにしました。

まずは児童に質問です。

巻尺を使わずに木の太さを測るには、どうしたらよいでしょうか?

何人かが意見を出していくうちに、

腕を広げた長さが身長と同じくらいだから、

手をつないで測れば良いということになりました。

木の幹を一周するのには児童5人が必用でした。

身長から計算すると、約632cmありました。

このように体をものさしにして長さを測ることを身体尺と言います。

高さは、さすがに身体尺では測れないので、

レンジャーの持っている「測桿(そっかん)」という

長い竿のような道具を使用しました。

2mのスケールの上に12mの測桿を重ねて、

さらに1mくらい足りなかったので、

高さは約15mということになりました。

最後に、クスノキの花を観察しました。

花が咲くことは知っていても、

実際にきちんと観察するのはみんなこれが初めてでした。

この「くすのきさん」調べの授業は、

これから季節を変えて全部で5回にわたっておこなう予定です。

これからどんな発見があるのか、私も楽しみにしています。

伊勢志摩国立公園のレンジャー出前授業については、↓こちらを御覧ください。

http://chubu.env.go.jp/to_2018/2018_1.html

教室における講義の出前だけでなく、

学校のESD活動を支援する取組も積極的におこなっています。

リクエストお待ちしています!

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2018年04月13日ドローンで横山を撮影!!

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

先日、横山園地において、リニュアルされた展望台をドローン(マルチコプター)で撮影しました。

横山展望台天空カフェテラスとリアス海岸の英虞湾です。

かすみがかった天候でしたが、きれいに撮影できています。

天空カフェテラスとスロープを海側から撮影しました。

麓からはほとんど見えないスロープも、

上空から見ると、その全貌を把握できます。

パノラマ展望台(そよ風テラス)が左下に、

見晴らし展望台が小さく右上に見え、

中央の山が横山(山頂方向)です。

その奥には英虞湾の湾口、御座岬と矢取島も見えています。

今回はテスト飛行なので十分な撮影が出来ませんでしたが、

これから伊勢志摩国立公園の美しい景色をより魅力的にお伝えしたり、

植生の様子などを記録して自然調査に役立てたりする予定です。

なお、横山展望台周辺でドローンを飛行させる場合には、

必ず事前に志摩自然保護官事務所に相談をして承諾を得て下さい。

また、法規制や一般的なマナーを十分に守っていただきますようにお願いします。

志摩自然保護官事務所

TEL:0599-43-2210

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2018年04月11日レンジャー出前授業@神社幼稚園

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

3月のことになってしまいましたが、

伊勢市立神社幼稚園でレンジャー出前授業をおこないました。

神社幼稚園では毎年2回、出前授業をおこなわせていただいています。

今回は、幼稚園近くの神社港で野鳥の観察をしました。

はじめに、国立公園やレンジャーのことについて前回のおさらいです。

みんな良くおぼえていて、こちらがびっくりです!

神社港は伊勢神宮の森を流れる五十鈴川の河口にあり、

潮が引くと干潟が広がります。

干潟には野鳥が集まり、比較的近くで観察をさせてくれます。

みんな双眼鏡を使うのは初めての体験で難しいところもありましたが、

一生懸命のぞいて、見えたときにはちょっとした感動です!

今回はカモの仲間をはじめ、カワウ、トビ、ユリカモメなど、

10種類以上の野鳥を観察することが出来ました。

観察のはじめと終わりでは、子どもたちの「生き物を見つける目」が違っており、

帰り道にも野鳥や昆虫などを見つけて楽しんでくれました。

伊勢志摩国立公園のレンジャー出前授業は、

幼稚園、小中学校から高校、大人の団体まで様々な方々に対して

伊勢志摩国立公園の自然や身近な自然環境についてお伝えをしています。

今年度も御利用をお待ちしています!

詳しくは、こちらまで↓

http://chubu.env.go.jp/to_2018/2018_1.html

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2018年04月04日横山展望台の一部が新しくなりました!

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

伊勢志摩国立公園では「国立公園満喫プロジェクト」の一環として

志摩市阿児町にある横山園地の再整備を行っています。

今回、横山展望台の展望デッキをはじめ3箇所の展望施設が完成し、

3月31日から利用できるようになりました。

■横山展望台展望デッキ

供用開始前には完成披露会がおこなわれました。

■木もれ日テラス

ケヤキやスダジイのつくる木かげがあります。

■そよ風テラス

標高が高く海にも近いため、英虞湾の景観に迫力があります。

8月には横山展望台に天空カフェテラス(カフェ併設の休憩所)がオープンする予定です。

また、展望台駐車場および駐車場にアクセスする車道についても同時に供用を開始する予定です。

ぜひ英虞湾の景観を楽しみに来て下さい。

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