ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年02月22日もうすぐ雪上観察会!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

だんだんと暖かい日が増えてきましたね。

戸隠でも雪や雨が降ったりやんだりしています。

 

でもまだまだ雪はいっぱいあります!

雪上観察会で、雪が積もっている間にしか行けない場所へ行ってみませんか?

 

■雪上観察会

日にち 3/5(日)

時間  9:3012:00(ロングコースは14:30終了)

集合  9:00戸隠神社奥社入口駐車場

対象  小学生以上のスノーシューやクロスカントリースキーをやってみたい方

申込み 3/2(木)17:00まで!

 

○お問い合わせとお申し込みはこちら

戸隠を知る会 TEL.026-254-2881(事務局:(一社)戸隠観光協会)

 

○詳しくはこちらを確認↓↓

http://togakushi-21.jp/events/2017/01/-2017.php

 

スノーシューやクロスカントリースキーを持っていなくても

レンタルもあるので気軽に参加して下さい。

 

~昨年の様子~

夏はやぶでたどり着けないミズナラの巨木...通称「ミズナラ大王」!

 

雪をまとった戸隠神社参道の随神門(ずいじんもん)


 

ロングコースなら鏡池まで歩きます♪

夏はため池ですが、冬なら凍った池の上を歩ける「鏡池」

 

ふわっふわの雪に飛び込むのも楽しい♪

 

 

みなさまにお会いできるのを楽しみにしてしています♪

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2017年02月21日2017年シーズン、活動開始!

上信越高原国立公園 湯原敦子

2月18日、群馬県登山指導センターの開所式が行われました。

このセンターは、昭和41年12月20日に制定された群馬県谷川岳遭難防止条例により、設置された施設です。約50年の歴史を持ち、谷川岳登山の安全を、長い間、見守ってきました。

■群馬県谷川岳遭難防止条例制定までの経緯■(群馬県谷川岳登山指導センターHPから抜粋)

『谷川岳はその独特の山容から年間を通じて多くの登山者が訪れ、

 中でも一ノ倉岳を中心とする急峻な岩場地帯には、滑落の危険にもかかわらず、

 登坂成功の喜びと達成感を得るため、多くのクライマーが果敢に挑戦しています。

 遭難防止条例が制定された昭和41年までには455人にのぼる登山者が、尊い命を落とし、

 特に昭和41年には37人もの命が失われています。

 この当時の登山者には、登山経験が未熟なうえ、十分な登山計画や山岳装備を持たず

 に入山するケースが多く、また天候の急変など様々な原因が影響し、遭難事故に至っています。

 このため、これらの不慮の事故発生を防止し、かけがえのない尊い命を守るため、

 群馬県谷川岳遭難防止条例が制定されました。

 この条例では、特に死亡事故の発生数が多い、

 一ノ倉岳から南面の山域を登山危険地区と位置づけ、ここへ入山する登山者に対し、

 登山届け、又は登山計画書の提出を義務づけることにより、遭難事故を未然に防止し、

 登山に対する心構えと、安全啓発を行うことを目的としています。』



当日は、雪混じりの強風が吹く中、約20名が出席しました。

 
 【関係機関】群馬県観光局観光物産課

       登山指導員

       群馬県警沼田警察署

       谷川岳警備隊

       谷川岳ロープウエー株式会社

       みなかみ町長(代理:観光商工課)

       群馬県山岳連盟会長

       谷川自然保護官事務所










登山指導センター所長から、ザイルやピッケルの装備品が、登山指導員一人一人へ貸与されました。

その受け取る手から、任務への強い思いが伝わってきます。








登山指導員主任から、宣誓の言葉。










センター長の挨拶後、群馬県警沼田警察署長、みなかみ町長(代理:観光商工課)、群馬県山岳連盟会長らが、祝辞を述べました。

        【群馬県山岳連盟会長】

昨年12月の閉所式以来、館内に眠っていた看板を表に出し――――



















谷川岳登山指導センター、谷川岳警備隊、

2017年シーズン、いよいよ活動開始です!

登山指導員、谷川岳警備隊の笑顔が、遭難や事故を吹き飛ばしてくれそうです!

谷川岳登山指導センターには、
山岳に詳しいプロフェッショナルな登山指導員の方々がいらっしゃいますので、

登山についてのご不明な点など、気軽にたずねてみてはいかがでしょうか。

昭和41年の37名以降、死亡者は年々減少し、平成28年は2名でした。

ただ、この2名は、一ノ倉沢の岩場での死亡ではなく、一般登山道上で、発作や転倒によるものです。

           今年も、みなさん無事に、谷川岳周辺を楽しめますように―――

                    【昨年の夏の様子】

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2017年02月15日スノーシューハイキング 志賀高原JPR第2回

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは、上信越高原(じょうしんえつこうげん)国立公園の志賀高原地区担当です。


2月5日に子どもパークレンジャー(略称:JPR)の今年度2回目の活動を行いました。

テーマは前回に続き「水」ですが、冬なので「雪」。スノーシューハイキングで雪を楽しみながら、冬ならではの自然観察をしました。場所は長野県高山村のスキー場です。


<リフトに乗って歩行開始地点まで移動。シングルリフトです。これもめったにできない経験だと思います。後ろ姿は自然保護官。>


<スノーシューを履いて試し歩きをします。スキーでは雪に慣れている子どもたちですが、スノーシューを履くのは初めてという子供が多くいました。>


<歩き始めは、スキー場の初級者コースになっている緩やかな下り坂です。ここは雪がない時は車道です。冬は通行止めになります。>


<途中では、駆け出したくなるような真っ白な雪原があったり>


<林の中を歩いたり>


<尻滑りをしたり、いろいろな形で楽しみました。>



雪を楽しむ一方で自然観察もしました。

<地面にたくさん落ちた氷のかけら。どこから落ちてきたのでしょう? 「エビのしっぽ」と呼ばれる樹氷が幹や枝から落ちたのです。樹氷は幹や枝の片側だけに付いています(この写真では幹や枝の右側)。「エビのしっぽ」は風が吹いてくる方向に伸びていくので、風がどちらから吹いたか分かります。>


<雪に残った動物の足跡の観察。この足跡は付き方が特徴的なのでウサギだと分かりました。ウサギは足跡から進行方向も分かります。>


<雪深さを知るのも自然観察です。吹きだまりでは車道のカーブミラーが埋まるくらいの積雪でした。スキー場の方によると、積雪はいつもの年より多く3mを超えているとのことでした。>



雪は地域の重要な自然資源です。冬はスキー場など地域の観光に利用されます。そして雪が溶けた「水」は、森林の植物とそこで生活する動物を育み、また、人の生活や麓の農業などに重要なものになります。冬にもJPRを行ったのは、これを知ってもらいたかったという思いがあったためです。

言葉は難しいですが、「志賀高原ユネスコエコパーク」を舞台に、「水」の流れを通じて、「緩衝地域」と「移行地域」のつながりを感じてもらえたと思います。



さて、冒頭で今回の活動場所を高山村のスキー場と書きましたが、ここは、夏は牧場となります。

<撮影場所が少し違いますが、冬の風景と夏の風景です。昨年度は夏にここでJPRを行っており、2年続けて参加した子どもは、冬と夏で景色がすごく違うので驚いたと思います。>


今回の活動場所の標高は1,500m。冬はスキーに十分な積雪があり、夏は格好の避暑地となります。周辺には宿泊施設があり、夏にはキャンプ場が開設されます。ぜひ、スキーに、夏の避暑にお出かけください。



なお、「志賀高原ユネスコエコパーク」については次のページで分かりやすく解説されています。

・2015みんなで作る山ノ内キッズBOOK制作委員会「学ぶ ユネスコエコパークとは」<http://yamanouchi-kids.com/learn/>

・山ノ内町役場「志賀高原ユネスコエコパーク」

<http://www.town.yamanouchi.nagano.jp/shiga_highland_biosphere_reserve.html>



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2017年02月08日*雪だるま2017*

アクティブレンジャー 小島永莉子

 白山自然保護官事務所がある石川県白峰で、2/3に雪だるままつりが開催されました。雪深く寒さの厳しい山あいの集落が活気にあふれる1日です。

 このまつりでは各家庭につき家族の人数分の雪だるまを作ることになっています。事務所としても毎年雪だるまを作っていましたが、人通りの少ない場所にあるため、誰にも見られないままひっそり溶けていました・・・。しかし今年はお誘いいただき、林野庁の白峰森林事務所、手取川治山事業所と合同で作成しました。

雪を固めるため、まずはベニヤ板に雪を詰め、一晩おきます。

固まった雪を切り出して成形します。雪だるまというより雪像です。

もう何かおわかりですね。

なかなかすばらしい出来になり満足です。しばらく様子を見ていましたが、お客さんの評判も良くたくさん記念撮影をされていました。

消防署も警察署も・・・

地元住民、地元企業、行政機関が一緒になって、まつりを盛り上げています。規模はあまり大きくないものの、住民が作る個性豊かな雪だるまが立ち並び、地元の美味しい食べ物が提供され、素朴でとても温かみのあるおまつりです。

白山開山1300年を祝う雪だるまもたくさん見られましたよ。

興味を持たれた方はぜひ今年お越しくださいね。

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