ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2019年08月16日四方山祭り in 上高地

中部山岳国立公園 小森 夏奈

こんにちは。ご無沙汰しております、上高地管理官事務所の小森です。

季節の移り変わりは早いもので、上高地が開山してから早4ヶ月が経ちました。

夏休み期間の上高地はたくさんの人で賑わっています。今年は特に8月上旬に晴れた日が続いたので、美しい河童橋からの景色をみなさんも満喫されたのではないでしょうか。

8月11日の上高地です。

さて、去る8月11日(日)『山の日』に『四方山(よもやま)祭り in 上高地」が開催されました!!

『山の日』は2014年に国民の祝日として制定され、2016年より施行された一番新しい祝日です。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを趣旨としています。

2016年には「第一回『山の日』記念全国大会in上高地」が開催され、当時の皇太子ご一家(現在の天皇ご一家)がここ上高地にお見えになりました。『四方山祭り』は第一回の開催が上高地で行われたことを記念し、記念大会の理念を継承することや、山岳に関する課題等を周知していくことを目的として2017年より毎年開催され、今年で3回目となります。

ちなみに、『山の日』記念全国大会の第二回は栃木県那須高原、第三回は鳥取県大山町で行われ、第四回の今年は山梨県甲府市で開催されました。

環境省はクイズラリーとブース出展を行いました。

クイズラリーは上高地内に6カ所あるチェックポイントを周りながら、上高地や国立公園についてのクイズに答えていきます。4カ所以上回れた方には、環境省オリジナル記念品を贈呈しました。

 

クイズラリーの問題は、初めて上高地を来られる方には少し難しいかもしれません。でも大丈夫!チェックポイントにいるボランティアさんが優しくヒントを出してくれます。クイズラリーに参加してくださった皆さんが、少しでも上高地や国立公園のことを覚えておうちに帰っていただければ幸いです。声かけをしている中で、今日が『山の日』だということを知らなかったお客さんもいらっしゃったので、ぜひ8月11日『山の日』のことも覚えてくださいね。

環境省ブースでは国立公園に関する展示とぬりえワークショップを行いました。みんな集中して『国立公園のどうぶつ』ぬりえに挑戦!ぬりえが完成したらおみやげをもらって大喜びです。

 

その他、ステージでのコンサートや関係機関のブース出展・ワークショップなど、上高地が大いに盛り上がった一日となりました。

暑い中、『四方山祭り in 上高地』にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

ページ先頭へ↑

2019年08月15日弥陀ヶ原の夏

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

814日の弥陀ヶ原の様子をお伝えします。

雲がありつつ適度に青空が広がっており、気持ち良い風が吹く1日でした。

イワショウブやシモツケソウ、キンコウカ等の花が咲いており、湿原地帯を華やかにしていました。

【左:弥陀ヶ原の風景、右:弥陀ヶ原から見た大日連山】

20190814弥陀ヶ原の風景 20190814弥陀ヶ原からの大日連山

【左:イワショウブ、右:シモツケソウ】

20190814イワショウブ 20190814シモツケソウ

植物でも、見られるのは花だけではありません。

オオシラビソ(アオモリトドマツ)の球果(いわゆる松ぼっくり)を多く見ました。

その松ぼっくりの色はよく見る茶色ではなく、濃い青色です。

樹の上の方にしかありませんので、ぜひオオシラビソの近くでは上を見上げてみてください。

【オオシラビソの球果】

20190814オオシラビソ

また、蝶もよく見かけました。

ヒョウモンチョウの仲間はよく飛んでいたり花に止まっていたりする姿は見られたとともに、時折ベニヒカゲの仲間と思われる蝶が飛んでいました。

これから目にする機会が多くなると思いますが、捕まえたりせずにそっと見守ってあげてください。

【ヒョウモンチョウの仲間】

20190814ヒョウモンチョウの仲間

弥陀ヶ原は高層湿原らしい景色や生き物たちを堪能できる良い場所です。

木道が続いていますが濡れていると滑りやすくなりますので、滑りにくいトレッキングシューズでの散策をおすすめします。

日差しを受けると気温以上に暑く感じることもありますので、暑さや日焼け対策も行ってください。

ページ先頭へ↑

2019年08月14日黄色い花に要注意【夏編】

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

お盆連休いかがおすごしでしょうか?

夏休み!ということで思いっきり羽根を伸ばしていますか?

 

自由研究の題材がない><と困っているそこの君!

今まわりに咲いている植物について調べてみるのはどうでしょうか!?

 

6/9のこちらの記事(「黄色い花に要注意」)で紹介した外来植物。

実は、今、沢山の「黄色い花」が最盛期を迎えています!!!

 

今回は特に目立ついくつかの種類をピックアップして紹介します。

 

※外来生物法で取り扱いについて規定のある『特定外来生物』として指定されているものには【特】マークをつけています。

 

①【特】オオハンゴウソウ(ノーマル&八重咲き)

 

観賞用に持ち込まれたオオハンゴンソウ。あらぁ~キレイねぇ~と言って、草刈りの際もあえて刈り残されているのをよく見かけます。

 

オオハンゴンソウはノーマルな一重のタイプもよく見ますが、

最近とにかく頻繁に見かけるのはヤマブキに似たこちらの「八重咲きタイプ」。

01八重咲きオオハンゴンソウ

 

ノーマルタイプはこちら(出典:環境省HPより)。

02ノーマルオオハンゴンソウ

 

特徴は切れ込みの深い葉っぱ。幽霊の手のようにも見えます。

お盆の時期に咲くので、昔から家に飾っているというご家庭もあるようです。

03幽霊みたいな葉っぱ

 

根からも増えるため、ただ抜き取るだけではダメ。

根っこも残さず抜き取る必要がり、駆除がやっかいな植物でもあります。

 

最近、長野では新聞でも取り上げられました。

 

②【特】オオキンケイギク

 

まるで黄色いコスモスな「オオキンケイギク」。とってもキレイです!が!!こちらも特定外来生物に指定されているキク科の植物。

04オオキンケイギクです

 

オオハンゴンソウと同じく、ものすごい繁殖力で増え、

周囲のもともとあった植物の生育場所を奪ってしまっています。

 

③メマツヨイグサ

 

道路端、目線の高さにスッと立って咲いているのをよく見かけます。

夕方に開花するので、昼間は花が開ききっていません。

05メマツヨイグサです

 

こちらも観賞用として導入され、ものすごい繁殖力で増えてしまうことが問題となっています。

  

④セイタカアワダチソウ

 

超強力なアレロパシー効果があり、周囲の植物を枯らしてしまいます。

(その後自分もその効果で枯れてしまうそうですが・・・笑)

06セイタカアワダチソウです

 

しかも花粉はアレルギーの原因にもなるとか!

そのあまりの強力さから「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されています。

 

 

 

いかがだったでしょうか?

意外と見かけたことある植物が多かったのでは?

 

ぜひこれを機に、『外来種』について考えてみて下さい。

 

こちらのHPの内容を参考にしています。

もっと調べたい!という方はぜひ以下リンクをチェックしてみて下さいね♬

侵入生物データベース

日本の外来主対策

  

you tubeの環境省チャンネル、ご存じですか?

けっこー面白い動画もちらほら。外来種問題も取り上げているのでぜひご覧下さい。

知っていますか?外来種問題

知っていますか?外来生物法

ページ先頭へ↑

2019年08月11日上信越高原国立公園指定70周年イベント、篭ノ登山登山

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する祝日「山の日」である8/11、

鹿沢インフォメーションセンター主催の上信越高原国立公園指定70周年イベント

「篭ノ登山(かごのとやま)登山」にサポート・スタッフとして参加しました。

篭ノ登山は、浅間山の西に位置する標高2,227mの山です。

数日前に浅間山が小規模な噴火をしましたが、人や建物に被害はなく、

篭ノ登山は浅間山の火口から6kmほど離れており、噴火の影響はなく安心して登れます。

各地から計8名の方々に参加いただき、数名のパークボランティアの方がサポートしました。

【出発前の開会式】

登山前にウォーミングアップとして登山口近くの池ノ平湿原を散策します。

池ノ平湿原は標高2,000mに位置する湿原で、この時期は様々な高山植物や

高山蝶を見ることができます。

【ヤナギランやニッコウキスゲなどの高山植物が見頃】

【スタッフのインタープリテーションを聞きながら散策を楽しむ参加者】

湿原散策の後は、登山口から東篭ノ登山の山頂を目指して本格的な登山開始です。

樹林帯から岩場、そして急登を登ります。

【カラマツの樹林帯】

【岩場の登山道】

天気もよく、麓の景色もよく見えます。

時折吹く風も爽やかです。

そして最後の急登を登り切ると東篭ノ登山の山頂に到着!

登山口から約1時間の登り、お疲れ様でした。

【山頂での記念撮影】

山の日ということもあって山頂は大賑わいでした。

【賑わう山頂】

山頂でゆっくり昼食をとり、下山は来た道を引き返して

昼過ぎに全員無事登山口に到着しました。

浅間山の噴火警戒レベルは3なので、前掛山や黒斑山などは立入禁止ですが、

篭ノ登山、湯ノ丸山、高峰高原など周辺地域は通常通り楽しんでいただけます。

詳しくは、気象庁や各自治体のHPをご確認ください。

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/306.html

皆さんも夏の登山や高山植物観察にぜひ訪れてみてください!

、「に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ