ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年04月25日野尻湖畔にナウマンゾウのモニュメントが設置されました!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

4月23日(火)、野尻湖と親しむプロジェクトの皆さんと、

野尻湖畔にナウマンゾウのモニュメントを設置してきました。

01モニュメント設置なう

 

このプロジェクトは、野尻湖畔の親水空間の創出や遊歩道の整備などを目的として

地元有志や野尻湖ナウマンゾウ博物館、信濃町役場などが加わって活動をしています。

02緑水風の空間にも

 

ナウマンゾウのモニュメントにはひとつひとつストーリーがあります。

モニュメントを全て掲載したマップを昨年度改訂しました。

03モニュメントマップ改訂版!

(↑マップは野尻湖周辺活性化事業実行委員会で作成しました。)

 

さらに今年は5年ぶりに"水生植物園"の設置を行いました。

04水生植物園設置中

 

昔の野尻湖は水草が繁茂し、その周囲は様々な種類の魚類が

生息していたそうです。

05昔の野尻湖は水草いっぱい

(↑明治時代の野尻湖畔の写真)

 

増えすぎた水草を減らすために"ソウギョ"を放流。

放流個体数が多すぎたため、水草が全て食べ尽くされてしまいました。

 

少しでも生物多様性の高い野尻湖畔を取り戻すため、

プロジェクトでは「水生植物園」を作る取組を始めました。

06水草の苗はこれ!

 

水草の苗は湖底に穴を掘って植えます。腕までどっぷり水に浸かりました!

まだまだ野尻湖の水は冷たい(>o<;;;)

07穴を掘って植えます

 

植えた水草がどんな風に増えていくか、楽しみです♪

みなさん作業お疲れ様でした!

 

ゴールデンウィークはぜひ桜咲く野尻湖へ!

国立公園へ出かけよう!

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2018年04月24日飯綱高原、大谷地湿原に春到来

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

4月21日(土)は長野県自然保護レンジャーと

逆谷地(さかさやち)湿原、大谷地(おおやち)湿原で合同巡視を実施しました。

 

逆谷地湿原は国立公園外ですが、飯縄山がとてもキレイに見える場所です。

01逆さ谷地湿原から

 

案内役は長野県環境保全研究所の富樫先生。

座学でも逆谷地湿原や飯縄山について解説していただきました。

02座学で逆谷地

 

逆谷地湿原は泥炭層が13mも積もっている強酸性の湿原です。

泥炭の積もるスピードは年に0.1mmほど。

そのため13mも貯まるには約10万年かかると考えられています。

03湿原には泥炭いっぱい

 

つまり逆谷地湿原は釧路や尾瀬といった湿原よりも

はるかに古い歴史があることがわかります(釧路は約3千年、尾瀬は約9千年)!

 

その後、国立公園内の大谷地湿原に移動して巡視開始。

大谷地湿原は、昨年度、長野市が全面ヨシ刈りを行いました。

04ヨシがなくなってすっきり

(↑ヨシがなくなって見た目がスッキリ!)

 

ヨシは非常に水の蒸散力の強い植物です。そのため、ヨシが繁茂していると

湿原の乾燥化、陸地化が進んでしまいます。

05ヨシがいっぱいの大谷地

(↑こちらは昨年5月20日の大谷地湿原の写真)

 

乾燥化を防ぎ、湿原性のリュウキンカなどの植物を

守っていくためにヨシ刈りが行われました。

06大谷地のリュウキンカ

(↑リュウキンカ咲いていました。)

 

湿原をぐるっと一周する散策ルートを歩くと、

リュウキンカ以外にもミズバショウが顔を出していました(´▽`)

07ミズバショウも頭だしてっます

 

他にも・・・切り株にびっしりと粘菌が!!!

08粘菌!!!

 

木道脇ではオタマジャクシも発見できて、春の息吹を感じました!

09オタマがいっぱい!!!

 

ちょうどゴールデンウィークのころが見頃かもしれません。。。

ぜひ飯綱高原にも足を運んで見て下さい。

○飯綱高原の開花情報などはこちら

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2018年04月23日菅平湿原でIkimonGO!

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 前田久美子

4月18日(水)、朝は冷え込んでみぞれが降ったという菅平・・・。

 

菅平湿原でとってもワクワクする取組が始まりました!

その名も『IkimonGO』!まずは関係者を集めて菅平高原自然館で稼動試験です。

01自然館です

 

某スマホアプリとそっくりの名前ですが・・・

菅平湿原を歩いて、位置情報と連動した生きものの情報を確認できるシステムです!

02いきもんGOの画面です

 

自分のいる場所が赤いピンで表示され、

その近くの生きもの情報が青いピンで表示されます。

03いきもん情報

 

さっそく自分の携帯電話で表示できるか、みなさん悪戦苦闘しながらやっています。

04稼動実験

 

実際に外にでて、生きもの情報を登録できるか・・・など試してみました。

05外でも実験

 

元は、菅平湿原へいらした方が発見した生きものの位置などの情報を

菅平湿原生き物ホットマップ」として湿原入口の菅平高原自然館で展示をしていました。

06生き物ほっとマップ

 

このデジタルバージョンとして開発がはじまったのが「IkimonGO」です。

システムの開発は筑波大学の学生さんが行っています。

07開発チーム!?

 

環境省でやっている「いきものログ」ともちょっと似ていますね!

今回の稼動試験でわかったことを元にシステムを改良して、

5月のゴールデンウィークに一般の方も使えるようにするそうです。

 

菅平高原自然館は通常6月からオープンですが、ゴールデンウィークにも

限定OPENするそうなので、ぜひ立ち寄ってみて下さい!

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2018年04月19日白山麓でミチノクフクジュソウの保全活動が実施されました!

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
白山自然保護官事務所のある石川県白山市白峰では、桜が見頃を迎えています。

さて、福井県勝山市小原地区では、今年もこの花が美しい花を咲かせています。

(日光を受けて輝く花。4月19日撮影)
これは福井県の絶滅危惧Ⅰ類に指定され、地域の方が大切に守っているミチノクフクジュソウという植物です。この地区では小原ECOプロジェクトなどが中心となって、ミチノクフクジュソウの保全活動を継続しており、今年で10年目を迎えました。

(保全活動が行われている群生地。)
勝山市立村岡小学校の生徒もこの保全活動に参加しており、今日は6年生によるミチノクフクジュソウの観察会が開催されました。

観察会は毎年実施されており、代々6年生が花やつぼみの数などを記録し続けています。(昨年の様子はコチラ2017年05月22日 白山周辺には豊かな自然がいっぱいです!ミチノクフクジュソウの話


(花とつぼみの数を数えるこどもたち)

この場所には生徒たちが作った保全を呼びかける看板も設置されています。

(昨年、生徒たちが板を加工し、絵を描いて作った看板)
ミチノクフクジュソウは貴重な植物であり、地域の方や子どもたちが大切に見守っています。
もしこの場所を訪れることがあっても、傷つけたり、持ち帰ったりしないよう、皆さまのご協力をお願いいたします。

***** ♪ お知らせ ♪ ************************
白山国立公園ではパークボランティアを募集しています。

詳細についてはコチラの記事をご覧ください。↓↓↓
2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!
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