ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年08月01日上信越歩道線パトロール

上信越高原国立公園 谷川 荒井 歩

環境省では苗場山山頂付近の木道を整備していて、施工をお願いしている新潟県の関係者と一緒に和田小屋から神楽ヶ峰を通って山頂へ行きました。

前回、別件で来たときは6月の初めでまだ雪で道が埋まってしまっている状態でした。

そのため、7月になり雪も溶けきったところで歩道等の調査を行いました。

(↓上は6月初めの写真で、下が今回行ったときに撮った同じ箇所の写真)

この登山道のすごいところは休憩場所がしっかり整備されているところです。

広いスペースを使って綺麗なベンチが設置されているので、ゆったり休むことができます。登山道を外れる必要も無いので、木道と同じように周辺の植物にとっても優しいですね!

今回、一番問題になっていたのは歩道の洗掘。登山道での洗掘とは、主に雨や流水などで地面が削られてしまうことです。

下の写真でも洗掘防止のために杭が打たれているのですが、残念ながら水の勢いが強すぎるのか杭の下の地面ごと削られてしまったようです・・・

放置すると洗掘が進むので、改善策を現地で関係者と一緒に考えました。

ところで、上の写真の右端に写っているので気になっている方もおられるかもしれませんが、この時期はニッコウキスゲが見頃でした!

ちなみに、この場所の名前は「お花畑」。分かりやすくて良いですね。

写真の「お花畑」の後ろに見えているのが苗場山頂の一部です。

あと少しで苗場山山頂の全貌を見られる!と意気込んで最後の急騰を登ると・・・

広い!広すぎる!

全貌なんて確かめようもありませんでした。しかも上の写真で撮ったのは面積的には狭い方面だそうです。広い方面は晴れていても先が見えなさそうですね。まさに高原。

山頂では木道の整備が着々と進んでいるようで、しっかり整備されていました。

また、ワタスゲが見頃でした。湿原にワタスゲが広がっていると、天気が曇りでも幻想的で見応えがあります。

パトロールを行い、今後の課題を確認しながら苗場山の良さを知ることができました。

今回のコースタイムは往復8時間です。山頂湿原の広さと美しさは言葉で言い表しきれないので直接見ていただきたいです!ぜひ苗場山におこし下さい。


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