アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
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環境省(法人番号1000012110001)
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こんにちは。中部山岳国立公園管理事務所の関根です。
今回はレンジャーの仕事も紹介させていただこうと思います!
現地勤務するレンジャーが管理する国立公園は、『自然公園法』に基づき日本を代表する自然の風景地を保護し利用の促進を図る目的で環境大臣が指定する自然公園のことです。
保護と利用については、国立公園ごとに『公園計画』で定めています。
保護については、地種区分として6つにランクに分け段階的な規制を掛けています。(海の無い地区は5つです!)
利用については、宿や休憩所、駐車場、歩道、車道などの利用施設を計画し、執行者によって運営されています。
地種区分は、特別保護地区や特別地域などがあり、生物多様性センターのWebGISのページでご覧いただけます!
一番規制が強い特別保護地区を取り囲むように段階的に計画されているのが分かります!
制度について詳しく知りたい方は、日本の国立公園HP内をご覧ください。
規制されている区域内で植物や岩石を採取したい研究機関の方もいますし、建築工事だってありますし、宿を営んだりしながら国立公園内に生活している方々もいらっしゃいます。
そういった活動のうち、区域に応じて規制される行為を行う場合や公園事業の変更を行う場合などについては申請書を提出していただき、国立公園内での様々な行為などを審査して、許可・認可する業務がレンジャーの仕事のひとつです。
審査は、地域ごとの特性に合うように作られた、『管理計画書』に沿って進められます。
まずは、乗鞍地域や上高地などが属している中部山岳国立公園南部地域管理計画書を見てみましょう!
審査の方針には、構造物等の材料や色、動植物の採取についても書かれています。
「このように、国立公園の景観と自然に配慮しているのか~」と、国立公園に行ったことはあっても知らないような、管理の目線から国立公園を知れると思います!
申請内容を審査する服部レンジャー
国立公園に関する、ご不明な点がございましたら、最寄りの事務所までお問い合わせください。
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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、都道府県をまたいでの不要不急の来訪や、感染リスクが高まるような行動の自粛をお願いしています。お出かけの前に、各自治体や訪問先が発信している情報をご確認ください。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。
なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。