アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
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中部山岳国立公園管理事務所の関根です。
乗鞍岳でのケージ保護を紹介しましたが、もう少し詳しく紹介したいと思います!
この日は、報道関係者の取材もありました。
ケージは中を暗くしてライチョウが落ち着くようになっていたり、ヒナが隙間に挟まれたりしないように工夫されています。
天候が降雨以外の時は、ケージから出して散歩や高山植物を食べて過ごしています。
ヒナはちょこちょことした足取りで、メス親の声の届く範囲を歩いています。
メス親は「クゥークゥー」と鳴き、ヒナは「ピヨピヨ」と鳴いています。
ヒナの脚はしっかりと大きく、ふわふわした羽毛も日々増えてライチョウの特徴が出ています。
時々ヒナはメス親のお腹の下に入り身体を温めます。これを抱雛(ほうすう)と言います。
写真は抱雛を終えてヒナが出てきたところです。
お母さんに抱かれて身も心も温まったのでしょうか。とてもかわいらしいですね!
ケージから出す際は、関係者で見守っています。
なるべくハイマツに入らないように誘導したり、ヒナの羽数は変わりないか確認したり、四方を囲まないようにしています。
乗鞍岳から中央アルプスへの移植はヘリコプターで移送する予定です。
また、捕食者等のモニタリングを行いつつ、中央アルプスへ移植した後もケージ保護を行っていく予定です。
詳しい資料は、信越自然環境事務所HP内トピックス、ライチョウ保護増殖事業等についてに掲載しています。
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