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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

平標山山開き安全祈願際

2025年05月29日
谷川 渡辺 柊平
皆さまこんにちは!谷川管理官事務所の渡辺です。

5月も下旬、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
谷川、苗場地域では5月に入り先月までの涼しさ(というより寒さですが)が嘘のように気温の高い日が増えてきました。
山間部でも雪解けが進み登山シーズンもあと少しといったところでしょうか。
 
さて、先日25日は平標山にて開山式が行われましたのでその様子をご紹介します。
 
平標山は群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の境界にある標高1983mの山です。
谷川連峰の一つとして数えられ、6月ごろには多種多様な高山植物が咲き、花の百名山として多くの人に親しまれています。


(山開きの様子)
山開きは山の神様を祀り、登山者の安全を祈願するとともに開山をお祝いする行事です。
毎年、平標山乃家(標高約1650m)で行われ、会場までは歩いて1時間と少しとなります。


山の家の後方には平標山(左)と仙ノ倉山(右)が見えます。
この日は到着したころは霧で隠れていましたが、少しするとその雄大な景色をみせてくれました。

花の状況ですが、今年はやはり雪解けが遅くちょうど咲き始めたころでした。
暖かい日がもう少し続けば花の百名山としての姿になってくるかと思われます。


(イワナシとショウジョウバカマ)
 
今年は雪の影響で木道にも被害がでておりますので、登山の際は足元にも十分お気をつけ下さい。