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中部地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

神宮の森で観察会

2012年06月06日
志摩
伊勢志摩では、月2,3回のペースで自然観察会を実施しています。
(これまでの様子はコチラから→ビジターセンターだより
ARも毎回参加してお手伝いさせていただいているのですが、この頃はほぼ毎週末の開催だったので慌ただしく過ごしています。

さて今回は、6月2日に行われた「初夏の山歩き」の様子をご報告したいと思います!

観察会の舞台は、神宮が所有する「宮域林(きゅういきりん)」。
広大な常緑広葉樹の自然林が残されている場所で、全域が特別地域に指定されています。
神宮の方々が大切に守り育ててこられたこの森には、たくさんの貴重な動植物があります。
「自然を傷つけないように、見つけたものはそのままそっと観察しようね」と約束して出発しました。



伊勢湾の海風が運んでくる冷気で、森の中はひんやりさわやかな空気が満ちています。
足を踏み入れた瞬間から、空気が変わるのがはっきりと分かります。
あちこちから「森の匂いがする!」という声も聞こえました(^^)


【歩いていると、いろんな鳥の気配を感じます。】


【他にもこんな生きものを見つけました♪】

いろんな人の手で守られている神宮の森。
講師の先生は、「これだけ広い豊かな森があるからこそ、たくさんの生きものたちが暮らしていける」「生きものたちが、いつまでも静かに安心して暮らせる森であり続けてほしい」、とお話されていました。

~今後の開催情報~
横山ビジターセンターHPにて随時更新しています。
ガイドといっしょなら、きっと伊勢志摩の魅力を存分に感じていただけるはずです♪
夏休み間近!みなさん、ぜひご参加くださいね♪♪