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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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白山国立公園

102件の記事があります。

2018年06月11日白山の夏山シーズン準備!甚之助避難小屋の清掃等をしました♪

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
石川県白山市白峰、標高約500mにある白山自然保護官事務所では、夏鳥のアカショウビンの「キョロロロロ」という鳴き声が今週から聞こえるようになりました。白山にはいろんな鳥がいるなぁと、日々仕事をしながら実感しています。
アカショウビン
(アカショウビン。打波川(福井県大野市)で昨年撮影)

さて、6月2日(土)にパークボランティアの皆さんと白山の石川県側の登山道「砂防新道」沿いにある甚之助避難小屋の清掃などをしてきました!毎年恒例となっているこの活動では、7月1日の夏山開山祭を前に、登山者の皆さまを迎える準備として、看板の設置や標高2,000m付近にある甚之助避難小屋の清掃などを行っています。

設置する看板や工具、掃除用具などを参加者で分担して担ぎ、ホトトギスやクロジなどたくさんの野鳥の声が響き、サンカヨウやニリンソウなどが咲く登山道を登りました♪
ニリンソウ
(砂防新道で出会ったニリンソウ。標高1,750mの別当覗で6月2日撮影)

まず、砂防新道の一方通行区間を案内する看板の設置を行いました。秋に積雪による破損を防ぐために取り外した看板を担ぎ上げ、再び設置する作業です。重量も長さもある看板を運ぶには本当に体力が必要で、協力してくださる皆さんにはいつも感謝です。
重くて長い看板を担いで登るパークボランティア
(急な登山道を重い看板を担いで登ります)
なお、砂防新道の下り専用路は土砂が流入しているのが確認され、現在、通行することができません。このため、登りも下りも同じ登山道(登り専用路)を通行するようお願いしています。※これにともない、担ぎ上げた看板は、まだ部仮設置のままです。

次に、環境省が設置した道標のうち、文字が消えてしまっているものを補修をしました。雪で表面が削られていくので、春になると文字が消えている看板が雪の中から姿を現します。このため、毎年シールで補修をしているんです。
道標の補修
(補修作業中。撮影:パークボランティア)
白いシールが今年、新たに補修された部分。ちょっと白い部分が目立つけれど、行き先や距離がはっきりわかるようになりました。

そして、甚之助避難小屋ではお掃除です!
今年はお天気がよかったので、最初に毛布を天日干し♪

(湿った毛布を日光と風にあてました♪ 撮影:パークボランティア)
続いて、窓を開けてホコリを払い、拭き掃除。
床も梁も拭きます。

(パークボランティアの皆さんはとても手際よく掃除をしていきます!)

夏山シーズン用トイレの共用が開始されるまで、もうしばらく活躍する冬期トイレも清掃しました。

(トイレもきれいに!)
甚之助避難小屋や中飯場のトイレ(標高約1,300m付近)では水場の利用がまだできないので、清掃用の水はペットボトルなどに入れて担いで上がっています。清掃中、登山者の皆さまには小屋の利用に関してご不便をおかけしたが、ご協力ありがとうございました!


そして、いつも困ってしまうのは避難小屋のゴミです。
ほとんどの方はゴミを持ち帰ってくださっているのですが、中には放置する人がいるようです。カップ麺やお菓子の袋、ガス缶・・・様々なゴミが小屋に放置されていました。

また、小屋に荷物を保管されている方も・・・。避難小屋は個人のロッカーではありません。皆さんに気持ちよく利用していただくために、避難小屋にゴミを放置したり、頻繁に登るからといって個人的な荷物を長期で保管したりするのはご遠慮ください。

快適な避難小屋の環境を保つには、どうしても皆さまのご理解とご協力が必要です。どうぞよろしくお願いいたします。


*** 登山者の皆さまへ ***********************
白山はまだ夏山ではありません。
甚之助避難小屋より上はまだ雪が多く、冬山装備と十分な経験と技術・体力が必要です。ご注意ください。
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2018年06月01日白山の自然を守る「生態系維持回復事業」とは? その2

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山公園線(石川県白山市)の市ノ瀬~別当出合の冬季通行止め
が5月31日に解除となり、白山の登山シーズンが近づいてきました!来月の開山祭が楽しみです♪

(白山の様子。中央一番奥が白山大汝峰と御前峰。5月29日鳴谷山から撮影)

さて、登山シーズンが近づくと、気になってくるのは「外来植物」です。
そこで今日は316日のアクティブ・レンジャー日記の続きです!大変お待たせしました!※前回の日記はコチラ↓↓
 白山の自然を守る「生態系維持回復事業」とは? その1

前回、白山では「白山国立公園生態系維持回復事業計画」という計画に基づいて、白山に侵入する外来植物対策に取り組んでいるというお話をしました。今日は、具体的にどんな取り組みを実施しているかを紹介していきます!

まず、環境省が中心となって、専門家から意見をいただきながら「実施計画」というものを作成しました。これは、どんな取り組みを、だれが、どのように進めて行くかを記したもので、全体の道しるべのようなものになります。

白山では実施計画に沿って
取り組みを行っていて、 内容は、大きく分けて次の4つです。
 < その1☆ 調べる・監視する >
 <
その2☆ 防ぐ・除去する >
 < その3☆ 知ってもらう >
 < その4☆ より効果的な方法を模索する >

では、順番にみていきましょう。

< その1☆調べる・監視する >
何事も相手を知ることは重要ですが、外来植物対策も同じです。
まずは、どのような外来植物が「どこに」、「どれくらい」侵入し広がっているのか分布を調査して状況を把握し、それぞれの外来植物が増える傾向にあるのかどうかを継続して監視(モニタリング)しています。

(植物調査の様子。専門的な知識を持つ調査員が行います。)

同時に、外来植物の生育地拡大によって、雑種ができてしまう心配のある在来植物(ハクサンオオバコなど)の生育状況に変化がないかも監視(モニタリング)しています。

(低地生のオオバコとの交雑が心配されている 高山にのみ生育するハクサンオオバコ)

さらに、外来植物の除去( <その2☆ 防ぐ・除去する >で紹介します)の効果を確認するための調査もしています!


< その2☆ 防ぐ・除去する >
外来植物はタネの状態で、山小屋等へヘリコプターで運ばれる資材や、登山者の靴などにくっついて白山へ運ばれてきます。
このため、登山靴にくっついたタネを取り除いて「山への持ち込みを防ぐこと」や、侵入してしまった外来植物が「周辺に拡大していくのを防ぐこと」が重要です。

そこで、白山では登山口や山小屋などに「種子除去マット」や「種子除去ブラシ」を設置しています。
何もせずにいると、次から次へと外来植物のタネが供給されて どんどん増えてしまいますし、山小屋周辺など、すでに侵入している場所からどんどん広がってしまいます。
皆さん、外来植物の侵入や拡大を防ぐため、マットやブラシの積極的な利用にご協力をお願いします!

(甚之助避難小屋近くに通年で設置されている種子除去マット。ご活用ください ♪ )
※種子除去マットやブラシについては、20170809日の記事もご覧ください↓↓↓
 「知ってる?使ってる? 白山の自然を守る便利アイテム!」


ところで、白山にすでに侵入してしまった外来植物については、どうするのか?
答えは「除去する」です。

(もともと白山の標高の高い場所には生育していなかったオオバコ。除去対象です。)

現在、環境省や林野庁、金沢河川国道事務所、石川県白山自然保護センター、環白山保護管理利用協会など、行政・民間が協力して除去を行っています。除去する場所や種などについては、<その1☆調べる・監視する>の調査結果を参考にしながら検討し、優先度の高い種・場所(もしくは効果の高い場所)から重点的に進めています。


しかし、除去活動は行政の力だけでは人手も予算も全く足りません!!
そこで、ボランティアの皆さんの力をお借りしています。
ただし、皆さんが外来植物の除去をするときは注意が必要です。

ご注意!! 外来植物除去は違法行為になる恐れが!!★ 
外来植物とはいえ、国立公園の中に生育している植物です。
このため、勝手に除去すると場所によってはなんと自然公園法違反(!)になって、6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金(!!)に処される可能性があるんです!!!!!

そこで、皆さんが法に触れてしまわないように、下記2つの方法でご協力いただくようお願いしています。
 ① 外来植物除去イベントに参加する
 ② 研修を受けて『登録ボランティア』になる

①は、外来植物除去のスペシャリストたちに教えてもらいながら除去作業をみんなでするというイベントで、どなたでもご参加いただけます。除去の方法や除去する種類について、スペシャリストがそばで教えてくれるので、安心して活動できます♪

(イベントには、小さなお子さんもお父さんやお母さんと一緒に参加してくれます♪)

②は、除去してよい種類や場所、除去方法などについてしっかり研修で学んでもらい「登録ボランティア」になることで、個人での除去作業が可能になるものです。
自分の都合のいい日に、気の合う登録ボランティア仲間と登山しながら活動できるので、研修に参加可能な方にはおススメです♪
ちなみに「登録ボランティア」には顔写真付きのIDカードが発行されます。研修当日は写真を撮られるのでそのつもりでお越しください!!


<その3☆知ってもらう>
どんなに対策を頑張っても、多くの方に外来植物の侵入が白山の自然を脅かす事態だと知っていただき、種子除去マットの利用などに結びつけなければ、効果が薄くなってしまいます。

このため、皆さんに「知ってもらう」ための取り組みを、県や環白山保護管理利用協会などとともに行っています。イベントで活動を紹介したり、講師を派遣して外来植物について学んでもらう機会を作ったり、パンフレットを作成・配布したりするなど、様々な取り組みを行っています。

ちなみにパンフレットは白山国立公園のwebページの「各種資料」中のパンフレット類でも見ることができるので、よければご覧くださいね。

(外来植物パンフレット)


<その4☆ より効果的な方法を模索する>
ここまで紹介してきたように白山では様々な対策が実施されていますが、毎年、専門家の方々と調査や防除の結果を振り返り、対策の効果の検証を行っています。

さらに、白山生態系維持回復事業計画そのものについても5年をめどに一度、点検を行うことになっています。
このように白山では、関係者や専門家の皆さんとともに、外来植物問題を解決し、白山の自然を守るために、常によりよい方法を探りながら様々な取り組みを行っています。

白山の素晴らしい自然をいつまでも残すために、今後も対策に取り組んでいきます。皆さんのご協力もいただけたら大変嬉しいです!どうぞよろしくお願いします♪


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お知らせ ********************************
■ 外来植物除去イベント 参加者募集中♪
ただいま、除去イベントの参加者を募集中です。
市ノ瀬(半日)、白山 室堂(1泊2日)、白山 南竜ヶ馬場(1泊2日)で開催予定です。

日程など詳細内容、申込み、問合せ等については、石川県白山自然保護センターの下記ページへアクセスし、「白山外来植物除去作業」の箇所をご確認ください。↓↓↓

 石川県白山自然保護センター平成30年度 白山自然保護センターの行事案内_



■ 登録ボランティアになるための研修の申込も受付中!
登録ボランティアになるための研修が【 7月8日(日) 】に開催されます。
詳細は下記URLのPDFをご確認ください。↓↓↓
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/kisya/h30/documents/0502hakusansizenhogo.pdf

上記のPDFにも掲載されていますが、これまで1度も白山での外来植物除去作業を経験したことがない方の登録には、624日(日)に市ノ瀬で開催予定のイベント「オオバコ等除去 in 市ノ瀬 」への参加が必要となるのでご注意ください。


上記イベントと研修は、石川県、環白山保護利用管理協会の共催、白山市の協力で開催されます。
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2018年05月21日白山国立公園パークボランティアの養成研修会を実施しました♪

白山国立公園 白山 大石佳織

みなさん、こんにちは。

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12()に、白山国立公園ではパークボランティアの養成研修会を実施しました!これは413日から57日にかけ実施した白山国立公園のパークボランティア追加募集に応募いただいた方のために行われたものです。


(好天に恵まれ、白山がきれいにみえる1日でした♪)
午前中は国立公園センターのレクチャールームで、白山国立公園の魅力や取り組み、自然公園法などについて学んでいただきました。

(宮下自然保護官による自然公園法や国立公園についての解説。撮影鈴木AR)

その後、白山消防署白峰分署にご協力いただいて、普通救命講習を受講しました。

(受講中の様子。皆さん真剣です!!)
心肺蘇生やAEDの使用について、座学と実技で学びました。現パークボランティアと自然保護官事務所のメンバーも一緒に学びましたよ!
普段から野外で活動する機会の多い参加者からは、山での様々な状況でどう行動すればよいのか、具体的な質問が活発に出され、実り多い講習になったと思います。

お昼休憩をはさんで
午後からはパークボランティアの活動に実際に参加していただきました。 活動内容は別当出合(石川県白山市。白山の登山口の1つ)での開山準備作業です。

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21日現在、市ノ瀬~別当出合の区間は冬期通行止めとなっていますが、例年、6月上旬頃に開通します。このため、国立公園を訪れる皆さんをお迎えする前に、毎年、開山準備として清掃等を行っています。

具体的には、駐車場や園地の清掃を行い、積雪で看板が傷まないように冬の間、案内看板に被せていたブルーシートをはずす作業などを行いました。

駐車場には、雪解けのときに斜面の上から運ばれてきたのか、石や枝が大量に転がっていたので、それを取り除き、落ち葉などをどんどん掃いていきます!

(駐車場の清掃。皆さん、手際がいい!)

側溝や溜め升にも、毎年たくさんの枯れ葉や枝が溜まるので、それもきれいにします。

(作業は二人で協力して、いち、にの、さん!)

現パークボランティアの皆さんと、新たに登録を希望する皆さんの活躍のおかげで、作業は予定よりかなり早く終了し、駐車場や園地はとてもきれいになりましたよ♪

(駐車場の清掃結果。左:before  右:after! 撮影パークボランティア)


(側溝の清掃結果。左:before  右:after!)

応募者の皆さんには、活動中の雰囲気も感じていただけたのではないかと思います。新メンバーの活動は、登録の
手続き完了後、始まります。山でパークボランティアのワッペンや帽子を被って作業している一団にであったら、ご声援よろしくお願いします♪

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2018年05月11日七ツ島に行ってきました。

白山国立公園 白山 鈴木 政裕

みなさん、こんにちは。

先日の423日に能登半島の輪島から約25km沖にある七ツ島にいってまいりました!

七ツ島は「国指定鳥獣保護区」に指定されています。

「国指定鳥獣保護区」とは鳥獣の保護管理を目的に国によって指定された区域のことです。

七ツ島は、以前に大石ARが日記で紹介した「オオミズナギドリ」という鳥の集団繁殖地となっており、

彼らの生息地を守るために環境省では様々な試みを行っています。

そして今回もその試みの1つ。ある生物の痕跡調査です。

みなさん、外来種という言葉を聞いたことはありますか?

外来種とは元々いなかった地域に人為的な理由で他地域から入ってきた生物たちのことです。

身近なものでいえばアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメなどがそれにあたります。

良く勘違いされますが外来種は外国から入ってきた生物だけを指すわけではなく、たとえば本州にしかいない生物が沖縄で繁殖しても外来種という扱いになります。

そしてこの外来種が全国的に問題になっております。

「様々な生き物がいる方が良いんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、生態系とは在来の生物たちの絶妙なバランスによって成り立っており、外来種と役割や生息場所が被った在来種が追いやられてしまったり、在来種が食べられてしまう等、そのバランスが用意に壊されてしまうことがあります。

今回はそんな外来種たちの調査に行ってきたのでした。

調査対象となる外来種はアナウサギです。

アナウサギは約30年前に人の手によって持ち込まれたものが繁殖してしまったものです。

さて、彼らがいることで七ツ島にどういった影響が起こるでしょうか?

影響1.【オオミズナギドリの繁殖の場を奪ってしまう!】

七ツ島の地面は無数の穴が空いています。

(地表に空いた無数の穴)

この穴はオオミズナギドリが巣穴として利用しており、同じく巣穴を必要とするアナウサギとの競合が起こってしまい、オオミズナギドリの繁殖が困難になります。

(負傷したオオミズナギドリ)

影響2.【在来の植物が食べられ、土壌が流出してしまう!】

アナウサギが島の植物を食べる事によって裸地化してしまい、そこから雨や風の影響で土壌が流出してしまいます。

以上のように、様々な影響が起こります。

環境省では、これらの対策としてアナウサギの駆除を行ったり、植生復元マットを設置しています。

彼らは好んでこの場所に来たわけではないけれども、

一度外来種が入ってしまうと、場合によってはとても大きな影響がでてしまう、

今回の調査はそのことを改めて実感できました。

最近はペットを飼いきれずに逃がしてしまう人も多く、逃がした生物が在来の生態系を脅かす事も確認されています。

今ペットを飼っている方、または飼おうと思っている方は、命に対する責任をもって、最期まで大事に飼育してあげてください。

※七ツ島は許可が無ければ上陸できません。

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2018年05月02日GWは白山国立公園へ遊びに来ませんか?

白山国立公園 大石佳織

こんにちは。
ゴールデンウィーク後半の予定は、皆さん、お決まりでしょうか?
お天気が期待できそうな5月5日(土)、6日(日)あたりに白山国立公園に遊びに来ませんか?山はまだまだ雪の中ですが、標高の低いエリアは新緑の美しい季節です♪

■ おすすめスポット その1<市ノ瀬地区>
鈴木ARが5月1日(火)のAR日記で紹介していますが、石川県白山市白峰の市ノ瀬地区にある「市ノ瀬ビジターセンター」が今シーズンの開館を再開しています。
今、市ノ瀬地区で私のオススメは、ミズバショウが見頃の「根倉谷(ねぐらだに)園地」です!

(根倉谷園地のミズバショウ。5月1日撮影)
この場所は市ノ瀬ビジターセンターから車で5分ほどくだったところにあります。新緑を背景に広がるミズバショウの群落を見に来ませんか?

【 市ノ瀬ビジターセンター 】
 入館料:無料
 開館日:5月上旬頃~11月上旬(積雪等によってかわります。)
 開館時間:午前8時45分~午後5時
 〒920-2501 石川県白山市白峰ノ 35-1(市ノ瀬)
 TEL. 076-259-2504
 FAX. 076-259-2531


■ おすすめスポット その2<中宮地区>
石川県白山市の中宮地区にある「中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館」も4月28日(土)から今シーズンの開館を再開しています♪

(中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館)
ビジターセンターの建物裏に入り口がある「蛇谷(じゃだに)園地」では、毎年、カタクリの大群落が見られます。しかし、この冬は大雪だったのに雪解けが猛烈な勢いで進んでいる影響で、カタクリの見頃が例年より早く進んでしまっているそうです。
でも、まだ群落が残っています!

(蛇谷園地のカタクリ群落。5月1日撮影)
どうでしょう?なかなか見事でしょう?
蛇谷園地のカタクリ目的の方は、早めにお出かけされることをオススメします♪

【 中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館 】
 入館料:無料
 開館日:5月上旬頃~11月上旬(積雪等によってかわります。)
 開館時間:午前9時~午後4時30分
 〒920-2324 石川県白山市中宮オ 9
 TEL. 076-256-7111
 FAX. 076-256-7111



■ おすすめスポット その3<ブナオ山観察舎>
何を隠そう、白山は「国指定鳥獣保護区」にもなっているんです!国立公園というだけじゃないんですよ♪白山にはイヌワシやクマタカ、ツキノワグマ、ニホンカモシカなどが生息していますが、この「ブナオ山観察舎」では、白山に生きる野生動物を高い頻度で観察することができるんです。
私も先日、置かせてもらっているチラシの残り具合を確認しに立ち寄っただけですが、ツキノワグマを観察することができました!

(いた!ツキノワグマ!!)
私のカメラではゴマ粒ほどにしか写りませんが、望遠鏡ならしっかり見えます!
この施設は石川県が管理運営しており、双眼鏡、望遠鏡が完備されていて無料で使える上、常駐するスタッフがどこに動物がいるか教えてくれるんです。どうぞ気軽にお立ち寄りください♪

※ご注意※ ブナオ山観察舎は5月6日(日)で今シーズンの開館を終了します!
【 ブナオ山観察舎 】
 入館料:無料
 開館日:11月下旬頃~5月上旬頃(年末年始をのぞく)
 開館時間:午前10時~午後4時
 〒920-2333 石川県白山市尾添ソ 72-5
 TEL. 076-256-7250


■ おすすめスポット その4<レンジャー写真展会場>
白山麓に位置する富山県南砺市の五箇山地域にある「くろば温泉」では、レンジャー写真展を開催中です♪
詳細は下記をご覧ください♪
AR日記 2018年04月27日 4月25日から富山県南砺市でレンジャー写真展を開催中♪
または
中部地方環境事務所【環境省レンジャー写真展開催(4月~5月)のご案内】


皆さんのお越しをお待ちしています!
あっ!カタクリの観察などで散策する際の足下は、スニーカー等、歩きやすい靴をお忘れなく♪

***** ♪ お知らせ ♪ ***********************
♪♪ パークボランティア募集情報♪♪
白山国立公園ではパークボランティアを募集しています。

詳細についてはコチラの記事をご覧ください。↓↓↓
2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!

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2018年05月01日市ノ瀬ビジターセンター開館のお知らせ

白山国立公園 鈴木 政裕

白峰も暖かくなってきて過ごしやすい日が続いています。

雪解けも進み、ついに白山公園線(風嵐~市ノ瀬)が4月27日から通行可能になり、市ノ瀬ビジターセンターも4月28日から開館いたしました!

市ノ瀬ビジターセンターの開館準備の様子を日記にします。

開館準備当日は幸い天気にも恵まれ、行く道すがら別山が綺麗に見えました!

別山山頂付近はまだまだ雪が残っているようでした。

(白山公園線から望む別山)

ビジターセンターに到着です。ここまでの道路に残雪は見当たらず、昨年度の冬が大雪だった割には、

意外と少なく感じました。

駐車場の方は少し雪が残っていました。

(市ノ瀬ビジターセンター駐車場)

開館作業中にふとビジターセンターの壁を見るとなんだか黒い点々がポツポツと...

(市ノ瀬ビジターセンター壁面。何かがうごめいています。)

気になって近づいてみるとなんと全てカメムシでした!

(黒い点の正体はクサギカメムシでした。白峰でもよく見かける種です。)

このクサギカメムシは民家等に集まり集団で越冬する昆虫です。

ビジターセンターは越冬には最適だったようです。

ビジターセンターの隣の休憩舎も外側は出来上がっています。

完成は今年の9月頃を予定しています。待ち遠しいですね!

ビジターセンターには白山にまつわる映像コーナーを初めとした様々な展示物や、周辺の見所情報も満載です。また近くの園地で自然観察もできるので、登山目的以外でも楽しめる場所となっています。

(市ノ瀬ビジターセンター2階)

(市ノ瀬ビジターセンター野営場)

皆様是非お越し下さいませ。

----------------------お知らせ。----------------------

【市ノ瀬ビジターセンター】

開館日:4月28日(土) 閉館日:11月上旬(※自然状況等によって変更することがあります。)

開館時間:8時45分から17時

お問い合わせ:〒920-2501 石川白山市白峰ノ-35-1

TEL:076-259-2504

【白山公園線(風嵐から市ノ瀬区間)】※市ノ瀬から別当出合までは現在閉鎖中です。

開通日:4月27日(金)

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2018年04月27日4月25日から富山県南砺市でレンジャー写真展を開催中♪

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
4月25日から、富山県南砺市の日帰り温泉「くろば温泉」でレンジャー写真展を開催しています!

(会場のくろば温泉は湖畔にあります。4月12日撮影)

この写真展は「白山国立公園」、「伊勢志摩国立公園」、「国指定藤前干潟鳥獣保護区」で活躍するレンジャーやアクティブ・レンジャーが、現地で撮影した写真を展示するものです。各地域を巡回展示するのですが、今年度最初は白山地域での開催となります♪
今回は、南砺市と共催で、上平観光協会の協力、白山ユネスコエコパーク協議会の後援をいただき、地域の皆さまのご支援で開催できることになりました♪

(レンジャー写真展のチラシ。クリックすると大きな画像が見られます。)

白山国立公園からは湿原の幻想的な風景や、懸命に生きる昆虫、高山植物などを、伊勢志摩国立公園からは海のある美しい景色などを、国指定藤前干潟鳥獣保護区からは干潟にいる野鳥たちの表情豊かな様子などを紹介しており、見ていただきたい写真ばかりです。

さらに、今回の会場である「くろば温泉」がある五箇山地区は、世界文化遺産『 白川郷・五箇山の合掌造り集落 』として登録されています!合掌造りの建物が静かな山里に建つ景観はとても風情のあるものです。

(写真展会場の下見に行った4月12日の菅沼集落。桜が咲いていました。)

そして今は新緑の季節。
上の写真を撮影したときよりも更に木々が美しくなっています。輝く新緑の中に合掌造りの建物がある風景はとても美しいですよ。

この時季は、山菜を提供するお店もあり、山の恵みをいただくことができます。
他にも栃もち(トチノキの実を使ったお餅)や堅豆腐(かたとうふ)という大豆の旨みがギュギュっとつまったお豆腐、イワナやジビエ料理など、この土地ならではのおいしいものがたくさんあります。
「こきりこ」という伝統的な民謡も歌い継がれており、白山の懐にある五箇山では、自然、食、文化、建築といろんなものを楽しめます。

ゴールデンウィークはぜひ五箇山に遊びに来てください。レンジャー写真展と五箇山の魅力が皆さまをお待ちしております♪

***** ♪ お知らせ ♪ ************************
♪♪ パークボランティア募集情報♪♪
白山国立公園ではパークボランティアを募集しています。

詳細についてはコチラの記事をご覧ください。↓↓↓
2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!

♪♪ビジターセンター開館情報♪♪
市ノ瀬ビジターセンターと中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館が4月28日(土)から開館します!
新緑の美しい白山国立公園へ、ぜひお越しください。

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2018年04月19日白山麓でミチノクフクジュソウの保全活動が実施されました!

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
白山自然保護官事務所のある石川県白山市白峰では、桜が見頃を迎えています。

さて、福井県勝山市小原地区では、今年もこの花が美しい花を咲かせています。

(日光を受けて輝く花。4月19日撮影)
これは福井県の絶滅危惧Ⅰ類に指定され、地域の方が大切に守っているミチノクフクジュソウという植物です。この地区では小原ECOプロジェクトなどが中心となって、ミチノクフクジュソウの保全活動を継続しており、今年で10年目を迎えました。

(保全活動が行われている群生地。)
勝山市立村岡小学校の生徒もこの保全活動に参加しており、今日は6年生によるミチノクフクジュソウの観察会が開催されました。

観察会は毎年実施されており、代々6年生が花やつぼみの数などを記録し続けています。(昨年の様子はコチラ2017年05月22日 白山周辺には豊かな自然がいっぱいです!ミチノクフクジュソウの話


(花とつぼみの数を数えるこどもたち)

この場所には生徒たちが作った保全を呼びかける看板も設置されています。

(昨年、生徒たちが板を加工し、絵を描いて作った看板)
ミチノクフクジュソウは貴重な植物であり、地域の方や子どもたちが大切に見守っています。
もしこの場所を訪れることがあっても、傷つけたり、持ち帰ったりしないよう、皆さまのご協力をお願いいたします。

***** ♪ お知らせ ♪ ************************
白山国立公園ではパークボランティアを募集しています。

詳細についてはコチラの記事をご覧ください。↓↓↓
2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!
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2018年04月13日【5月7日(月)締切り】白山国立公園パークボランティア 募集中!!

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
嬉しいお知らせです!
このたび、白山国立公園のパークボランティアの追加募集を行うこととなりました♪


※募集要件・応募用紙はコチラ↓↓
【お知らせ】白山国立公園パークボランティアの追加募集及び養成研修会の実施について


 パークボランティアって?
環境省では、国立公園における施設の維持管理、美化清掃や自然保護の普及啓発といった各種活動について、自発的に協力していただける方々をパークボランティアとして登録しています。

登録は地区ごとに行っていて、全国26箇所の国立公園でなんと1500人以上(※)が活躍しており、白山国立公園では平成30年4月1日現在、21名の方が登録されています。(※平成24年のデータ。詳しくは環境省ホームページのパークボランティアのページをご覧ください。)

■ 主な活動内容は?

(活動の様子)
年度によって活動内容は少しずつ変化しますが、白山国立公園では下記のような活動を主に行っています。
 ・登山道や避難小屋などの清掃
 ・登山道の巡視
 ・ゴミの持ち帰りを登山者の皆さんに呼びかける活動
 ・自然観察会で一般の方を案内&解説

■ どんな人がパークボランティアになっているの?
年齢は30代から70代までと幅広く、バリバリ働いている人はもちろん、子育てしながら働いているお母さんもいらっしゃいますし、お孫さんの面倒を任されて忙しい人など、様々なライフスタイル、ライフステージの方が活躍されています。

看板設置などの作業時に頼りになる日曜大工の得意な人や、プロ級のカメラの腕を持つ人、自然ガイドの資格を持っている人、子どもの面倒を見るのが上手な人、地域の歴史など多方面の知識を持っている人、現役エンジニアに元看護師、複数のボランティア活動を掛け持ちしている人などなど...得意分野も職業もバラバラですが、共通しているのは好奇心旺盛で白山が大好きということです。

■ 応募について
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12()に実施する養成研修に参加していただくことが登録の要件となります。
募集要件や応募書類、問合せ先など、詳細は環境省中部地方環境事務所の下記のページをご覧ください。
【お知らせ】白山国立公園パークボランティアの追加募集及び養成研修会の実施について

締切りは【 平成3057() 17時必着 】です!
皆さまのご応募、お待ちしております♪

なお、白山国立公園のパークボランティアの募集は毎年実施するものではなく、増員が必要になった場合などに不定期に行うものですので御了承ください。

■ 参考 

平成29年度の活動(一部)を紹介したAR日記も参考にご覧ください。
2017年05月24日 白山開山に向けて少しずつ準備しています!
2017年06月20日 白山パークボランティアの皆さんと甚之助避難小屋をきれいにしてきました!

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2018年04月06日春うらら けれど白山はまだまだ純白♪

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。

白山自然保護官事務所にやってきて早1年が経ちました。あっという間の1年だったと思うのは楽しかったからか、はたまた年のせいか(!?)。
今年度も白山のアクティブ・レンジャーとしてより多くの情報を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします!

さて、桜満開情報があちこちで聞かれる北陸地方ですが、事務所のある石川県白山市白峰では桜の開花はまだもう少し先のようです。しかし、フキノトウやツクシが顔を出し、春の気配であふれていますよ♪

そして、春になると気になってくるのが雪解けの状況。この冬は非常に雪が多かったので、やはり雪解けも遅いのでしょうか?そこで、国道157号沿いの堂埜森神社の雪の様子を昨年と比べてみました。

(積雪の状況。4月4日撮影)

昨年の同じ場所は...

(昨年の様子。2017年4月3日撮影)
あら?
あんなに降ったのに、昨年と雪の量は変わらないような...。
むしろ少ないように私には見えます。
3月に暖かい日が続いたことが影響したのでしょうか。当たり前のことですが、自然というのは一つの事象だけで判断できないものなのですね。「今年は日当たりのよいところは雪が少ないが日陰は雪が多い」と話される地元の方もいます。今後の雪解けが気になるところです。

では、白山はどんな様子かというと、こんな様子です!↓↓↓

(純白の白山。福井市自然史博物館から3月30日撮影)
先週「福井市自然史博物館」から撮影したのですが、やっぱりまだまだ純白です!

福井市自然史博物館では3月29日まで「白山国立公園パークボランティア写真展」を開催させてもらっていたので、3月30日に片付けに行ってきました。純白の白山は、このときに博物館の屋上から撮影したものですが、白山を眺めるのに最高のロケーションでした!

それにしても福井市から見る白山も美しいですね。惚れ惚れします。
福井から見るとより広大に見える気がしますし、白山(御前峰など)から別山までが意外と遠いことにもびっくり・・・。場所が変われば見え方も違って面白いですね。皆さんもいろいろなところから白山を仰ぎ見てください!きっと新しい発見がありますよ♪

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