ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年7月

28件の記事があります。

2017年07月31日夏休み!戸隠で自然公園美化活動!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

すでにヒグラシが鳴いている戸隠。

今日は戸隠の小学生やガールスカウトの子ども達と自然公園美化清掃活動を実施しました。

01中社に集合

 

今回は「ゴミ拾い&外来植物駆除班」と「普及啓発班」に分かれて活動。

私は普及啓発班の子ども達と一緒に戸隠神社奥社の参道入口で携帯灰皿などを配布しました。

 

はじめはおずおず・・・とちょっと恥ずかしがっていた子ども達ですが・・・

02チラシ配りおずおずと・・・

 

10分もすると、「ここは妙高戸隠連山国立公園です。ご協力お願いします!」と、積極的にお客さんに声をかけて普及啓発をしてくれました。

03積極的に配ってます!

お疲れ様でした(^▽^♪

 

ゴミ拾い&外来植物駆除班の子ども達も沢山外来植物を駆除してくれたみたいです!ありがとう!!

04ヒメジオン抜きました

 

05ゴミ拾いもしっかりやりました!

 

この後、子ども達は戸隠キャンプ場で魚を捕まえてご飯とのこと。

楽しい一日になるといいですね♪

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2017年07月28日蝶々舞い踊る根子、小根子

上信越高原国立公園 アクティブレンジャー 前田久美子

今日は上田市、須坂市、環境省の志賀高原自然保護官事務所のレンジャーも合同で

根子岳、小根子岳の登山道調査に。

 

調査の目的は昨年夏の豪雨で崩れてしまった登山道の状況調査。

00根子岳被害状況

※人がすっぽり入るほど崩れていた部分もありました。

 

これを今年5月に修復作業を行いましたが、梅雨の大雨で再び崩れているのでは?と心配になり、今回確認に行ってきました。

 

結果は・・・!!!崩れている箇所はなく、快適に歩けました♪一安心です♪

00根子岳修復状況

 

登山道調査のついでに、はがれてしまった看板を直したりもしました。

01看板ビフォア 02看板アフター

 

お花も真っ盛りでしたが、そこに採蜜にきていた蝶類が沢山いました!

アザミにはヒョウモンチョウ。

03アザミとヒョウモン

 

イブキジャコウソウにはアサマシジミ(ヒメシジミかも?)。

04イブキジャコウとアサマシジミ

 

こちらはワレモコウで採蜜中。。。

05ワレモコウでさいみつちゅう

 

登山道脇にはアリの巣も発見してしまいました!

06アリの巣!

 

根子岳はあまり遮るものがないので、熱中症などに気をつけて

帽子や水の準備などをしっかりして登りましょう。

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2017年07月26日> 外来植物除去作業 @乗鞍畳平 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍岳からこんにちは。

 

乗鞍岳の畳平周辺で「乗鞍美化の会」主催の外来植物除去作業が行われました。

参加者は関係機関と乗鞍美化の会が公募したボランティアさん達です。

この活動は、もう10年以上続けられています。

 

今回も多くのボランティアさん達が参加してくださいました。

最初に岐阜県の乗鞍環境パトロール員がセイヨウタンポポの特徴や抜き方などを説明してくれます。

  

地道な作業ですが、皆さん黙々と作業してくれていました。

 

 

除去対象であるセイヨウタンポポ。

総ほう片(そうほうへん)という外側のガクのように見える部分が反り返っています。

 

乗鞍には在来のタンポポもあり、こちらは総ほう片が反り返っていません。

 

総ほう片で区別をするのが一番わかりやすいです。

 

セイヨウタンポポは昔、食用として北海道へ持ち込まれたのが最初という話があります。

寒さに強く、乗鞍岳のような気候が厳しいところでも、放っておくとどんどん増えてしまいそうな気配です。

 

平成15年まで乗鞍畳平にマイカーで入ることができたため、車や人にくっついてセイヨウタンポポなどの

外来植物が入ってきたと言われています。

また、乗鞍畳平周辺は人工の構造物が多く、工事の時に外から運んできた土や材料にくっついて

入ってきたものも多いようです。

そのため、車道沿いや人工構造物近くに多く見られます。

セイヨウタンポポは根を残すと再生してしまいますが、写真でもわかるように岩の隙間やコンクリートの

隙間にしっかりと根を張っているため、根を全部抜くことはほぼ不可能に近いです。

これは上手く抜けた方ですが、ちょっぴり切れてしまっています。

とても根っこが長いので、岩やコンクリートの隙間から掘り出すのは本当に大変な作業です。

畳平周辺では10年以上も除去活動を続けているのに、セイヨウタンポポが無くならないのは

根まできれいに取り切れないことも原因のひとつと考えられます。

それでも10年以上続けてきたからこそ、セイヨウタンポポの繁殖を今の程度で抑えられている

とも言えるかもしれません。

 

まずは「外来植物を入れないこと」、それが一番ですね。

そして、これ以上拡げないためにこういった地道な活動を続けていくことが必要となっています。

【ご注意】

国立公園内での外来植物の除去につきましては規制等がありますので環境省や自治体にご相談下さい。

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2017年07月24日白山お花情報 と 登山者の皆さまへお願い

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

子どもたちも夏休みに入り、楽しい登山シーズンまっただ中!
白山でもお子さんと一緒に登っているご家族の姿をよく見かけるようになりました。
今日はこんな白山のお花情報をお届けします!

が、その前に、登山者の皆さまにお願いです!
白山を訪れる皆さんの中には「お花を見たくて登ります!」という方がいるのではないでしょうか? きれいなお花に出会うと嬉しくなっちゃう人はきっとたくさんいらっしゃると思います。(私は嬉しくなって叫んじゃいます!)
ハクサンコザクラ
(可憐なハクサンコザクラ。7月22日撮影)

「近くでお花を見たい!」「近くで写真を撮りたい!」と思う方もいるでしょう。もちろん私もできるならそうしたい一人です。
でも、ちょっと待ってください。

お花見たさに登山道をはずれて、目的のお花に近づくと何が起こるでしょうか?
近づくまでの道のりには、ほんのわずかな距離だったとしてもたくさんの植物が育っています。花を咲かせていなくても、白山の自然を支える大切な大切な植物です。
登山道をはずれるということは、そんな植物を傷つけることになってしまうんです。

残念ながら白山には、お花見たさに登山道を外れた人によって植物が失われてしまった場所があります。
踏み跡
(目的の花に向かってつけられた踏み跡。721日撮影)

登山靴で踏まれ傷ついた植物は枯れて失われ、地面がむき出しになります。
地面がむき出しになると、植物を育む土壌がそこから流れ出るようになってしまい、周りの植物も育ちにくくなってしまいます。
場所によっては地面がむき出しになった場所が拡大し、お花畑が失われてしまうこともあります。

白山の自然はとてももろく、一度壊れるともとに戻るのに非常に長い年月がかかり、場合によってはもとに戻らないこともあります。

近くでお花を観察できないのはちょっと残念なことかもしれませんが、遠くからお花を観察することが、高山植物を守り、白山の自然を守ることになるんです。
皆さん、一緒に白山の自然を守りながら楽しく登山しませんか♪


では、ここまで読んでくださった皆さまに、改めてお花情報をお伝えします!

■砂防新道(石川県白山市の別当出合登山口から山頂を結ぶ道)
ミヤマキンポウゲ
(ミヤマキンポウゲが登山道沿いで登りの疲れを癒やしてくれます♪ 7月21日撮影)
ミヤマキンポウゲ、モミジカラマツ、ヨツバシオガマ、アカモノなどに出会うことができます。

■ 南竜道(砂防新道の南竜道分岐から南竜ヶ馬場を結ぶ道)
イブキトラノオ
(イブキトラノオがたくさん!7月21日撮影)
イブキトラノオの多さに感動しました!トラのしっぽのような花が風に揺れている様子は見ていてとても楽しいですね♪
ヤマブキショウマ、ニッコウキスゲ、ノビネチドリなども咲いていましたよ。

■ エコーライン(南竜道と弥陀ヶ原を結ぶ道)
チングルマ
(チングルマのお花畑。7月21日撮影)
チングルマの白とコイワカガミのピンクがとても印象的でした!

■ 別山・三ノ峰周辺
別山平のニッコウキスゲ
(別山平のニッコウキスゲ。奥は御前峰・大汝峰。722日撮影)
別山平は
ニッコウキスゲが咲き乱れ、こんな場所が日本にあったのかと思うくらいにステキな場所でした。
三ノ峰周辺ではオオバギボウシやタテヤマウツボグサ、クガイソウなど紫色の花もたくさん見られましたよ♪

今日ご紹介したのは白山の花のほんの一部です。
現地には本当にたくさんの花が咲いていますので、白山の豊かな自然を見にいらしてください。

----- 登山される方へ --------------------------------------------------------------
※白山は標高2700mを超える山です。登山届を提出し、十分な装備と計画を持って登山に臨むようお願いします。
※ルートによっては雪渓が残っています。ビジターセンターや山小屋で最新の情報を収集してください。
※高山植物を傷つける行為は自然公園法で禁止されています。
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2017年07月24日志摩の自然を学ぼう

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦

志摩市歴史民俗資料館では7月25日より夏休みの企画展示として

「志摩の自然を学ぼう」展が開催されます。

今回の企画展では志摩自然保護官事務所と横山ビジターセンターが協力をして

「伊勢志摩国立公園レンジャー写真展」と「伊勢志摩国立公園の昆虫標本展示」、

また「レンジャー出前授業」として体験型の講座を開催したりします。

本日、その設営作業をパークボランティアさんと一緒に行いました。

伊勢志摩国立公園内でレンジャーが撮影した写真パネル36枚、

伊勢志摩国立公園内で採集した昆虫の標本15箱を展示しました。

7月29日(土)と8月20日(日)にはレンジャー出前授業として

展示に関するお話をしたり、昆虫標本の作り方教室をしたり、

木の実や貝殻などを使ったクラフト体験をしたりもします。

夏休みの自由研究のヒントが見つかるかもしれません。

ぜひお越し下さい。

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2017年07月24日女性限定で戸隠神社五社巡り

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

「信州山の日」の7月23日(日)、戸隠観光協会主催で女性限定飯縄山登山が企画されました。

女性限定ということで、戸隠自然保護官事務所の2名も参加してみました。しかし、当日はあいにくの雨。

01一の鳥居苑地Pに集合

 

そこで・・・飯縄山へ登るのはやめて、急遽「戸隠神社五社巡り」に変更!

雨の中、戸隠古道を歩きます。

02雨の古道をウォーキング

 

戸隠神社にまつわる伝説のお話なども沢山解説いただきました。

雨の神社というのもなかなか味があります(写真は九頭龍(くずりゅう)社です)。

03九頭龍社

 

お昼はとっても素敵な戸隠竹細工のお弁当箱に入ったサンドイッチ!

お弁当箱は参加者の方へのおみやげになります。

04竹細工サンドイッチ弁当

これを目的に今回のイベントに申し込まれた方も多かったようで、みなさん大満足☆

 

飯縄山には登れず一日雨でしたが、ガイドさんの気配りや解説が非常に充実しており、参加者のみなさんも一日楽しめたようで良かったです♪

05雨の日の随神門

 

今回のイベントは信州DCの一環で「戸隠旬ウォーク」の企画として開催されたものです。

毎月戸隠の旬を満喫できるイベントを実施しているので、ぜひ一度参加してみて下さい!

 

 

★妙高戸隠連山国立公園の山がヤマケイオンラインで紹介されています!

http://www.yamakei-online.com/yk/article/myoko_togakushi.php

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2017年07月24日カヤの平高原ではニッコウキスゲが見頃です

上信越高原国立公園 志賀高原 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは。長野県木島平村にあるカヤの平高原ではニッコウキスゲが見頃です。

<ニッコウキスゲの見頃は例年7月中旬から下旬です。しかし、今年は開花が少し遅く見頃の時期が後ろにずれているそうです。>


<ワタスゲの綿毛も見頃です。>


<アキアカネもたくさん飛んでいました。>


この湿原は北ドブ湿原という名前で、カヤの平高原総合案内所という中心的な施設(駐車スペースあり)から約45分歩きます。そこまで歩く途中のブナ林も見事です。


<ギンリョウソウ。漢字では「銀竜草」を当てるようです。腐生植物(成長に必要な養分を、共生する菌類から得て生活する植物)。>



カヤの平高原は標高約1,400mから1,700mにかけて広がる高原です。

宿泊は、カヤの平高原ロッジと2種類のテントサイト(車乗り入れ可能なテントサイトと常設のテントサイト)があります。泊りがけで避暑や星空を見るのも楽しそうです。

どうぞお出かけください。


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2017年07月21日戸隠保育園とお散歩~夏編~

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

戸隠森林植物園を一緒にお散歩した戸隠保育園の年長さん達

今日は保育園の周りの外来生物をさがしてお散歩をしました。

 

外来生物の他にも、今回みんなに探してほしいものを8つおねがいしました。

見つけたらスタンプを押します。8つ全部見つけられるかな!?

01見つけたらスタンプだよ 02これがリスト

 

お散歩開始。ルーペで色々なものをじっくり観察しながら歩きました。

アンズの実やウメの実も見つけたね!

03じっくり観察 04ノコギリソウはどんなかんじ?

 

カエルやカナヘビも見つけたよ!

05カエルみつけたよ! 06こっちはカナヘビ

 

畑の横を思いっきり走れー!!!そしてアスパラも観察!?

07夏だー!!! 08アスパラ!?

 

ちなみに全部スタンプを押すとこんな風になります・・・。

09スタンプ押すと・・・

実はこれ・・・一昨年、国立公園誕生記念スタンプラリーを実施した時のスタンプなんですよ。

 

お天気にもとっても恵まれて、色々なものをじっくり観察できました!

それにしても、戸隠っ子は他の地域の子ども達と比べて沢山の生き物(特に植物)をいっぱい知っています。しかも生活とがっちりリンクしている!本当にすごいです。毎回驚かされます。

 

ぜひまた一緒にお散歩しましょう♪

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2017年07月21日乗鞍高原から戸隠へ・・・携帯トイレの視察がありました

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

戸隠自然保護官事務所では携帯トイレ普及啓発に力を入れています。

その取組が功を奏し!?7月18日に乗鞍高原の皆さんが戸隠での携帯トイレ普及啓発状況の視察にいらっしゃいました(こちらのブログでもご紹介いただいています)。

01乗鞍から戸隠へ

 

実際に戸隠の散策路を歩いてもらいながらの視察です。

02乗鞍から戸隠へ

 

私は奥社参道入り口で携帯トイレの無料配布イベントを実施。

一般の方への携帯トイレの普及啓発を行いました。

03ゲリライベント 04ゲリラ普及啓発

 

最後に乗鞍高原のみなさんと意見交換。お互いの地域の現状や課題を話し合いました。

05意見交換しました

 

他の地域のことを聞ける機会というのは意外とないので、お互いにとってとても良い交流になりました。

つながりが少しずつ増えていくことは大きな財産になるので、嬉しいことです。

 

今年度、戸隠地域では携帯トイレ有料化にむけて本格的に動き出す予定です。

災害用だけでなく、山登りや散策でも携帯トイレの携帯をスタンダードにすることが目標です。

 

○携帯トイレの使い方はこちらをご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=VMfWhAGyw1E

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2017年07月21日今年も始まりました!安曇小学校~外来植物対策~

中部山岳国立公園 佐藤怜子

昨年から、地元〝上高地〟へ学習に来ていた安曇小学校の児童たちが、今年も上高地へやってきました!

外来植物対策などに関心を持ち、「自分たちもぜひ外来植物対策を行いたい」と願う3~6年生の児童たちが、7/10(月)と7/18(火)に活動しました。

7/10(月)【3・5年生】

この日の活動は、外来植物ヒメスイバの除去。

外来植物対策を行うのは初めての児童たちでしたが、皆一生懸命抜き取りを行っていました。

河童橋周辺のゴミ拾いも行い、「自分たちも上高地のために何かできた!!」と達成感のある面持ちで帰って行きました。テーブルやベンチの下にゴミが落ちていることが多いということを発見しましたね。すごいぞ!!

7/18(火)【4・6年生】

この日の活動は、外来植物シロツメクサとアカツメクサの除去。

6年生は、抜き方の見本を見せてくれたり、根を残さないように抜くよう気をつけたり、頼りになりました。上高地についての情報もしっかり覚えていてくれ、昨年の活動の成果を感じ、ちょっぴり感動しました。

4年生は、初めての外来植物対策でしたが、よく自分から動いて活動していました。4・6年生もゴミ拾いをしっかり行いました。ゴミを見つけるのが上手になりましたよね!!〝ゴミを見つける目〟になるのも、実はなかなか大変なんですよ~。

外来植物対策をやりたいと考え、それを実践できる すてきな安曇小学校の児童たち。

これからも「自分たちにできること」を考えて、実践していってほしいです☆

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