ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園

225件の記事があります。

2017年07月10日朝日岳山開き

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

非常に暑くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

78日(土)、9日(日)に朝日岳山開き登山会に参加しました。

朝日岳は、富山県と新潟県にまたがり、北アルプス・後立山連峰にある山です。

非常に多くの積雪があり、雪解け後には多くの高山植物が花を咲かせます。

この山開きに参加し、今シーズンの登山の安全を祈願してまいりました。

8日には、麓の朝日町・小川温泉元湯に関係者らが集い、入山式が行われ、登山における注意事項等を説明していただきました。

入山式後には登山口である北又小屋まで移動し、テープカットを行いました。

【入山式】78日撮影

入山式

北又小屋から宿泊地の朝日小屋までは標高差約1400mあり、急な場所もあるため、ゆっくりと登り深緑や高山植物を楽しみました。

【キヌガサソウ】79日撮影

キヌガサソウ

朝日小屋に到着後、小屋の近くにある朝日神社にて山開き及び登山安全祈願祭を行い、今シーズンの登山の安全を祈願しました。

【山開き、登山安全祈願祭】78日撮影

山開き、登山安全祈願祭

9日早朝、真っ暗な中ヘッドライトを点けて朝日岳山頂に向かいました。

山頂でしばらく待つと、素晴らしい朝日(ご来光)が見られました。

山開きの日に朝日が見られたのは45年ぶりとのことで、初めて登頂した私としてはとても幸運でした。

【ピンク色に染まった朝日】79日撮影

ピンク色に染まった朝日

朝日岳への登頂ルートはいくつかありますが、いずれも長時間歩く必要があります。

79日現在、まだ残雪が多く、視界が悪いときは道迷いの危険性があります。

事前に情報を確認され、余裕をもった計画を立てて登山していただきたいと思います。

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2017年06月28日立山町千寿ヶ原コミュニティ防災訓練

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

6月27日に、立山町主催の千寿ヶ原地域コミュニティの防災訓練に参加しました。

千寿ヶ原地域は、中部山岳国立公園の富山県側の玄関口であり、国内外から多くの観光客が訪れます。

立山自然保護官事務所では、地獄谷の火山ガス対策を行っており、地域住民の方に火山ガスのことやその対策を知っていただきたく思い、説明する機会をいただきました。

始めに、集中豪雨による土砂災害を想定した防災訓練が行われました。

立山駅で待っていると放送が流れ、近くの国立登山研修所へ避難するよう指示があり、消防や警察の協力の元避難訓練が行われました。

日本語だけでなく台湾語と英語でも放送し、外国人観光客に向けても情報を発信しました。

避難後には保健師による救護・健康観察を行い、参加者はアルファ米と飲料水を受け取りました。

【国立登山研修所へ避難】6月27日撮影

国立登山研修所へ避難

防災訓練後は立山駅に戻り、火山ガス対策について説明しました。

まずは火山ガスの基礎知識(性質や対策)、火山ガス検知機器の設置や情報発信状況について、木村保護官が説明しました。

その後、防毒マスクと簡易呼吸器(酸素ボンベ)の装着方法について中山が説明し、参加者にも実際に装着していただきました。

普段見ることがないであろう防毒マスクや簡易呼吸器に、地元住民の方々は興味津々であり、「防毒マスクをつけても思ったより息苦しくない」「簡易呼吸器は重い」と言った声があがりました。

【火山ガスに関する説明】6月27日撮影

火山ガスに関する説明

【防毒マスクの装着の実演】6月27日撮影

防毒マスクの装着の実演

防毒マスクや簡易呼吸器は、緑色の防災箱に入っています(エンマ台に今後置く予定です)。

地獄谷の火山ガス濃度が高くなり危険を感じた場合は、ご使用ください。

また、水で濡らしたタオルやハンカチ等で口や鼻を覆うことで、影響を減らすこともできます。

詳細は以前の日記(http://chubu.env.go.jp/blog/2017/06/post-389.html)もご覧ください。

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2017年06月23日もうすぐ夏山シーズンの立山

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

富山県も梅雨入りし、これから本格的に雨が降るのかと思いきや、意外と降っておりません。

さて、だいぶ雪が少なくなってきており、もう少しで北アルプスの3000m級の山々も本格的に夏山シーズンが到来しますね。

もう予定を立てているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

立山は1週間後の71日(土)に夏山開きを迎えますが、その前に室堂周辺を歩いてきました。

【みくりが池と立山三山】622日撮影

みくりが池はまだ半分以上は水面が見えていません。手前に写っている山本ARは、みくりが池に踏みいらないようポール・ロープを移動させています。みくりが池や地獄谷に落ちないよう、ポール・ロープがある場所では外れて歩かないようお願いします。

みくりが池と立山三山

【歩道のひび割れ】622日撮影

エンマ台から雷鳥荘方面へ数分下りた歩道にひび割れがあります。バランスを崩したり足を捻ったりする危険性がありますので、歩く際はご注意ください。

ひび割れ

【水場の設置】622日撮影

雷鳥荘前と火山ガス情報ステーション前に水場が設置されました。地獄谷では火山ガスが発生しており、濃度が上昇する場合があります。臭いを感じましたら、タオル等を水で濡らして口に当てることによって、影響を少なくできます。詳しくは、右のリンク先をご覧ください。http://chubu.env.go.jp/nagano/post.html

水場の設置

【水浴び中】622日撮影

目の前でカヤクグリが水浴びをしていました。私や山本ARから距離3,4m程度でしょうか。こんな至近距離でも逃げようとしませんでした。

水浴び中

立山は夏山シーズンには大変な賑わいをみせますが、今の時期は観光客・登山客ともに少なく、静かな立山を楽しむことができます。

歩道上にはまだ雪が残っていますので、長靴や登山靴等を準備されることをおすすめします。

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2017年06月15日> かわらばん @乗鞍 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍畳平よりこんにちは。

 

これは何の新芽でしょう?

 

正解は↓

ハクサンイチゲです。 (6月14日撮影)

今日私が見たハクサンイチゲの中で、しっかり開いていたのはこれだけでした。

「一番みっけ!」といったところ。

こんな高山植物が車道脇にポッと咲いているのが乗鞍です。

開花準備中のハクサンイチゲが車道脇にいっぱいありましたよ♪

 

 

畳平のお花畑はまだ雪の下。

(6月14日撮影)

雪が融けるにはまだ時間がかかりそうです。

昨年と比べたら今年は花の時期が遅くなりそうですね。

 ※畳平の高山植物の開花情報は下記にお問い合わせください。

 「飛騨乗鞍観光協会 http://www.hida-norikura.com/norikura/ 」

 

 

こちらの風景、かの有名な「双六岳からの槍ヶ岳」の風景に負けていないと思いませんか?

(6月14日撮影)

これは大黒岳の頂上から少し桔梗ヶ原の方へ歩いた場所からの風景。

正面奥は穂高連峰~笠ヶ岳あたりの北アルプスの山々です。

バスを降りてのんびり30分ほど散策すればこんな風景が目に飛び込んできます。

 

参考までに「双六岳からの槍ヶ岳」 (ここも平湯自然保護官事務所の管内です)

(平成28年9月15日撮影)

 

雪のミニ壁もまだ楽しめます。

(6月14日撮影)

高さは、高いところで5mくらいでしょうか。

奥に小さく自転車が写っているのが見えますか?

 

自転車好きの方は、乗鞍スカイラインを自転車で上がって下りるのも最高に気持ちよさそうです。

(ただし、スピードの出し過ぎと、自動車にはご注意ください。)

 

 

7月になると長野県側の乗鞍エコーラインが開通して、学校登山も始まり

賑やかになってきますが、今はまだ静かでのんびりとした雰囲気です。

今のうちに静かな乗鞍畳平を楽しみに来ませんか?

 

※ご注意※

剣ヶ峰方面はまだ雪が多いです。雪山に必要な装備をご用意ください。

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2017年06月14日ナショナルパークの魅力展開催中

中部山岳国立公園 佐藤怜子

柳絮(リュウジョ:白い綿毛の付いた柳の種子)の舞う上高地よりこんにちは。

柳絮が舞う様子は、まるで初夏に雪が舞うようですよ♪

さて、現在、上高地インフォメーションセンター2Fでは「中部山岳国立公園写真展~ナショナルパークの魅力~」を開催しております。

【会場風景】選りすぐりの写真30点を展示しています。

中部山岳国立公園内の美しい写真と併せて、かわいい動物たちの剥製も展示しています。

剥製は触ることができますので、毛並みなど直接触って確かめることができます。

ふわふわで気持ち良いですよ~☆

【ツキノワグマ、テンの剥製】ぼくたちも待っているよ!!

その他に、上高地や乗鞍の見所なども紹介しております。ぜひご来場下さい!

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2017年06月13日* レンゲツツジ開花状況 @乗鞍高原 *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原一ノ瀬より、こんにちは。

今週のレンゲツツジ開花状況をお知らせいたします。

 

一ノ瀬のツツジ園が部分的にいい感じになってきました♪

(6月13日撮影)

 

 

先週と比較するとこんな↓感じです。

 

 

全体的にはまだ寂しい感じですが、これからどんどん咲いてきます。

(6月13日撮影)

 

でも、今でも十分お楽しみいただけると思いますよ。

(6月13日撮影)

 

残雪の乗鞍岳、シラカンバの白い肌、そして萌える緑に映える

色鮮やかなレンゲツツジを撮りに来ませんか?

車を降りればすぐにこんな写真を撮れる場所になっています。

お気軽にお越し下さい。

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2017年06月13日薬師岳夏山開き

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

6月に入っても立山町はそれほど暑くはなく、比較的快適に過ごしています。

610日(土)、11日(日)と薬師岳夏山開き安全祈願祭及び記念登頂会に参加しました。

この夏山開きは、夏山シーズンの登山者の安全を祈願し、また全国に薬師岳の夏山シーズンの到来をPRするものです。

10日は、まず富山市大山地区の亀谷(かめがい)温泉郷に関係者が集い、槍ヶ岳を開山したことでも知られる播隆上人(ばんりゅうしょうにん、現在の富山市大山地区出身)像の前で登山者の安全を祈願しました。

【安全祈願祭】610日撮影

安全祈願祭

その後に登山口である折立(おりたて)に移動し、登山口に入ってすぐの十三重之塔へ。

昭和38年に三八豪雪に遭い薬師岳遭難死した愛知大学山岳部員13名の慰霊のため設置されたものです。

【十三重之塔】610日撮影

十三重之塔

10日は太郎平小屋まで向かい、翌11日に薬師岳山頂へ登頂しました。

山頂には祠があり、薬師如来が安置されました。

薬師如来は、左手に薬壺(やっこ)を持ち、病気に苦しむ人々を救う仏であるとされています。

夏山開き時に山頂の祠に薬師如来を安置することで、夏山シーズンの登山者の安全を祈願しました。

【薬師岳山頂での安全祈願】611日撮影

薬師岳山頂での安全祈願

登頂した11日は晴天に恵まれ、山頂や登山道からは素晴らしい景色を堪能できました。

立山、剱岳、槍ヶ岳、穂高連峰と言った山だけでなく、富山平野や日本海も望めました。

【薬師岳山頂から立山・剱岳方面の景色】611日撮影

薬師岳山頂から立山・剱岳方面の景色

【薬師岳登山について】

611日現在、薬師岳はまだ多くの残雪に覆われています。

山頂付近は特に風が強く、急に天候が変化することもあります。

雨具、防寒着、アイゼン等を準備してお越しください。

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2017年06月07日> かわらばん @乗鞍高原 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原 一ノ瀬園地からこんにちは。

 

今見頃の花は「ミツガシワ」

池の上の無数の白い花です。

 

<あざみ池>

新緑もきれいですよ!

 

<どじょう池>

ここは乗鞍岳とミツガシワのお花畑を一緒に撮影できるビュースポット。

 

 

ツツジ園のレンゲツツジはぽつぽつと咲き始めましたが、見頃はまだ少し先になりそうです。

来週末頃なんかよいかも?

 

「あっ、シオカラトンボ!」と思ってよくよく見るとちょっと違う。

 

シオカラトンボに比べると色が薄いし、なにやらずんぐりしているような・・・

いろいろ検索してみて「シオヤトンボ」と判明!

 

シオヤトンボは平地でもよくみかけるシオカラトンボと違って、丘陵地や低山地にいるそうです。

そして、トンボの中では春先一番に出てくるそう。

春一番に出会えてちょっと得した気分になりました♪

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2017年06月06日イベントで大盛況!!

中部山岳国立公園 佐藤怜子

今回は6月3日(土)4日(日)に行われた「ランドネ森のピクニック2017in松本」というイベントへ参加した状況をお届けします。

★環境省ブース全体★ シカのデコイ(模型)が人目を惹きます。

環境省で行っているニホンジカ対策の普及啓発としてデコイやセンサーカメラを展示しました。

★国立公園に生息する動物たちに触れる剥製★ クマ、キツネ、テンの剥製に触ることができます。

シカのデコイや動物の剥製は、みんなに大人気♪ 

テンを触って「この毛皮を首に巻いて帰りたいわ」と言う人。

キツネを触って「しっぽが気持ちいい~」と言う人。

クマを触って「思ってたよりごわごわしていないね」と言う人。

本物の剥製を実際に触ることによって、毛並みの違いなどを確かめることができた様子でした。

また、尖った爪を見て驚いたり、クマの足の裏を見てゾウの皮みたいと驚いたり、クマが想像より小さいことに驚いたり、様々な発見もあった様子でした。

中には、毛並みが気に入った様子で、何度もブースに来ては、剥製を触っている子もいました。

★いきもの折り紙コーナー大盛況!★ 環境省オリジナル生き物折り紙を折ることができます。

折り紙や剥製を通して、生きものに対して少しでも興味関心が増してくれれば良いなと思います。

★国立公園紹介パネル★ 国立公園内のおすすめスポットや、行き方などを知ることができます。

国立公園のPRのため各種パネルを展示しました。

中部山岳国立公園 乗鞍・上高地のビューポイントや、バス停から徒歩10分以内に行けるおすすめスポット、インスタグラムやフェイスブック、アクティブレンジャー日記の宣伝など、国立公園を身近に感じてもらえるような工夫を凝らした展示を行いました。

みなさん、休日は国立公園へリフレッシュしにきませんか。

今後も、イベントや展示、SNSなどを通して国立公園の魅力をお伝えしていきます!!

63日から上高地インフォメーションセンターの2階でアクティブレンジャーが撮影した写真や動物の剥製の展示を行っていますので、こちらも是非見に来てください!

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2017年06月01日> 雷鳥雄所長 参上 @ランドネピクニック2017inまつもと <

中部山岳国立公園 丸山由起子

「ランドネピクニック2017inまつもと」が、岳都松本で、自然好きな層の拡大を目的に開催されます。

  ○開催日:6月3日(土)11:00~ /4日(日)10:00~

  ○場所:あがたの森公園

( 詳しくは→「 ランドネピクニック2017inまつもと 」 )

環境省長野自然環境事務所でも、松本と上高地担当のアクティブ・レンジャーが中心となって

国立公園や、その中でも上高地や乗鞍について広く知っていただくためブースを出します。

そこで、普段は立山自然保護官事務所に鎮座している雷 鳥雄(かみなり とりお)所長ですが、

「ランドネピクニック2017inまつもと」の環境省ブースで、ランドネ女子の方々と親交を

深めるべく、立山から松本へ遠路はるばる出張してきてくれました。

 

 

かみなり所長と記念写真を撮りたい方、ぜひ環境省ブースにお越しください!

 

 

乗鞍のおすすめビュースポットや乗鞍の楽しみ方もご紹介します!!

 

 

 

乗鞍では、長野側のエコーラインの除雪作業が進み、春山バスが大雪渓・肩の小屋口まで

行けるようになりました。

岐阜側のスカイラインは畳平まで行けます。

かみなり所長もかわいいですが、本物のライチョウに会いに、ぜひ乗鞍へ足をお運びください。

運が良ければ、今の時期、なわばりの見張りをする凜々しいライチョウ君に

会えるかもしれませんよ。(会えなくても乗鞍の風景をお楽しみくださいね。)

 

 

※お願い※

ライチョウは繁殖期に入り、デリケートになっています。

運よく出会うことができましたら、近づき過ぎず、距離をあけて

そっと見守ってあげてください。

小さな双眼鏡などがあるとライチョウたちの微笑ましい行動をゆっくり

観察できると思います。

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