ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 松本

187件の記事があります。

2018年05月08日* 乗鞍岳で春山バスが運行されています *

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍からこんにちは。

 

もう初夏のような暑さになっている地域も多いかと思いますが、乗鞍岳はまだ雪がいっぱいです。

乗鞍岳春山バスを利用して乗鞍岳に涼みに来ませんか?

 
4月26日乗鞍岳春山バスの現地調査に参加し、関係機関の方々と一緒に安全面や

自然保護の面に関して問題はないかという確認をしてまいりました。


例年より若干雪が少なめですが、雪はまだまだたっぷりありました。

 

調査の結果、運行に問題は無く、GW初日の4月28日により乗鞍岳春山バスの運行が開始されております。

雪見や雪山登山、春スキーなどを楽しみに、ぜひ乗鞍岳へお越し下さい!

(乗鞍岳春山バスの詳細につきましてはアルピコ交通HPや乗鞍観光協会HPにてご確認ください)

 

なお、春山バスで乗鞍岳へ上がった際にはいくつかご注意をお願いします。

■位ヶ原山荘~大雪渓間は除雪作業が行われています。

作業中の除雪車には近づかないよう、立ち入り禁止の指示を守って下さい。

 
■山の上はまだ雪山です。十分な装備をご準備ください。

 
■雪融けによりハイマツ等の植生が雪から出始めている場所があります。

植生保護のため植生には近づかないようにしてください。

 

■除雪などにより高い段差が生じていたり、崖になっているような場所があります。

コースを間違えないように誘導ロープが張られていますので危険な場所に入らないようにして下さい。

 

 

そして、乗鞍岳で雪を楽しんだ後は、春爛漫の乗鞍高原の散策をお楽しみくださいね!

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2018年04月27日50回目を迎えた上高地開山祭

中部山岳国立公園 佐藤怜子

上高地よりこんにちは。

今日は、第50回上高地開山祭の様子をお伝えいたします。

平成30年4月27日、第50回上高地開山祭が執り行われました。

今年は第50回記念ということもあって、例年に増して賑わっているように感じました。

【アルプホルンの演奏と賑わう河童橋のたもと】

【穂高連峰に向かって祝詞をあげる】

【環境省信越自然環境事務所長あいさつ】

信越自然環境事務所長のあいさつでは、我々の着用しているレンジャー服(緑色)のことや、仕事についての紹介がありました。みなさん、緑色の服(※胸元に「Ranger」と「環境省」の文字があります)の人を見かけたら「あれが、レンジャーだな!」と思って下さい。また、お気軽にお声がけ下さいね。

【開山祭後の穂高連峰】

まさに "日本アルプス発祥の地" に相応しい!!

今シーズンも皆様の安全を願います。

山や自然に感謝。 訪れて下さる皆様に感謝。 上高地関係者や地元の人々に感謝。

これから、徐々に上高地の花々が咲いていきます。

もうじきニリンソウの見頃を迎えます。愛らしいニリンソウの咲く上高地を散策してみてはどうでしょうか。

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2018年04月02日松本自然環境事務所は「中部山岳国立公園管理事務所」となりました

中部山岳国立公園 丸山由起子

本年度も引き続き、松本・平湯管内で仕事をさせていただくことになりました

アクティブ・レンジャーの丸山です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて早速ですが、平成30年4月1日、松本自然環境事務所は発展的に解消され、

「中部山岳国立公園管理事務所」として新設されました。

所在地は旧松本自然環境事務所と同じですので、本日(4月2日)、看板の掛け替えを行いました。

 

 

またこの組織改正にともない、旧 松本自然環境事務所管内の自然保護官事務所は

「国立公園管理管事務所」と名称が変更になりました。

  (旧)平湯自然保護官事務所 → (新)中部山岳国立公園平湯管理官事務所

 

そして中野所長より、日本の国立公園を世界水準の「ナショナルパーク」としてブランド化を

図ることを目標として、体制の強化のため今回の組織改変があったとお話がありました。

 

今後とも中部山岳国立公園をよろしくお願いいたします。

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2017年11月24日*上高地ROは冬期閉所中*

中部山岳国立公園 佐藤怜子

大野田よりこんにちは。

上高地の閉山に伴い、上高地自然保護官事務所(上高地RO・・・Ranger Office)は冬期閉所いたしました。

それに伴い、上高地ROで働く我々は、松本自然環境事務所が勤務地となります。松本自然環境事務所のある場所が松本市安曇大野田という地区なので、冒頭の"大野田より"になるわけです。

前置きが長くなりましたが、11月16~17日の閉所の様子をお知らせします。

16日は前日から降り続いた雪で、すっかり冬景色の中、閉所に向けた作業を行いました。

【河童橋にて *雪* 】            【雪の積もった園路】

  

翌17日は晴。こんな良いお天気では、閉所して下山することに対してますます後ろ髪を引かれる思い。

【河童橋からの景色】

【上高地RO(インフォメーションセンター)を振り返る】 【閉所日の大正池を目に焼き付けて・・・】

           

「今年度お世話になりました」という気持ちを込めて掃除を行い、「来春、無事に上高地に春が訪れること」を願い上高地ROを閉めました。

今シーズン共に働いた全ての皆様に感謝。自然に感謝。

また、冬期期間中の上高地利用については注意事項がございますので、ご確認下さい。

リンク:http://chubu.env.go.jp/nagano/mat01.pdf  中部地方環境事務所

   http://www.kamikochi.or.jp/this-month/winter/ 上高地公式ウェブサイト

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2017年11月15日上高地閉山式 ~平成29年度も無事に閉山を迎えられました~

中部山岳国立公園 上高地 佐藤怜子

本日、北アルプスの自然の恵みへの感謝と穏やかな来春の到来を願い、上高地閉山式が行われました。

上高地閉山式は今回で20回目。寒々しい曇り空でしたが、それがまた山々の荘厳さを引き立てると同時に、まさに〝閉山〟に相応しいものでした。

【穂高神社神官による神事】           【人の集まる河童橋のたもと】

【環境省・松本自然環境事務所長挨拶】     【鏡開き後、振る舞われたお酒】

【河童橋から見た梓川と穂高連峰】まさに〝閉山〟に相応しい!!

閉山式後、雪が降り始め、夕方にはすっかり雪に覆われ真っ白な世界に・・・

上高地にいよいよ冬の到来です。

上高地さん、今シーズンもお世話になりました。来春までゆっくり休んで下さいね。

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2017年11月08日子どもパークレンジャー @乗鞍高原

中部山岳国立公園 丸山由起子

10月29日に乗鞍高原で子どもパークレンジャーを実施しました。

参加してくれた小学生13名は地元、乗鞍高原と白骨温泉のキッズたちです。

 

今回、企画・運営は信州・乗鞍グリーンツーリズム推進協議会にお願いし、

ボランティアスタッフとして地元のNPO法人北アルプスネイチャートラストの方々も

協力して下さりました。

 

まずは、長野県乗鞍自然保護センターを見学。

乗鞍の自然や地形、住んでいる動物たち、昔の生活などについてセンター職員の方に

お話をしていただきました。

 

現在では中部山岳国立公園となっている乗鞍山麓は、昔、里山として利用されていました。

とくに一の瀬周辺は、ソバ畑が作られたり、ワラビを採ってワラビ粉を作ったり、

牛が多数放牧されていたりと、人の営みが活発な場所でした。

また、木は切られ、燃料として使われていました。

そのため、その時代の一の瀬は高い木が少ない半自然草地で、高原景観の広がる

場所だったそうです。

 

人の営みと自然がつくり出した高原景観が残る地域、それが国立公園として指定された当時の

乗鞍高原だったのです。

しかし、ソバ畑が無くなり、木の芽生え等を食べる牛がいなくなり、木が燃料に使われなく

なって、次第にシラカンバなどの樹木が増えてきて、現在は半自然草地の高原景観が

変わってきてしまっています。

 

そんなわけで今回は、「乗鞍高原一の瀬の高原景観を守ろう」ということをテーマに、

子どもパークレンジャーのみんなに活動してもらいました。

 

天気が良ければ一の瀬園地でシラカンバの幼木を切る予定でしたが、雨降りだったので、

伐採したシラカンバの使い道について考えました。

 

使い道その1は、クラフト作り。

シラカンバの輪切りをカナヅチで適当に割って小さくし、それぞれ好きな形の木片を

紙ヤスリで磨きます。

最初はザラザラだった木片が、一生懸命磨いてツルツルになったね。

クルミの実から油を出して塗るやり方も教えてもらって、さぁ完成!

想像をふくらませて、これはバウムクーヘンだよ!これは鳥!などなど、

みんな自分だけのオンリーワンの形を楽しんでいました。

  

使い道その2は、「クッブ」というスウェーデン発祥の木を使ったゲームをやってみました。

カラダを動かすことが大好きな子どもたちは大はしゃぎ。

こんな風な木の使い方もあるんだね。

 

 

今回参加してくれた子どもたちが、これを機会に、乗鞍の自然の大切さや、人間の営みと自然の

関係などをちょっぴり気にしつつ、これまで以上に自然に親しんでもらえるようになると嬉しいです。

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2017年10月14日アクティブ・レンジャー写真展☆上高地で開催中!! 

中部山岳国立公園 佐藤怜子

秋も深まり、上高地のカラマツも黄色く染まってきております。

本日はあいにくの雨ですが、雨の日は木々の葉がしっとり濡れて光沢が増すので、晴れの日には見れない美しさを見ることができます♪

また、黄色に関しては、雨や曇の日の方がより一層くっきりと輝いて見えますよ(^^)

※あくまで佐藤の個人的な意見です。晴れの日は、当然美しいです。

  

さて、只今上高地インフォメーションセンターの2階展示スペースではアクティブ・レンジャー写真展を開催しております。美しい景色や、仕事の様子などの写真に併せて、環境省の仕事や取り組みの紹介、国立公園の説明などのパネルを展示しております。

紅葉のピークを迎えた上高地と一緒に、ぜひ写真展開場へも足をお運び下さい!

【展示の様子】写真やパネル、ライトの配置にも気を配って展示しました。

 

【階段登り口】お気軽に昇って下さい!  【来場者の様子】じっくり見てくれています。

 

「これは○○だね」「こっちは○○なんだね」などと指さしながらじっくり見て下さる方もいて、とても嬉しく思い、思わず「後ろから写真撮ってもいいですか!?」と声を掛けました。※それが掲載写真です。

ぜひ、紅葉と写真展併せて〝秋の上高地〟を満喫しに来て下さい!

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2017年09月19日安曇小学校上高地学習~5・6年生の木道修繕活動~

中部山岳国立公園 佐藤怜子

少し前の話になりますが、9月6日(水)に地元の松本市立安曇小学校5・6年生の上高地学習を行いました。

6年生は昨年に引き続き外来植物に関してしっかり学習してきたので、今回は、今までとはちょっと違って、傷んだ木道を修繕する活動を行いました。木道の穴の空いた部分に、上から板を貼って塞ぐ簡易な修繕方法です。

今日の活動内容を話した後、活動現場まで歩く中で、児童たちは「あ!ここ修理してあるよ。」「お!こっちも修理してあるよ。」と、ところどころで木道の修繕か所を発見。

以前、同じ木道を歩いた時、誰も修繕か所に気を留めていませんでした。違う活動を行うことによって、目線をこれまでと少~し変えてみると、今まで気が付かなかったことに気付くものですね(^^)

さて、活動現場へ着き、実際の穴を見てみました。自分の足を上に重ねて「危ないよ。」「足が穴に入って落ちちゃう。」と歩く人の立場で危険を考えてから、修繕活動開始!

【6年生で協力して板を1枚貼りました】

【5年生で協力して板を1枚貼りました】

【最後に自分たちで修繕した木道の上で記念にパシャリ】

雨の中での活動でしたが、みんなよく頑張りました!

その後、雨のため予定を変更して、木片に焼きごて(電気)を押す体験を行いました。

私たちの仕事の中で、現場で使用する物に焼き印を押したりすることもあるという話をしてから(みんながいつも使用している外来植物除去の道具も「環境省」の焼き印が押してあるのですよ)、一人一個ずつ作成しました。

【どきどき・・・うまく押せるかな!?】

  

今後も、様々な活動を通して〝中部山岳国立公園上高地学習〟を持続させていけたらいいなと思います。

最後になりましたが、今回はちょっと大変な活動でしたが、インターン実習生や担任の先生方のご協力のおかげで無事に活動できました。ありがとうございました。

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2017年09月07日> 歩道の補修作業 @乗鞍高原 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

乗鞍高原の環境省直轄歩道(環境省が整備し、維持管理している歩道)の木道・木橋などを

補修してきました。

環境省の直轄歩道・直轄施設の軽微な補修などもアクティブレンジャーの仕事です。

 

今ちょうど大学生や大学院生がインターンで上高地自然保護官事務所に研修に来ているので、

上高地担当アクティブレンジャー関根さんと一緒に作業を手伝ってもらいました。

今回はちょっと大きな重い資材の運搬などもあり、若い方々のお手伝いが大変ありがたかったです。

大勢で作業したので仕事も早く終わりました。

インターンのみなさん、ありがとうございました!

 

<作業中>

 

 

<作業前・作業後>

 

まだまだ補修が必要な箇所がありますが、利用者のみなさまに安全に気持ちよく歩いていただけるよう、

これからも尽力してまいります。

ぜひ、秋の乗鞍高原を歩きにお越し下さい。

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2017年09月06日> エゾアカヤマアリ @乗鞍いきもの編 <

中部山岳国立公園 丸山由起子

今、外来種のヒアリが話題になっていますが、ここ乗鞍高原にも気の荒いアリがいます。

その名は

  「 エゾアカヤマアリ 」

 

エゾアカヤマアリは名前の通り赤っぽいアリで、ヒアリと色が似ています。

 

けれどこちらはれっきとした日本の在来種であり、環境省の絶滅危惧種Ⅱ類になっているという、

実は貴重なアリです。

開けた日当たりのよい場所を好み、乗鞍高原では一の瀬でよく見られます。

 

遊歩道を歩いているくらいでは気になりませんが、休憩しようと座った石がたまたま巣の近く

だったりすると、「巣に近づくな!」とでもいうように、いっせいにものすごい勢いで

足から登ってきて攻撃されます。

  

ヒアリのような毒針はありませんが、蟻酸(ぎさん)を出すようなのでご注意ください。

 

エゾアカヤマアリは、カラマツの落ち葉などを集めたかなり大きなアリ塚を作ると文献にあります。

けれど私がみつけた巣は、岩に不自然にカラマツの落ち葉がたまったようになっているものが多いです。

 

一見、巣のように見えませんが、巣です。近づいたら攻撃されました。

 

エゾアカヤマアリは本当に気が荒いので、赤っぽいアリがたくさんうろうろしている場所には

近寄らないようにしてくださいね。

彼らの領域に必要以上に踏み込まないこと、それが大切なことです。

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