ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 松本

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2006年05月27日「乗鞍山麓五色ヶ原の森」オープン

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

27日(土)に行われた、乗鞍岳の岐阜県側にある「乗鞍山麓五色ヶ原の森」のオープン式に出席しました。ここはガイドがいないと入れない森で、オープンは積雪のため昨年より一週間遅れましたが、既に今シーズンの予約は2200名に達しているそうです。式典の行われた入山口付近は新緑がとてもきれいでした。この森の中に入る機会がありましたら、また紹介したいと思います。

※中部山岳国立公園内に「五色ヶ原」という地名は立山の南にありますが、ここは乗鞍岳西山麓の五色ヶ原です


五色ヶ原の森入り口でのテープカット

今年最初のツアー客の方々がガイドについて入山していきます

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2006年05月25日上高地の今昔その4

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

古い写真を整理していると、今の様子はどうなっているのだろう?と思いますよね。そんな写真を上高地周辺で能勢ARに集めてもらいました。
写真で見る上高地の今昔
変わらない風景のようでもありますが、木々が育って風景が変わったところも見られます。やはり、大正池の立ち枯れた木は減っているようですね。

今日は、上高地でもっとも有名な河童橋が撤去されたときの写真を紹介したいと思います。
↓平成8年11月上旬の先代河童橋


↑架け替えのため撤去されました※このとき設けた仮設橋から撮影しています

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2006年05月23日ツツジの葉

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

5月下旬の松本事務所周辺はツツジの季節です。事務所の園地(花壇)にはレンゲツツジが咲いています。先日行った島々谷にはヤマツツジが咲いていました。写真はどちらも雨上がりで濡れていますが、違いが分かるでしょうか?私は葉の特徴で見分けることを最近覚えました。
中部山岳国立公園内にレンゲツツジの咲く場所は多いと思いますが、お薦めは残雪の乗鞍岳を背景に咲く乗鞍高原一の瀬園地で、開花時期は6月中旬から下旬です。

↑島々谷のヤマツツジ

↑事務所園地のレンゲツツジ※葉の表面のシワが特徴の一つです

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2006年05月21日上高地の今昔その3

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

島々谷から徳本峠を越えて上高地明神に至るコースは二俣まで林道を歩きます。最近、事務所で発見したスライドに二俣の案内板の古い写真がありました。昨年のウエストン祭記念山行で歩いたときにはこの石碑に気がつかなかったので、気になっていました。昨日、花の撮影のついでに調べたら、確かにありました。北沢に至る道はトンネルになっており、古い写真の道は既になく背景は砂防ダムになっていました。

↓推定30年くらい前の二俣


↓現在(5月20日)の石碑





現在使われている案内板

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2006年05月20日雨上がりの島々谷

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

私が松本で働き始めてそろそろ1年になります。アクティブレンジャーとして最初の山登りは昨年のウエストン祭記念山行でした。この山行は結構ハードで、運動不足だった私はせっかく咲いている花々を撮影する余裕すらありませんでした。そこで、今年はプライベートで記念山行前に行ってきました。
標高1000mの林道沿いにはラショウモンカズラが多数咲いていました。この花はウエストン祭の頃に上高地自然探索歩道沿いで見られます。林道のゲートを越えて二俣に近づくとオドリコソウの群生(まだ、つぼみが多い)があります。この花は昨年もたくさん咲いていました。二俣からの登山道は神秘的な森の道です。足下にたくさんのコミヤマカタバミが小さな花を咲かせていました。シラバナエンレイソウも咲いています。もっと奥に進むと昨年はヤマシャクヤク、サンカヨウが開花していたのですが、今日は再び雨になりそうなので引き返しました。※予報通り午後は雷雨になりました

※二俣より上の登山道は朽廃した橋や落石の危険箇所があり、一部崩壊した箇所があるので十分な注意が必要です
★5月24日現在、二俣?徳本峠間は通行止めです

※トイレは二俣にあります


いずれも5月20日マクロレンズによる撮影です

↑ラショウモンカズラ

↑オドリコソウ

↑コミヤマカタバミ

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2006年05月16日上高地の今昔その2

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

私が上高地に初めて訪れたのは、いまから37?8年前の中学生だった頃です。その後も何度も訪れていますが、いつでも穂高連峰の荘厳さと梓川の清流の美しさに感動を覚えています。松本事務所には古い写真が残されていますが、河童橋そばの案内板が設置された頃の写真を見つけました。実はこの案内板は字が欠けているのではと、以前から思っていました。しかし、当時からこの文章だったのですね。案内板の傷みに年月を感じるとともに、周辺の移り変わりがわかります。

★平成元年(1989年)9月29日に撮影された写真

★5月16日に同位置で撮影した案内板

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2006年05月13日【パノラマ写真】乗鞍高原?まいめの池

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

乗鞍高原のお薦めポイントの360°パノラマ写真です。
まいめの池のパノラマ写真
5月9日撮影


※トイレは「ネイチャープラザ一の瀬」隣の公衆便所をご利用ください

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2006年05月11日上高地の今昔その1

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

松本事務所の古いスライドを整理していたら、上高地のマイカー規制が始まった頃の県道上高地公園線での混雑状況の様子がでてきました。規制が始まった当時(昭和50年)は夏に規制日が設けられていたようです。スライドは30年前の秋の紅葉シーズン(昭和51年10月撮影)のものです。現在は、マイカーは通年で規制されていますが、観光バスやマイクロバスの規制が行われていない日もあり、バス渋滞が時々発生しています。
↓昭和51年10月の上高地公園線





↑路上駐車の車をどかしているようです

↑平成17年9月18日の上高地公園線

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2006年05月09日乗鞍高原の状況

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

8日に開山祭が開かれた乗鞍高原では連休前の残雪がうそのように無くなっています。しかし、牛留池周辺の木道から外れたところや三本滝遊歩道はまだ雪に覆われています。
※9日現在、「三本滝遊歩道 積雪のため通行止」となっています。
まいめの池・一の瀬園地は雪もほとんどなくなりショウジョウバカマが咲いていました。

お薦め景観1 牛留池から乗鞍岳を眺める※5月9日撮影

お薦め景観2 まいめの池付近からの乗鞍岳※5月9日撮影

お薦め景観3 一の瀬園地に咲く花(ショウジョウバカマ)※5月9日撮影

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2006年05月08日乗鞍高原開山祭

中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一

8日に乗鞍高原開山祭が行われ、松本事務所からも参加しました。連休前は残雪が非常に多かったのですが、連休後半の暑さで一気に雪解けして、会場の一の瀬園地でも水芭蕉が咲いていました。これから次々といろんな花が咲いてくると思います。

乗鞍岳を背景に水芭蕉を撮影できます

開山式で挨拶する松本自然環境事務所長

この方達の演奏は山の風景にとけ込みますね

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