ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年8月 8日

3件の記事があります。

2017年08月08日妙高戸隠連山国立公園で『山の日』をすごそう!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

昨年から国民の祝日として制定された8月11日、『山の日』。

山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日。お盆連休の始まりでもあります。

 

みなさんはどんな風に山の日を過ごしますか?

山を見ながらのんびり過ごすも良し。

01鎌池で山を見ながら

(写真は小谷村の鎌池にて、雨飾山方面をのぞむ・・・)

 

山をながめながら運動するも良し。

02大座法師池でNW

(大座法師(だいざほうし)池にて飯縄山を見ながらノルディックウォーキング

 

湖と山で両方よくばるも良し!

03湖も山も!野尻湖で!

野尻湖の弁天島です。見えている山は妙高山。)

 

山に登って汗を流すも良し!

04瑪瑙から戸隠連峰

瑪瑙(めのう)山から戸隠連峰をのぞむ・・・)

 

天気が悪くなってしまったら・・・

博物館へ行って、山の成り立ちなどについて学ぶも良し!

05化石館で山について勉強だ! 06化石館で化石クリーニング体験!

(山の上から貝がでる!?戸隠地質化石博物館で戸隠山の秘密を探ろう!)

 

色々な過ごし方ができますね。特に、"山登り"が気になっている方は、

ヤマケイオンラインのHPをチェック!

『妙高戸隠連山国立公園の山々』を絶賛紹介いただいています!

"http://www.yamakei-online.com/yk/article/myoko_togakushi.php"

 

そのほか、夏のイベント情報などはこちらでご紹介しています。

"http://www.env.go.jp/park/myokotogakushi/guide/view.html"

 

まだ夏は終わらない!山いっぱいの妙高戸隠連山国立公園を満喫しましょう☆☆

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2017年08月08日登山者カウンター設置

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山自然保護官事務所の中山です。

梅雨明けを喜んだのも束の間、今度は台風の影響で8日午前現在は時折強い雨が降っています。

先日、室堂周辺及び弥陀ヶ原に登山者カウンターを設置しました。

毎年登山者カウンターを設置し、夏山シーズンの利用者数を確認しています。

各所で以下のような登山者カウンターを見かけた場合、その前で立ち止まらないようにお願いします(カウント数が余計に増えてしまう恐れがあります)。

また、登山者カウンターには触れないようお願いします。

【登山者カウンター①】727日撮影

登山者カウンター①

【登山者カウンター②】727日撮影

こちらのタイプのカウンターは、登山道の両側に設置されています。

登山者カウンター②

登山者カウンターの設置中にも周りの景色が気になるものです。

室堂には週に1回ほど足を運びますが、7月は梅雨の影響で青空と広々とした景色を見ることが中々できませんでした。

少しの時間とは言え久しぶりに青空が広がり、景色が楽しめました。

【青空と立山】727日撮影

青空と立山

本格的な夏山シーズン、立山は多くの利用者で賑わっています。

涼しい立山でゆっくりと散策、登山を楽しんでみてはどうでしょうか。

天気予報はしっかりと確認され、悪天候の場合は無理な行動はしないようお願い致します。

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2017年08月08日花盛りの白馬岳

中部山岳国立公園 後立山 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは。8月3日、4日に白馬三山(長野県白馬村)を歩きました。コースは、猿倉→白馬大雪渓→白馬岳(しろうまだけ)→杓子岳(しゃくしだけ)→白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)→白馬鑓温泉→猿倉で、登山道の状況などを確認しました。なお、白馬三山とは、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の3つの山を総称した呼び名です。


まず、登山道の状況についてのトピックスは3点です。

・大雪渓上部は秋道を利用するようになっています。大雪渓と秋道との行き来はロープに従ってください。秋道は最低限の整備はされていますが、道が悪いので通行に注意してください。(秋道とは雪渓の上を歩けなくなった場合に、山の斜面に迂回路として設けられる登山道のこと)


・大雪渓下部で雪渓に割れ目ができているところがあります。紅ガラ(染料)に従って通行してください。

<割れ目の左側を通行しました。紅ガラは薄くなっていますが、赤テープを巻いた小石が置かれています。現在は状況が変わっているかもしれません。現地の誘導ロープ等に従ってください。>


・小雪渓は今年度死亡事故が起きています。アイゼンを着用して通過するよう注意喚起されています。

<手前が白馬尻側、奥が山頂側。夏山常駐隊の方がステップ切りの作業中でした。>



さて、タイトルのとおり花盛りでした。

写真のほかにもいろいろな花が咲いています。


<雪解けの遅いところではウルップソウが咲いていました。村営白馬岳頂上宿舎付近。>


<お花畑。クルマユリ、ハクサンフウロなど。杓子岳付近。>


<一面のチングルマ。雪解けの遅いところではチングルマが花盛りでした。大出原。>


<ミヤマキンポウゲの群落。白馬鑓温泉小屋付近。>



〇〇 広域情報 〇〇

白馬村の天狗山荘は営業していませんが、テント場は8月5日から利用できるようになったとのことです(水場、トイレは利用可能。ただし、売品はなく、食堂営業も行われません。)。これを踏まえて登山計画をお考え下さい。天狗山荘の最新情報は白馬村振興公社のサイトなどでご確認下さい。<http://hakubakousha.com/index.php/hut>。

<現在、解体、補修工事中で、小屋内は立入禁止です。左側から雪に押され損傷を受けました。8月3日撮影。>


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