2017年8月31日
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2017年08月31日野尻湖クリーンラリーの裏側
妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子
8月30日は毎年恒例の野尻湖クリーンラリー。今年で25回目になります。信濃小中学校の小学5年生に野尻湖や水の環境について関心を高めてもらうための環境学習を行いました。
今回はその裏側も紹介します!
できるかぎり実物を見て欲しいという思いもあり、野尻湖ナウマンゾウ博物館や長野県・信濃町の職員の方々と一緒に朝から水生生物の採取を行いました。
川は冷たいですが、ヘビトンボの幼虫やカジカなどが採取できました!
さて、子どもたちと合流して遊覧船に乗船。
説明中、子どもたちはメモをすごく一生懸命とります!えらい!
ここでも、裏方が活躍!子どもたちが透明度板を湖に落としている時、船の下に板が隠れないようにロープを船から離す人がいます。
水深による水の温度の違いを確かめる実験のために、小型船で水の採取をする方々もいます。深い場所の水をとる引き上げ作業がとっても重労働!
下船後、体育館では各ブースで専門家の方々から色々なお話を聞きます。ここでも子どもたちは、とても真剣に話を聞いてメモをとっていました!前日に採取したブラックバスも大活躍♪
色々な裏方の大人の活躍もあって、今年も野尻湖クリーンラリーは大成功!
信濃町の子どもたちにとって少しでも「国立公園 野尻湖」を誇りに思ってもらえるきっかけになれば嬉しいです(^▽^)♪
※野尻湖ナウマンゾウ博物館は9月4日(月)からリニューアルのため休館です。
こんにちは。
先日、「上高地を美しくする会」で、ゴミ拾いや施設周りの刈払いなど活動が行われました。
ホテルや交通関係者、行政関係者など上高地に関わる多くの方々が参加してくださいました。
ゴミ拾いに取り組んできた上高地を美しくする会ですが、
利用者の皆さんのマナーの向上もあり、ゴミは少なくなってきました。
そこで、保護官事務所も協力して地域でニホンザルの人慣れ対策にも取り組んでいます。
人慣れが進むと、人から食べ物をうばったりするおそれがあります。
上高地でサルに出会ったら、食べ物を与えず、むやみに近づかないよう利用者の方々にもご理解とご協力をお願いいたします。