2017年6月
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2017年06月20日白山パークボランティアの皆さんと甚之助避難小屋をきれいにしてきました!
白山国立公園 大石佳織
こんにちは。 (白山 御前峰からの別山。6月15日撮影) パークボランティアとは国立公園で自然観察会等の解説や美化清掃、登山道の簡単な修繕などの活動をボランティアで行う人のことで、全国26箇所の国立公園でなんと1500人以上が活躍しています!(平成24年のデータ。詳しくは環境省ホームページのパークボランティアのページをご覧ください。) 白山国立公園にもパークボランティアがいて定期的に活動を行っており、6月10日にも夏山シーズンに向けた準備のための活動がありました。 (看板の設置。6月10日撮影) |
2017年06月20日安心して利用してもらうために
中部山岳国立公園 上高地 関根陽太
こんにちは。
空梅雨の上高地は毎日いい天気が続いています。
遊歩道や建物、テントサイト近くで、
倒れそうな木、枯れ枝が落ちそうな危険な樹木を調査しました。
調査をもとに景観と利用の安全に配慮して処理をしていきます。
国立公園を安心して利用してもらうために大切な仕事の一コマです。
<調査中の様子>
<新緑の河童橋>
ぜひ、上高地へおいでください!
2017年06月19日カヤックで行く!リアス海岸調査隊!!
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
6月17日に海岸漂着ゴミの普及啓発事業で
体験プログラム「カヤックで行く!リアス海岸調査隊」
を行いました。
ともやま公園桐垣展望台から見たリアス海岸の英虞湾です。
この海をカヤックで調査します。
少し風が強かったのですが、カヤック日和の晴天!
青空と青い海に緑色のカヤックが映えます。
この島が今回の目的地、無人島の「うさぎ島」です。
ノウサギがたくさん住んでいる島かな?と思いきや、
野鳥のウとサギがたくさんいる島だからなのだとか・・・。
このプログラムではうさぎ島で漂着ゴミの清掃をしたほか、
リアス海岸の美しい海をカヤックで巡ったり、
海草のアマモやヒトデなどの海の生きものを観察したり、
真珠の養殖筏を観察したりすることが出来ました。
うさぎ島の清掃は4年目になりますが、
年々回収する漂着ゴミの量が減ってきているような気がします。
清掃の成果が現れているのだとしたらうれしいです。
2017年06月16日戸隠山の開山祭、そして・・・
妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子
本日6月19日(金)、戸隠山夏山開山祭と登山安全祈願が執り行われました。
開山祭は戸隠神社の奥社で実施されます。奥社の真裏には戸隠山がチラ見え!
奥社の社殿の近くにはまだまだニリンソウが咲いています。
そして参道にはハルゼミがいましたよ!
ここ数年、戸隠山での死亡事故は起きていなかったのですが、
蟻の塔渡りにおいて、非常に痛ましい事故が起きてしまい、昨日発見されました。
神事参加者の「戸隠山は落ちたら助からない山。」という言葉が非常に印象的です。
実際に私たちも何度か戸隠山には登っていますが、
今回事故のあった"蟻の塔渡り"は鎖がつけられないほど岩盤がもろく切り立った場所。
慎重に、慎重に行動しても事故が起きてしまうことがある場所です。
ここを渡りきったからといって安心ではありません。その先にはふらつけば危ない稜線もあります。
(2017年6月6日撮影@蟻の塔渡り)
100%安全な登山はありません。自分の体力や技術レベルをしっかり見極め、
状況によってはピークハントにこだわらず、登山計画をたて、行動しましょう。
さらに、これから暑くなる季節です。熱中症で思わぬ事故が起こることもあります。
水の準備や情報収集をはじめ、できる準備はしっかりとして登山に臨んで下さい。
登山は元気に良い思い出とともに下りてくるのが一番です。
戸隠山や高妻山の情報は「戸隠登山ガイド組合」さんのブログで掲載されていることがあります。
○戸隠登山ガイド組合さんのブログ
http://togakushiguide.blog21.fc2.com/
今回亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
2017年06月15日野尻湖畔の森を歩こう!
妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子
今日は野尻湖と親しむプロジェクトの皆さんと「子ども未来の森」と「象の小径」を調査!
(赤い丸のあたりです!)
野尻湖はゆっくり歩くととっても気持ちの良い場所です。
訪れた皆さんにもぜひ歩いていただきたい!と思い、どんなところが歩けるのか、整備は必要かなどを、実際に歩いて考えてみました。
野尻湖が見える場所もあり、「ビュースポットとして木を切ったら良い」、「どこかわかるように看板が必要」などの意見が出ました!
今回出た意見を関係者の皆さんと協力して実現させていくのも私たちの仕事です!
天気が良かったので「緑・水・風の空間」はとっても気持ちよかったですよ~♪
ぜひ野尻湖に遊びに来て下さい!
○信州しなの町観光協会HP
2017年06月15日> かわらばん @乗鞍 <
中部山岳国立公園 丸山由起子
乗鞍畳平よりこんにちは。
これは何の新芽でしょう?
正解は↓
ハクサンイチゲです。 (6月14日撮影)
今日私が見たハクサンイチゲの中で、しっかり開いていたのはこれだけでした。
「一番みっけ!」といったところ。
こんな高山植物が車道脇にポッと咲いているのが乗鞍です。
開花準備中のハクサンイチゲが車道脇にいっぱいありましたよ♪
畳平のお花畑はまだ雪の下。
(6月14日撮影)
雪が融けるにはまだ時間がかかりそうです。
昨年と比べたら今年は花の時期が遅くなりそうですね。
※畳平の高山植物の開花情報は下記にお問い合わせください。
「飛騨乗鞍観光協会 http://www.hida-norikura.com/norikura/ 」
こちらの風景、かの有名な「双六岳からの槍ヶ岳」の風景に負けていないと思いませんか?
(6月14日撮影)
これは大黒岳の頂上から少し桔梗ヶ原の方へ歩いた場所からの風景。
正面奥は穂高連峰~笠ヶ岳あたりの北アルプスの山々です。
バスを降りてのんびり30分ほど散策すればこんな風景が目に飛び込んできます。
参考までに「双六岳からの槍ヶ岳」 (ここも平湯自然保護官事務所の管内です)
(平成28年9月15日撮影)
雪のミニ壁もまだ楽しめます。
(6月14日撮影)
高さは、高いところで5mくらいでしょうか。
奥に小さく自転車が写っているのが見えますか?
自転車好きの方は、乗鞍スカイラインを自転車で上がって下りるのも最高に気持ちよさそうです。
(ただし、スピードの出し過ぎと、自動車にはご注意ください。)
7月になると長野県側の乗鞍エコーラインが開通して、学校登山も始まり
賑やかになってきますが、今はまだ静かでのんびりとした雰囲気です。
今のうちに静かな乗鞍畳平を楽しみに来ませんか?
※ご注意※
剣ヶ峰方面はまだ雪が多いです。雪山に必要な装備をご用意ください。
2017年06月15日白山麓の観光がしやすいシーズンになりました!
白山国立公園 大石佳織
みなさん、こんにちは。 |
2017年06月14日ナショナルパークの魅力展開催中
中部山岳国立公園 佐藤怜子
柳絮(リュウジョ:白い綿毛の付いた柳の種子)の舞う上高地よりこんにちは。
柳絮が舞う様子は、まるで初夏に雪が舞うようですよ♪
さて、現在、上高地インフォメーションセンター2Fでは「中部山岳国立公園写真展~ナショナルパークの魅力~」を開催しております。
【会場風景】選りすぐりの写真30点を展示しています。
中部山岳国立公園内の美しい写真と併せて、かわいい動物たちの剥製も展示しています。
剥製は触ることができますので、毛並みなど直接触って確かめることができます。
ふわふわで気持ち良いですよ~☆
【ツキノワグマ、テンの剥製】ぼくたちも待っているよ!!
その他に、上高地や乗鞍の見所なども紹介しております。ぜひご来場下さい!
2017年06月13日* レンゲツツジ開花状況 @乗鞍高原 *
中部山岳国立公園 丸山由起子
乗鞍高原一ノ瀬より、こんにちは。
今週のレンゲツツジ開花状況をお知らせいたします。
一ノ瀬のツツジ園が部分的にいい感じになってきました♪
(6月13日撮影)
先週と比較するとこんな↓感じです。
全体的にはまだ寂しい感じですが、これからどんどん咲いてきます。
(6月13日撮影)
でも、今でも十分お楽しみいただけると思いますよ。
(6月13日撮影)
残雪の乗鞍岳、シラカンバの白い肌、そして萌える緑に映える
色鮮やかなレンゲツツジを撮りに来ませんか?
車を降りればすぐにこんな写真を撮れる場所になっています。
お気軽にお越し下さい。
「戸隠」といえばみなさんどんなイメージをお持ちでしょうか?
おそらく最も多いのが「神社」、「蕎麦」。次に多いのが「野鳥」や「忍者」だと思います。
戸隠には「竹細工」という伝統工芸があるのをご存知ですか?
戸隠蕎麦がのっている"ざる"はまさに戸隠竹細工の代表です。
雪の多い戸隠の農閑期に冬の手仕事として受け継がれてきたものですが、
近年は職人さんの高齢化や後継者不足が問題になってきています。
どうすれば良いか頭を悩ませていたところ・・・
昨年開催したワークショップ(2017年2月7日のAR日記参照)で「竹細工の認知度を高めるための保全ツアーをやってみよう」という意見が出ました。
実際どんな内容ならできるのか?これを検証するため、6月20日(火)に戸隠中社竹細工生産組合の職人さんたちと戸隠「竹細工の森」へ下見に行ってきました。
「竹細工の森」は普段歩かない場所なのでちょっとドキドキです!
職人さんから普通の笹と竹細工の材料である「根曲がり竹(チシマザサ)」の違いを教えていただいたり・・・
その場で切り出した竹でブレスレットと指輪を作っていただきました。
一瞬でできてしまって、まさに職人技です!
お昼ご飯のおにぎりも竹細工の六つ目かごに入れるととってもオシャレ♪
今日の下見で見せていただいたアイデアを元に、保全ツアーの内容を詰めていきます。
乞うご期待★