長野
76件の記事があります。
2007年04月11日新任挨拶
長野 アクティブレンジャー 東原 桂一
今年の4月からアクティブレンジャーになりました東原(ひがしはら)と申します。出身は北海道です。
信州の自然に憧れ約2年前に長野に移住いたしました。
前職は地図に係わる仕事をしていましたので何か役に立てることがあれば、
どんどん提案していきたいと思います。
私の担当地区は後立山・菅平地区になります。
まだまだ現地の状況についてわからないことや知らないこと(特に最近頑張ってることは高山植物の名前を猛勉強中です)が多いので一日も早く習得出来るように努力いたしますのでよろしくお願いいたします。
先日挨拶回りを兼ねて担当地区の一つである菅平に行ってきました。
根子岳の登山口まで行き下から山頂方向を眺めたとき、これからの業務を思うととても胸が高まりました。今までは利用者側としての立場でしたが、これからは管理する側になるので気持ちの切り替えをして業務に励みたいと思います。
根子岳登山口(牧場管理事務所付近)全景写真です。ここからでは頂上が見えないので残念でした。撮影のアングルでちょっと素人っぽさがでておりますがご勘弁ください。これからはきちんと写真の意図が一目でわかるように考えて撮るようにしないといけませんね。
新設された立派なトイレです。
まだ鍵がかかっており中は撮影できませんでした。
こういった施設現況や利用状況を把握するのも業務の一つです。
これからのハイシーズンに向けてこのトイレの利用者も多くなると思いますがいつまでも綺麗に利用したいものです。
信州の自然に憧れ約2年前に長野に移住いたしました。
前職は地図に係わる仕事をしていましたので何か役に立てることがあれば、
どんどん提案していきたいと思います。
私の担当地区は後立山・菅平地区になります。
まだまだ現地の状況についてわからないことや知らないこと(特に最近頑張ってることは高山植物の名前を猛勉強中です)が多いので一日も早く習得出来るように努力いたしますのでよろしくお願いいたします。
先日挨拶回りを兼ねて担当地区の一つである菅平に行ってきました。
根子岳の登山口まで行き下から山頂方向を眺めたとき、これからの業務を思うととても胸が高まりました。今までは利用者側としての立場でしたが、これからは管理する側になるので気持ちの切り替えをして業務に励みたいと思います。
根子岳登山口(牧場管理事務所付近)全景写真です。ここからでは頂上が見えないので残念でした。撮影のアングルでちょっと素人っぽさがでておりますがご勘弁ください。これからはきちんと写真の意図が一目でわかるように考えて撮るようにしないといけませんね。
新設された立派なトイレです。
まだ鍵がかかっており中は撮影できませんでした。
こういった施設現況や利用状況を把握するのも業務の一つです。
これからのハイシーズンに向けてこのトイレの利用者も多くなると思いますがいつまでも綺麗に利用したいものです。
2006年09月21日白馬岳のお花畑から見えるもの
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
白馬尻から大雪渓を登って白馬岳の稜線へと登りました。
大雪渓を登り終わってしばらく歩いた所にあるネブカ平では、ミヤマタンポポが咲いていました。タンポポといえば、町や里では4月頃に咲く春の植物の代表ですよね。でも山のタンポポは6?8月頃に咲きます。町と山では季節が違うのですね。そしてここでは今頃でもタンポポが見られました。
稜線に近づく途中にお花畑があります。しかしこの時期になるとお花はほとんど終わっています。“今日は天気がいいので雷鳥は出てこないだろうな?”と思いながら歩いていると、雷鳥を発見!?
↑通称“雷鳥岩”です。こちらはお花畑を稜線に向かって歩いていると右手に見えます。
↑こちらはもともとこの岩の上に少し小さい岩が乗っていて、“ロウソク岩”と呼ばれていたそうですが、ロウソクの炎の部分が落ちて現在はこの状態になっています。この形、私にはスフィンクスのように見えます。みなさんにはどう見えるでしょう?こちらはお花畑から稜線を左に見上げた所にあります。
白馬岳のお花畑の新たな面白さを発見♪とうれしくなりました。森林の無い高山帯では、山の形や岩の形も見て楽しめますね。
大雪渓を登り終わってしばらく歩いた所にあるネブカ平では、ミヤマタンポポが咲いていました。タンポポといえば、町や里では4月頃に咲く春の植物の代表ですよね。でも山のタンポポは6?8月頃に咲きます。町と山では季節が違うのですね。そしてここでは今頃でもタンポポが見られました。
稜線に近づく途中にお花畑があります。しかしこの時期になるとお花はほとんど終わっています。“今日は天気がいいので雷鳥は出てこないだろうな?”と思いながら歩いていると、雷鳥を発見!?
↑通称“雷鳥岩”です。こちらはお花畑を稜線に向かって歩いていると右手に見えます。
↑こちらはもともとこの岩の上に少し小さい岩が乗っていて、“ロウソク岩”と呼ばれていたそうですが、ロウソクの炎の部分が落ちて現在はこの状態になっています。この形、私にはスフィンクスのように見えます。みなさんにはどう見えるでしょう?こちらはお花畑から稜線を左に見上げた所にあります。
白馬岳のお花畑の新たな面白さを発見♪とうれしくなりました。森林の無い高山帯では、山の形や岩の形も見て楽しめますね。
2006年09月10日雨の薬師岳(宮西バージョン)
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
9月7日の山崎ARの日記にありますように、9月6日?7日に北アルプス山小屋協会の研修登山に立山のレンジャーと山崎ARと一緒に行ってきました。2日目の朝はあいにくの大雨。その時に参加したメンバーで意見交換会を行いました。
昨シーズンの積雪の多さによって山小屋の営業が例年より遅れた、今シーズンの営業を休止した、という雪害の話や、山小屋の隅や登山道の脇にゴミが隠されていることがあるというゴミ問題の話、地域ごとの植生復元の方法の話など、様々な話題になりました。
その中で、現代ならではだなぁと思った話がありました。
最近では山の中でも携帯電話がつながったり、インターネットで情報収集できたりと便利な世の中になっています。しかし、インターネットで見た情報と、その日の山の様子というのは異なります。“いざというとき”をきちんと考えて山に入らないといけません。「携帯がつながるから大丈夫」という軽い気持ち、軽い装備で来ている人が増えているとのことでした。
山に来られる人の目的というのは様々だと思います。頂上を目指して、綺麗な景色を楽しみに、お花畑を見に、自分を試すため、等々。何にしろ、山に来るということは自然の中に自分を置くことになりますので、自分の体力に見合った山を選び、その山の情報とその山に見合った装備を持って来ていただきたいです。
↑北アルプスの山小屋関係者の方々との意見交換会
山の上は寒くて、ストーブを焚いていました。
この後、雨が上がったので早足で薬師岳まで行ってきました!
薬師平ではイワイチョウが紅葉し、チングルマの穂のピンク色と一緒にかわいらしい秋の景色になっていました。
そしてこの後の下りは山崎ARの日記にありますように大雨なのでした(涙)
これも思い出のひとつです☆
昨シーズンの積雪の多さによって山小屋の営業が例年より遅れた、今シーズンの営業を休止した、という雪害の話や、山小屋の隅や登山道の脇にゴミが隠されていることがあるというゴミ問題の話、地域ごとの植生復元の方法の話など、様々な話題になりました。
その中で、現代ならではだなぁと思った話がありました。
最近では山の中でも携帯電話がつながったり、インターネットで情報収集できたりと便利な世の中になっています。しかし、インターネットで見た情報と、その日の山の様子というのは異なります。“いざというとき”をきちんと考えて山に入らないといけません。「携帯がつながるから大丈夫」という軽い気持ち、軽い装備で来ている人が増えているとのことでした。
山に来られる人の目的というのは様々だと思います。頂上を目指して、綺麗な景色を楽しみに、お花畑を見に、自分を試すため、等々。何にしろ、山に来るということは自然の中に自分を置くことになりますので、自分の体力に見合った山を選び、その山の情報とその山に見合った装備を持って来ていただきたいです。
↑北アルプスの山小屋関係者の方々との意見交換会
山の上は寒くて、ストーブを焚いていました。
この後、雨が上がったので早足で薬師岳まで行ってきました!
薬師平ではイワイチョウが紅葉し、チングルマの穂のピンク色と一緒にかわいらしい秋の景色になっていました。
そしてこの後の下りは山崎ARの日記にありますように大雨なのでした(涙)
これも思い出のひとつです☆
2006年08月20日鹿島槍ヶ岳
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
後立山連峰は3,000m近い高峰が連なり北アルプスの中軸部を構成している山々です。その中のひとつ、鹿島槍ヶ岳に行ってきました。
鹿島槍ヶ岳は双耳峰の山で、遠目にもわかりやすく良く目立つ山です。
右耳が南峰、左耳が北峰です。
南峰の方が北峰より標高が高く、鹿島槍ヶ岳のピークになります。
(↑鹿島槍ヶ岳 南峰にて)
奥に見えるのが立山連峰です。
こちら側は「後立山」という通り、立山と向かい合わせになっています。
夏山シーズンで登山者の方も多く、南峰では十数人の人たちと一緒になりました。
(↑AM7:00頃 鹿島槍 南峰付近から南側を向いて)
稜線に東側から雲が迫っています。麓から見上げると雲に隠れている山も、ここでは雲海に浮かぶ雄大な山の景色を眺めることができます。この日は天気が良くて、遠くは富士山まで見えました。山頂にいる人たちで、「あの山は○○山だよ!」と互いに説明しあい、景観を楽しまれていました。
南側から鹿島槍に登るルートでは、南峰で引き返される方も多くいます。(こちらが鹿島槍ヶ岳ピークですもんね)
南峰から北側は、登山道が狭く険しくなります。高所恐怖症の方には精神的にキツイところがいくつかあるかも・・・。通行される際には、山側を歩いている人からの落石、また、谷側を歩いている人に落石しないよう、十分注意して通行して下さい。
山ではもう秋のお花が咲き出しています。
トウヤクリンドウがたくさんツボミをつけていました。
↑トウヤクリンドウとイワツメクサ
鹿島槍ヶ岳は双耳峰の山で、遠目にもわかりやすく良く目立つ山です。
右耳が南峰、左耳が北峰です。
南峰の方が北峰より標高が高く、鹿島槍ヶ岳のピークになります。
(↑鹿島槍ヶ岳 南峰にて)
奥に見えるのが立山連峰です。
こちら側は「後立山」という通り、立山と向かい合わせになっています。
夏山シーズンで登山者の方も多く、南峰では十数人の人たちと一緒になりました。
(↑AM7:00頃 鹿島槍 南峰付近から南側を向いて)
稜線に東側から雲が迫っています。麓から見上げると雲に隠れている山も、ここでは雲海に浮かぶ雄大な山の景色を眺めることができます。この日は天気が良くて、遠くは富士山まで見えました。山頂にいる人たちで、「あの山は○○山だよ!」と互いに説明しあい、景観を楽しまれていました。
南側から鹿島槍に登るルートでは、南峰で引き返される方も多くいます。(こちらが鹿島槍ヶ岳ピークですもんね)
南峰から北側は、登山道が狭く険しくなります。高所恐怖症の方には精神的にキツイところがいくつかあるかも・・・。通行される際には、山側を歩いている人からの落石、また、谷側を歩いている人に落石しないよう、十分注意して通行して下さい。
山ではもう秋のお花が咲き出しています。
トウヤクリンドウがたくさんツボミをつけていました。
↑トウヤクリンドウとイワツメクサ
2006年08月10日種子の入り込み防止マット
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
八方尾根に八方尾根自然環境保全協議会の方々と一緒に行ってきました。
以前の日記(6月20日「八方尾根」)でもご紹介しましたが、八方尾根は通常ではあらわれないはずの低い標高(2000m付近)に高山性植物が分布しているところです。
ここはリフトで1850mまで上がることができます。リフトに乗っている時から、足元に色んな花が咲いています。
リフトから撮影。
シモツケソウ、ニッコウキスゲ、タテヤマウツボグサ等が見られます。
八方尾根の高山性植物が分布するところに、里の植物であるヨモギやオオバコを歩道沿に見かけました。どうやら八方尾根に訪れる人に付いて一緒に上がってきてしまっているようです。八方尾根自然環境保全協議会の方達とできる範囲での除去作業を行いました。
歩道沿いのヨモギ
八方尾根に上る途中のリフト乗り場や八方尾根自然研究路入口などに、靴底についた土や種子を落とすためにマットを敷いてあります。特に気にしなくてもマットの上を通過できるように敷いてありますが、本来ならいないはずの植物が入らないように、少し意識してマットの上で靴底の土を落としてからの入山をお願いします。
今年は雪解けが遅く、ただいま八方尾根では春?秋の様々な花が咲いています。
タカネマツムシソウ
紫の色が綺麗で目を惹きます。
ハクサンシャジン等の他の紫色の花と一緒に咲いており、幻想的でした。
ミヤマウイキョウ
葉がコマクサの葉に似ていますね。
以前の日記(6月20日「八方尾根」)でもご紹介しましたが、八方尾根は通常ではあらわれないはずの低い標高(2000m付近)に高山性植物が分布しているところです。
ここはリフトで1850mまで上がることができます。リフトに乗っている時から、足元に色んな花が咲いています。
リフトから撮影。
シモツケソウ、ニッコウキスゲ、タテヤマウツボグサ等が見られます。
八方尾根の高山性植物が分布するところに、里の植物であるヨモギやオオバコを歩道沿に見かけました。どうやら八方尾根に訪れる人に付いて一緒に上がってきてしまっているようです。八方尾根自然環境保全協議会の方達とできる範囲での除去作業を行いました。
歩道沿いのヨモギ
八方尾根に上る途中のリフト乗り場や八方尾根自然研究路入口などに、靴底についた土や種子を落とすためにマットを敷いてあります。特に気にしなくてもマットの上を通過できるように敷いてありますが、本来ならいないはずの植物が入らないように、少し意識してマットの上で靴底の土を落としてからの入山をお願いします。
今年は雪解けが遅く、ただいま八方尾根では春?秋の様々な花が咲いています。
タカネマツムシソウ
紫の色が綺麗で目を惹きます。
ハクサンシャジン等の他の紫色の花と一緒に咲いており、幻想的でした。
ミヤマウイキョウ
葉がコマクサの葉に似ていますね。
2006年08月02日しゃかりきチングルマ(@栂池自然園)
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
2006年07月20日雨の日はご注意下さい(@栂池自然園)
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
連休から大雨で、土砂崩れなどの災害が発生しています。山崎ARの日記でもあります通り、雨が止んでも地盤が緩んでいますので、山へお出かけされる際には十分ご注意下さい。
先週、山崎ARと栂池自然園に行ったのですが、前回のAR日記(6月30日)で報告した頃と比べて雪解けが進んでいました。
ミズバショウ湿原は2週間ですっかり雪が無くなりました。ミズバショウは見頃を迎えています。
園内奥にはまだ1mほどの雪が残っていましたが、この週末の雨でまた一段と雪解けが進んだと思います。
ちなみに、私が栂池自然園を訪れた時も雨だったのですが、木道を滑って転んでしまいました。(歩き方が下手なのでしょうか・・・?)
まだしばらく雨の日が続くようですが、大雨による命の危険を伴う事故も、濡れた木道・木の根等で滑ってしまう事故も、おでかけされる方はお気を付け下さい。(私ももう転ばないように気を付けます!)
先週、山崎ARと栂池自然園に行ったのですが、前回のAR日記(6月30日)で報告した頃と比べて雪解けが進んでいました。
ミズバショウ湿原は2週間ですっかり雪が無くなりました。ミズバショウは見頃を迎えています。
園内奥にはまだ1mほどの雪が残っていましたが、この週末の雨でまた一段と雪解けが進んだと思います。
ちなみに、私が栂池自然園を訪れた時も雨だったのですが、木道を滑って転んでしまいました。(歩き方が下手なのでしょうか・・・?)
まだしばらく雨の日が続くようですが、大雨による命の危険を伴う事故も、濡れた木道・木の根等で滑ってしまう事故も、おでかけされる方はお気を付け下さい。(私ももう転ばないように気を付けます!)
2006年07月10日四阿山・根子岳
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
今回は上信越高原国立公園の山をご紹介します。
四阿山(あずまやさん)、読み方難しくないですか?四阿は「東屋」とも書き表し、公園で見かける屋根+4本足の休憩所の建物のことです。
根子岳(ねこだけ)、音を聞くとかわいいですね。「ネコ」。
四阿山は百名山、根子岳は花の百名山のひとつになっています。
四阿山から根子岳に向かって歩いているところです。開けていて見晴らしが良いです。標高は2,040m地点。
根子岳に登っている途中にありました。円柱の石があり不思議な景観になっています。
道中お花も色々と咲いていました。アマドコロ、マイズルソウ、ベニバナイチヤクソウ、ミツバオウレン、コケモモ、ハクサンチドリ、カラフトイバラ、等々です。
今までご紹介した所と違い、こちらはもう雪の心配はございません。どんどんお花が咲き出しています。野の花・山の花と楽しめます。
ゴゼンタチバナ
ウツボグサ
四阿山(あずまやさん)、読み方難しくないですか?四阿は「東屋」とも書き表し、公園で見かける屋根+4本足の休憩所の建物のことです。
根子岳(ねこだけ)、音を聞くとかわいいですね。「ネコ」。
四阿山は百名山、根子岳は花の百名山のひとつになっています。
四阿山から根子岳に向かって歩いているところです。開けていて見晴らしが良いです。標高は2,040m地点。
根子岳に登っている途中にありました。円柱の石があり不思議な景観になっています。
道中お花も色々と咲いていました。アマドコロ、マイズルソウ、ベニバナイチヤクソウ、ミツバオウレン、コケモモ、ハクサンチドリ、カラフトイバラ、等々です。
今までご紹介した所と違い、こちらはもう雪の心配はございません。どんどんお花が咲き出しています。野の花・山の花と楽しめます。
ゴゼンタチバナ
ウツボグサ
2006年06月30日雪解け中の栂池自然園
長野 アクティブレンジャー 宮西 裕美
栂池自然園にはゴンドラ&ロープウェイを乗りついで上がります(以前にも日記でご紹介しました)。栂池自然園に行く前に、麓からゴンドラで上がってロープウェイへの乗り継ぎの間にある栂の森遊歩道に行きました。ここは標高1600m付近です。
遊歩道内に水芭蕉湿原があります。こちらの水芭蕉は葉が大きくなっていました。
水芭蕉湿原の中の木道を通ってみると、リュウキンカも一緒に咲いていました。コバイケイソウも葉を出しています。
そしてロープウェイに乗り、標高300mほど上がると栂池自然園があります。
雪が解けて木道が出てきました。でも木道にところどころ雪が残っているところがあったり、自然園の奥はまだまだ雪が残っています。
雪解けでできた隙間から、水芭蕉が咲いて出てきています。ここは本州で一番遅い時期に水芭蕉が咲く所だそうです。今年はまだ見ていないな?という方、是非ご覧にいらして下さい。
*おまけ*
↑帰りにロープウェイの中から撮影した白馬乗鞍と小蓮華山です。登山道はまだまだ雪がありますので、アイゼン・ピッケル等装備をしっかりしてお出かけ下さい。
遊歩道内に水芭蕉湿原があります。こちらの水芭蕉は葉が大きくなっていました。
水芭蕉湿原の中の木道を通ってみると、リュウキンカも一緒に咲いていました。コバイケイソウも葉を出しています。
そしてロープウェイに乗り、標高300mほど上がると栂池自然園があります。
雪が解けて木道が出てきました。でも木道にところどころ雪が残っているところがあったり、自然園の奥はまだまだ雪が残っています。
雪解けでできた隙間から、水芭蕉が咲いて出てきています。ここは本州で一番遅い時期に水芭蕉が咲く所だそうです。今年はまだ見ていないな?という方、是非ご覧にいらして下さい。
*おまけ*
↑帰りにロープウェイの中から撮影した白馬乗鞍と小蓮華山です。登山道はまだまだ雪がありますので、アイゼン・ピッケル等装備をしっかりしてお出かけ下さい。
全線開通ということもあり一般観光客もたくさん訪れていました。
しかしそのほとんどは外国人旅行者でツアー客が主で個人旅行者は数組程度でした。統計によると毎年約9万人程の外国人観光客が訪れ年々増加傾向にあるようです。今回私が見た感じでは中国、台湾、韓国などのアジア系の旅行者が多いようでした。
祈願祭当日はあいにく天候が悪く、ガスが濃く雪も舞っていました。まさしくホワイトアウト状態で立山自然保護センターと立山センターを視察してきましたがこの施設の間を行き来するだけでも大変な状況でした。
一般の観光客もターミナルから外に出てもすぐに引き返す方が多くとても残念そうにしていました。
今年の室堂は例年よりも雪は少なめでした。とは言え油断は禁物です。
残念な話ですが祈願祭の次の日に雷鳥沢でスキー客が雪崩に巻き込まれ1人が死亡という悲しい事故がありましたが、祈願祭直後の事故でしたので何とも言えない気持ちになりました。
山岳スキーは下界のゲレンデスキーと異なり高度なテクニック、判断、責任が伴います。一般の人たちにしてみればそれはまさしく「冒険」です。
故植村直己氏が言っていた言葉の一つに「冒険とは生きて帰ること」と言う言葉があります。私なりに解釈してみましたが、単純に言うと周りに迷惑をかけないと言うことです。
これからの夏山に向けて登山やスキーをする方は「責任」も一緒に担いで自己の安全をよく考えて行動するようにしてもらえたらなと思います。
扇沢駅にてトロリーバスを待つ観光客。
皆これから先の道中を想像し楽しそうな顔をしていました。
ホテル立山前の遊歩道です。通路がわかりにくいので緑の線で書いてみました。雪の壁で一番高いところでは約3mぐらいありました。
安全祈願はホテル立山レストラン内で行われました。
出席者一同真剣にお祈りを捧げておりました。