ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園

225件の記事があります。

2020年04月23日#STAYHOME 平湯バスターミナルが竣工

中部山岳国立公園 福澤春彦

はじめまして!中部山岳国立公園管理事務所の福澤です。

4月からアクティブ・レンジャーとして平湯を担当しています。

中部山岳国立公園は新潟県、富山県、長野県、岐阜県に属する北アルプスを中心とした

日本を代表する山岳公園です。

その大きな国立公園の中で岐阜県側(平湯)からの情報を発信していきますので宜しく

お願いいたします!

緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、皆さんが外出しなくても「大自然に思い

を馳せることができる情報」が発信できればと思います!

北アルプス岐阜県側の玄関、平湯では先日4月7日に濃飛バスさんの「平湯バスターミナル」

が竣工しました。温泉床暖房の待合室や多様なキャッシュレス決済可能な券売機、また多言

語放送システム導入など最新式のターミナルは平湯地元や中部山岳国立公園にいらっしゃる

皆様の交通基地として益々期待されています。

<新しくなった平湯バスターミナル>

今日は平湯バスターミナル待合室にある素晴らしい木壁画をご紹介します。

丸枠が三つありますが、真ん中が乗鞍、左が新穂高ロープウェイ、右側が上高地。

そして背景には、北アルプスをデザインした雄大な風景が広がります。

山々の名前、風景の場所、わかりますか?

<高山市内の中西さんによる木壁画>


平湯バスターミナルは4月17日からオープンの予定でしたが残念ながら現在は、「アルプス街道平湯」

休館と併せて利用できなくなっています。

上高地行きのシャトルバスや大部分の高速バスは既に運休が決まっています。

詳細は濃飛バスのホームページにてご確認ください。

平湯バスターミナルhttps://www.nouhibus.co.jp/alps/busterminal/

濃飛バスhttps://www.nouhibus.co.jp/

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中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願い

しています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施

しています。

#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト

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2020年04月23日#STAYHOME 上高地施設の休館状況と春を待つ野鳥たち

中部山岳国立公園 上高地 小森 夏奈

みなさま、こんにちは。上高地管理官事務所の小森です。

全国各地で春が訪れ、上高地の状況を気にしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

今回は現在の上高地地域の情報をお知らせいたします。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴う緊急事態宣言が、全国に発令されている状況を鑑み、上高地にある環境省施設も閉館しています。

※ただし、施設維持管理に関する職員は常駐しております。電話対応業務は通常通り受け付けています。

利用者の皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

◆信越自然環境事務所のホームページ

http://chubu.env.go.jp/shinetsu/

◆上高地公式サイト

https://www.kamikochi.or.jp/

また、上高地地域の宿泊施設、食堂・売店、キャンプ場については5/6(水・祝)まで休業しております。

北アルプス山岳地域の山小屋も小屋泊・テント泊ともに営業自粛しております。

上高地へ至るバスは全便運休、タクシーも運行していません。

全国的な外出自粛の観点からも、中部山岳国立公園ならびに上高地地域の利用(散策・登山等)自粛をお願いいたします。

早く事態が収束し、みなさんに上高地に訪れていただける日が来ることを願ってやみません。そのためにも、上高地で働く方々は一丸となって苦渋の決断をされました。

利用者の方にもこのような状況をご理解いただき、重ねてのお願いとなりますが、上高地の利用をお控えいただきますようお願いいたします。みなさんのご協力が、事態の収束や上高地の開山につながるはずです。

4/19の上高地河童橋】

いつもなら観光客で賑わう河童橋周辺も、いまはひっそりとしています。

4/19の上高地バスターミナル】

上高地行きのバスは運休となっており、関係車両しか停まっていません。

そんな中、少しさみしい上高地ですが、野鳥たちは元気に活動しています。

 

ゴジュウカラ                 キバシリ

 

ルリビタキ                  アカゲラ

(いずれも上高地ビジターセンター職員撮影)

上高地ビジターセンターのホームページでは、自然情報やスタッフ日記を毎日更新しています!

◆上高地ビジターセンター

https://www.kamikochi-vc.or.jp/

野鳥のほかにも、上高地には自然や歴史など魅力あるものがたくさんあります!

上高地の自然や歴史を学んでから訪れると、上高地がいっそう楽しめること間違いなしです。この機会に、ゴールデンウィークは、おうちで上高地について学んでみてはいかがでしょうか?

中部山岳国立公園では、コロナウイルス感染拡大防止の政府方針を受け、当面の利用の自粛をお願いしています。早期収束に向け、みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

 なお、この投稿は「#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト」に基づいて実施しています。

・#STAYHOME おうちで国立公園を楽しもう!プロジェクト

  <http://chubu.env.go.jp/shinetsu/pre_2020/stayhome.html>

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2019年12月04日室堂での最後の作業

中部山岳国立公園 立山 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

今年も残すところ1ヶ月を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、1130日に立山黒部アルペンルートの営業が終了しました。

11月の降雪後は利用状況の確認のため、定期的に巡視し、地獄谷や保護区域への立ち入りを防止するためのポールや看板の管理を行いました。また、25日からは関係する皆様の協力を得て、仮設野営指定地の管理を行いました。

【立山とみくりが池】1枚目:1126日撮影 2枚目:1130日撮影

26日時点では積雪が少なく、植生や岩がかなり出ていました。2930日の降雪でようやくみくりが池は真っ白になりました。

【仮設野営指定地の様子】1126日撮影

周辺山小屋の営業が終了した25日に開設し、多い日で19張のテントが設営されていました。

20191126仮設野営指定地の様子

【ライチョウ保護区域のポール、看板】1126日撮影

ライチョウ保護のため、血の池周辺に立ち入らないようポールや看板を設置しました。

20191126ライチョウ保護区域のポール、看板

【植生への踏み跡】1126日撮影

残念ながら、ハイマツ等を踏んだ跡が見られました。ライチョウ等の野生動物にとって繁殖場所やエサ場になります。立山の貴重な植物を守るため、植生を踏まないようお願い致します。

20191126植生への踏み跡

29日、30日でライチョウ保護区域周辺や仮設野営指定地周辺のポールや看板等を撤去し、室堂での作業を終了しました。

今シーズンも8ヶ月、四季折々の立山の姿、ライチョウを始めとする生き物たちに出会えたことは本当に良かったです。

また、関係者のみなさまに大変お世話になりました。

来年度もぜひ立山に遊びに来てください!

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2019年11月21日積雪期(11月)に室堂平を訪れる皆様へ

中部山岳国立公園 佐藤 裕子

スキー・スノボ・登山等で室堂平を訪れる皆様へ、以下ご一読願います。

 ◯積雪期(秋期)利用ルール立入禁止区域があります。ルールマップで必ず確認してください。

 ◯立山室堂 山岳スキー情報

1.安全対策と、屎尿等による自然環境対策のため、 11月25日から、室堂平(慰霊碑周辺)に仮設野営指定地(ロープで区画された範囲)を設置します。オレンジ色のロープが目印です。

 11月24日までは室堂平での幕営はできません。詳細は信越自然環境事務所HP

テント泊をされる方は、

・入山安全相談窓口(室堂ターミナル内)にて、レクチャーを受けてください。

・トイレについて

 室堂ターミナルのトイレ(24時間使用可能)を利用してください。

 寒いし遠いし室堂ターミナルまで間に合わない!という方は携帯トイレをお持ちください。

 隠れるところも無い真っ平な場所ですので、トイレ用にツェルトが1つあると便利です。

 し尿や大便を雪や物陰に隠して放置しないようにお願いします。

・水場について

 玉殿の湧水は使用できません。

 水を汲みたいという方は室堂ターミナルをご利用ください。

・竹ペグをはじめ、ゴミ・残飯は全て持ち帰るようお願いします。

ちなみに...

通常通り雷鳥沢野営場はテント設営可能です。自己責任でお願いします。

・管理所はすでに閉所しております。水場、トイレは使用できません。

・携帯トイレは必ず持参してください。し尿や大便を雪や物陰に隠して放置しないでください。

・竹ペグをはじめ、ゴミ・残飯は全て持ち帰るようお願いします。

2.入山届は事前に提出(登山届アプリ「コンパス」や、警察)するか、入山安全相談窓口(室堂ターミナル内)で提出してください。

3.スキー・スノーボード・登山等で山に登られる方はビーコン、プローブ、ショベルは必ず

 携行してください。

 ビーコンは以下の場所でレンタルできます。

・入山安全相談窓口(室堂ターミナル内) 5,000円/1泊2日、1日増える毎にプラス1,000円

レンタルショップTABO(立山駅) プローブ・ショベル等もレンタルしています。

4.携帯トイレは以下の場所で販売しています。

 使用後の携帯トイレは持ち帰るか、室堂ターミナル内の回収ボックスをご利用ください。

・入山安全相談窓口(室堂ターミナル内)300円/1個(破格です。お土産にぜひ。)

・ホテル立山売店 営業は11月29日まで

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2019年11月13日登山道整備(大日岳登山道編)

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

佐藤ARの紹介に続き、大日岳の登山道で行われた登山道整備の様子を紹介します。

この日は山小屋スタッフや山岳ガイドの精鋭6名が参加しました。

佐藤ARが紹介した折立の登山道は、V字状に洗屈していましたが、今回は、片側が谷になっている大日岳登山道で整備を行いました。

この場所は他よりも遅くまで雪が残っており、雪崩による影響が大きい場所のようです。

放置するとどんどん崩れていく場所をどのように整備するのか、講師の岡崎さんを中心に考えました。

【写真左】谷側(写真右側)に基盤となる木材を設置し、山側から崩れる土が谷側にまで崩れないようにしました。この木材の向きも考えるのも一苦労、しっかりと土で固定できるようにしないといけませんでした。

【写真右】このような木材をいくつか使用し、固定したところで足場に転石や土を敷き詰めて整地させました。

20191101木材設置 20191101整地

朝から始めた整備は、お昼過ぎに終了しました。

整備前と整備後を見比べてみてください。

【整備前】

20191101整備前

【整備後】

右側の木材は、基盤となる木材が谷側に流れないためのつっかえ棒の役割を果たします。

20191101整備後

私は5日間のうち4日間参加しましたが、道を整備してくださっている方がいてこそ安全に登山を楽しめるのだと改めて実感しました。

来年整備した場所がどのようになっているのか、歩くのが楽しみです。

岡崎さん、整備されたみなさん、ありがとうございました!

【整備された6名の精鋭たち】

とても頼もしいみなさまです。

20191101整備された6名の精鋭たち

今回整備を行った手法「近自然工法」については、合同会社北海道山岳整備のWebサイトをご覧ください(https://sangakuseibi.jimdo.com/)。

Facebookページ「大雪山・山守隊」でも情報発信していらっしゃいますのでぜひご覧ください。立山での整備の様子も紹介していただきました!

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2019年11月12日登山道整備講習会&登山道整備(折立登山道編)

中部山岳国立公園 佐藤 裕子

北海道大雪山周辺で登山道整備を行っている、合同会社北海道山岳整備 岡崎哲三さんをお招きして登山道整備講習会&実際に登山道整備を行いました。

岡崎さんが取り組んでいる『近自然工法』という技術を、日常的に立山や薬師岳周辺などの地元で登山道整備を行っている方々(行政や山小屋関係者、山岳ガイド、登山道整備業務を請け負う工事会社)と一緒に学ぼうという趣旨です。

現在、多くの登山道で行われている登山道整備は、木道を作る、ハシゴをかける、砕石を敷くなど「人の歩きやすさを回復する」施工がなされています。

対して、岡崎さんの行う近自然工法は、「浸食原因を取り除き、生態系を復元させる」考え方です。

登山道の荒廃は、自然現象で起きたものではなく踏圧によるダメージが大きな要因といいます。

踏圧で裸地化した登山道に、雨などの流水が流れ、浸食され歩きにくくなり、登山者は歩きにくくなった箇所を避けて脇の植生を歩き、踏圧で登山道が広がる。さらに流水で浸食され段差ができ、ハシゴをかけても原因を取り除いていないのでさらに荒廃していく...。ホラーですか。

近自然工法による施工後も、施工したら終わりではなく、経過観察をしているそうです。

施工が不十分であれば登山道に水が流れる様子が見られるので、大雨警報が出ている日にこそ山に行くと仰っていた(普通の人はマネしないでください)のが印象的でした。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * 

前置きが長くなりましたが、講習会の様子です。

5日間の行程で行われ、1日目は机上講習会、2日目以降は実際に現地で登山道整備を行いました。

(2日目から4日目は折立登山道、5日目は大日岳登山道)

≪折立登山道 修繕の様子≫

折立登山道を入ると、ガリー浸食(洗掘)された箇所が目につきます。

【上】登山道の幅に合わせて、現地の倒木を材にするため切り出します。

【下】丸太(倒木)は階段の骨組みになります。

【下】現地の転石や土で埋める。

写真には写っていませんが、施工箇所上部には流水を斜面脇に排水する導流も作られています。

【完成】

別日です。

【上】この日も倒木の切り出しからはじまりました。

【下】丸太(倒木)を洗掘された登山道に設置(ねじ込み)し、輪切りした丸太と石と砂で埋める。

私も階段を丸太や石で埋める作業を一段やらせて貰いましたが致命的にセンスが無かったです・・・・。

丸太は、V字のガリーにねじ込んでいるだけで杭は打っていません。

登山者の足運びまで計算し、施工してくださいましたが、歩きやすくすることが目的ではなく、登山者が歩きにくければ、それを除け新たな浸食が起きることがあるからです。

今後、登山道脇に植生が復元し、登山道を含む土壌が安定し、維持されていけばいいなと思います。

【ポーズを決めてくださったS田さん】

みなさま、ご協力ありがとうございました!

[大日登山道編]中山さんに続く。

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2019年10月25日冬の準備

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは。立山管理官事務所の中山です。

1022日に立山は初冠雪を記録し、巡視を行った24日もうっすらと白くなっている様子を確認できました。

事前に情報収集のうえ、暖かい服装でお出かけください。

【初冠雪の立山】1024日撮影

20191024初冠雪の立山

さて、室堂では冬の準備が始まっています。

11月下旬の室堂は非常に厳しい環境となって雷鳥沢野営場に幕営することが危険となり、また周辺の山小屋が閉鎖しトイレが利用できなくなります。

みなさまの安全確保とし尿の散乱防止を目的とした「仮設野営指定地」を開設する可能性があるため、その目印となる竹棒を設置しました。

※積雪が少ない場合は仮設野営指定地を開設しないことがあります。

詳細は、後日お知らせ致します。

【仮設野営指定地の目印】1024日撮影

20191024仮設野営指定地の目印

この時期は、室堂平や弥陀ヶ原等もいつ雪が積もっても不思議ではない時期です。

吹雪で視界不良になり、目的地に辿り着けない可能性もありますので、決して無理のない行動をお願い致します。

室堂平では積雪期におけるみなさまの安全確保と自然環境保全のため、以下のルールを設けていますので、ご一読をお願いします。

※お知らせ※

・室堂平と雷鳥沢を結ぶ代替歩道(歩道通行注意ポスターの緑色の線)に設置されている橋3基は10月28日(月)に冬期撤収する予定です。撤収後は渡渉箇所があるため、山小屋沿いの歩道をご利用ください。

・雷鳥沢野営管理所は、10月31日(木)に閉鎖します。閉鎖後も幕営は可能ですが、トイレや水場の利用はできません。携帯トイレをご持参いただくか、山小屋のトイレをご利用ください。

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2019年10月01日立山・室堂で救急救助訓練を行いました

中部山岳国立公園 立山 佐藤 裕子

立山室堂地区安全対策連絡協議会で927日に立山・室堂で救急救助訓練を行いました。

協議会は、環境省をはじめ、県・町・事業者で構成され、地獄谷立入規制の監視と歩道上の火山ガスの計測と利用者への周知をしています。

エンマ台ー雷鳥荘までの歩道で火山ガス濃度の上昇により、通行者2名が倒れたことを想定し、富山県警山岳警備隊や立山町室堂救急隊ともに連絡体制の確認や搬送訓練を行いました。

室堂では歩道上の火山ガス濃度をリアルタイムで計測し、公開しています。

立山・地獄谷周辺の火山ガス保安施設のポータルサイト

今のところ健康な方に害のあるような火山ガス濃度は出ていませんが、喘息の持病がある方、妊娠中の方、乳児、高齢の方などは火山ガスの影響を受けやすい可能性がありますので、地獄谷に近いエリアは早めに通り抜けることをおすすめします。

火山ガスは水に溶けやすいため、火山ガスの臭いが気になる方は水でぬらしたタオルやハンカチで口や鼻を覆うことで火山ガスの影響を軽減できます。

火山ガスステーション脇と雷鳥荘前の2ヶ所、専用の水場がありますのでご利用ください。

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2019年09月26日登山道巡視

中部山岳国立公園 関根陽太

新穂高から双六池まで、登山道巡視に行ってきました。

この道は、新穂高からの登山では多くの利用があり、国立公園の利用上も重要な路線です。

  

行動中は、しっかり雨に降られましたが、こういう時タイミングでこそ見られるものもあります。

    

この路線の日常管理は山小屋の方が行ってくださっています。

雨で登山道が洗掘されないように、水切りをメンテナンスをしてくれています。

あらゆる所で沢山の方々のご尽力があって、自然を永く楽しめるようになっています。

   

登山道の水切り

    

また、足が自然に運ばれるような石積みを施し、歩きやすくなっています。

    

さらにこの日は、一時的に雨が強くなり、登山道を横切る沢が増水しました。

山小屋の方が、大雨の中現地を確認し、安全に通れるようになるまで注意喚起をしたり、小屋を開放したりしてくださっていました。

増水が治まった後も、小屋でお見送りと現地まで誘導して登山者の安全を確保してくれました。

    

小屋からの出発

    

みなさんが登山するにも、沢山の方々の努力があってこそ歩けています。

登山の際、心のどこかでこういったことを思いながら楽しんでいただければと思います。

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2019年09月25日秘境感たっぷりの巡視

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

919日、20日に室堂から雄山を経由し、内蔵助平、真砂沢ロッジ、剱沢雪渓を歩きましたのでご報告します。

2日間とも、台風前の秋晴れに恵まれた登山でした。

19日の雄山からは北アルプスの山々はもちろん、雲海越しに白山や富士山まで望むことができました。

雄山から真砂岳までの縦走路は気持ちよく歩けましたが、内蔵助山荘から内蔵助平方面へ少し下ると一転して足元が悪く非常に滑りやすい道になりました。

岩には苔が生えていたり濡れていたりした上、足の置き場に困る場所もあり、ロープをサポートとして駆使する場面もありました。

【左:雄山から雲海越しの白山、右:2018年に氷河に認定された内蔵助雪渓と後立山連峰】

2019.9.19雄山から雲海越しの白山 2019.9.19内蔵助雪渓と後立山連峰

【内蔵助山荘~内蔵助平間の登山道の様子】

内蔵助平まで近づくと斜度は緩くなりますが、植物が足元を覆っていまいました。植物の下に岩があって滑ることもありますので、ご注意ください。

2019.9.19登山道の様子1 2019.9.19登山道の様子2

内蔵助平からは、ハシゴ谷乗越を経由して真砂沢ロッジへ向かいました。

ハシゴ谷乗越を越えると、剱岳が見えてきました。

そこから見る剱岳は「横剱」と呼ばれていて、ハシゴ谷乗越周辺は唯一横剱が見える場所とのことです。

【左:横剱、右:ハシゴの下り】

2019.9.19横剱 2019.9.19ハシゴの下り

翌日は、真砂沢ロッジから剱沢雪渓を登り、別山経由で室堂へ戻りました。

剱沢雪渓は数十メートル程度の雪渓を2回通過するだけで、他は夏道のガレ場、一枚岩(スラブ)を登りました。

今後雪渓の状態が変わる可能性がありますので、事前に富山県警山岳警備隊や周辺の山小屋に状況をお問い合わせの上通過してください。

【左:剱沢雪渓、右:一枚岩の様子】

雪渓が薄くなっている場所がありますので、必ずホースやピンクテープと言った目印に従ってください。一枚岩にはロープやボルトが設置されていましたが、岩は滑りやすいので十分ご注意ください。

2019.9.19剱沢雪渓 2019.9.20一枚岩

内蔵助山荘から真砂沢ロッジ、翌日の剱沢雪渓は秘境感溢れる場所で、剱沢小屋まではほとんど他の利用者に出会わない静かな巡視でした。

これから本格的に紅葉シーズンになっていきます。

20日の朝は1℃まで冷え込むほど朝晩は寒くなってきました。

十分な防寒対策をし、時間に余裕を持った計画を立てて登山を楽しんでください。

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