ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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中部山岳国立公園 上高地

144件の記事があります。

2009年08月14日蝶ヶ岳、あいにくの天気で

中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 玉手将人

先週の6日に1泊2日で蝶ヶ岳・常念岳を縦走する計画で登ってきました。
蝶ヶ岳と常念岳の間の稜線は穂高連峰を正面から一望できる場所としても有名です。

まずは徳沢から蝶ヶ岳へ、樹林帯の長塀尾根は蒸すような熱気で直ぐにバテてしまいそうだったので自分でも「少しおそいかな」と思う程度に意識してゆっくりと登るようにし、水分もこまめに少しずつ補給するよう心がけました。

蝶ヶ岳が目前、登るときはあんなに天気が良かったのに空は灰色の雲で覆われガスがかかってきました。当日は午後に天気が崩れ、翌日以降は晴れるという予報だったので雨が降り出す前に蝶ヶ岳ヒュッテへ向かいました。
ヒュッテに着きしばらくすると、パラパラと降っていた雨は激しい雷雨に。稜線での雷は隠れる場所も無いのでとても危険との事、突然雲が成長したりもするそうなので空の様子には注意しましょう。

2日目は天気が悪く、西側から吹き上げる風で雨が横から飛んでくる状態でした。しばらく様子を見た後、最初は大丈夫かと思い出発しましたが4時間以上歩いた頃に同じ状態なのか不安になったので、引き返して蝶ヶ岳から横尾へ降りる事にしました。今回は常念岳へ行く事は出来ませんでしたが、次の機会に登りたいと思います。

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2009年06月09日岳沢に行ってきました

中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 玉手将人

今月4日に岳沢の状態を調査してきました。
岳沢中腹にあった岳沢ヒュッテは、平成18年の春に雪崩によって崩壊し現在ありません。少し遅くなってしまいましたが岳沢登山道の状況を皆さんにお知らせします。


登山口から岳沢ヒュッテ跡地までの登山道には残雪も殆どなく、道に迷うこともありませんが途中でガレ場を通ります。浮き石などには注意してください。

写真は岳沢ヒュッテ跡地です。残雪が見られますが休息場所は残っているので晴れていれば休息しながら乗鞍岳の姿が望むことができます。
ただし、水場、トイレはありません。登山口の上高地でトイレを済ませて登ることが肝要です。(いざという時のため携帯トイレを準備するなどもマナーの一つです)このため、周辺での野営も出来ません。

岳沢ヒュッテ跡地から前穂高岳へと続く重太郎新道の先は未だ冬山で、十分な経験を積んだ方で冬山装備でなければ登ることは出来ません。
4日時点での岳沢状況をお伝えしました。

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2009年06月09日徳本峠を越えて

中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 玉手将人

今月初めに徳本峠を越えて上高地へ続く登山道を歩いてきました。
島々から始まるこの登山道は、釜トンネルを通る現在の車道ができるまでは上高地への玄関口として利用され、上高地と縁の深いウォルター・ウエストンも通った道として知られています。
今ではウエストンにならった記念登山が行わるなど登山者に愛好される道となっていますが、炭焼きがまの跡も見られ昔は生活に密接した場所であったことが伺えます。


早朝の登山道は心地よい涼しさでしたが、日が昇ってくると汗ばむ陽気でした。
登山の際は気温の変化にも気をつけないと直ぐに疲れてしまいます。



徳本から明神へ続く北側の斜面にはまだ雪が残っていたので滑らないよう注意して降りてきました。

徳本の斜面から明神岳と穂高岳の山々、天気もよかったのでくっきりきれいに見えました。

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2009年04月28日上高地パークボランティア講習会開催

中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 玉手将人

4月から上高地のアクティブレンジャーになりました玉手です。       上高地も4月23日から開山となりました。これに先立つ18日に、上高地で自然解説を手伝って頂いている上高地パークボランティアの方々とともに今シーズンの活躍と無事を祈念し、講習会を開催しました。

「講習会での説明風景」

「ロープワークの実践」

「ロープを使った担架(ロープを掴む手は離れないように手首に巻いた形にしています。)」

実際にロープを使った担架に乗せてもらうと意外と乗り心地は良好でした。
これから開山を迎えた上高地の事を、たくさん伝えていきますのでよろしくお願いします。

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