ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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白山国立公園 白山

173件の記事があります。

2019年03月01日白山の写真、ラムサール条約湿地『片野鴨池』で見られます♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
ここ数日の春のような陽気で、やたらと気分が明るくなってきました!
この冬は雪が少なかったので、このまま冬が終わってしまうのは寂しい気持ちもありますが、青空の見える春らしい日は嬉しいものです。(日本海側の冬はどんよりとした曇り空と時雨が多いのです。)

さて、こんな春の訪れが感じられる今、加賀市鴨池観察館で「白山国立公園パークボランティア写真展」を開催中です♪
白山国立公園で活躍するパークボランティアが撮影した白山の自然や動植物、パークボランティア活動の様子を展示しています。

(写真展会場の様子)
前回の会場、福井県自然保護センターで開催したときとは展示写真を一部入れ替えています。

(加賀市鴨池観察館 ※入館料が必要です)
会場である加賀市鴨池観察館は、その名の通り石川県加賀市にある片野鴨池の畔に建つ施設です。
片野鴨池は広さ10ha程度の小さな池ですが、ガンやカモ類の西日本最大級の越冬地になっていて、国指定鳥獣保護区に指定されています。


(片野鴨池)
さらに!
この片野鴨池はラムサール条約湿地にも指定されているんです。
ラムサール条約湿地については、アクティブ・レンジャー日記では藤前干潟になじみ深い方が多いかもしれませんね。
 ※ラムサール条約について、詳しくは下記サイトをご参考ください。
  ラムサール条約と条約湿地

観察館には双眼鏡やフィールドスコープが完備され、観察できる鳥の写真も掲示されているので、手ぶらで行っても楽しめます。

(観察の様子)
また、レンジャーが常駐して鳥についてのアレコレを解説してくれるのですが、このお話がとってもおもしろいんです!豊富な知識と毎日片野鴨池で鳥を見ている鴨池のレンジャーにしかできない様々な話は必聴です♪
「あの鳥は何?」「トモエガモを見たいんだけど、今どのへんにいるの?」「何を食べているの?」「夏の間はどこにいるの?」などなど、いろんな質問にも答えてもらえます。(これらは全て私が聞いてみたものです。)

ちなみに、午後は逆光になって鳥が見にくいので、午前中がオススメです。
特に晴れの日の午前中は、鳥の羽の色がとても美しく見えますよ♪

(マガモ。これは雨の日に撮影。晴れの日は輝いています!)
春が近づき、冬鳥はだんだんと旅立ち始めていますので、皆さま、お早めに写真展と鴨池観察館へお出かけください♪

*** 白山国立公園パークボランティア写真展2019 ***********
【加賀市鴨池観察館会場】
期 間: 2月20日(水)~3月10日(日)
会 場: 加賀市鴨池観察館1階
     〒922-0564 石川県加賀市片野町子2-1 Tel. 0761-72-2200
     加賀市鴨池観察館ホームページはコチラ
時 間: 午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
休館日: 年中無休
観覧料: 無料 ※ 別途入館料310円が必要(高校生以下無料)
主 催: 環境省 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所
     お問合せ: 076-259-2902

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2019年02月15日雪だるま♪ 白山自然保護官事務所は今年も真剣につくりました!

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
観測史上最強の寒波が到来しましたが、事務所周辺では雪がとても少ない冬になっています。

(白山の雪も少ない・・・白山国立公園センター付近から2月5日撮影)

こんな中、事務所のある石川県白山市白峰地区では、今年も「雪だるま祭」が開催されました。お祭の賑わいに少しでも役に立てれば・・・と、白山自然保護官事務所は林野庁の白峰森林事務所と手取川治山事業所と今年も共同で雪だるまをつくりました!昨年の様子はコチラ

昨年は雪だるまを設置するスペース(白峰森林事務所の駐車場)の雪をふんだんに使えたのですが、今年は設置場所に雪がなく、作業は周辺の雪を集めることからスタート。

雪を運んで、雪の山を作って、コンパネで囲んで踏み固める。

(遊んでいるわけではありません。真剣に踏み固めています。)

雪の山が大きくなったら、四方を完全にコンパネで囲んで、雪を投げ入れ、踏み固める。この作業をひたすら続けます。

(パワーとコントロール力を求められる雪の投げ入れ作業)

コンパネの枠内すり切れいっぱいまで雪を詰め込んだら、雪だるまの"素"の完成です。1日目の作業はここまで。ここから一晩寝かせます。

しかし、その夜は何と雨予報!
せっかく集めた雪が溶けてしまっては元も子もないので、ブルーシートで覆います。

(ブルーシートに覆われた雪だるまの"素")

翌日、無事だった雪だるまの素を削って、造形していきます。

(造形開始!!)
次第に芸術家になったような気分になってきます。

そして、祭当日の朝、最後の仕上げ。
目などを入れて・・・完成です!

(口とお腹に灯がともされた我らが雪だるまたち)

夜は地区内にたくさんつくられた雪だるまにろうそくの灯りがともり、幻想的な雰囲気になります。


お祭会場には出店もたくさんあって、周辺で捕れたジビエを使った料理や、イワナ料理、名物の堅豆腐(かたどうふ)やとち餅を使った料理などが販売されていました!どれもとても美味しそうで、実際食べると美味しくて・・・食べ過ぎました。それでも気になるものを全て食べ尽くせなかったので、続きは来年です!

2月上旬に開催される雪だるま祭に、来シーズンは皆さんも是非お越しください♪



***【お知らせ】*************************

白山国立公園パークボランティア写真展2019
2月17日(日)まで福井県自然保護センターで開催中♪
2月20日(水)からは石川県の加賀市鴨池観察館で写真を少し入れ替えて開催します!

【福井県自然保護センター会場】
期 間: 1月26日(土)~2月17日(日)
会 場: 福井県自然保護センター本館1階 レクチャーホール
     〒912-0131 福井県大野市南六呂師169-11-2 Tel. 0779-67-1655
     福井県自然保護センターのホームページはコチラ
時 間: 午前9時~午後5時
休館日: 月曜日(祝日を除く)
     祝日の翌日(土・日・祝日を除く)
入館料: 無料

【加賀市鴨池観察館会場】
期 間: 2月20日(水)~3月10日(日)
会 場: 加賀市鴨池観察館1階
     〒922-0564 石川県加賀市片野町子2-1 Tel. 0761-72-2200
     加賀市鴨池観察館のホームページはコチラ
時 間: 午前9時~午後5時 ※ 入館は午後4時30分まで
休館日: 年中無休
観覧料: 無料 ※ 別途入館料310円が必要(高校生以下無料)

(チラシ。クリックすると大きな画像が表示されます)

いずれも主催は「環境省 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所」
お問合せは 076-259-2902

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2019年01月28日白山国立公園パークボランティア写真展2019!福井県自然保護センターで開催中♪2月17日まで♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
今年も白山国立公園パークボランティア写真展を開催することになりました♪
そこで、今日は写真展開催のお知らせをします。

(写真展会場に来店(!?)されたお客様)
今回の写真展会場には、このようなかわいらしいお客様が来店するレストランが併設されています。
が、詳細は後ほど!

まずは、写真展について♪
ただいま福井県自然保護センターで「白山国立公園パークボランティア写真展2019」を2月17日(日)まで開催中です!


(チラシ)
白山国立公園ではパークボランティアという環境省のボランティアが活動しています。
この写真展ではパークボランティアの皆さんが切り取った、活動の様子や風景、動植物のワンシーンを紹介しています。

(写真展会場の様子)

どの写真も力作で、「こんな景色を見てみたい」「こんな風に自然の姿を写真に収められたら・・・」と展示作業をしながら見とれていました。皆さんにもぜひ見ていただきたいです。

白山国立公園のパークボランティア活動を紹介する展示もしていますので、ボランティア活動に興味のある方もぜひご覧ください。

さて、今回、写真展会場となった福井県自然保護センターでは『冬季限定』で快適に野鳥観察ができる『冬の野鳥レストラン』がオープンしています♪

野鳥を近くでじっくりと観察する機会って、なかなかありませんよね。

この「冬の野鳥レストラン」では、あたたかい室内からエサ台に集まる野鳥の観察ができるんです。

私も展示作業後、レストランへ行ってみました。

(冬の野鳥レストラン会場)

写真の赤丸印の場所にはヤマガラが写っているのですが、本当に目と鼻の先で観察ができました。
短い時間でしたが、ヤマガラが窓ガラス越しに目の前を飛び交い、エナガが10羽ほどの群れで現れ、コガラやコゲラが忙しく行き来する様子を観察することができましたよ!

職員の方によると、珍しい野鳥やテン、キツネといった動物もやってくることがあるそうです。また、雪が多いほど多くの鳥がやってくるということでした。

なお、1月~2月の日曜祝日の10:0015:00には、専門家や職員によるガイドも実施されています♪
野外には撮影小屋も設置されていて、より近くで迫力ある野鳥の写真を撮影したい方はこちらを利用することもできます。

寒い冬も白山周辺エリアには大自然を満喫できる場所がたくさんあります♪

皆さま、遊びに来てくださいね♪

*** 白山国立公園パークボランティア写真展2019 ***********

会 場: 福井県自然保護センター本館1階 レクチャーホール

     〒912-0131 福井県大野市南六呂師169-11-2 Tel. 0779-67-1655
     福井県自然保護センターのホームページはコチラ

時 間: 午前9時~午後5時

休館日: 月曜日(祝日を除く)

     祝日の翌日(土・日・祝日を除く)

入館料: 無料

主 催: 環境省 中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

     お問合せ: 076-259-2902

♪♪ 次回、会場決定 ♪♪

220日()310()は石川県加賀市にある加賀市鴨池観察館で開催します!

展示写真が一部入れ替わります。こちらもぜひお越しください♪

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2018年12月27日冬のおすすめスポット「ブナオ山観察舎」♪ 白山国立公園プチ写真展も開催!

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

年末年始にかけて、全国的に寒波に見舞われるという予報ですが、白山自然保護官事務所のある石川県白山市白峰はここのところほとんど雪がありません。

12月第2週に雪が降り、今年初の朝日にキラキラ輝く雪景色にテンションが上がったのは夢だったのか・・・気温が上がり、雪は溶けてしまいました。

(事務所前を流れる手取川の様子。左:12月10日、右:12月25日撮影)

豪雪によって育まれる白山の豊かな生態系を思うと、雪が降らないのは切実な問題です。 地域のスキー場にとっても雪は降ってもらわないと困るもの・・・
この寒波で山に雪がしっかり積もるようにと願っています。雪道運転は怖くてたまらないので、複雑な心境ですが・・・雪よ来い!

■ 冬のおすすめスポット『ブナオ山観察舎』
さて、豪雪がもたらす水によって豊かな自然が育まれる白山には、さまざまな動物が生息しています。特にツキノワグマやニホンカモシカなどの大型獣の生息密度が高く、重要な生息地となっているため、白山は国指定鳥獣保護区にもなっています。そして、白山には動物たちの" 野生の姿 "を観察できる施設があるんです!!

その名は「ブナオ山観察舎」。
白山の冬のおすすめスポットの1つです。

(ブナオ山観察舎。12月27日撮影)


ブナオ山観察舎は、石川県白山市の一里野スキー場の少し奥、白山白川郷ホワイトロード(冬期閉鎖中)のゲート直前にあります。山毛欅尾山(ぶなおやま、標高1,365m)南斜面の対岸に立地している施設で、11月中旬頃~5月上旬という冬の間だけ開館しています。
※年末年始(12月29日~1月3日)は休館。

■ おすすめの理由
世界有数の豪雪地帯である白山では、積雪期、植物はほとんどが雪の下に埋もれてしまうので、動物たちは食料探しに苦労しています。
しかし、雪崩が多発する日当たりのよい急斜面では植物が顔を出しやすくなります。


(山毛欅尾山の急斜面。手前の黒い物体は双眼鏡。2018年1月撮影)

このため、カモシカ、ニホンザル、イノシシといった動物たちは雪崩や滑落の危険を冒して、食料を求めて急斜面に集まってきます。ブナオ山観察舎は、このような動物たちが集まる急斜面を観察できるように建てられているんです!

(急斜面を歩くイノシシ!2018年1月撮影)

私はまだ遭遇したことはありませんが、時には、この斜面で命を落としてしまう動物もいるそうです。しかし、死んでしまった動物は、クマタカのような猛禽類やホンドギツネ、ホンドテンといった肉食動物にとって貴重な食料になっていく...こんな野生のドラマが繰り広げられることもあるそうです。

春先には冬眠明けのツキノワグマも頻繁に観察できるので、動物好きにはたまりません♪さらに、運が良ければクマタカやイヌワシなど、絶滅危惧種になっている猛禽類に出会えることも!


■ 動物観察初心者でも見つけられる?
動物観察なんかしたことない...という人でも大丈夫!
常駐するスタッフが動物の居場所を常に観察していて、動物のいる場所を上手に教えてくれます。また、常連のお客さんから動物たちのおもしろいエピソードを聞かせてもらえることもあります♪


(建物のすぐそばでカモシカに出会うことも!12月22日撮影)

■ 服装は?
室内とはいえ、氷点下の世界に建つ建物です。冷え込むので、十分暖かい服装でお出かけください。
また、現地への道路は積雪や凍結があるので、スタッドレスタイヤやチェーンなどが必須です。なお、道路から観察舎までは雪の上を歩くことになるので、長靴やスノーブーツがおススメです!!


(ブナオ山観察舎入り口。左:2018年12月27日、右:2018年1月7日)
今日(左の写真)はほとんど雪がありませんでしたが、約1年前は右の写真のような状態だったので、年末の寒波できっと・・・。

■ イベント&写真展も開催!
年明けには「冬のブナオ 冬休みdays」というイベントが開催されます!そして、この期間中、「白山国立公園プチ写真展」も同時開催します♪

♪ 冬のブナオ 冬休みdays ♪
 期間:2019年1月4日(金)~10日(木)
 主催:石川県白山自然保護センター
 問合せ:076-256-7250(ブナオ山観察舎)

イベント期間中、来館者はブナオ山観察舎オリジナルガチャガチャができるそうです。中身はブナオ山観察舎で撮影された動物たちのオリジナル缶バッチ♪♪
数量限定だそうですよ!私も欲しい!!

♪ 白山国立公園プチ写真展 ♪
 期間:2019年1月4日(金)~1月中旬
 主催:中部地方環境事務所白山自然保護官事務所
 問合せ:076-259-2902(白山自然保護官事務所)

(写真展は階段壁面でプチっとやっています♪)

新年は楽しいブナオ山観察舎にぜひお越しください♪

*****ブナオ山観察舎情報**********************
「ブナオ山観察舎」、「冬のブナオ 冬休みdays」について詳細は下記をご覧ください。

石川県白山自然保護センター

イベント情報 楽しもう!白山麓days
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2018年11月28日白山国立公園の冬支度

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。


ニュースなどで「この冬は暖冬」というのを耳にし、安心しきって過ごしていたら、「暖冬のときはどか雪が降る」と地元の方に釘を刺された白山自然保護官事務所の大石です。人生初の豪雪を体験した昨シーズンに続き、この冬はどんな経験ができるのか、どきどきしながらも楽しみです。

ところで、白山は今、どんな姿かというと・・・・

(勝山市から見た白山 11月27日撮影)

ご覧の通りすっかり雪化粧をしています。

石川県の市ノ瀬や別当出合、岐阜県の大白川など登山口周辺の道路は、すでに冬期通行止めとなっていますので、白山方面へお出かけの際は、道路状況の確認をお忘れなく!


さて、別当出合への冬期通行止めが始まるずっと前、10月20日(土)の話です。

パークボランティアの皆さんと別当出合周辺で、毎年恒例となっている看板等の冬支度を実施してきました!

この日は別当出合の紅葉がピークであろうということでしたが、雨こそ降っていないもののガスで眺望は効きませんでした。そんなお天気でも、大勢の方が集まり、わいわい楽しく作業しました!

まずは、看板の表面を拭いて今シーズンの汚れを落とします。

(拭き掃除!)

そして、看板の表面が雪で傷つかないようにブルーシートで覆っていきます。


(大きなブルーシートで看板をすっぽり覆います)
しかし、白山国立公園パークボランティアの皆さんはブルーシートを被せるだけであっても、ひと味違います。
周辺の地形や毎年の経験から、
「ここは風が吹き抜ける場所だから特にしっかり止めておいた方がいい」
「雪に埋もれてしまうまでは風の影響を受けやすいからもう一箇所固定しておこう」
など、互いに意見を出し合って確実に看板を固定していきます。

普段から白山の自然を見ている皆さんだからこそできる工夫があって、見ほれてしまいます。

さらに、砂防新道の登り専用路と下り専用路の分岐では、一方通行を案内する看板の取り外しを行いました。こちらの看板は冬の間、事務所で保管するため、担いで下っていただきました。

(男性陣が担いできた看板を、女性陣も試しに担いでみますが・・・)
男性陣が担いできた看板を、別当出合(平地)で女性陣も試しに担いでみますが・・・重いし長い。登山道でこれは運びづらい!!ということで、担いでくださった男性陣に改めて感謝です。

テキパキと手際よく作業されるパークボランティアの皆さんが大勢集まったため、今回の作業もあっという間に終わってしまいました。パークボランティアの皆さん、いつもご協力ありがとうございます!

撤去した看板たちは事務所で保管され、来春の雪解けまで、しばし休憩です。
これから白山は冬山へ。純白の雪に厚く覆われる日ももう間近です。

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2018年11月02日登山道情報in三方岩岳

白山国立公園 白山 鈴木 政裕

みなさん、こんにちは!

先日の1025(木)に三方岩岳の巡視に行ってきたので登山道の情報をお伝えします。

ホワイトロードも紅葉真っ盛りです。

(ふくべの大滝)

(栂の木台駐車場より)

三方岩岳は白山白川郷ホワイトロードの中に登り口があります。

今回は栂の木台駐車場から登っていきます。

ここの階段は今年に工事を行い、歩きやすい階段になりました!

昨年までは雪で壊れていた橋も新しく作り直されました!

歩いて25分で展望台に着きます。

ここからは三方岩岳や白山が見えます。

ベンチもあるのでここで景色を見ながらご飯を食べるのも良いかもしれないですね!

(展望台から見た三方岩岳)

ここから今年に完成した、三方岩岳に続く道を歩いていきます!

尾根を歩くため非常に景観も良く草刈りも綺麗にされているため歩きやすいです!

道沿いには赤く染まったナナカマドの実が綺麗に実っています。

シャクナゲも見られました。

今回はハクサンシャクナゲとホンシャクナゲの2種類を確認出来ました。

知り合いに見分け方を教えてもらったのですがこれがなかなか難しいです...。

(ハクサンシャクナゲ)

(ホンシャクナゲ)

ホンシャクナゲ:葉はくさび形で葉の裏には毛が密集しており淡褐色。花冠は7裂。

ハクサンシャクナゲ:葉の基部は円形か淺心形で葉の裏毛が密集していて灰褐色、または無毛。

初夏にはシャクナゲも咲き非常に綺麗な光景になると思われます。

30分ほど歩くと三方岩岳の少し下の登山道に出ます。

この分岐から25分で三方岩岳です。

三方岩岳山頂に到着です!

この日は多くの人が三方岩岳から景色を楽しんでいて、非常に賑やかでした!

三方岩岳からは富山方面は笈ヶ岳や大笠山が見えます。

三方岩岳から見た笈ヶ岳は先端がとがっていて非常にかっこいいです!

大笠山も存在感がありますね!

石川方面では白山が見えます。

三方岩岳は全体的にそこまで標高を上がるわけではないので、比較的気軽に登る事が出来ます。

※気軽と行っても高山なのでしっかりとした登山装備で登りましょう。

景観も素晴らしく非常に良い山でした!

景色を見ながらゆっくり登山を楽しみたい方にオススメです!

ホワイトロードの全線開通は11月10日までなので気になる方はお早めに!

---------------------お知らせ------------------------

<市ノ瀬ビジターセンター閉館のお知らせ>

市ノ瀬ビジターセンターは11月5日(月)閉館予定です。

<中宮温泉ビジターセンター閉館のお知らせ>

中宮温泉ビジターセンターは11月11日(日)閉館予定です。

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2018年10月26日白山国立公園はただいま紅葉・黄葉シーズン真っ盛り♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
各地のアクティブ・レンジャーから紅葉情報が目白押しですが、白山からもお届けします♪♪

現在、白山国立公園の石川県と岐阜県を結ぶ「白山白川郷ホワイトロード」の紅葉が見頃を迎えています!2週間ほど前は標高1,500m付近の三方岩岳駐車場付近が見頃でしたが、標高の高い場所は葉を落とした木々の幹が目立つようになってきました。

(白山白川郷ホワイトロードからも見える山「大笠山」の標高1,500m付近の様子。10月21日撮影)

そして、紅葉・黄葉前線は麓へ向かってどんどん下降中です!

(標高1,350m付近、白山展望台駐車場から見えるブナ。10月23日撮影)


(標高1,100m付近の国見台展望台からの眺望。10月23日撮影)


(標高900m付近のふくべの大滝。10月24日撮影)

ブナ、ミズナラ、リョウブ、ダケカンバ・・・様々な木々がそれぞれ色づいてグラデーションがとてもきれいです。樹種によって色が違うのはもちろんですが、同じ樹種でも生えている場所や紅葉・黄葉の進み具合によって、色が変化していきます。さらに、同じ木の中でそれぞれの葉で色合いが違っていて、自然が作り出す美しさを楽しむことができます♪

福井県大野市にある刈込池も今週末に見頃を迎えそうだということなので、秋の白山国立公園へ遊びにお越しください♪

なお、この時期、日が傾くとグンと気温が下がりますので、お出かけの際は上着をお持ちくださいね。


*** お知らせ **************************
ただいま2つの写真展を開催中です!
白山地域の紅葉を見がてら、是非お立ちよりください♪
【 白山国立公園写真展 】
  期間:2018年10/24(水)▶11/12(月)
  会場:くろば温泉 (富山県南砺市上平細島1098)
  時間:10:00~21:00
 休業日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
  電話:0763-67-3741
 URL:http://www2.tst.ne.jp/sasara/index3menu6.html
 駐車場:有り
アクセス:<マイカー>東海北陸自動車道「五箇山IC」から約3分 
 観覧料:無料 (※温泉に入浴する場合は料金が必要です)
  主催:環境省中部地方環境事務所白山自然保護官事務所
  共催:南砺市
  後援:白山ユネスコエコパーク協議会
  協力:上平観光開発株式会社

【 レンジャー写真展 】
  期間:2018年10/25(木)▶11/15(木)
  会場:古今伝授の里フィールドミュージアム 篠脇山荘
     (岐阜県郡上市大和町牧912-1)
  時間:9:00~17:00
 休業日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
 観覧料:無料 (※他の施設に入館する場合は料金が必要です)
  電話:0575-88-3244
 URL:http://www.kokindenju.com/
 駐車場:有り(無料)
アクセス:<マイカー>東海北陸自動車道「ぎふ大和IC」から約7分
     国道156号線を利用「徳永」交差点から約3分

 主 催:環境省中部地方環境事務所

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2018年10月26日白山地域 富山県と岐阜県で写真展開催中♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
白山は山小屋の営業が1015日に終了し、山頂周辺では雪が降るようになりました。登山道でも夏期トイレや水場等が閉鎖され、冬支度が着々と進んでします。

白山への登山シーズンはもう終わりですが、麓の紅葉は見頃を迎え、絶好のお出かけシーズンになっています♪
白山白川郷ホワイトロードからの白山
(秋の白山♪ 10月23日 白山白川郷ホワイトロードで撮影)

今回は、こんな行楽シーズンまっただ中の白山地域へお出かけになる皆さまへ、現在2箇所で開催中の写真展のご案内をしますね。

【 白山国立公園写真展
まずはこちら!

(チラシ。クリックで拡大表示します)

富山県南砺市の五箇山地区にある「くろば温泉」で、白山に関する写真展「白山国立公園写真展2018」を1112日(月)まで開催中です!

白山自然保護官事務所の歴代(?)のレンジャーやアクティブ・レンジャーが撮影した絶景や動植物の他、白山国立公園のパークボランティアが撮影した貴重な野生動植物の写真も展示しています!

(写真展会場の様子)
白山国立公園、国指定白山鳥獣保護区、白山ユネスコエコパークの紹介もあるので「知らなかった!」というちょっとした学びもあるのではないかと思います♪ 皆さまぜひお越しください♪

<おすすめプラン>
ご存知の通り、五箇山は世界文化遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」にも登録されています。 私がプライベートで遊びに行くならば、白山の紅葉を見て、世界遺産を散策し、地元のおいしいものを食べて、温泉で温まって写真展を見る...なんてプランで観光すると思います。皆さま、いかがでしょうか?


【 白山・伊勢志摩・名古屋 レンジャー写真展2018
こちらは4月から白山・伊勢志摩・名古屋の3地域で巡回展示している写真展です。
10
11月は白山地域にやってきました♪

(チラシ。クリックで拡大表示します)

今回の会場は、岐阜県郡上市にある「古今伝授の里 フィールドミュージアム」の中にある「篠脇山荘」という施設です。

(写真展会場の様子)
写真展は「篠脇山荘」の廊下を利用させてもらっているのですが、この施設、とっても素敵なんです!

(篠脇山荘内の様子)
秋のお庭を眺めながらゆっくり過ごすことができる和室があるんです。
ここにいると、風が色づき始めた木の葉をゆらす音、秋の虫が鳴く声、お茶屋さんの方が奏でる三味線の音色など、癒される音が聞こえてきます。
そしてなんと、この素敵な和室は 利用予約が入っていなければ誰でも無料で過ごせちゃうんです♪

古今伝授の里フィールドミュージアム内には、篠脇山荘の他にも古今和歌集に関する展示館(有料)やとてもお洒落なフレンチレストラン、和を感じるお茶屋さんなどもあります! 周辺にはのどかな里山の景色が広がっているので、心穏やかにのんびりと過ごすことができますよ。
皆さま、レンジャー写真展を見に、古今伝授の里フィールドミュージアムにぜひお越しください♪

<おすすめプラン>
私がプライベートで訪れるなら、郡上市の白山国立公園エリア内 石徹白地区の樹齢1,800年と言われる「石徹白大杉」や「白山中居神社」などを観光し、古今伝授の里フィールドミュージアムで、ゆっくりと写真展を眺めたいですね。

皆さまのお越しをお待ちしています!

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2018年10月19日10月8日に市ノ瀬で自然観察会を行いました!

白山国立公園 白山 鈴木 政裕

みなさん、こんにちは。

白山も秋が深まり紅葉の美しい季節がやって来ました!

先日の10月10日に白山白川郷ホワイトロードに行ったのですが、今の時期は紅葉が見頃です。

ホワイトロードは11月頃には閉鎖してしまうので行くなら今のうちですよ!

さて、そんな晩秋の白山の麓で先日の10月8日(月)に環境省主催の自然観察会「市ノ瀬で山の恵みを感じよう」を開催しました!

最近は悪天候が多く、心配だったのですが当日は天候にも恵まれ思い出に残る1日となりました。

今回の日記ではイベント中の様子をご紹介したいと思います!

10:00 開会

参加者は全部で8名。

まず最初に市ノ瀬ビジターセンター1階で国立公園についての話や野外活動での注意点の説明をしました。

皆様真剣にお話しを聞いて下さり嬉しかったです!

10:20 花炭選択&解説

話が終わった後、市ノ瀬野営場に移動し講師の方から花炭についての解説です。

花炭というのは花や木の実などを原型を残したまま炭化させた物です。

インテリアとして使う事が出来、脱臭や除湿効果が期待できます!

その後こちらで用意した花炭素材の中から参加者に好きな物を選んでもらいます。

この素材はクリ、ドングリ、イタヤカエデの葉、オオバコの穂など様々な物を用意しました。

選んでもらった素材はスタッフが花炭にして、参加者に配ります。

皆さん夢中になって選んでいる姿が印象に残りました!

10:45 炭窯ツアー開始

花炭選択後に岩屋俣谷園地での炭窯ツアーを行いました。

また、岩屋俣谷園地には昔の人々が利用していた炭窯跡があり、そこで講師の方の解説を聞きます。

炭窯の作り方や使われ方など非常に気になる面白い内容でした!

また、石川県ガイドボランティアの方に市ノ瀬地区で昔に起こった洪水災害のことや動植物の解説などしていただきました。

ガイドボランティアの方曰く、市ノ瀬には昔、市ノ瀬集落があり、登山者や砂防工事関係者で賑わっていましたそうです。

温泉などもあり、白山登山を行う人たちの支えとなってきた場所でしたが、昭和9年7月の手取川大洪水により、集落は永井旅館を残してすべて流され、死者・行方不明者112名に上ったといいます。

市ノ瀬には大洪水の犠牲者のための慰霊碑があり現在でも慰霊に訪れる方がいるといいます。

また、炭窯ツアー中、イノシシやツキノワグマの痕跡が多く見られ、イノシシが体に付いたダニや寄生虫を落とすために泥浴びを行う、通称「ヌタ場」と呼ばれる場所やイノシシが食べ物を求めて地面を掘った後などが見られました!

また、ツキノワグマが樹皮を剥いだ後なども見られました。

クマが樹皮を剥ぐ理由についてはまだはっきりとは分かっていなくて、一説には樹皮の間にある養分をなめ取るための採食行動やメスへのアピールのためなどと言われているそうです。

こうして樹皮を剥がされた木は枯れてしまうことが多いそうです。

参加者の皆さんも興味深そうに観察してくれていました!

(左:イノシシが食べ物を探して地面を掘った後。右:クマが樹皮を剥いだ後。)

12:20 花炭配布

野営場に戻り、完成した花炭を参加者に配ります。

僕自身もわくわくしながら蓋を開けてみると......。

中の素材のほとんどが生焼け状態でした......。

残念ですがこればかりは仕方ないですね。

いきなりの実践だったのでこのような結果になってしまいました。

講師の方が言うには「火に掛ける時間が足りなかった」ということでした。

前もって一度練習しておけば良かったです......。

最後に新しく出来た市ノ瀬休憩所を見てもらい、閉会です!

13:30に国立公園センターにて解散しました。

予想以上に皆様楽しんでくれたようで嬉しかったです!
来年度も同じ様なイベントを開催出来たらと思っています。

また、今年度も冬の自然観察会を行う予定ですのでそちらの方にも是非参加下さい!

--------------------おしらせ-------------------------

【白山写真展開催】

レンジャーやパークボランティアが白山国立公園で撮影した写真を展示します。

興味のある方は是非お越し下さいませ。

会  場:くろば温泉 (富山県南砺市上平細島1098)

開館時間:午前10時~午後9時
休 館 日 :毎週火曜日

主  催 : 白山自然保護官事務所

共  催 :南砺市

後  援 :白山ユネスコエコパーク協議会

協  力 :上平観光開発株式会社

期  間 : 10月24日~11月12日

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2018年10月12日白山国立公園 市ノ瀬で過ごす 秋のくつろぎ時間♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

この夏は暑い日が続いたかと思ったら、次は雨雨雨・・・。8月下旬からは予定していた行事がことごとく雨天や台風接近で中止になり、私には心のビタミン白山が不足した日々が続いていました。

しかし、ようやく秋晴れのもとでくっきりと白山を見られる秋らしい日に出会えるようになってきました!

(秋晴れの白山。岩屋俣谷園地の白山展望台で10月3日撮影)
山頂付近はもう秋も終わりという様子ですね。

こんな秋が深まりつつある10月3連休の最終日、8日に市ノ瀬休憩所の完成記念式典が行われました。式典が執り行われた3連休は、台風25号が接近し、開催が危ぶまれましたが、フタを開ければ快晴のとても気持ちの良い1日になりました♪


(市ノ瀬休憩所完成記念式典の様子。ガラスに青空が映っています!)
そしてついに、市ノ瀬休憩所が皆さまにご利用いただけるようになりました♪

この市ノ瀬休憩所、9月21日の鈴木アクティブ・レンジャーの日記にもありますが、本当に居心地がいいのです。

私のイチオシは、何と言ってもテラスのデッキチェアです!
ここに座って市ノ瀬の木々を眺めていると時間を忘れて過ごせそうなんです。完成記念式典当日の朝、試しに座ってみたんですが、立ち上がるのが嫌になるくらい、居心地がよかったですよ!

(テラスに設置されるデッキチェア)

コーヒーなどをボトルに入れて持参して、デッキチェアでゆっくりくつろぐ。
私がやってみたいことリストに加わりました♪
あ、これからの季節、ブランケットもあると良さそうですね。

このデッキチェアは、10月13日(土)の午後に本設置される予定です。
皆さま、ぜひご利用ください♪

また、この施設には、屋外の階段を下りると地下1階に更衣室もあります。登山の前後に着替えが必要な方は、こちらをご利用ください。

(左:更衣室の入り口付近。右:更衣室の中の様子。こちらは男子更衣室)

なお、市ノ瀬休憩所の開放時間は、8時45分~17時までです。
夜間は施錠するので、施設内に忘れ物をなさいませんようお気をつけください。



気がつけば白山の紅葉・黄葉前線はどんどん山麓へ向かって下りてきています。
現在は標高1,400m付近が見頃でしょうか?
標高800mほどの市ノ瀬に紅葉・黄葉前線がやってくるのも もうじきです。

新しくオープンした休憩所あり!温泉あり!秋の広葉樹林ハイキングや白山の眺望を楽しめる岩屋俣谷園地あり!渓畔林を散策できる市ノ瀬園地あり!秋の星空観察にぴったりなテントサイトもあり!
こんな市ノ瀬で秋を感じながらくつろぎのひとときを過ごしてみませんか?

< おまけ >

市ノ瀬にはドロノキというヤナギの仲間がたくさん生えています。
ドロノキという木は、8月頃から秋にかけて種子を綿毛で飛ばすのですが、綿毛が飛ぶ様子がとても幻想的です。もう綿毛のシーズンはほぼ終わりですが、まだ見られるかもしれません。お天気が良ければ空を見上げてみてくださいね。

(市ノ瀬に舞うドロノキの綿毛。雪が舞っているようにも見えます)



*** お知らせ **************************
ただいま市ノ瀬ビジターセンターで「市ノ瀬 今昔プチ写真展」を開催中です。
枚数はあまりありませんが、昭和初期の市ノ瀬の様子を垣間見ることができます。よろしければお立ち寄りください♪

 会 場 :市ノ瀬ビジターセンター (石川県白山市白峰ノ-35-1)
 開館時間:午前8時45分~午後5時
 休館日 :開館期間中は毎日開館
 観覧料 :無料 (入館無料)

 主 催 :白山自然保護官事務所

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