ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年1月

4件の記事があります。

2021年01月21日冬の一の瀬

中部山岳国立公園 関根陽太

中部山岳国立公園管理事務所の関根です。

Facebookで「アクティブ・レンジャーが選ぶ最高の1枚!」企画でも取り上げましたが、乗鞍高原一の瀬が最高です!

  

Facebookに載せた写真を撮影した日は、雲が出ていましたが、

その後、環境省施設の確認に訪れた日は、晴天で最高の天気でした。

  

冬の一の瀬へは、車道が除雪されていないので歩いて向かいます。

初心者の方は、乗鞍観光センターからスタートするのがオススメです。

  

この日は、管理官とともにクロスカントリースキーを使いました。

スノーシューなどを使う方々も多いです。(乗鞍高原でレンタルもできます!)

  

30分前後歩くと、一の瀬が広がります!

 

  

まいめの池、ツツジ園などから見る冬の乗鞍岳も美しいです。

小山を登ったり滑ったりするのも冬ならではの楽しみです。

 

  

トイレは、ネイチャープラザ一の瀬横にあります。(環境省設置のトイレです)

簡易的な冬期使用のぼっとんトイレで開設していますので、使いづらい方や心配な方は携帯トイレをオススメします。

携帯トイレは乗鞍観光センター等で販売しています。

  

冬の乗鞍高原も魅力がいっぱいです!

  

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 中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2021年01月13日トゲのような氷

則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

事務所への進入路の木の枝の写真です。枝に氷がトゲのように付いています。今朝見つけました。

樹霜

「樹霜(じゅそう)」と呼ばれる現象のようです。空気中の水蒸気が霜になり、木の枝に直接付着して針状や樹枝状の結晶が作られました。

写真は針状がほとんどですが、よく見ると枝分かれしているものがあります。

さて、「アクティブ・レンジャー国立公園写真展」を長野県山ノ内町で開催中です。

■場所 楓の館(長野電鉄湯田中駅旧駅舎)

■期間 令和2年12月26日(土)から令和3年1月17日(日)まで

■時間 10時から20時まで

会場の隣には日帰り入浴施設があります。そのついでにでもご覧ください。

この写真展は、上信越高原、妙高戸隠連山及び中部山岳の3つの国立公園で働く環境省アクティブ・レンジャーが、日々の活動で撮影した景色や動植物、国立公園に関わる人の活動の様子などを展示する写真展です。

各国立公園に置かれた管理官事務所と自然保護官事務所が持ち回りで開催しており、この後は新潟県妙高市「道の駅あらい くびきの情報館」で2月1日から開催予定です。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

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2021年01月08日スキー場巡視

上信越高原国立公園 万座 飯島久美子

万座温泉スキー場の巡視を行ってきました。

2019年の台風19号被害を受けたコースの復旧工事が終わり、最近オープンしたとのことで現地を確認してきました。

天気にも恵まれ、非圧雪コースはパウダースノー、

圧雪エリアは程よくしまった柔らかな雪で最高のコンディションでの巡視となりました。

↑ 復旧工事によりリニューアルした、エキスパートコース。

スキー場職員と順番に滑走し、コース全体を確認して危険個所がないか確認しました。

職員の案内のもと、周辺の樹林帯も含めチェックしてきました。

滑りながら、他コースの安全確認もしてゆきます。

晴れていると万座温泉スキー場上部では、長野県側の山をきれいに望むことができます。


↑ 黄色の丸の中は、北信五岳(飯縄、戸隠、 黒姫、妙高、斑尾)方面です。

上部は雲に隠れていましたが、よーく見ると美しい山並みが確認できました。

下写真は志賀高原の笠ヶ岳(笠岳)です。(黄色矢印箇所です。)

↑ 笠ヶ岳(笠岳)

スキー場を熟知した職員との巡視は、最短でコースをすべて見る、

無駄のない丁寧な滑りでとにかく移動がはやく驚きの連続でした・・。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越高原国立公園の利用においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや3つの密を避けるといった「新しい生活様式」の実践をお願いします。また、上信越高原国立公園へお出かけの際には、上信越高原国立公園のページ<https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/>、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認ください。皆様のご協力をお願いします。

厚生労働省「新しい生活様式の実践例」

<https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html>

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2021年01月07日しめ飾り

伊勢志摩国立公園 志摩 小川美代子

 伊勢志摩国立公園パークボランティアでは、自然保護に活用するための調査や研究活動を行っています。

 12月には、伊勢志摩地域の「しめ飾り」調査の一環で、しめ飾り作りを行いました。

 しめ飾りは神域や善良な人の家を魔物に示し、近づかないように知らせる印です。

 材料ですが、わら、ダイダイ、アセビ、ユズリハ、ヒイラギ、ウラジロ、シデ(半紙で作った紙の飾り)などです。志摩地方の米の収穫は8月が中心。しめ飾り作りにわらが必要だと気づいたときには米の収穫が終わっていて、確保できるかどうか心配でしたが、パークボランティアが集めてきてくださいました。他にも、ヒイラギやダイダイなども提供していただきました。アセビ、ユズリハ、ウラジロは確認しながら収集したり、シデを作ったりしました。

 伊勢志摩地域のしめ飾りは、横綱と垂れの大きく二つに分かれます。わらをきれいに整えて、横綱として50本程を3束、垂れとして30本程を5束作ります。横綱は3束をねじりながら編み込み、垂れはその横綱につけていくという行程になります。

<横綱>            <垂れ>          <完成>

  

 私は、力まかせに作業をして形がいびつになってしまいましたが、パークボランティアは作り慣れていて、短時間にきれいなしめ縄ができていました。ここまでにおよそ90分、思ったよりも時間がかかりました。

 次は飾り付けです。

 それぞれの飾りにも、意味があることが分かりました。

わら・・・日本人の主食である米に感謝し、豊作を願います。

ダイダイ・・・ユズリハとあわせて「代々ゆずる」。子孫繁栄を願います。

アセビ・・・毒のある葉で魔物をよせつけないようにします。

ウラジロ・・・葉の裏が白いことから、清い心を表します。

ユズリハ・・・新葉が成長してから、旧葉が落ちるので、スムーズな世代交替を祈ります。

ヒイラギ・・・魔物が入らないように葉の鋭いとげで退散させます。

シデ・・・神域であることを魔物に知らせます。

木札・・・家内安全や商売繁盛などを祈ってつける守り札です。

 飾りは、飾る順番が特に決まっているようではありませんが、飾る位置はおおむね決まっていました。ユズリハ、ウラジロ、木札は中央の垂れに、アセビ、ヒイラギは左右の端の垂れに、シデは間の2・4番の垂れに、ダイダイは横綱の太い方から1・2番目の垂れの間、横綱につけます。

 志摩地域は木札に「笑門」が記されているものが多いですが、伊勢鳥羽地域では「蘇民将来子孫家門(そみんしょうらいしそんかもん)」(旅の途中の須佐之男命(すさのおのみこと)に宿を貸して、もてなした蘇民将来の子孫である)と記されたものが多いです。

<ウラジロ>          <ユズリハ(ヒメユズリハ)>   <アセビ>

  

<ヒイラギ>         <木札・蘇民将来子孫家門>

 

 出来上がったしめ飾りは、端がふぞろいだったり、ほつれていたりなどいつも買ってくる既製品とは違っていますが、自分で作ると愛着が生まれるものです。最後に下手な字で木札に「笑門」を書いて仕上げ、自宅の玄関に飾りました。

<完成したしめ飾り>

 年が明けて3日、玄関の戸を開けたら、ヒイラギが落ちていました。「魔物が入り込む・・・」とあわてながら「このしめ飾りで一年間大丈夫だろうか。きちんと玄関についているだろうか。」と不安になりました。実は、この伊勢志摩地域は一年中しめ飾りが玄関などで飾られている風習があり、私の家でもずっとそうしてきました。この先、嵐や台風が来るたび、しめ飾りは大丈夫かなと悩む年になりそうです。

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