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アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年6月

16件の記事があります。

2019年06月27日白山国立公園おすすめ絶景ポイント!岐阜県白川村の大白川園地♪

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
突然ですが、こちらの絶景はご存知でしょうか?

(落差72m!大迫力の滝)
これは岐阜県白川村にある「白水(しらみず)の滝」。
初夏から秋の限られた期間にしかアクセスできない絶景ポイントです!
今日はこの絶景ポイントがある大白川園地をご紹介しましょう♪

6月19日、大白川園地が位置する岐阜県白川村で「白山山開き」が開催されました。

(白山山開き)
開催場所は「平瀬温泉郷」や「道の駅飛騨白川」などがある平瀬地区。
ここは岐阜県側から白山へ登る「平瀬道」の入り口にあたります。このため、毎年、平瀬道を利用する登山者の安全を祈念して山開きの神事が執り行われています。
ちなみに平瀬地区は、世界文化遺産白川郷合掌造り集落から国道156号を南に車でたったの約15分の距離です!

ここからさらに県道白山公園線を約15km進むと、平瀬道の登山口がある「大白川(おおじらかわ)園地」に到着します。

■ 大白川園地
この園地には豊かな自然が残り、最初にご紹介した「白水の滝」のほか、ブナの森、湖など、見どころがたくさんあります♪

(白水湖)
見どころのひとつ、白水湖(はくすいこ)。
湖水がエメラルドグリーンに見えて、神秘的な雰囲気であることでも知られています。この日は雨上がりで曇り空だったため美しい色を楽しむことはできませんでしたが、それでも心癒される静かな景色を堪能できました♪

さらに!
この園地にはキャンプ場やロッジに加え、露天風呂もあります。
このため、登山をする人もしない人も大自然をゆったりと満喫できる場所になっています♪ 標高は約1,300mで、夏でも涼しく、これからの季節は特におすすめです。

(ブナやミズナラの巨木に囲まれたキャンプ場)


(山々と湖を眺めながら浸かることができる大白川露天風呂)

そして生きものもたくさんいます!
園地内では鳥の囀りが聞こえ、ユキザサやチゴユリ、オオバミゾホオズキなど様々な花に出会うことができました。ピンクの花がキュートなベニバナイチヤクソウも見ることができました♪

(ベニバナイチヤクソウ。6月19日撮影)

また、チョウもたくさん舞っていましたよ!

(こちらはサカハチチョウ♪)
いかがでしょう?
美しい景色も生きものも多く、素敵なところだと思いませんか?

今回、私たちは施設等の現場確認を目的に出かけたため、ゆっくりする時間がありませんでした。仕事で行っているので仕方ないのですが、日帰り(しかも午後だけ)はあまりに時間が短すぎる...。「1週間くらい休みを取って、ここでゆっくり過ごしたい!」と夢を語り合いながら私たちは大白川園地を後にしました。

皆さんは、ぜひゆっくりと大白川園地をご堪能ください!

***【 事前にご確認ください 】********************
■ 県道451号線(白山公園線)の道路状況
平瀬地区と大白川地区を結ぶ県道白山公園線は、5月31日から冬季通行止めが解除され通行可能になっています。
なお、気象状況等により通行規制が実施されることがありますので、ご注意ください。事前に岐阜県の下記サイト等でご確認のうえ、お出かけください。
 岐阜県 道の情報

■ キャンプ場とロッジ
営業開始時期はキャンプ場(白山ブナの森キャンプ場)が7月上旬、ロッジ(白水湖/白山レイクサイドロッジ)が7月中旬の予定です。
詳細は下記ホームページをご確認ください。
白川村ホームページ
大白川園地
************************************

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2019年06月26日湯ノ丸山、満開のレンゲツツジと森の妖精

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

6/26(水)、梅雨の晴れ間を狙って湯ノ丸山の登山道の巡視に行って来ました。

この時期、湯の丸高原は天然記念物のレンゲツツジが見頃を迎え、多くのハイカーが訪れます。

一目60万株とも言われるレンゲツツジと牧場の牛がハイカーを迎えてくれます。

【満開のレンゲツツジ】

【レンゲツツジをバックにくつろぐ牛達】

【レンゲツツジ群落を散策するハイカー】

そして登山道添いには様々な高山植物も花を咲かせています。

【ウマノアシガタ】

【イワカガミ】

湯ノ丸山(南峰)の山頂に着くと大勢の登山者が景色を眺めながら

お昼を食べています。

【湯ノ丸山山頂から烏帽子岳を望む】

南峰から北峰へ向かい、更にその先の角間峠を目指します。

【湯ノ丸山北峰の山頂】

しかし出発が遅かったこともあり、角間峠まで行く

時間がないと判断、残念ながら北峰の少し先で引き返すことにしました。

とその時、登山道脇の茂みから何か小さな動物が出てきました。

森の妖精:オコジョです!

【体長15cmほどのオコジョ】

そして私の足下を走り回ります。

人なつっこくてとてもかわいいですね。

オコジョは見かけによらず結構気性が荒いようで

自分より大きな相手を襲うこともあるそうです。

でもやっぱり見た目はかわいいの一言につきますね!

皆さんもレンゲツツジやこのかわいい森の妖精に出会える

湯ノ丸山をぜひ訪れて見ませんか?

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2019年06月25日ギャラリープラザ長野で上信越高原国立公園指定70周年記念写真展を開催しています

長野 荒井 歩

7月11日(木)まで、長野市にある公益財団法人八十二文化財団のギャラリープラザ長野にて上信越高原国立公園指定70周年記念写真展を開催しています。

土日休館となりますが、八十二銀行さんのクイックコーナーでお金を引き出すついでに写真を見ることができます。

もちろん、写真展だけ見に来て頂くのも大歓迎です!

街中で、四季折々の雄大な自然を感じて頂ければ幸いです。

上信越高原公園をはじめ、中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園内の市町村のパンフレットも置いています。ご自由にお持ち下さい。

上信越高原国立公園指定70周年記念写真展は上信越高原国立公園内の各市町村で開催しています。

毎月、下記ホームページのトピックスにて開催情報を更新しております。お近くにお立ち寄りの際はぜひご来場ください!

信越自然環境事務所HP http://chubu.env.go.jp/shinetsu/

上信越高原国立公園HP https://www.env.go.jp/park/joshinetsu/

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2019年06月20日セブンイレブンで戸隠限定デザインの携帯トイレ発売開始!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

雨飾山では全国初の『携帯トイレ自動販売機』の運用を始めたり...

 

「携帯トイレといえば戸隠自然保護官事務所(!?)」というくらいに普及啓発を行ってきた我々...ついに悲願達成!下界でのオリジナルデザインの携帯トイレ発売開始にこぎつけました!

 

そう!なんと24H営業のコンビニエンスストア「セブンイレブン花咲町店」で戸隠限定デザインの携帯トイレの販売が始まったのです!!!

 

実はこれ...かなり画期的な取組み!!!

大きくスペースもとっていただいて販売しています。

01とっても広いスペースで販売中

 

なぜこのセブンイレブンかというと...この2つがポイント!

 

①戸隠や飯綱高原に来る人にとっての最後のコンビニであること

②登山前の朝早い時間にも購入可能なこと

 

オーナーさんがかなり好意的に話を聞いて下さり、実現!さらに妙高戸隠連山国立公園の山が大好きだという店員さんがこのスペースを作って下さいました!

02手書きポップが目も引きます!

 

私が実際の使用感を語るポップも飾ってあります!

03実際の中身はこんなかんじ

 

戸隠限定の携帯トイレは、われらのシンボル、カッコいい「戸隠連峰」を強調したデザインです。

04かっこいいデザイン

 

○改めて...なぜ『携帯トイレ』なのか?

飯縄山・戸隠山・高妻山・黒姫山・雨飾山など、この地域の山の上にはトイレはありません。また、山小屋などはなく、6~10時間ほどの行程の日帰り登山の山です。

 

トイレを作るといっても水の確保・維持管理・マンパワーなど、様々な観点から簡単にできることではありません。

 

であれば、自分でしたものは自分で持ち帰る。みんなで気持ち良く、きれいに山を使おう!というわけで『携帯トイレ』です。

 

飯綱高原・戸隠地域には、下山後に使用済みトイレを捨てる『回収ボックス』があります(雨飾山にもありますよ!)。

05回収ボックスの場所です

 

余談ですが...『携帯トイレブース』はバイオトイレや水洗トイレと比べて、モノがそこに残らないので、ブース内が臭わない!というメリットもあります!

 

1つ500円。お土産にもなるかも!?

ぜひ皆さん、登山のお供にリュックに一つ『携帯トイレ』♪

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2019年06月19日事業決定の作業

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

「国立公園事業の決定」のための資料作りで室内作業の日々が続いています。

「公園事業」というのは、「公園計画」に基づいて決められている、国立公園の利用や保護のための施設のことを言います。公園事業には、登山道やホテル、キャンプ場など様々な種類があり、公園を安全で快適に利用したり、より深い自然体験をしたりする上で、重要な役割を持つものです。

志賀高原地域では、平成31年1月に公園計画が新しくなりました。この新しい公園計画では、国立公園の利用や保護のために必要と考えられる施設の大まかな位置や整備方針が決められています。これに基づいて、それぞれの施設について、より具体的な位置や規模(路線距離、区域面積、収容人数など)を検討します。

今は、検討した結果を資料にまとめる作業をしています。

今回、国立公園を利用してもらうために必要な施設として、

・車道

・歩道(登山道や散策路などを「歩道」と呼んでいます)

・野営場

・避難小屋

・索道運送施設(リフト、ゴンドラ)

の事業決定を予定しています。

参考までに、当所で作成した資料を基に、信越自然環境事務所と環境省国立公園課で内容が吟味され、環境省案となります。環境省案は中央環境審議会に諮問され、環境大臣への答申後、官報告示されることで事業決定となります。

さて、事務所のすぐ近くにある蓮池(はすいけ)ではレンゲツツジが満開です。

蓮池のレンゲツツジ

志賀高原では6月29日(土)、30日(日)に「新緑のクラフトフェアin志賀高原」が志賀高原歴史記念館の庭園で行われます。クラフトなどで80店以上、飲食は10店以上の出店が予定されています。

どうぞお出かけください。

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2019年06月17日黒姫山開山祭が行われました!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

6月16日(日)、信州しなの町観光協会主催の黒姫山開山登山が行われました。天気は雨なので、無理して山頂まで行かず、新道分岐まで歩く行程に変更。

01登山口でごあいさつ

 

古池種池の入り口には登山届け提出BOXがあります!

昨年のものとデザインが一新されて提出しやすい雰囲気に♪

02古池種池への入り口

 

種池に着くと、足下はオタマジャクシだらけ。水面がうねっていました!!!

03種池にはオタマがいっぱい!

 

小雨が降っていますが、楽しい行軍。

おしゃべり&生き物観察をじっくりしながら歩きます。

04雨ですが、楽しい行軍

 

古池に着きました。枝の先をよ~~く見ると・・・

05古池に到着・・・

 

泡の塊、モリアオガエルの卵塊を発見!!!遠くの木にも発見!

06この時期の古池といえば・・・

 

古池を一周していたら、産卵中のモリアオガエルも見つけました!これにはみなさん、静かに喜びの歓声をあげて写真撮影です(゜∀゜)!!!

07モリアオガエル!

 

古池でじっくり生き物観察を楽しんだら、新道分岐までは登山道を歩きます。

雨が降っていますが、森の中なのでほとんど濡れません(^^♪

08新道分岐までの登山道はふか~い森

 

強めな「熊の爪痕」を見つけて感動!木が成長したせいか、昨年よりも溝がより深くなっています。

09熊の爪痕もあります!

 

ヒメホウキタケと思われるキノコも発見。

ゆっくり歩くと、じっくり観察できるので参加者のみなさんも満足♪

10ヒメホウキタケ??

 

「癒やしの滝」と噂のマイナスイオン全開のこの場所、この日もとっても美しかったです。

11徒渉する場所も美しい

 

一際目立つクリンソウ。写真を撮る角度について、参加者の方と議論になりました。笑

12クリンソウのお花満開

 

道中、木の幹を見るとハルゼミの抜け殻もたくさんくっついていました。

13ハルゼミの抜け殻もいたるところに

 

ヒメキマダラヒカゲの幼虫がリュックにくっついていました。「顔が可愛い!!」と参加者のみなさんとも大盛り上がり。

14ヒメキマダラヒカゲの幼虫!

 

ゆっくり歩く黒姫山は森の雰囲気を存分に感じられて気持ち良いです。雨の時こそ本領発揮をするのが黒姫山。ぜひみなさんも一度足を運んでみてください。

15美しい森です!

 

新道分岐まで到着して、下山。午後は戸隠を散策しました。

16午後は戸隠を歩きます

 

山頂へは行けませんでしたが、じっくり観察&おしゃべりをしながら歩いた雨プロは大成功!1日ひどい雨にもあわずみなさん大満足で解散しました。

17しっかり歩いて満足!

 

次は山頂まで行くぞー!と意気込んで解散。秋の閉山登山もあるので、ぜひ信州しなの町観光協会のHPFacebookで情報収集してみてください♪

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2019年06月17日白山夏山シーズン前の避難小屋清掃は激しかった(!?)

白山国立公園 白山 大石佳織

みなさん、こんにちは。
いよいよ来週7月1日に白山夏山開きです!
今シーズンはどんな出会いがあるのでしょうか?今から楽しみです♪

さて、先日69()、パークボランティアの皆さんと2回目の開山準備として、甚之助避難小屋の清掃と砂防新道の一方通行看板の設置に行ってきました!

この日はあいにくの雨模様。

レインウェアを着込み、甚之助避難小屋へ向かいます。
しかし、パークボランティアの皆さんは、雨であっても道中を楽しむことを忘れません。オオバミゾホオズキの黄色い花、イワナシのピンク色の花、キヌガサソウの大輪の白い花などを楽しみながら登りました。

(キヌガサソウ 6月9日撮影)

この日の目的地である甚之助避難小屋は、石川県白山市の別当出合登山口から室堂や山頂を目指すルート「砂防新道」の標高約1,950mにあります。通年で開放されているため、毎年夏山シーズンが始まる前にパークボランティアの皆さんと冬の間の汚れをきれいにしています。

この小屋は昨年度、台風の強風によって屋根が吹き飛びました。
応急処置をして冬を越し、この夏に修繕工事予定ですが、現在も雨漏りしている状況です。このことも影響してか、今年はいつもと小屋の様子が違っていました。

夏期トイレは冬期間、鍵をかけて閉鎖していますが、その鍵が今年は破損していました。鍵が壊れたことが原因か、誰かが開けてみたのかはわかりませんが、小屋に到着したとき、夏期トイレの扉は開放状態になっていました。

中に入って唖然...。
誰かのゴミが放置されていた上、そこに動物が侵入して荒らしたようで、保管されていたトイレットペーパー等も含めて散乱し、天井からの雨漏りも相まって、床はゴミや何やらでぐちゃぐちゃ...

(ゴミが散乱した夏期トイレ。パークボランティア撮影)
正直、見なかったことにしたかったくらいに衝撃的な光景でした。

しかし、そこは我らがパークボランティア。
お昼ご飯を食べて気を取り直すと、いざゆかん!と清掃に取りかかりました。


(意を決して清掃開始!パークボランティア撮影)
もちろん室内や冬季トイレも掃除します。
パークボランティアの皆さんの知恵とチームワークであっという間に小屋はきれいになりました。

(きれいになりました!パークボランティア撮影)


しかし!!
本当の戦いはここから始まりました。
合計13袋となったトイレの水を吸った重い重いゴミは、サイズ等いろんな意味でザックに入れられません。袋が破れれば中から得たいの知れない液体が漏れ出し、中身を山にぶちまけてしまいます。このため、袋を二重にして、手で持って慎重に下山します。

岩にぶつけないように。
袋の底を地面に擦らないように。
木に引っかけないように。


(手に持ったゴミ袋を引っかけないかドキドキしながら、木をくぐりました)
たまたま通りかかった
白山室堂の職員の方にもお手伝いいただいて、持ち帰ったゴミの総重量は...
なんと、約55kg!!
1人最低5kg以上を持ち帰ったことになります。
パークボランティアの皆さん、白山室堂のお二方、ありがとうございました。


(大変だったけど、にっこり笑顔で記録記念写真!)
皆さま、今年も甚之助避難小屋をきれいにお使いいただきますよう、ご協力をお願いします。ごみも忘れずにお持ち帰りくださいね ♪

なお、この日の活動で砂防新道の一方通行を案内する看板も設置済みです!

(設置の様子)

また、
今年から下り専用路が一部付け替えられています。旧道は石で塞いでいますが、間違って入ってしまわないようにお気をつけください。白山によく登っている方は、いつもの感覚で行くと旧道に入りたくなると思いますが、お間違いのないようお願いします。

***【 お知らせ:甚之助避難小屋について 】************
■ 修繕工事
今年度、屋根等の修繕工事を実施します。詳細が決まり次第、中部地方環境事務所のホームページ等でお知らせします。
皆様にはご不便をおかけしますが、よろしくお願い致します。

■ 窓ガラスの破損
6月18日に甚之助避難小屋の窓ガラスが破損していることが確認されました。
割れたガラスが残っているため、破損した窓に近づかないようお願いします。
また、小屋のご利用の際には十分ご注意くださいますよう、お願い致します。
**********************************

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2019年06月12日戸隠遭対協と戸隠山の登山道調査を行いました。

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

6月6日(木)、戸隠地区山岳遭難防止対策協会(以下、遭対協)の登山道調査がありました。警察、消防、役場の関係者と「飯縄山、黒姫山、戸隠山、高妻山、西岳」の安全点検のために行われる調査です。

 

私たちは「戸隠山」班に参加。集合してまずは物品のチェック、参加メンバーの確認を行います。

奥社参道が登山口。参道沿いはラショウモンカズラが見頃でした。

01まずは集合確認 01ラショウモンカズラが満開 

 

登山道始まってすぐ、いきなり急登がつづきます。でも周りの森は爽やか♡

02いきなり急登 03朝靄がさわやか

 

五十間長屋に到着。ここから岩&鎖場エリアが始まります。ここで全員ヘルメットを着用しているか確認!道迷いしやすい場所でもあるので、マーキングもしっかりと!

04道迷い注意! 05しっかりマーキング

 

直登になる箇所もあって緊張します。しかし、ふと振り向くと西岳の雄大さにちょっと感動。鎖の劣化度合いなどもしっかり確認します。

06鎖場多いので、慎重に。 07ふりむくと西岳

 

そんなこんなで、到着しました「蟻の塔渡り」。戸隠山最大の難所です。

岩の上に座る遭対協の方の背中があまりに格好良かったのでパシャリ。

08カッコイイ背中 09塔渡りの全貌

 

この日は熱かったので、虫も沢山!特にレンジャーカラーの明るい黄緑が好きらしく、異様な数の虫がヘルメットや服に(゜◇゜)ガーン

これでは集中して塔渡りを渡れないので、「ハッカ油」を吹き付けます。するとあら不思議。みんなどこかへ行きました(笑)やはり最強虫除けアイテムは「ハッカ油」です!

10ヘルメットに虫 11レンジャー服にも虫

 

準備が出来たところで塔渡りを・・・ゆっくりゆっくり四つん這いで渡ります。晴れているので、思ったよりも高度感があり怖いです。さらに、数年前に来た頃よりも足場がせまくなっています(; ̄O ̄)

12塔渡りをわたります 13なんとか生還!

 

ここまで無事たどり着けたということで、八方睨みでポーズ!

八方睨みからは稜線歩きの区間です。意外と道幅はないので、慎重に歩きます。振り返ると塔渡りも見えますが、とんでもないところを通ってきたんだなぁ・・・と実感。

14八方睨みでポーズ 15振り返ってみると塔渡りが見えます

 

稜線はシラネアオイなどが満開でした!さらに、進行方向を見ると、黒姫山も少し頭を出しているのが見えます。

16稜線はシラネアオイがとってもキレイに咲いています 17黒姫山も見えています♡

 

山頂に着きました。戸隠山山頂から下を見ると、山頂へ向かってまっすぐ伸びる濃い緑が見えます。そう、戸隠神社奥社参道の杉並木です。

18山頂に着きました! 19山頂に向かってまっすぐ奥社の参道が!

 

この稜線、以外とアップダウンがあります。日を遮る場所もほとんどないので、こまめな水分補給やエネルギー補給が必要です。足元はミツバオウレンが見頃でした。

22稜線はアップダウンがあります 21ミツバオウレンもキレイです

 

一不動避難小屋に到着しました。携帯トイレブースの電灯や物品の様子もチェック。

ここからは沢道セクション。何度も渡渉する箇所もあります。特に下りは要注意です。

23一不動避難小屋に到着 24サンカヨウが満開!

 

再び樹林帯に入ると、サンカヨウが超満開!さらにさらにブナの虫こぶを発見しました!ぽんぽんが可愛い!!!しかし足元は要注意です。全体的に濡れているので、気をつけて歩きます。

25ブナの虫こぶ! 26滑滝をしたからあおぐ

 

と!なんと!サンショウウオを発見しました(>▽<)♪

昨年の登山道整備講習で作業をした箇所もなんだか馴染んでいます。

27サンショウウオ発見!飲んじゃダメ 28昨年の登山道整備講習会をやった場所です

 

戸隠牧場の牧柵のところまでくれば下山完了。

牧場はトチノキの花が満開でした。

29牧柵が登山道の終点! 30トチノキの花満開でした!

 

遭難防止、救助、自然公園など様々な視点からの登山道調査。

今後の整備箇所、注意喚起のポイントなどしっかり整理ができました。

 

この調査をふまえ、登山道整備完了後、今週末14日(金)に開山です。登山道の詳細な状況は「戸隠登山ガイド組合」のFacebookブログを確認してみて下さい!

 

開山祭を経て、これから夏山シーズン始まります。準備、体力作りはしっかりとして、登山を楽しみましょう!

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2019年06月10日高山蝶を守る会パトロール

上信越高原国立公園 万座 小林 直樹

皆さんは高山蝶をご存じでしょうか?

高山蝶は、本州中部以北の高山およびその近傍の渓谷、高原などに限って分布する一群の蝶類で、

現在では一部の地域でしか見ることができなくなってしまいました。

群馬県では、浅間山系に生息するミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲの

3種が県指定の天然記念物となっています。

中でもミヤマシロチョウは浅間山系の湯ノ丸山周辺にのみ生息しており、

車で行ける場所で見れるのは日本でもこの地域だけになっています。

【ミヤマシロチョウの成虫 写真:浅間山麓国際自然学校様提供】

6/6(木)、嬬恋村高山蝶を守る会の会議とパトロールに参加しました。

この会の会員が実施する保護パトロールは群馬県から委嘱を受けて実施しており、

主に湯ノ丸山周辺のミヤマシロチョウなどの巣や幼虫、成虫をモニタリングし、

成虫が飛び交う夏には一般向けに観察会も開催しています。

まずは営巣地に向かって山を登ります。

このあたりはレンゲツツジ群落も有名ですが、あと1週間ほどで開花しそうです。

同じくツツジ科のミネズオウも咲いています。

【開き始めたレンゲツツジのつぼみ】

【ミネズオウ】

現地に着くと早速モニタリングしているメギの木を調査し、

蝶の巣や幼虫を探し、見つけたら数をカウントして記録します。

すると早速、巣が見つかりました!

中に幼虫もいるようです。

【メギの木の巣】

かなり山の中を上に行ったり下に行ったり歩き回り、

全てのモニタリング対象の木をチェックします。

【モニタリングの様子】

そしてついにいくつかの木で幼虫も見つけました。

元気にメギの葉を食べています。

【ミヤマシロチョウの幼虫】

しかし、あるメギの木はほとんどの葉っぱを幼虫が食べ尽くしてしまい、

もう食べる葉がありません。

そうなると幼虫は食べ物がな無くなって死んでしまいます。

こういう場合は、巣と幼虫を別のメギの木に移す必要があります。

巣は枝ごと切って新しい木に固定、幼虫は新しい木に手で連れて行きます。

※この作業は県の許可を得て行っています。

【新しい木に移された巣】

これで安心、幼虫たちは新しいメギの葉っぱを必死に食べていました。

こうしてみんなに見守られながら成長した幼虫たちは、もうしばらくすると蛹になり、

7月中旬位には成虫となってこのあたりを乱舞することでしょう。

【高山蝶保護の看板を確認するメンバー達】

来月には、この湯ノ丸山で以下のとおり「高山蝶の観察会」が行われます。

皆さんもぜひ参加してみませんか?

【概要】

日時:7月15日(月・祝)午前9時~正午頃

集合:湯ノ丸山 地蔵峠駐車場

講師:日本チョウ類保全協会 代表理事 松村 行栄 先生

参加費:無料

申込先:嬬恋村高山蝶を守る会事務局(嬬恋郷土資料館内)

※ 本観察会に関するお問い合わせ・申し込みは、以下までお願いいたします。

 「嬬恋村高山蝶を守る会事務局」 TEL/FAX 0279-97-3405

(嬬恋郷土資料館内)

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2019年06月07日岐阜県高山市でレンジャー写真展開催 ♪

白山国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

6月8()から623()の間、岐阜県高山市荘川町にある「飛騨荘川温泉桜香の湯」で、レンジャー写真展が開催されます♪
  
(チラシ クリックすると大きな画像で見られます。)
※中部地方環境事務所のお知らせページもご参考ください↓↓↓

令和元年度環境省レンジャー写真展開催(6月分)のご案内

この写真展は、中部地方環境事務所管内にある藤前干潟国指定鳥獣保護区、白山国立公園、伊勢志摩国立公園で働くレンジャーとアクティブ・レンジャーが撮影した写真を展示するもので、各地域を巡りながら開催しています。
日頃から現場に出かけるレンジャーやアクティブ・レンジャーならではの視点で捉えたものやオススメの風景の写真などがみられるんです。

今日はそのレンジャー写真展の展示作業に行ってきました!

(展示作業中!)
高山市荘川支所地域振興課の方にもお手伝いをいただき、無事展示ができています♪


施設内には、温泉のほかに、休憩スペース、お土産販売スペース、お食事処があります。 写真展は無料で入ることのできる休憩スペースで開催していますので、お土産を買ったり、お食事のついでにお気軽にお立ち寄りください♪

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