2018年8月
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2018年08月06日虫も活き活き飯綱高原!
妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子
8月に入って、戸隠自然保護官事務所では大きな変化がありました。
それはレンジャーの人事異動!
梅田さんは旅立ち、新たに黒田レンジャーが着任したのです!
戸隠事務所にとっては10数年ぶりの男性レンジャーです(゜∀゜)!!!
8月6日(月)、さっそく黒田レンジャーを連れて
ノルディックウォーキングコースの下見で飯綱高原を歩きました!
集合場所でクワガタを発見!
黒田レンジャーを歓迎してくれているのでしょうか!?
ノルディックウォーキングにはポールが欠かせないので、
歩く前にポールを使った歩き方をレクチャーしていただきました。
区画ごとに色々な樹種を植えている"森林博物館"も通ってみます。
森林博物館内の散策路には、ぬかるみやすい場所に
倒木を切って置いてある部分もあり、気持ち良く歩けます♪
途中、通り雨に降られて濡れねずみ状態になりましたが、
無事下見は終了(´▽`)
なんだかかっちょいいキボシカミキリとも遭遇し、
虫たちとの出会いの多い一日でした。
虫とも戯れられる飯綱高原で、夏休みを楽しんでみて下さい!
○飯綱高原観光協会のページはこちら
2018年08月02日*アクティブ・レンジャー写真展開催中! @乗鞍高原*
中部山岳国立公園 丸山由起子
乗鞍高原にある宿泊施設、『休暇村乗鞍高原』の温泉施設の休憩場所にて、
アクティブ・レンジャー写真展を開催しています。
信越自然環境事務所管内の3つの国立公園(中部山岳国立公園、妙高戸隠連山国立公園、
上信越高原国立公園)のアクティブ・レンジャーが、昨年度の活動中に撮影したイチオシ写真の
数々を展示しています。
それぞれの国立公園自慢の風景だけではなく、活動の視点からの写真も数多くありますので、
「へ~そうなんだ!」「そんなこともやってるんだね」などと感じていただければ大変嬉しいです♪
宿泊や日帰り入浴等で休暇村乗鞍高原をご利用の際はぜひお立ち寄りください!
会場は温泉施設の休憩場所なのでくつろいだ雰囲気です。
乗鞍岳の動物たちについても少し紹介しています。
国立公園の公式インスタグラムやフェイスブック、アクティブ・レンジャー日記も
「さりげなく」 紹介しています♪
国立公園公式インスタグラムには日本の国立公園34箇所のレンジャーやアクティブ・レンジャーの
撮影した写真を中心に、国立公園での感動をテーマにたくさんの写真が投稿がされています。
こちらもぜひご覧になってください!
>> 国立公園公式インスタグラム <<
アカウント名 nationalpark_japan
https://www.instagram.com/nationalpark_japan
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2018年08月01日上信越歩道線パトロール
上信越高原国立公園 谷川 荒井 歩
環境省では苗場山山頂付近の木道を整備していて、施工をお願いしている新潟県の関係者と一緒に和田小屋から神楽ヶ峰を通って山頂へ行きました。
前回、別件で来たときは6月の初めでまだ雪で道が埋まってしまっている状態でした。
そのため、7月になり雪も溶けきったところで歩道等の調査を行いました。
(↓上は6月初めの写真で、下が今回行ったときに撮った同じ箇所の写真)
この登山道のすごいところは休憩場所がしっかり整備されているところです。
広いスペースを使って綺麗なベンチが設置されているので、ゆったり休むことができます。登山道を外れる必要も無いので、木道と同じように周辺の植物にとっても優しいですね!
今回、一番問題になっていたのは歩道の洗掘。登山道での洗掘とは、主に雨や流水などで地面が削られてしまうことです。
下の写真でも洗掘防止のために杭が打たれているのですが、残念ながら水の勢いが強すぎるのか杭の下の地面ごと削られてしまったようです・・・
放置すると洗掘が進むので、改善策を現地で関係者と一緒に考えました。
ところで、上の写真の右端に写っているので気になっている方もおられるかもしれませんが、この時期はニッコウキスゲが見頃でした!
ちなみに、この場所の名前は「お花畑」。分かりやすくて良いですね。
写真の「お花畑」の後ろに見えているのが苗場山頂の一部です。
あと少しで苗場山山頂の全貌を見られる!と意気込んで最後の急騰を登ると・・・
広い!広すぎる!
全貌なんて確かめようもありませんでした。しかも上の写真で撮ったのは面積的には狭い方面だそうです。広い方面は晴れていても先が見えなさそうですね。まさに高原。
山頂では木道の整備が着々と進んでいるようで、しっかり整備されていました。
また、ワタスゲが見頃でした。湿原にワタスゲが広がっていると、天気が曇りでも幻想的で見応えがあります。
パトロールを行い、今後の課題を確認しながら苗場山の良さを知ることができました。
今回のコースタイムは往復8時間です。山頂湿原の広さと美しさは言葉で言い表しきれないので直接見ていただきたいです!ぜひ苗場山におこし下さい。
こんにちは、立山管理官事務所の中山です。
8月2日晴天の下、室堂平から奥大日岳へ登りました。
奥大日岳は、立山や剱岳と比較すると登山者が少なく静かな山域ですが、アルペンルートや室堂平から見るその山容はとても立派なものです。
室堂平から雷鳥沢へ一旦下ってからの登山になります。
暑い時期ではありますが、10~20メートル程の雪渓のトラバース箇所がありました。
ストックがあると安心かと思います。
また、登山道が少し崩壊している箇所がありました。
地面が乾いていたので特に問題なく通過できましたが、濡れているときは滑落の危険がありますので十分ご注意ください。
登山道は緩やかな箇所が多く、ハイマツ帯やガレ場を通ります。
登山道は狭いので、すれ違う方と譲り合って歩きましょう。
奥大日岳登山のおすすめは、様々な高山植物と立山・剱岳方面の大展望であり、特に間近で見られる剱岳は圧巻の一言です。。
ハクサンイチゲやチングルマが咲き誇り、ミヤマキンバイやハクサンフウロ、クルマユリ等色とりどりの花を確認できました。
【左:ミヤマキンバイ、右:ハクサンフウロ】
【左:立山・浄土山、右:剱岳】
奥大日岳は見所満載の山であり、大きな難所もなく歩きやすいです。
ぜひ登ってみてください。