ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2017年3月

11件の記事があります。

2017年03月31日*私のおすすめの白山*

白山国立公園 アクティブレンジャー 小島永莉子

もう3月も終わりで、白山もだいぶ春の装いです。

遠くから見る白山は、のっぺりと白く輝いていますが、下のほうは少し雪解けが始まっているように見えます。そしてこの時期になると、事務所のそばにある桐の木に鳥たちが集まり、春を感じます。

この前はアカゲラが来ました!

さて、私は今月をもって退職することになりました。

白山国立公園での3年間、いろいろな人と関わり、様々な場所へ行き、貴重な経験させていただきました。何が良かったかと言われると、やはり「人」で、人があってこその白山なのだと感じます。

白山の魅力は数えきれないほどありますが、私が一番好きな道を最後にご紹介します。

それは加賀禅定道です。3つある禅定道(かつての修行の道)のうち、加賀側から登るコースです。

何があるかというと・・・

百四丈の滝

天池

果てしなく続く尾根

四塚

いかがでしょうか?

初めて調査で登った時、そのすばらしさに圧倒され、信仰の山であることを強く感じました。とても感動したのを覚えています。

この道は長く健脚向きですが、開山1300年ということで、ぜひ登って昔の修行者の気分を味わってみてはいかがでしょうか?

これまで日記を読んでくださったみなさま、お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。

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2017年03月29日春が来た!スキーヤーはラストラン!?

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

事務所の雪が解け始めました!

そしてついにオオイヌノフグリが!!!

01オオイヌノフグリ

 

昨日までは連日雪が降っていたのに・・・今日はぽかぽか陽気(といっても5~10℃)

少しずつ春の気配が感じられるようになってきました!

梅田保護官「プラスになるっていうことがすごいことですよね・・・」

闇を感じます・・・。

 

事務所前のフキノトウです。もうすぐ山菜の季節♪

02フキノトウ

 

事務所から車で10分ほどの「戸隠スキー場」にはまだまだ雪がありました!

03戸隠スキー場

 

春休みということもあり、子供たちがすいすい滑っていました!

戸隠スキー場の営業は今週末まで!春休みのラストランにいかがですか?

04戸隠スキー場

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2017年03月29日静かな藤前干潟

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

みなさま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

コアオアシシギ

コアオアシシギ

晴れてもまだ風が強く、穏やかな散歩日和、というわけにはいきませんね。

来週あたりは、もう少し暖かくなって稲永公園でも桜の開花が見られるでしょうか。

たくさんいたオナガガモは3月初めにはあっという間に旅に出てしまい、

ズグロカモメやユリカモメも頭の黒い夏羽に変わり始めて、そろそろ旅に出そうです。

ハマシギの大きな群れはタイミングがあえば見られそうですが、長くとどまっていないようなので、見られたらラッキーですね。

藤前干潟の泥の中の生き物たちは、まだもう少し春を待つようで、今は少し静かにな藤前干潟です。

ユリカモメ(夏羽)

頭が黒くなったユリカモメ夏羽

カンムリカイツブリ(夏羽)

冬のシンプルな姿から特徴的な夏羽に!カンムリカイツブリの夏羽(ぼけた写真ですみません!!)

→冬の姿はこちらの写真をどうぞ。シュッと凛々しい姿を平賀ARがとらえています!

 http://chubu.env.go.jp/blog/DSC_708.JPG

コガモ

数もぐっと減ってきたコガモ

さて、今年度は出前講座やイベントでいろいろなところにお邪魔して藤前干潟のことを話す機会に恵まれました。

来年度も藤前干潟のことを知ってもらえるよう頑張りたいと思っています。

4月になりましたら、藤前干潟で行われるイベント情報なども随時更新していきますので、

チェックしてくださいね。

●藤前干潟のイベント情報

http://chubu.env.go.jp/wildlife/fujimae/event/index.html

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2017年03月27日3年目を迎える妙高戸隠連山国立公園

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

今日が何の日かご存じですか???

そう・・・3月27日は妙高戸隠連山国立公園の誕生日です!

 

おととしのこの日は快晴でしたが、

今日は冬が舞い戻ってきたような寒さと白さです。

01

 

3年目を迎えるにあたって、この国立公園のこれからの意気込みをお伝えします。

今回は文字が多いですが最後までご覧ください。

 

3月16日に、妙高市の赤倉観光ホテルで

「妙高戸隠連山国立公園連絡協議会」の第2回総会が開催されました。

 

会議会場からはこの景色!絶景です!

02絶景

 

この協議会はみんなで力を合わせて国立公園を管理運営していこうというものです。

 

"みんなで力を合わせて"というのは「官民協働」がひとつのキーワードです。

関係自治体や観光協会はもちろん、博物館や山岳関係者の方々も一緒になって

国立公園、ひいては地域をよりよくするめの議論を行っています。

今年は「国立公園を協働で管理運営する」ための目標や計画づくりを主に行いました。

 

まずは第1回の総会で、協議会全体で妙高戸隠連山NPが目指すべき目標・共通認識を確認・決定しました。

それが"ビジョン"です。妙高戸隠連山NPのビジョンはこちら。

 

■『温故知新、そして、日本一愛される国立公園へ』

 

これを基本理念に、妙高戸隠連山NPの魅力、役割、保全・利用の目標もビジョンとして定めました。

■魅力

「山岳信仰と人々の暮らし息づく、一目五山(ひとめござん)の風景」

■役割

「色鮮やかな自然があり続けることと、日本一の"自然✕文化"の遊学舎(まなびや)であること」

■保全・利用の目標

「先人が築き守ってきた自然と文化を、私たちが自信を持って子供たちに引き継ぐこと」

 

 

このビジョンを達成するためにどんなことをしていくのか。

その"行動計画"が今回の総会で決定されました。

03会議

 

行動計画は10年後に目指す状態を想定し、今後5年程度の期間に取り組む内容をまとめたものです。

 

■行動計画

  1. ①生物多様性の保全

     ・市民や研究者、行政が一体となった活動

     ・科学的な知識の蓄積や共有

  2. ②良好な景観形成

     ・妙高戸隠連山国立公園らし風景の発掘や保全

     ・歩きたくなる街への改善

  3. ③ロングトレイルの設置

     ・コースの決定

     ・管理運営体制づくり

  4. ④サイン(標識)の統一

     ・統一基準づくり

     ・基準に基づく標識の設置

  5. ⑤登山の活性化

     ・一つの山域としての情報発信

     ・ガイド付き登山の推進などの検討

  6. ⑦エコツアーの活性化

     ・多様なプログラムづくり

     ・質の高いガイド体制づくり

  7. ⑧情報発信の強化

 ・国内外への魅力の発信

 ・国立公園指定5周年記念イベント

 

上記の取組を短中長期の目標をたてて推進し、

エコツーリズム推進全体構想の認定地域を目指していきます。

 

行動計画を具体的に進めていくために、来年度(H29年度)は3つの部会を設置します。

  1. (1)歩く利用部会

  2. (2)エコツアー部会

  3. (3)情報発信部会

     

    情報発信部会は今年度、3月13日のAR日記で紹介した「国立公園へ出かけよう!」のHP作成や総合ガイドブックの作成を行ってきました。さらに今後は5周年記念イベントやターゲットを絞ったPR事業の展開を考えていきます。

     

    このように少しずつですが、協議会は前に進んでいます。

    一つ一つの取組を形にして、「日本一愛される国立公園」にしたいと思います!

     

    最後に会議会場からの絶景を皆様に・・・

  4. 04絶景

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2017年03月27日出前授業@神明小学校

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

志摩自然保護官事務所ではレンジャーが学校等へ出張し、

国立公園の自然やレンジャーの活動について伝える出前授業を行っています。

中でも学校の先生とコラボして一緒に授業をつくる「コラボ授業」に力を入れており、

平成28年度は志摩市立神明小学校で一年を通したコラボ授業を行いました。

 

4年生の児童32名を「神明小レンジャー」に任命し、

校庭の樹木を調査して、記録した成果を発信する活動を5回にわたって行いました。

 

授業の中では4年生が1年生に対して、

調査した校庭の木の名前や特徴をクイズで伝える活動を行いました。

「伝える」という活動は、レンジャーが自然を守る仲間を増やすために

とても大切にしている活動のひとつです。

 

最後の5回目の授業では、樹名板を作って実際に校庭の木に取り付けました。

 

樹名板はこれからも学校に残るものなので多くの方に見てもらい、

自然を身近に感じるきっかけになってくれれば良いと思いました。

来年度からも神明小での出前授業は継続していく予定です。

今年度お世話になったみなさま、ありがとうございました。

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2017年03月24日ギャラリープラザ長野で写真展やってま~す!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

妙高戸隠連山国立公園が誕生から

満2年を迎えようとしています!

 

現在、長野駅や善光寺からほど近い、

ギャラリープラザ長野で写真展を開催中です!

 

《写真展詳細》

・期間 3/17(金)~4/11(火)

・時間 9:00~17:00(土日祝日閉館)

・場所 ギャラリープラザ長野

(長野市新田町1513-2 82プラザ長野内:新田町交差点北西角にあります)

01内装

 

八十二銀行のATMのすぐ隣が会場です。

02外観

 

会場目の前の交差点にはもんぜんぷら座やTOiGOがあります。

ぜひぜひお越し下さい!

02ポスター

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2017年03月13日「国立公園へ出かけよう!」のHP(妙高戸隠連山ver.)ができました!

妙高戸隠連山国立公園 アクティブレンジャー 前田久美子

少し暖かくなってきたとはいえ、暖房がないとまだまだ寒いですね。

 

なんと!妙高戸隠連山国立公園の利用者向けHPができました!

従来の妙高戸隠連山国立公園のHPといえばこれですが・・・

http://www.env.go.jp/park/myokotogakushi/

見所やアクセスなどが少しわかりづらいですね。

 

そこで!利用者の方にわかりやすいHP、「国立公園へ出かけよう!」を作りました!

http://www.env.go.jp/park/guide/myokotogakushi/index.html

 

バナーはこれ!すてきです♪

01バナー

 

このHPには、しっかり登山・ちょっとそこまでハイキング・ドライブと・・・

目的に合わせて、おすすめのモデルコースをご用意しています!

02スクショ

 

2時間程度のものから色々なコースを考えました。

 

 

例えば・・・

・野尻湖なら「湖畔でのんびり」の散策&遊覧船に乗るコース(約1.5時間)

・黒姫高原は「癒やしの森と花畑」の散策コース(約2時間)

 

何はともあれ、このHPをのぞいてみてください!

(※英語版はただいま調整中です)

 

 

ちなみに、ちょうど今の季節(4月上旬まで)、

野尻湖では「ワカサギ釣り」が楽しめます♪

03ワカサギ

 

釣れたー!

04とれたー 05つれたー

 

暖かい船内で釣れるのも野尻湖のワカサギ釣りのよいところです。

06釣りなう

 

冬の野尻湖もおいでませ~♪

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2017年03月09日*スノーシューで冬の森を探検!*

アクティブレンジャー 小島永莉子

 3月に入りだいぶ過ごしやすくなったと思ったらまた雪が降り積もり、白山は冬に逆戻りです。暦上はもう春ですが、まだまだ雪を楽しめますよ。ということで、雪関連の話題です。

 先月、白山市生涯学習課主催の「感性のびのび・ジオサタデー」に参加した子どもたちと、スノーシュー体験を行ったので、その様子をお伝えします。

 白山国立公園センターに集合し、まずは事前レクチャー。雪の森で何が見られるかな?何が楽しみかな?危ないことは無いかな?みんなで確認します。

 スノーシューを穿き、いざ出発!場所はちょうど白山国立公園の境界部分にあたります。前日から降雪が続いていたため、新雪のふわふわの雪でした。普通に歩いたら50㎝はかるく沈みます。「はいてて良かった~」とスノーシューのすごさを実感します。それでも、雪を踏み固めながら歩くのはとても大変だったようです。

まず興味をもったのはつらら!こんな大きな自然のつらら、見たこと無かったそうです。

それから木の芽を発見しました。こうして、冬の間じっと耐えていることがわかりました。

杉の枝の上にこんもり積もった雪もきれいでした。時折、雪がドサーッと落ちる様子に大はしゃぎ。

雪の上ではで転んでも痛くないのが魅力です。これでもか!というほど雪の上で転げまわりました。

 スノーシュー散策は1時間半ほど、その後は雪合戦やそり、宝探しをし、雪遊びを満喫しました。雪遊びに熱が入りすぎていましたが、雪の役割や冬の自然についても、少しは学んでもらえたようです。子どもたちの興味の対象は様々で、豊かな感性にとても感心しました。自分が教える立場なのに、子供たちからたくさん学ぶことがあることに気づかされ、私自身とても良い経験となりました。

 ひっそりと静かな森、雪を踏みしめる音、見えないけれど確かに存在を感じる生き物たちの痕跡、ピリッと冷たい空気、そんな異世界のような空間へぜひ出かけてみませんか?

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2017年03月07日すごいぞヤマブドウ!

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

毎年恒例の雪上観察会、

今回は子どもたちが大いに楽しみました!

 

なにで楽しんだかというと・・・!

ジャーーーーン!!!

01ブランコ

 

ヤマブドウのブランコ!

スノーシューをはいたまま、こんなに上までのぼってしまう子も!

子どもたちの身体能力には驚かされます・・・

02ブランコ

 

大人だって負けてません・・・!イエーイ!!

03ブランコ

 

 

お天気にも恵まれ、冬ならではの発見が沢山ありました!

 

天然の雪だるま。人間が作ったのではないんですよ~!

どうやってできたかはひ・み・つ☆観察会に参加して教えてもらいましょう♪

04雪だるま

 

大きなキノコ"サルノコシカケ"発見!

サルノコシカケに腰掛ける少年・・・

05サルノコシカケ  06サルノコシカケ

 

う、うわ~!つぶされる!?

07つぶされる

 

 

鏡池では寝そべって・・・

08鏡池

 

人型!!!

09人型

 

めいっぱい冬の森で遊べましたね♪

 

この観察会は毎年3月第一週の土日(どちらか)にやっているので、

是非来年参加してみてください!

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2017年03月03日狩りの風景

国指定藤前干潟鳥獣保護区 平賀歩美

梅が咲く稲永ビジターセンターからこんにちは。

名古屋自然保護官事務所の平賀です。

伊吹おろしが吹き寒かった藤前周辺も、日によっては暖かさを感じる今日この頃です。

さて、1月末に行われたサイエンスカフェを最後に

名古屋自然保護官事務所で今年度の実施予定だったイベントは全て終わりました。

こんな感じで、来年度まで割と静かな名古屋自然保護官事務所ですが、

毎日、事務所の前の庄内川・新川河口では、たくさんの鳥たちで賑わっています。

そんな中、餌を求めたミサゴのダイナミックな捕獲シーンを目撃しました!

昼休みに庄内川沿いの園地に出てみるとミサゴが2羽、割と低い位置で旋回中。

「低いところを飛んでるなー」と思った次の瞬間...

1羽のミサゴが落ちてきた!

...いや、落ちて来るわけないですね。

ミサゴの餌は生きている魚。海中の魚目掛けて、水中に足から突っ込んでいき、

魚を捕食するのが彼らの狩りの手法なのです。

この迫力はちょっと感動もの。

一回目は、写真を取り逃しましたが、

二回目はなんとか?写真に納めましたので(ピントは微妙ですが)確認してみましょう。

狙いを定めたら、羽を閉じて急降下(上記写真)。

海面ぎりぎりまで落ちてきたら脚で獲物を狙う体勢を作り、

すごいスピードで脚から飛び込んでいきます。

写真と文章ではスピード感が伝わらないのが残念!

ざぶんっ!!

写真で見ると「まるで溺れている...」ようですが、

すぐに海中から浮上してきた図です。

体をぶるぶる震わせ水を切りながら飛んでいくミサゴ。

ミサゴの足下を見ると魚が捕まれていないので、

今回の狩りは残念ながら失敗した様ですね。

再び空へと上昇。

さて、ミサゴが上空に戻っていった後に、海上でけたたましい鳴き声が。

目をやるとユリカモメが2羽戯れていたのですが、

その後、こんな状態に。

2羽とも潜って何しているのかと思って見ていると、

なんと!

その下から魚をくわえたカンムリカイツブリが出てきましたよ!

(カンムリカイツブリは水中に潜って魚を捕らえます。潜水上手)

ユリカモメはカンムリカイツブリが捕った魚を狙っていたようです。

逃げるカンムリ!(右下に魚をくわえたカンムリカイツブリ)

さて、この後のユリカモメのアタックにカンムリカイツブリが逃げ切れたのかどうかは、

3羽が団子状態になったため未確認です。

こんな感じに、国指定藤前干潟鳥獣保護区では色々な鳥の世界を垣間見る楽しさがあります。

また、最近では冬羽から夏羽に変化する鳥も確認されおり、冬から春へと季節の変化を鳥たちから教えてもらえます。

場合によっては、冷たい北風が吹き荒れるかもしれませんが、

そんな時は、稲永ビジターセンター、藤前活動センターの館内から藤前干潟を観察できますので、ご安心を。

是非、賑やかな藤前干潟にお越しください。

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