ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2018年02月20日レンジャー出前授業@代々木高校2回目

伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦

2月13日(火)に代々木高校フリースクールで2回目の出前授業をおこないました。

前回は横山園地に来てもらいビジターセンター周辺の自然調査をしましたが、

今回は代々木高校の周辺で、より実践的な調査をおこないました。

代々木高校はもともと旅館だった建物を利用しています。

全域が伊勢志摩国立公園の第3種特別地域に指定されている賢島にありますが、

周辺には近鉄賢島駅や大型のホテル、水族館なども整備されおり、

開発の進んだ地域になります。

はじめに、代々木高校の校舎周辺で植物の名前を記録しました。

高木か低木か、落葉樹か常緑樹か、草本か木本か、

外来種か在来種かなどについても見分けて記録しました。

次に賢島金刀比羅宮でも同様の調査をおこないました。

ここは神社なので古くからの自然が残っている場所です。

調査結果は学校に戻ってから模造紙にまとめました。

2箇所に共通して見られた種、どちらかの場所にしか見られなかった種で分けると、

賢島には全体に常緑広葉樹が多く見られること、

代々木高校周辺では草本や外来種が多く見られたことなどがわかりました。

今回の調査結果は、主に賢島を利用する観光客の方に、

賢島にはどんな種類の植物があるのかを伝えるために作成しました。

短い時間の作業でしたが、とても良い作品が出来上がったと思いました。

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2018年02月20日湿地について考える

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

寒い日が続き、すっかり静かになってしまった藤前干潟から、皆さまこんにちは。

アクティブレンジャーの西部です。

2月に入ってからは寒さが続くこともあって、訪れる人も少なく静かな藤前干潟です。

そんな2月は、実は、湿地に関係する月なのですが、皆さまご存知ですか?

2月2日「世界湿地の日(World Wetlands Day)」

1971年2月2日にイランのラムサールという町で初めてラムサール条約が締結されました。これを記念して、毎年、2月2日は今一度、湿地と人の生活を考える日にしよう!と言うわけなのです。

少し前の話になってしまいますが、今年の2月2日も、湿地を考えるシンポジウムが開かれました。

世界湿地の日(WWD)

今年は、「都市の湿地」がテーマだったのですが、まさにここ藤前干潟も大都市の中に残された湿地の一つ。

各地の報告が資料として出ていましたが、とても興味深いものばかりでした。

日本国際湿地保全連合 世界湿地の日2018のページ

さて、ちょうどその頃、私はと言えば、はじめてオオジュリンを自分の目で見た記念すべき日となりました!

これまでも声は聞いていたのですが、その姿は全く見ることかなわず・・・

この日は、約半年間、出前講座など様々な普及啓発イベントの場で活躍してくれたアカテガニとクロベンケイガニをリリースしにヨシ原へ。

そこでしばらく、カニたちがヨシ原へ戻る様子を見守っていると、ヨシ原の中でカツカツと音がするではありませんか!

静かにしていると、オオジュリンが目の前のヨシの茎をカツカツとつついて何かを食べているようでした。そーっとカメラを構えてパシャッ。

オオジュリン(藤前干潟)

<オオジュリン:手前のヨシが邪魔ですが、証拠写真としては十分ですよね!>

私がこんな体験が出来るのは、それが職場だからでしょ?と思われますか?

そうですね、もちろんそれもあります。

けれど、ここ藤前干潟は、散歩コースとしてもとっても人気なんですよ。

恐らく、歩いている皆さんは知らず知らずのうちに、あぁ今年もカモが飛来する季節になったなぁ、とか、

枯れたヨシ原を見て、もう冬だなぁ、と言ったことを感じておられることでしょう。

中には、私のように、ハッと何かに気づく瞬間を経験している方もいらっしゃるかもしれません。

食事に夢中のオナガガモ

<めちゃくちゃキュートなカモ(恐らくオナガガモとヒドリガモ);ご飯に夢中!>

都市の湿地とは、こんな風に、気軽に日常的な体験として自然と親しむことができる、と言うことが魅力だと思います。

と、同時に、都市の湿地は、様々な要因ですぐにその自然環境が改変されてしまう脆さも持ち合わせています。

ぜひ、皆さんも、この藤前干潟(もしくは、ご自身の身近な湿地)について、考えてもらえると嬉しいなぁと思います。

稲永公園のラムサール条約登録記念碑

<ラムサール条約登録の碑:稲永公園にあるのでチェックしてくださいね!>

名古屋自然保護官事務所のAR日記へのご意見・ご感想がございましたら、ぜひメールをお願い致します。

→ WB-NAGOYA@env.go.jp

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2018年02月19日長野高校へ行ってきました

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

2月14日(水)、長野県立長野高等学校で

SGH課題研究の中間発表会を聞いてきました。

 

SGHとはスーパーグローバルハイスクールの略称です。

国際的に活躍できる人材育成を行うことを目的とした構想で、全国の一部の高校が指定されています。

生徒自身がテーマを設定し、フィールドワークを通して課題研究を行います。

 

01発表中です!

 

私たちが発表を見た班は、『観光地での人と生物の関わり方』をテーマにしていました。自然豊かな長野県では、「人と自然のキョリが近いことで"外来生物問題"や"野生鳥獣害"が起こっている」という視点で課題研究に取り組んでいました。

 

この班は昨年11月、梅田レンジャーのもとへ「外来生物について、実際にどんな問題が起きており、対策がされているのか」をヒアリングに来ていた長野高校1年生の皆さん。ヒアリング内容も含めて中間発表が行われました。

 

02ディスカッション開始

 

来年度もひきつづき同じテーマを掘り下げて行くようです。

高校生ならではの視点での課題研究が行われていることが面白かったです。

来年度はぜひ現場に足を運んで、実体験をもとにした研究に期待です!

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2018年02月16日充実した一日

妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子

2月16日(金)は打ち合わせフィーバー!

 

午前中は信濃小中学校へ伺いました。

信濃町にある唯一の学校で、小中一貫校です。

 

01信濃小中

 

学校の活動の中で環境省が協力出来る部分はないか・・・

まずは、お互いの取組の紹介をしました。

 

02私たちこんなことやってます・・・

 

「来年度、農業体験に合わせて外来植物の駆除をやったらどうか」など

話は広がり、私たちとしても嬉しい繋がりができました!

 

今回、この場をセッティングして下さったのは、

信濃町の地域おこし協力隊員として、就農を目指している新井さん!

ありがとうございます!

 

03地域おこし新井さん

 

午後は、飯綱高原のオトナリハウスで

来年度以降の飯縄山南登山道整備の方向性について話し合いを行いました。

 

04飯縄山について・・・

 

地域で継続した取組ができるように、

仕組みや体制を作ることを確認しました。

 

ところで・・・オトナリハウスの天井に使われている柱・・・

 

05天井の柱

 

建設時に地域の方が沢山関わっており、色々なコメントが書かれていました!

4年目にして今さら気づきました!笑

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