ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年11月21日積雪期(11月)に室堂平を訪れる皆様へ

中部山岳国立公園 佐藤 裕子

スキー・スノボ・登山等で室堂平を訪れる皆様へ

1. 11月25日から、安全対策と、屎尿等による自然環境対策のため、室堂平(慰霊碑周辺)に仮設野営指定地(ロープで区画された範囲)を設置します。

  11月24日までは室堂平での幕営はできません。信越自然環境事務所HP

 ・テント泊をされる方は、入山安全相談窓口(室堂ターミナル内)にて、レクチャーを受けてください。

 ・トイレについて

  室堂ターミナルのトイレ(24時間使用可能)を利用してください。

  寒いし遠いし室堂ターミナルまで間に合わない!という方は携帯トイレをお持ちください。

  隠れるところも無い真っ平な場所ですので、トイレ用にツェルトが1つあると便利です。し尿や大便を雪

  や物陰に隠して放置しないようにお願いします。

 ・水場について

  玉殿の湧水は使用できません。

  水を汲みたいという方は室堂ターミナルをご利用ください。

 ・竹ペクをはじめ、ゴミ・残飯は全て持ち帰るようお願いします。

ちなみに...

 通常通り雷鳥沢野営場はテント設営可能です。

 積雪期利用ルール(リンク)を順守の上、自己責任でお願いします。

 ・管理所はすでに閉所しております。水場、トイレは使用できません。

 ・携帯トイレは必ず持参してください。し尿や大便を雪や物陰に隠して放置しないでください。

 ・竹ペクをはじめ、ゴミ・残飯は全て持ち帰るようお願いします。

2.入山届は事前に提出(登山届アプリ「コンパス」や、警察)するか、入山安全相談窓口で提出してください。

3.スキー・スノボ・登山等で山に登られる方はビーコン、プローブ、ショベルは必ず携行してください。

 ビーコンは以下の場所でレンタルできます。

 ・入山安全相談窓口(室堂ターミナル)回収場所

 ・レンタルショップTABO(立山駅) プローブ・ショベル等もレンタルしています。

4.携帯トイレは以下の場所で販売しています。

 ・入山安全相談窓口(室堂ターミナル)

 ・ホテル立山の売店。営業は11月29日まで。

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2019年11月19日子どもパークレンジャー、浅間山で大活躍!

上信越高原国立公園 小林 直樹

11/16(土)に上信越高原国立公園浅間地域で子どもパークレンジャーを開催しました!

今回の舞台は、東京大学地震研究所の「浅間火山観測所」と「小浅間山」。

浅間火山観測所は昭和初期に建てられた80年以上の歴史のある施設で、長年浅間山の火山研究の拠点となってきました。現在は常駐の研究員はおらず、博物館化が進められています。

NHKのブラタモリで浅間山が取り上げられたこともあってか、浅間山麓6市町村の小学生が24人も参加してくれました。

最初に環境省の万座自然保護官からレンジャーの仕事や国立公園についての説明を受け、子どもパークレンジャーとしての任命式が無事に執り行われました。

まずは観測所の施設見学からスタート。

東京大学の先生に、普段は入れない施設内の各部屋を特別に案内してもらいます。

いろいろな噴石、巨大な火口の写真、歴代の火山観測機器、軽石が降り積もっている地層など、浅間山に関する資料の説明に、子どもたちは熱心に聞き入っていました。

【浅間火山観測所】               【任命式の様子】

   

【観測機器や露頭の地層の説明に聞き入る子どもたち】

         

そしていよいよ野外学習!

班ごとに分かれ、観測所脇の登山道から小浅間山(1,655m)の山頂を目指します。

途中、インタープリターが地形や動植物など、浅間山の自然について解説しながら、

みんなで励まし合いながら急斜面もどんどん登っていきました。

登山が初めてという子もいましたが、45分程で全員無事に小浅間山山頂に到着。

浅間山が目の前にそびえ、反対側には軽井沢の町や遠くの山々が見えて絶景です。

天気もよかったので、みんなで山頂でランチを食べました。

【野外活動に出発】               【鞍部から望む小浅間山】

  

【インタープリターによる解説】         【小浅間山山頂で記念撮影】

  

下山後は再び観測所に戻り、東京大学の先生から火山に関する講義を受けた後、まとめの壁新聞作りと発表です。

大学の先生の講義は、小学生にはちょっと難しかったかな?

でも壁新聞には1日で学んだ火山のことや国立公園のことがしっかりとまとめられていました。

最後にレンジャーに報告して全プログラム終了です。

【火山に関する講義】              【班ごとに分かれて壁新聞作り】

  

【壁新聞の発表】                 【レンジャーへの報告】

  

子どもパークレンジャーの活動を通して、浅間山の火山と自然について学んだ子ども達。

8月に小規模な噴火をした浅間山ですが、その後は安定して噴火警戒レベルも1に下がりました。

今回の活動場所は浅間山の火口から約4km離れており、噴火警戒レベル1や2では規制区域外です。

火山には噴火など危険なこともあるけど、おいしい野菜や温泉、素晴らしい景色や自然といった恵みもあります。

また、気象庁や大学の専門家などが日々火山観測をして見守ってくださっています。

そんな浅間山の麓に住んでいるということを誇りに思い、大人になっても浅間山の自然や国立公園を大切にしてもらいたいです。

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2019年11月18日藤前干潟の音カフェイベント

国指定藤前干潟鳥獣保護区 山﨑 陽子

皆さま、こんにちは!
アクティブレンジャーの山﨑です。

みなさん、ほぼご存じないと思いますが、今日1118日は「藤前干潟の日」です!

ラムサール条約に登録された日ということから、記念日となりました。

そんな記念日の今回は、11月16日(土)に開催された「藤前干潟の音カフェ~音でえがく藤前干潟~」の様子をお伝えします。
 
今年度のふれあい事業のイベントの1つ、音カフェは、プロのパーカッショニスト、本多taco-bow正典氏にお越しいただき、藤前干潟を音で表現してもらうというイベントで、多くの方々にご参加いただきました。

<会場内の様子>

昨年度までは、子どもさん対象の「音であそぼ」イベントを実施していましたが、大人の方対象の音イベントは初の試みで、数回打ち合わせをし、本日の開催に至りました。
会場ではコーヒーやお茶も準備して、カフェスタイルで開催しました。飲み物は、イオンスタイル名古屋茶屋店さんに提供していただきました。


さあ、いよいよスタートです。

<講師の本多(taco-bow)正典氏です>


藤前干潟の解説と渡り鳥のルートの説明後に渡り鳥が飛来する国々の音楽を演奏してくれました。曲名は北アメリカのチェロキーモーニングソング、日本の三三六わっしょい、オーストラリアのイナネイです。


<リズムに合わせて参加者の皆さんも楽しそうです>

休憩でコーヒーなどを飲んだ後は、皆さんと元気よくタイココミュニケーションです。


<ジャンベ(皆さんがたたいているタイコ)やマラカス、タンバリンなどで全員で演奏です>

前から見ていると、皆さんの楽しそうな笑顔がとても印象的でした。

こんなにたくさんの楽器を持ってきていただき、様々な音を奏でてくれました。

<それぞれの楽器の音を出しながら説明をしてくれました>

たくさんのお客さんにご参加いただき、楽しく和やかな雰囲気で終えることが出来ました。


また、終了時に参加者の皆さまにご記入いただいたアンケートには、

・楽器に触れることの出来る参加型のイベントで楽しかったです。
・全員で、講師と共に音楽を通して演奏でき、一体感があり楽しかったです。
・イベントに参加して藤前干潟を大切にしたい気持ちが更に強くなりました。
・藤前干潟の自然がいつまでも続くように願います。
・近くに住んでいるのに藤前干潟がこんなに貴重な場所だとは知らず、イベントで再認識をしました。
・またこのようなイベントがあったらお友達をたくさん誘って参加したいです。

など、大変嬉しいご意見をいただきました。また初めて藤前干潟に来られた方も多く、藤前干潟のことを楽しみながら知ってもらえたと思います。

たくさんのご参加、ありがとうございました。

これからも藤前干潟では楽しいイベントを企画していきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

□□□□□藤前干潟よりプチ情報□□□□□
今回は、「ミズアオイ」という植物をご紹介したいと思います。
この植物は農薬や除草剤を使用しない水田や湿地に生息するため、現在は滅多に見られない植物なのです。
日本では準絶滅危惧種です。

<干潟近隣の水田にポツンと1輪だけ咲くミズアオイ>

この花がたくさん咲く田んぼや環境が増えると嬉しいですね!

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●今後の藤前干潟でのイベント

(チラシ)藤前干潟ふれあい事業 表面.pdf

(チラシ)藤前干潟ふれあい事業 12月7日のイベントチラシ.pdf

 藤前干潟ふれあい事業

【 藤前干潟サイエンスカフェ「ヨコエビ~小さな干潟の生きもの~」 】

 ヨコエビってどんな生きもの?

小さな生きものの世界にレッツゴ-!

【日時】2019年12月7日(土) 14:00~15:30

【場所】稲永ビジターセンター(名古屋市港区野跡4-11-2)

【講師】有山啓之氏(大阪市立自然史博物館外来研究員)

【参加費】無料

【対象】一般

【定員】20名~30名

【申込】環境省名古屋自然保護官事務所

TEL 052-389-2877

FAX 052-389-2878

    メール WB-NAGOYA★env.go.jp(★をアットマークに替えてください)

【〆切】11月28日(木)必着

【主催】藤前干潟ふれあい事業実行委員会

【協賛】イオンスタイル名古屋茶屋

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2019年11月13日登山道整備(大日岳登山道編)

中部山岳国立公園 中山博人

こんにちは、立山管理官事務所の中山です。

佐藤ARの紹介に続き、大日岳の登山道で行われた登山道整備の様子を紹介します。

この日は山小屋スタッフや山岳ガイドの精鋭6名が参加しました。

佐藤ARが紹介した折立の登山道は、V字状に洗屈していましたが、今回は、片側が谷になっている大日岳登山道で整備を行いました。

この場所は他よりも遅くまで雪が残っており、雪崩による影響が大きい場所のようです。

放置するとどんどん崩れていく場所をどのように整備するのか、講師の岡崎さんを中心に考えました。

【写真左】谷側(写真右側)に基盤となる木材を設置し、山側から崩れる土が谷側にまで崩れないようにしました。この木材の向きも考えるのも一苦労、しっかりと土で固定できるようにしないといけませんでした。

【写真右】このような木材をいくつか使用し、固定したところで足場に転石や土を敷き詰めて整地させました。

20191101木材設置 20191101整地

朝から始めた整備は、お昼過ぎに終了しました。

整備前と整備後を見比べてみてください。

【整備前】

20191101整備前

【整備後】

右側の木材は、基盤となる木材が谷側に流れないためのつっかえ棒の役割を果たします。

20191101整備後

私は5日間のうち4日間参加しましたが、道を整備してくださっている方がいてこそ安全に登山を楽しめるのだと改めて実感しました。

来年整備した場所がどのようになっているのか、歩くのが楽しみです。

岡崎さん、整備されたみなさん、ありがとうございました!

【整備された6名の精鋭たち】

とても頼もしいみなさまです。

20191101整備された6名の精鋭たち

今回整備を行った手法「近自然工法」については、合同会社北海道山岳整備のWebサイトをご覧ください(https://sangakuseibi.jimdo.com/)。

Facebookページ「大雪山・山守隊」でも情報発信していらっしゃいますのでぜひご覧ください。立山での整備の様子も紹介していただきました!

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