ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2021年6月

16件の記事があります。

2021年06月29日白山 花咲き始め♪ ただし、残雪に注意!

白山国立公園 大石佳織

皆さん、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

白山は71日からいよいよ夏山シーズンが始まります。
白山国立公園の山々にはまだ雪が残っている状況ですが、624日に開山前の登山道の状況を確認してきたのでご紹介します。

(平瀬道からの白山。6月24日撮影)

今回確認に行ったのは、白川郷などでも有名な岐阜県白川村に位置する大白川登山口から登る「平瀬道」です。

この平瀬道は変化があって、とても楽しいルートです。
登り始めは豊かなブナ林なので、森の空気を深呼吸で思いっきり吸い込みながら登ります。

(平瀬道のブナ林)
足元では、ユキザサやマイヅルソウなどが線香花火のようなかわいらしい花を見せてくれています。

(足元に咲くマイヅルソウ)

さらに登るとダケカンバの疎林になり、視界が開けて眼下に白水湖が見えてきます。

(振り返ると白水湖)

明るい場所ではブナ林の中とは違う花々が足元に現れます♪

(左:ツマトリソウ 右:ハクサンチドリ♪)


(左:コイワカガミ 右:ミヤマキンポウゲ)
低木の陰では、キヌガサソウやサンカヨウも咲いていました!

(キヌガサソウ♪)

こんな風に
とても楽しい道ですが、この季節はまだ残雪もあります。
大倉山避難小屋付近から残雪が現れ始め、避難小屋の上部には雪渓がありました。

(谷底へ続く雪の斜面。6月24日撮影)
雪に覆われた斜面を横切るのですが、足を滑らせると大変危険です。
私たちは軽アイゼンを装着し、足元に気を付けて慎重に進みました。

(平瀬道の雪渓を進む。624日撮影)

夏山シーズン到来ではありますが、白山山頂へ向かう登山道は平瀬道に限らず残雪があります。
登山口は
盛夏と変わらない様子に見えても、途中、突然雪の急斜面が現れることがあります。雪の斜面は登りは簡単に進めても、下りがとても怖いこともあります。やわらかいスニーカーなどは足場を作れず危険なので、しっかりとした靴やアイゼンなどをご準備ください。

登られる方は事前の情報収集と、十分な装備をご準備ください。また、残雪があると雪のない登山道を歩くよりも時間がかかることもあるので、いつも以上に余裕を持った計画を立ててくださいね。


(水色線の箇所が今回紹介した場所)

<新型コロナウィルス感染防止にご協力ください>

・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は登山をお控えください。
・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。
・休憩時でも密集を避けてください。
・すれ違いの時の挨拶はお控えください。
・ゴミは密閉してお持ち帰りください。
・避難小屋を利用する際は、窓を開けて換気を良くし、利用後は窓を閉めていただきますようご協力をお願いします。
・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。

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2021年06月29日第28回野尻湖クリーンラリー

妙高戸隠連山国立公園 土屋達郎

6月25日(金) 第28回野尻湖クリーンラリーが開催されました。

これは信濃町立信濃小中学校5年生を対象に平成3年から毎年行われているイベントです(昨年はコロナのため中止)。将来を担う子ども達に、野尻湖や周辺の森林・河川等の観察を通して野尻湖の水質保全や地球温暖化の影響などについて関心を持ってもらい、また、その知識・経験を家族等に伝えることで、地域住民等の方々の自主的な水質浄化の取組に広げていこうという趣旨です。

主催は、長野県、信濃町、信濃町教育委員会、信濃町野尻区。これに野尻湖水上安全協会、野尻湖漁業協同組合、環境省が協力しています。

参加機関で見ると、信濃町、信濃町教育委員会(野尻湖ナウマンゾウ博物館、信濃町立信濃小中学校)、信濃町野尻区、環境省信越自然環境事務所、長野県(水大気環境課、環境保全研究所、長野保健福祉事務所、水産試験場、長野地域振興局)と実にたくさんの人たちがこのイベントを支えているのがわかりますね。

<夢中で水生生物を探す大人達>

朝7:00に関係者が信濃町役場前に集まり、近くの川にヘビトンボの幼虫など水生生物の採取に行きました。

近くにこんな綺麗な川があったとは! 胴長を履いて川の中にジャブジャブ入り、皆夢中で石をひっくり返しては川虫等を捕まえました。なかには魚のカジカが採れちゃった人も。尚、今回捕まえた水生生物は展示が終わったらまた川に戻すのだそうです。

<信濃町役場7:00集合>

<きれいな信濃町の川>

<ナウマンゾウ博物館近藤館長の指示のもと>

<カジカ>

野尻湖に移動し、生徒達集合。第3のじりこ丸に乗船し、野尻湖の水深38mの一番深い場所へ。そこでは「透明度」「水面と水深20mの水温比較」「水深20mでのプランクトン採取」を行いました。透明度は白い板を沈めて行って何mで見えなくなるかを計測するのですが、なんと水面から9mほどまで見えていました。野尻湖の透明度の高さがよくわかりましたよ。

<野尻湖に移動して船の準備>

<今回乗船した第3のじりこ丸>

<信濃町の小学5年生が集合>

<ナウマンゾウ博物館近藤館長の解説>

<乗船>

<近藤館長が日本初の揚水発電所を紹介>

<野尻湖の奥にある菅川集落>

<白い板を沈めて透明度測定>

<まだ見えています>

<サポート隊の皆さん>

<重たい水の汲み上げありがとうございます>

<水温計測 水深20mの水は冷た~い>

<次は先端に採水器の付いた網で>

<ロープを押すサポートも>

<水深20mから採取した水には・・・>

<魚の餌となるプランクトンたくさん>

<帰りは日が出て暑くなりましたよ>

その後、野尻湖体育館に移動。それぞれの団体がブースを出して生徒達が自分の興味のあるところに行って話を聞くという企画。環境省からは、戸隠自然保護官事務所が妙高戸隠連山国立公園とSDGsの解説、信越自然環境事務所野生生物課が特定外来種(ブルーギル、ブラックバス等)の解説を担当しました。

SDGs「エスディージーズ/Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」は2015年に国連で採択されたもので、誰ひとり取り残さないことを目指し、先進国と途上国が一丸となって2030年までに達成すべき17の目標です。

17の目標の中で国立公園が直接関わってくるのが14番目の「海の豊かさを守ろう」、15番目の「陸の豊かさも守ろう」ですね。3番目の「すべての人に健康と福祉を」にも関わってくるでしょうか。

といってもSDGsが国連で採択されたのは2015年(平成27年)ですが、国立公園は1931年(昭和6年)に国立公園法(現自然公園法)で無制限な開発を抑制して自然を保護し、持続可能な利用を促進する目的で定められたものです。実は日本ではSDGsよりもずっと前から持続可能な開発をしているんですね。

<野尻体育館で第2部開始>

<妙高戸隠連山国立公園とSDGs>

<オオクチバス>

<コクチバス>

野尻湖クリーンラリーは子ども達が実際に自然に触れて体験し、自然の大切さを考える機会となる素晴らしいイベントだと思いました。

これからもみんなで協力して野尻湖の美しさを守っていきたいですね。

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2021年06月25日外来生物バスターズ

上信越高原国立公園 谷川 増田 多美

皆さま、こんにちは。

谷川管理官事務所の増田です。

突然ですが、この↓黄色いお花を知っていますか?

色々な地域のアクティブ・レンジャーが日記にも書いているのでご存じの方も多いかもしれないですね。

一見可愛く見えるこのお花、オオハンゴンソウと言う特定外来生物です。

オオハンゴンソウの繁殖力は非常に旺盛で、根と種子で繁殖するだけでなく、根から他の植物の発芽を抑制する物質を出し、他の植物が育たないようにして勢力を拡大していきます。

谷川・苗場地域にもオオハンゴンソウが生育しており、一生懸命駆除作業をしています。

20.8.23土合駅~白毛門登山口周辺での駆除作業の様子

今年はすでに苗場山麓の赤湯林道での駆除作業を行いました。

赤湯林道では苗場山に続く林道上に咲いているため、8月下旬以降にできる種子が登山靴に付着し高山帯へと運ばれる恐れがあります。

根気よく駆除作業を続け、まずはこれ以上分布が広がらないよう気をつけなければなりません。


21.6.8赤湯林道で駆除したオオハンゴンソウ

628()9時からは吾策新道~土樽駅周辺でオオハンゴンソウの駆除をします。

万太郎山の登山口に咲いており、高山帯に咲く植物を守るため早期の駆除が必要な地域の一つです。

地上部が刈り取られても残った根から茎を出して再生するため、根絶には時間がかかります。

また、繁殖力の強いオオハンゴンソウを駆除するためには多くの人の協力が必要です。

ぜひ外来種駆除イベント等に参加・ご協力いただけると嬉しいです。

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2021年06月24日谷川岳インフォメーションセンターオープン!

上信越高原国立公園 谷川 増田 多美

皆さま、こんにちは。

最近事務所や家の近くでホトトギスがよく鳴いています。

調べてみると「特許許可局」と聞きなす事が多いようですが、「テッペンハゲタカ」に聞こえてしまう谷川管理官事務所の増田です。

さて、前回の日記(http://chubu.env.go.jp/blog/2021/06/post-1160.html)でオープン日をお知らせした谷川岳インフォメーションセンター(谷川岳IC)のオープニング式典・開館の様子をお伝えします。

619() 10:00

コロナ感染症拡大防止のため町内関係者等のみで規模を縮小して式典を行いました。

  

みなかみ町長や県議会議員のご挨拶や祝電のご紹介、松坂国立公園管理官から施設概要の説明等が行われました。

  

▲みなかみ町長の挨拶の様子() テープカット()

11:00~は一般開放を行い、雨にもかかわらず多くの方が来館くださいました(^^)!

インタープリターさんによる館内の案内を聞いたり、気になる展示をそれぞれ見たり、思い思いに楽しまれていました。

  

谷川岳での自然を疑似体験できるVRでは体を揺らしながら見てくれている子がいました!

映像に合わせて体を傾けてしまうほどの臨場感、ぜひ体験しにお越しください☺

また、谷川岳ICで販売している物品も初日から好評でした。

  

▲右の写真は、谷川岳IC限定のオリジナルブレンドされたディフューザーやエッセンシャルオイルです。

谷川岳ICの建築にも使用されている、みなかみ町産のアカマツの香りをベースに作られています。

アオモジがブレンドされているのでレモングラスのような爽やかな良い匂いがしますよ✿

1滴で1ヶ月ぐらい匂いが続くそうなので、帰宅後も長い期間香りを通して谷川岳を感じられちゃいます☺

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2021年06月21日大日岳登山道の花や虫たち

平松新一

こんにちは。中部山岳国立公園立山管理官事務所の平松です。

 6月10日、大日平に設置されている木道の点検を兼ねて、大日岳登山口から大日平までの巡視に行ってきました。登山道にはほとんど雪は残っていませんでしたが、大日平まで進むと芽吹き始めた植物ばかりで、あたりは早春の雰囲気でした。そこで今回はこのときに登山道で見られた花や昆虫を中心に紹介します。

 

<タニウツギ>

登山口付近では、淡いピンクのタニウツギが花盛りでした。花が一斉に咲く様子はとても見事で美しく、観賞用に植栽されることもある樹木というのもうなずけます。登山口付近ではまだ咲いていますが、ここよりも標高の低い場所ではもう花は終わっています。

<ウワミズザクラとサカハチチョウ>

 登山口から少し上に、ウワミズザクラが咲いていました。名前の通り桜の仲間ですが、花の付き方は普通の桜とは少し違っていて、穂状にたくさんの花をつけます。

 サカハチチョウは春の山地でよく見られる種類で、翅の白い筋が漢字の「八」を逆さまにしたように見えるのが名前の由来です。春と夏では翅の模様が全く違っています。

 

<マイヅルソウ>

 登山口からひと登りすると、猿ヶ馬場という小さな広場に着きます。マイヅルソウはこのあたりから大日平までの林の下でたくさん見られましたが、この日花が咲いていたのは猿ヶ馬場付近だけでした。茎の上方にある2枚の葉の上に白い花が咲き、その姿は鶴が舞う様にも見えてとても可憐です。

 

<オオバキスミレ>

 猿ヶ馬場から上で咲いていた黄色いスミレの仲間です。黄色いスミレの仲間はそれほど多くありませんが、名前の通り葉が大きいのがこの種類の特徴です。この地域の亜高山帯以上の地域ではキバナノコマノツメという黄色いスミレも見られるそうです。

 

<ヒゲナガオトシブミ>

 猿ヶ馬場付近のシダ類の葉の上にとまっていました。オトシブミ類の特徴は、メスが葉を筒状に巻いて揺籃(ようらん)を作ることです。揺籃の中には卵があり、卵からかえった幼虫はその中身を食べて成長します。まさにゆりかごですね。写真の個体はメスで、オスは頭部がもっと長くなっています。

 

<シラネアオイ>

 猿ヶ馬場からしばらく登った牛ノ首と呼ばれる場所の少し下で咲いていました。大きな花で、咲いていると結構目立ちますが、この日は3輪しか見つけられませんでした。例年5月の終わりから6月の初め頃に咲くようで、花の時期はもう終わりだったのかもしれません。

 

<タムシバ>

 牛ノ首を経て大日平に上がると、そこはタムシバの花園でした。低山では3月に咲いていたというのに、ここでは今が盛りなのですね。ニオイコブシとも言い、花に芳香があると言うのですが、その香りは案外薄くて、鼻を近づけてもかすかに香るのかなという程度でした。

 

<エゾコセアカアメンボ?>

 大日平は国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されています。そこには様々な生き物がすんでいて、写真のアメンボもその一つです。このアメンボは弥陀ヶ原でも記録されているエゾコセアカアメンボという種類かもしれませんが、細部まで観察しないとはっきりとした区別はできません。

 

<タテヤマリンドウ>

 大日平はまだ若葉の芽吹きが始まったところですが、そんな中でも小さなリンドウが咲いていました。タテヤマリンドウです。草丈は10cm足らずで、まだ新緑が少ない草原にひっそりとたたずんでいました。

 

<チングルマ>

 立山はチングルマロードと呼ばれる道があるくらいたくさんのチングルマが見られます。室堂では7月頃にその花が多く見られますが、大日平ではもう咲いていました。小さな植物ですがれっきとした木で、秋に葉が落ちると幹の部分が地上に残ります。

 この登山道は、牛ノ首あたりまでの道の傾斜が急で、大日平に出ると緩やかになります。大日平の木道に目立った破損はなく、新緑が芽生え始めた湿原を快適に歩くことができました。立山に比べて登山者は少ないので、その分ゆったりと過ごすことができます。皆さんもぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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中部山岳国立公園では、新型コロナウイルス感染拡大防止に関する政府や各自治体の方針を受け、「新しい生活様式」に沿った慎重な行動をお願いしています。中部山岳国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いいたします。

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2021年06月18日干潟のフィールドサイン

国指定藤前干潟鳥獣保護区 西部理恵

皆さま、藤前干潟からこんにちは。

アクティブ・レンジャーの西部です。

フィールドサインという言葉、聞かれたことはありますか?

簡単に言うと、野外に残された生きもの達の何かしらの痕跡、例えば、足跡や食べかすなどのことです。

今日は、干潟でみられるいくつかの痕跡を紹介してみたいと思います!

藤前干潟 トウネンの足跡

これは、春や秋に干潟に訪れる渡り鳥トウネンの足跡!

調査をしていたところ、ラッキーなことに近くでトウネンを観察する機会がありました。飛び去ったあと、トウネンのいた場所に行ってみるとこの足跡。左上に私の長靴の先っぽが写っています。ちなみに、長靴のすぐ下にある白っぽい物は、トウネンの糞なのでは?と思っていますが、どうでしょうか。それにしても、全てが小さいですね!動きも、姿も見ていて飽きないかわいらしい鳥です。秋にまた、藤前干潟で出会えるでしょうか。

藤前干潟 アカエイと思われる魚のフィールドサイン

こちらは、アカエイが干潟で餌を探したと思われるフィールドサイン。

よーく見ると、アカエイのひし形が見えてくるのですが、いかがですか?ぽこっとした穴は、アカエイが干潟の泥を探った跡ではないか?と思われます。私も知らなかったのですが、こんな風に干潟で餌を探すんですね。アカエイは、尾に毒針を持つため、大変危険な魚でもあります。この日、干潟にはいくつも跡を見ることが出来ました。

藤前干潟 カモの糞

こちらは何だと思いますか?

糞です。

少し崩れてしまっていますが、カモの糞です。鳥の糞って、ベッタリとしたイメージがあった私としては、始めてカモ糞を見たときは、ほ乳類の糞のようだな、と思って驚きました。こちらは、冬になると藤前干潟で良く見られます。ただし、水鳥は鳥インフルエンザなどのウィルスを保有していますので、素手で触ったりするのは厳禁ですよ。観察するだけにしておいてくださいね。

さて、フィールドサインとは少し違いますが、干潟には巣穴もたくさん見つかります。

この間、まだ実物を見たことがなかったクレーター型のトビハゼの巣穴を発見!

藤前干潟 トビハゼの巣穴 クレーター型

トビハゼには、標準型・クレーター型・チムニー型という3種の巣穴を作ることが知られており、チムニー型は冬の越冬用と言われています。これまでにもチムニー型や標準型は、これがそうかな?と思うものを見つけていましたが、クレーター型は見たことがなかったので、うれしかったです。

藤前干潟 トビハゼの巣穴藤前干潟 トビハゼ チムニー型

<トビハゼとチムニー型の巣穴>         <巣穴に飛び込むトビハゼ>

こちらは2018年に撮影したトビハゼとチムニー型の巣穴。ちょっと分かりにくいですが、右側に巣穴が見えます。春、そろそろ巣穴から出て活発になってきたかな?と確認しに行ったときの一枚です。

それにしても、クレーター型と標準・チムニー型は、ずいぶんと形が違います。クレーター型も夏場の活動期に見られる巣穴ということなのですが、産卵用としては使わないのでしょうか。逃げ場や暑さしのぎとしてのみの役割なのか、、、興味は尽きません。

もしご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!

干潟には、ほかにも、カニの巣穴やゴカイ・貝などが作る小さな巣穴などがたくさん!じっくりと表面を観察するだけでいろいろな生きものの息吹を感じとることができます。

もし、観察会や潮干狩りなどで干潟に入る機会がありましたら、ぜひ、一度、じっくりと干潟の表面を観察してみてくださいね。

●藤前干潟のイベント

藤前干潟ふれあい事業 夏休み企画のチラシ

<藤前干潟ふれあい事業 夏休みは藤前干潟に行こう!>

藤前干潟で夏休み期間中に実施されるイベントです。

干潟に入るだけではなく、館内で鳥のデコイに色塗りをしたり、音で干潟を感じたり、いろいろなテーマで藤前干潟を楽しむことが出来ます。

ぜひ、皆さま、ご参加ください。

藤前干潟ふれあい事業実行委員会のホームページ

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2021年06月17日黒姫山登山道巡視と開山祭

妙高戸隠連山国立公園 土屋達郎

6月13日(日)信州しなの町観光協会主催の黒姫山開山祭が行われました。昨年の開山祭は関係者のみで黒姫スノーパーク側の小泉登山道を登り表登山道を下るルートでしたが、今回は一般参加者の皆さんと一緒に大橋登山口から新道を行く一般的なルートで登って来ました。

戸隠自然保護官事務所としては、倒木の状況確認など登山道調査も兼ねています。

昨年の様子はこちら⇒令和2年 黒姫山登山道巡視と開山祭

<黒姫山山頂にて>

朝6:30 大橋林道駐車場に集合。ガイドを務めるのは信濃町のガイド会社「しなのディスカバリー」の西田さんと、黒姫山を愛する地元登山団体「登姫の会(ときのかい)」の伊藤さん。そして信濃町観光協会等のスタッフと一般募集の方の合計26名で登ります。人数が多いので2班に分けて出発です。

スノーパーク側から登るルートは深いブナの森など楽しめる一方で標高差が1200mとなかなかキツかったのに対し、今回のルートは標高差が900mと若干ですが楽な(それでも十分堪えますが)ルートです。

<西田ガイドによるご挨拶>

<伊藤ガイドによる説明>

<今日のコース説明>

<すぐに雨になり雨具を着て歩く>

予報では夕方くらいから雨のはずだったのですが、歩き始めてからすぐにポツポツと来て雨具を着ることに。途中結構激しく降ることも。

ただ他の山だったら雨を恨めしく思うところですが、何故か黒姫山って雨もまた心地良いんですよね。霧に煙るブナの森がとても幻想的だからでしょうか。

<ベニバナイチヤクソウ>

<ブナには雨がよく似合う>

<ムラサキマムシグサ>

<オオカメノキ>

<イワカガミ>

<マイヅルソウ>

<ツバメオモト>

<マメザクラ>

山頂に着くころにはタイミングよく晴れ間が出てきて、絶景を堪能できました。野尻湖も見えましたよ。

頂上の祠で信州しなの町観光協会長による今年の黒姫山登山の安全祈願が行われました。

時間が押していたので下山は元来たルートを引き返すことに。ただ、オサバグサを見に七つ池方面の途中まで降りました。

黒姫山は今、オサバグサが見ごろを迎えています。葉がシダのような形をしていて珍しい植物です。この近辺で見れるのは黒姫山だけのようです。

<まだこの時はガスってましたが・・・>

<頂上に着くとタイミングよく晴れ間が!>

<野尻湖も見えた!>

<安全登山を祈願する有江観光協会長>

<お弁当食べ終わって下山>

<今年もオサバグサに会えました>

<シダのような葉をした珍しい花です>

<オサバグサ見頃を迎えています>

<ゴゼンタチバナ>

<ベニボタル(発光しないホタル)>

<サラサドウダン>

<黒姫山にはブナの巨木の森が広がります>

<美しいブナの森>

<お疲れ様でした!>

今回は七つ池や広い火口原の風景は見れませんでしたが、10月の閉山祭のお楽しみに取っておきましょう!

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2021年06月16日【お知らせ】白山国立公園 施設の利用再開! と トイレ工事について

白山国立公園 大石佳織

皆さま、こんにちは。
白山自然保護官事務所の大石です。

本日は白山国立公園の施設の利用再開と施設内のトイレ工事について、お知らせです。

■ 施設の利用再開
石川緊急事態宣言を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、利用中止としていた市ノ瀬ビジターセンター、市ノ瀬休憩所及び中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)について、令和3年6月14日より、利用を再開しました。
なお、ご利用の際は、マスク着用や手指の消毒等、感染対策をお願いしますね。


石川緊急事態宣言が出ている間に季節は進み、市ノ瀬(標高830m)や中宮(標高600m)など、ビジターセンターがある辺りは木々の緑がすっかり濃くなっています。

(中宮ビジターセンター・中宮展示館前。6月15日撮影)
標高が低い町中は気温が高く、蒸し暑いというニュースを耳にするようになっていますが、このあたりはまだまだ涼しく爽やかです。

■ 中宮温泉ビジターセンター内のトイレ工事
中宮温泉ビジターセンター(中宮展示館)も6月14日(月)から今年の開館が始まりましたが、現在、トイレの改修工事を行っています。

このため、トイレと一部施設の利用を中止しています。
トイレについては、白山林道石川管理事務所さんの公衆トイレが隣接して在りますので、そちらをご利用ください。

今回の改修工事では、和式トイレの洋式化やトイレ入り口にあった階段を撤去してバリアフリー化を行います。


(解体工事の様子)
6月末頃までは古い設備の解体工事で、廃材の搬出を行うことがあります。
このため、6月末頃までの平日は、正面入り口から左側の展示エリア(白山の地質や化石、高山植物、中宮散策に関する展示)に入ることができません。

(ビジターセンター入り口。左側の展示エリアは平日はご利用いただけません。土日はご利用いただけます。)

建物右側の森や川の生き物、白山と人の関わりについて学べる展示エリアは、常時ご利用いただけますので、どうぞご利用ください。

(右側の展示エリアはご利用いただけます。)

しばらくの間、皆さまにはご不便とご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。


<お願い>

新型コロナウィルス感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

 ・発熱や咳等の風邪症状の見られる方は利用をお控えください。

 ・人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に)をおとりください。

 ・マスク、消毒液の持参及び使用をお願いします。

 ・感染予防のため、手洗いの徹底をお願いします。

 ・この他、感染拡大につながる行動の自粛をお願いします。


<連絡・問い合わせ先>

中部地方環境事務所 白山自然保護官事務所

電話番号:076-259-2902

詳細や最新の情報は中部地方環境事務所のホームページでお知らせしますので、下記のページでご確認いただければ幸いです。
中部地方環境事務所 URL:http://chubu.env.go.jp/index.html

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2021年06月16日戸隠小学校2・3年生自然観察会

妙高戸隠連山国立公園 土屋達郎

6月8日(火)  戸隠小学校2年生14名、3年生16名の子ども達の自然観察会が行われました。

これは子どもたちに自分たちの地元である妙高戸隠連山国立公園への理解をより深めてもらうために環境省が行っている子ども農山漁村体験プロジェクトの一環です。

既に行った子ども農山漁村体験プロジェクトはこちら⇒

昨年10月の5年生「荒倉山と鬼女紅葉伝説の地巡り」

http://chubu.env.go.jp/blog/2020/11/post-1105.html

今年3月の6年生「鏡池スノーハイク」

http://chubu.env.go.jp/blog/2021/03/6-3.html

今回は戸隠森林植物園に集合し、ボランティアガイドの方の自然解説を受けながら戸隠森林植物園~鏡池~戸隠神社中社間を歩いてきました。

歩き出してすぐ緑が池の木になにやら白い泡が。モリアオガエルの産卵風景に出会えましたよ。

またちょうどエゾハルゼミが大合唱する時期のため、小さいセミの抜け殻が木の幹などにたくさんくっついています。それを見つけては集める子も。

<バスから子ども達降りてきました>

<ボランティアガイド小川さんの解説>

<ボランティアガイド水上さんの解説>

<水上さんの指さす方向を見ると・・・>

<木に卵を産み付けるモリアオガエル>

<モリアオガエル>

途中鏡池でお弁当。その後遊びの時間。2年生と3年生が一緒に仲良く遊んでいました。

生徒数が少ない学校ならではの心温まる光景ですね。

子どものころから国立公園の雄大な自然の中で遊べる子ども達が正直羨ましいですね。

<喘息の薬として用いられたズダヤクシュ>

<クリンソウ>

<トチの花>

<クロアゲハ>

<頭にトンボが>

<ケナシヤブデマリ>

<ホオノキ>

<天命稲荷を通って...>

<鏡のような鏡池>

<レンゲツツジ>

<仲良くお弁当>

<2年生に遊び方を教える3年生>

<戸隠小3年生>

<戸隠小2年生>

小学校2・3年生にはちょっと距離が長いかなと心配でしたが、皆最後まで元気に歩きとおしましたよ。

           

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2021年06月14日飯縄山清掃登山と山開き

妙高戸隠連山国立公園 土屋達郎

6月5日(土)飯綱高原を美しくする会主催による飯縄山清掃登山が行われました。

清掃登山は例年一般の方々も参加して賑やかに行われるのですが、昨年に引き続き今年もコロナ対策として関係者のみで行われました。

朝、一の鳥居苑地に集合したのは飯綱高原を美しくする会、長野市、飯綱高原観光協会、環境省の関係者7名がゴミ袋片手にゴミを拾いながら登りました。最近は国立公園を利用する皆さんのマナーが良いおかげで落ちているゴミがほとんど無いので、人数もこれくらいでちょうど良いのかも知れません。

この日は開山祭も行われ、山頂では神事が行われていました。長野市にある飯縄神社は全国2500社もあるという飯縄神社の総社であり、飯縄山南山頂にある飯縄神社はその奥宮ですから全国から信者さんが集まります。

<関係者7名集合>

<一の鳥居登山口>

<風が心地よい>

<北アルプスもバッチリ見えました>

<飯縄山山頂>

<山頂から見る飯縄神社奥宮>

<山頂でお弁当を楽しむ方々>

<飯縄山頂から見る高妻山>

<山頂の枯れない池で泳ぐオタマジャクシ>

<ムラサキヤシオが満開>

<大座法師池と後ろに広がる善光寺平>

<麓ではレンゲツツジが満開>

この日の空は晴れ渡り、暑くもなく寒くもなく、最高の登山日和でした。

多くの方に気持ちよく登って頂けるよう、美しい自然を守っていきたいですね。

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