上信越高原国立公園
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2019年07月23日須坂市などで写真展開催中
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
長野県須坂市で「上信越高原国立公園70周年記念写真展」を開催中です。
場所:須坂駅前ビル2階 市民ギャラリー
期間:8月9日(金)まで。休館日なし。
観覧時間:9時から17時まで
<須坂駅の改札を出たら観光案内所を目指してください。写真展の会場も同じ駅前ビル2階で、観光案内所の奥にあります。改札は2階にあるので階下に下りずに歩道橋を渡り、正面の建物の2階入口からお入りください。民間の会社名はぼかしてあります。>
今年(2019年)は、上信越高原国立公園が1949年に指定されてから70周年を迎えます。これを記念して、公園に関係する市町村で写真展を行っています。
7月から8月にかけては、須坂市のほかにも次の場所で開催しています。
■長野県上田市の「上田市菅平高原アリーナ」8月19日まで
■新潟県津南町の「津南町役場」8月16日まで
展示している写真は各会場で同じものなので立ち寄りやすい会場でご観覧ください。
なお、写真展についての問合せは開催会場ではなく、環境省信越自然環境事務所(電話026-231-6570)へお願いします。
2019年07月19日志賀高原のニッコウキスゲが見頃です
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
7月10日の記事の続報です。ニッコウキスゲが見頃になっています。
ニッコウキスゲは志賀高原のいろいろな場所で見ることができます。
この記事では、群生して咲く場所の中でも、歩く時間が短くて観察できる場所を紹介します。
ここで紹介する以外にも、スキー場のゲレンデなどでニッコウキスゲの群生を見ることができます。
■丸池付近のスキー場のゲレンデ
見頃の状態が続いています。
ニッコウキスゲは花が複数あり順々に咲いていくので、一つの株で長い期間花が咲いています。このため、現在も見頃です。
■蓮池付近のスキー場のゲレンデ
国道292号の蓮池の交差点を草津温泉方面へ進んですぐ右側です。国道292号脇の駐車スペースがニッコウキスゲの咲くゲレンデに接しています。
■田ノ原(たのはら)湿原(しつげん)と木戸池(きどいけ)の間の丘の斜面
遠目にも咲いているのが分かるくらい咲いています。
上の場所から国道292号をさらに草津方面へ進みます。田ノ原湿原側にも、木戸池側にも駐車スペースがあり、ともに15分ほど歩きます。
<田ノ原湿原側の斜面に咲くニッコウキスゲ。ニッコウキスゲの群生は丘の上まで続く。遊歩道(自然探勝コース)が丘の向こうの木戸池に通じている。>
■前回紹介した場所のうち次の場所は、確認していません。改めてお伝えします。
・高天ヶ原地区、一の瀬地区
・東館山(ひがしたてやま)高山植物園(こうざんしょくぶつえん)
上信越高原国立公園は今年(2019年)国立公園に指定されて70周年となります。
記念の年に上信越高原国立公園へお出かけください。
2019年07月10日志賀高原のニッコウキスゲが咲き始めました
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
ニッコウキスゲが咲き始めました。
まだ、志賀高原内でも標高の低い丸池、蓮池の付近で咲き始めたところです。標高の高い所では咲く時期が遅くなります。
この記事では、ニッコウキスゲが群生して咲く場所の中でも、歩く時間が短くて観察できる場所を紹介します。
■丸池付近のスキー場のゲレンデ
国道292号にほぼ接して群生しています。現在のところ最も多く開花している場所です。
<ニッコウキスゲは花が複数あり順々に咲いていくので、一つの株で長い期間花が咲いています。この写真でも、しおれた花と開いた花と複数のつぼみを見ることができます。>
■蓮池付近のスキー場のゲレンデ
国道292号の蓮池の交差点を草津方面へ進んですぐ右側です。国道292号脇の駐車スペースがニッコウキスゲの咲くゲレンデに接しています。
<まだ開花しているものが少ない状況です。>
■田ノ原湿原
上の場所から国道292号をさらに草津方面へ進みます。国道脇の駐車スペースから少し歩くと湿原に到達し、湿原内の木道を歩いて植物を観察します。現在のところ、ニッコウキスゲはわずかに開花しているだけです。ワタスゲの綿毛が終わりかけです。
田ノ原湿原の木道は、「自然探勝コース」と呼ばれるハイキングコースの一部です。このコースは全行程2時間程度で、湿原、池や原生的な林などのたくさんの見どころがあります。田ノ原湿原から蓮池方面に向かうと、上で紹介した蓮池付近のスキー場のニッコウキスゲの群生地を通ります。
■高天ヶ原地区、一の瀬地区、
国道292号の蓮池の交差点を奥志賀方面へ進み、トンネルを3つ通ります。ニッコウキスゲはわずかに開花しているだけです。ヒオウギアヤメが満開です。
ニッコウキスゲの群生は、この地区のスキー場のゲレンデで見られるようになります。
■東館山高山植物園
東館山山頂に向かうゴンドラリフトを利用して標高2,000mに上がります。運行日に注意が必要です。7月12日までは土日のみの営業で、7月13日(土)から8月25日(日)までは毎日営業です。
ニッコウキスゲだけでなく、多くの種類の花を見ることができます。
上信越高原国立公園は今年(2019年)国立公園に指定されて70周年となります。
記念の年に上信越高原国立公園へお出かけください。
<記事で紹介した場所の位置>
2019年07月05日須坂市の米子大瀑布周辺の登山道整備
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
少し古い話題ですが、6月23日は長野県須坂市の米子大瀑布(よなこだいばくふ)周辺の登山道整備に参加しました。
「米子大瀑布」は「日本の滝100選」に選ばれており、また、「米子瀑布群(よなこばくふぐん)」という名称で国の名勝に指定されています。
少し前の大河ドラマのオープニング映像で注目を集めた滝です(映像では滝の上に城が合成されて写っているが、実際には城はないというもの)。
米子大瀑布は滝つぼ近くまで行くことができ、また1周1時間30分程度の周遊歩道があります。
<城はなくても十分に雄大な景色。常時水が落ちている滝は2本、左が権現滝(ごんげんたき)、右が不動滝(ふどうたき)。この近くの岩壁に雨の後に出現する滝が何本かあり、これらを含めて米子瀑布群と呼ぶ。平成27年5月25日撮影。>
さて、今回は「根子岳登山道整備の会(ねこだけとざんどうせいびのかい)」という、米子大瀑布周辺の山への登山道整備を20年近く続けていただいている団体の登山道整備作業に自然保護官とともに参加しました。
作業の参加者は24名で、地元の方が主体ですが、当所のほか、林野庁北信森林管理署の職員、須坂警察署の署員、市職員も参加されました。
今回、特に整備した箇所は、権現滝上流部の沢の登山道をう回させる箇所です。
<これまで登山道は写真下中央から左上方向にありましたが、登山道近くの赤丸付近に斜面の崩落の頂点があり、登山道の崩落のおそれがあるためう回させました。今後はピンクのテープに従って山側を歩いてください。>
場所は下の地図の赤丸です。
<米子大瀑布と根子岳を結ぶコースは、他のコースと比べ高低差があります。根子岳へのコースは自身の体力と技術を考えて、峰の原や菅平牧場からのコースも利用してください。>
<注意>
須坂市観光協会の6月18日の記事によると、
・米子大瀑布から小根子岳北肩へ通じる登山道は、木橋の改修工事のため、7月1日(月)から7月5日(金)まで通行止め(通り抜け禁止)。
・天候・工事の進捗状況により期間を変更する場合がある。
■米子大瀑布駐車場から米子大瀑布へは、通常通り観光できる。
2019年07月03日志賀高原にも本格的な夏山シーズン
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
7月1日は多くの場所で山開きが行われたと思います。
志賀高原でも、横手山(よこてやま)と志賀山(しがやま)の開山祭が行われ、本格的な夏山シーズンが始まりました。
開山祭が行われた横手山は、志賀高原で2番目に標高の高い山(2,307m)です。
標高の高い山と聞くと大変そうに感じられるかもしれませんが、ほとんど歩かずに山頂近くまで行くことができます(お金がかかりますが)。山ノ内町側からは「スカイレーター」と「リフト」を乗り継いで、渋峠からは「リフト」1本です。
山頂近くには日本一高いところにあるパン屋さんや「クランペット」のカフェがあります。晴れている日は日本海や富士山も見えるそうです。食べ物だけでなく、国立公園の素晴らしい景色も楽しんでください。
志賀高原というと「スキー」というイメージがあるかもしれませんが、夏にも「池や沼」、「高山植物」、「石の湯のゲンジボタル」などの見どころがあります。また、何より標高が高いので夏でも涼しいです。
志賀高原にどうぞお出かけください。
<スカイレーター>
■う回路の情報■
横手山山頂部から四十八池(しじゅうはちいけ)方面に徒歩で利用される方へ、通行の際の注意事項をお伝えします。
四十八池方面に向かう際、ゲレンデをショートカットする登山道がありますが、落石のため通行困難です。ショートカットせず、う回路としてゲレンデを通行してください。
<横手山山頂部から四十八池方面へのう回路の案内。地理院地図に情報を書き加えた。>
<登山道をふさぐ形で落石が止まっているので通行が困難。>
2019年07月03日四十八池公衆便所使えます。ただし、ご協力お願いします。
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
四十八池(しじゅうはちいけ)公衆便所が使えるようになりました。
ただし、緊急時のみのご利用をお願いしています。毎シーズンのことですがご協力をよろしくお願いします。
■緊急時のみのご利用をお願いする理由■
洗浄水や処理水を施設外に出さずに処理するトイレです。たくさんの人が利用すると処理能力の限界に達し、不具合が生じて使えなくなるため。
四十八池公衆便所は「池めぐりコース」(下図の赤線)の途中にあります。
このコースには起終点を含めて公衆便所が4箇所あります。各公衆便所の間の所要時間はそれぞれ約1時間です。
ご協力をお願いいたします。
上信越高原(じょうしんえつこうげん)国立公園は、今年(2019年)国立公園に指定されて70周年となります。
記念の年に上信越高原国立公園へお出かけください。
2019年06月19日事業決定の作業
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
「国立公園事業の決定」のための資料作りで室内作業の日々が続いています。
「公園事業」というのは、「公園計画」に基づいて決められている、国立公園の利用や保護のための施設のことを言います。公園事業には、登山道やホテル、キャンプ場など様々な種類があり、公園を安全で快適に利用したり、より深い自然体験をしたりする上で、重要な役割を持つものです。
志賀高原地域では、平成31年1月に公園計画が新しくなりました。この新しい公園計画では、国立公園の利用や保護のために必要と考えられる施設の大まかな位置や整備方針が決められています。これに基づいて、それぞれの施設について、より具体的な位置や規模(路線距離、区域面積、収容人数など)を検討します。
今は、検討した結果を資料にまとめる作業をしています。
今回、国立公園を利用してもらうために必要な施設として、
・車道
・歩道(登山道や散策路などを「歩道」と呼んでいます)
・野営場
・避難小屋
・索道運送施設(リフト、ゴンドラ)
の事業決定を予定しています。
参考までに、当所で作成した資料を基に、信越自然環境事務所と環境省国立公園課で内容が吟味され、環境省案となります。環境省案は中央環境審議会に諮問され、環境大臣への答申後、官報告示されることで事業決定となります。
さて、事務所のすぐ近くにある蓮池(はすいけ)ではレンゲツツジが満開です。
志賀高原では6月29日(土)、30日(日)に「新緑のクラフトフェアin志賀高原」が志賀高原歴史記念館の庭園で行われます。クラフトなどで80店以上、飲食は10店以上の出店が予定されています。
どうぞお出かけください。
2019年06月10日高山蝶を守る会パトロール
上信越高原国立公園 万座 小林 直樹
皆さんは高山蝶をご存じでしょうか?
高山蝶は、本州中部以北の高山およびその近傍の渓谷、高原などに限って分布する一群の蝶類で、
現在では一部の地域でしか見ることができなくなってしまいました。
群馬県では、浅間山系に生息するミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、ベニヒカゲの
3種が県指定の天然記念物となっています。
中でもミヤマシロチョウは浅間山系の湯ノ丸山周辺にのみ生息しており、
車で行ける場所で見れるのは日本でもこの地域だけになっています。
【ミヤマシロチョウの成虫 写真:浅間山麓国際自然学校様提供】
6/6(木)、嬬恋村高山蝶を守る会の会議とパトロールに参加しました。
この会の会員が実施する保護パトロールは群馬県から委嘱を受けて実施しており、
主に湯ノ丸山周辺のミヤマシロチョウなどの巣や幼虫、成虫をモニタリングし、
成虫が飛び交う夏には一般向けに観察会も開催しています。
まずは営巣地に向かって山を登ります。
このあたりはレンゲツツジ群落も有名ですが、あと1週間ほどで開花しそうです。
同じくツツジ科のミネズオウも咲いています。
【開き始めたレンゲツツジのつぼみ】
【ミネズオウ】
現地に着くと早速モニタリングしているメギの木を調査し、
蝶の巣や幼虫を探し、見つけたら数をカウントして記録します。
すると早速、巣が見つかりました!
中に幼虫もいるようです。
【メギの木の巣】
かなり山の中を上に行ったり下に行ったり歩き回り、
全てのモニタリング対象の木をチェックします。
【モニタリングの様子】
そしてついにいくつかの木で幼虫も見つけました。
元気にメギの葉を食べています。
【ミヤマシロチョウの幼虫】
しかし、あるメギの木はほとんどの葉っぱを幼虫が食べ尽くしてしまい、
もう食べる葉がありません。
そうなると幼虫は食べ物がな無くなって死んでしまいます。
こういう場合は、巣と幼虫を別のメギの木に移す必要があります。
巣は枝ごと切って新しい木に固定、幼虫は新しい木に手で連れて行きます。
※この作業は県の許可を得て行っています。
【新しい木に移された巣】
これで安心、幼虫たちは新しいメギの葉っぱを必死に食べていました。
こうしてみんなに見守られながら成長した幼虫たちは、もうしばらくすると蛹になり、
7月中旬位には成虫となってこのあたりを乱舞することでしょう。
【高山蝶保護の看板を確認するメンバー達】
来月には、この湯ノ丸山で以下のとおり「高山蝶の観察会」が行われます。
皆さんもぜひ参加してみませんか?
【概要】
日時:7月15日(月・祝)午前9時~正午頃
集合:湯ノ丸山 地蔵峠駐車場
講師:日本チョウ類保全協会 代表理事 松村 行栄 先生
参加費:無料
申込先:嬬恋村高山蝶を守る会事務局(嬬恋郷土資料館内)
※ 本観察会に関するお問い合わせ・申し込みは、以下までお願いいたします。
「嬬恋村高山蝶を守る会事務局」 TEL/FAX 0279-97-3405
(嬬恋郷土資料館内)
2019年06月05日標高地図の作業メモ
上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
先日(6月3日)の記事で、志賀高原自然保護官事務所の担当する区域の図を載せました。この図の作業メモです。
■使用したGISソフト
「QGIS」のバージョン2.18を使いました。QGISはフリーでオープンソースのソフトウェアで、最新の安定版はバージョン3.4.8です。
■使用したシェープファイル(.shp)
○「国立公園区域等」
・環境省生物多様性センター<http://gis.biodic.go.jp/webgis/sc-026.html?kind=nps>からダウンロード。
・特別保護地区、第1種特別地域など保護規制計画で区分されたポリゴンになっているので、公園区域を1つのポリゴンにする。
○「行政区域」、「鉄道」、「緊急輸送道路」の各データ
・国土数値情報ダウンロードサービス<http://nlftp.mlit.go.jp/ksj/index.html>からそれぞれのデータごとに関係する3県(群馬県、長野県、新潟県)のデータをダウンロード。
○「SRTM(Shuttle Radar Topography Mission)」の標高データ
・<https://dds.cr.usgs.gov/srtm/>から version2_1 → SRTM3 → Eurasiaと進み、上信越高原国立公園が含まれる緯度経度のデータをダウンロード。N36E138、N36E139、N37E138、N37E139の4つデータを使用。ファイル名のN36E138というのは北緯36度から37度及び東経139度から140度の区域のデータという意味。
・なお、標高については「基盤地図情報ダウンロードサービス」<https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php>の「数値標高モデル」のデータを用いることもできます。
■作業内容
QGISで上のシェープファイルを開く。
見やすくなるように表示の仕方を変える。srtmの標高ごとの色の区分については、次のwebページを参考にした。
・darusmart「SRTM3(またはSRTM90m)データからQGISで標高地図を作成」<http://darusmart.hatenablog.com/entry/2015/01/19/180415>(2019年6月5日参照)
こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。
夏休みは国立公園でいろいろなイベントが行われます。上信越高原国立公園へどうぞお出かけください。
宿泊すると、より楽しめると思います。
志賀高原自然保護官事務所の担当している市町村の国立公園区域で、夏休み期間に行われる主なイベントを紹介します。
■山ノ内町
○志賀高原 天空フェス(予約必要)
「志賀高原 天空フェス」が8月から9月にかけて行われます。
夏休み中では8月31日(土)に熊の湯で開催されます。リフトで標高1,960mまで上り、夜景と星空観察をします。レジャーシートが用意されているので寝そべって夜空を楽しめるようです。下山後にワークショップが行われる予定です。
(詳細は志賀高原観光協会のページをご覧ください。)
○志賀高原カレッジコンサート
志賀高原には音楽合宿のため大学生が訪れます。成果発表の場としてカレッジコンサートが毎年開かれています。場所は志賀高原総合会館98です。
<日時と団体>
第1回 8月10日(土) 16:30開演 慶應義塾大学ウインドアンサンブル
第2回 8月13日(火) 16:30開演 東邦音楽大学フルートオーケストラ ベルソナ
第3回 8月19日(月) 19:30開演 早稲田吹奏楽団
第4回 8月22日(木) 16:30開演 國學院大學フォイエル・コール混声合唱団
第5回 8月30日(金) 16:30開演 東京工業大学管弦楽団
第6回 8月31日(土) 16:30開演 東洋大学管弦楽団
(詳細は山ノ内町のページをご覧ください。)
○大蛇祭り
8月24日(土)と25日(日)に志賀高原蓮池の周辺で開催されます。
志賀高原の大沼池(おおぬまいけ)に棲むといわれる大蛇と黒姫の物語をモチーフにしたお祭りです。大沼池での入魂祭のほか、花火、ミス志賀高原コンテストなどが行われます。
大沼池はエメラルドグリーンの水面が特徴の志賀高原で最も大きな池です。
■須坂市
○破風高原の大自然と高山蝶ベニヒカゲに会おう(事前申し込み必要。定員になり次第締め切り)
8月10日(土)に開催されます。五味池破風高原(ごみいけはふこうげん)で高山植物と高山蝶ベニヒカゲなどを観察しながら、片道1時間程度の山道を歩きます。
(詳細は須坂市のページをご覧ください。)
■野沢温泉村
○ナイトゴンドラツアー
ゴンドラで標高高1,400mまで上り、夜景と星空観察をします。
開催日は、7月27日(土)と8月は3日(土)、10日(土)、11日(日)、12日(月)、17日(土)、24日(土)。
(詳細は野沢温泉スキー場のページをご覧ください。)
これらのイベントに来られる際に、国立公園の景観や自然も楽しんでください。
○志賀高原のトレッキング
志賀高原には多くの池や湿原があり、それらを巡るトレッキングコースがあります。また、多くのコースがあるので、体力・技術や時間に応じてコースを選ぶことができます。ガイドと一緒に歩くと、志賀高原の自然をより楽しめるかもしれません。
(詳細は志賀高原観光協会のページをご覧ください。)
○志賀高原石の湯のホタル観察
「石の湯のゲンジボタル」は、日本で最も標高の高い所で発生するホタルです。見頃は7月から8月上旬で、それ以降は数が少なくなりますが観察できます。
(詳細は志賀高原観光協会のページをご覧ください。)
今年(2019年)は、上信越高原国立公園が1949年に指定されてから70周年を迎えます。記念の年に上信越高原国立公園にお出かけください。
<大沼池。今回の水の色はコバルトブルーです。2019年6月11日撮影。写真中央の奥に見える鳥居は大沼池の大蛇神社の鳥居です。>