ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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上信越高原国立公園

258件の記事があります。

2022年04月27日志賀草津道路(国道292号)の再開通

上信越高原国立公園 飯島久美子

こんにちは。4月22日(金)、志賀草津道路(国道292号)の冬季閉鎖が解除されましたのでその様子をご紹介します。

↑ 天狗山ゲート

その日、150台ほどの車が冬季通行止めのゲート前で待機していました。

安全祈願の後10時にゲートが開くと、神事の参加者に見送られて、車やバイクがゲートを通って行きます。

↑ 山田峠付近

斜面の谷筋に雪が残っています。

↑ 雪の壁

高いところで7メートルほどの雪の壁でした。突然現れる雪の壁にびっくりします!壁の高さも昨年より高くなっています。

↑ 草津白根山

道路からは草津白根山が間近に見えます。

近くで火山ガスが噴出する場所もあり、風向きによって硫黄のにおいが漂います。

↑ 笠ヶ岳

渋峠を越えると、長野県側の景色が広がります。

写真中央に写っているのは笠ヶ岳です。

絶景続きの国道292号ぜひおいでください!

※草津白根山は噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)が継続しており、道路については、24時間通行可能となります。

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2022年04月13日国立公園看板のペンキ塗り

上信越高原国立公園 飯島久美子

こんにちは。写真の場所は、上信越高原国立公園の万座温泉入口です。

雪解けの急速に進む万座温泉で、国立公園入口看板のお色直しを行いましたので

作業の様子を①~③にまとめてご紹介します。

↑ 万座温泉の国立公園看板

黄色矢印部分が今回ペンキの塗り直しをした国立公園看板です。

風雪等による経年劣化でペンキが剥がれており、文字を読むことができなくなっていました。

作業① ペンキ塗りの前に看板の掃除と養生作業を行いました。

↑ 写真左:看板の掃除 写真右:看板の養生作業

きれいに塗料がのるよう、ヤスリ等で劣化したペンキ破片や、木片を落としました。

作業② 看板の文字を残し、看板・柱に木材保護塗料を塗りました。

↑ 木材保護塗料塗り作業

写真は塗っている途中の写真ですが、塗った場所と塗ってない場所の差がはっきりとわかります。

作業③ 水性の白ペンキで看板の文字の部分を塗っていきました。

↑ 文字入れ作業

絶対にはみ出せない部分です。集中力を切らさないよう、2回に分けて塗りました。

↑ 写真左:作業前の写真  写真右:完成写真

作業前のものと比べると、文字も読みやすく、見違えるようになりました。

環境省で設置している他の看板も順次メンテナンス予定です。

万座温泉を訪れた際にはぜひご覧ください♪

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2022年03月15日ドラゴンドラの車窓から

上信越高原国立公園 谷川 増田 多美

皆さま、こんにちは!

お久しぶりです。谷川管理官事務所の増田です。

最近気温が2桁の日もあり春を感じる日が増えてきましたね!

しかし、谷川・苗場地域の苗場地域ではまだまだ雪予報の日があります。

そんな3月なのにまだ雪の降る苗場地域の苗場スキー場の巡視に行ってきましたので、春と秋と冬のドラゴンドラの車窓からの景色を比較してご紹介します

日本最長の5481mの長さを誇るドラゴンドラは、片道25分間絶景を見ながら進んで行きます。

まずは急下降しながら清津川を眺められる絶景スポット!

 

▲2021.5.26撮影

 

▲2020.10.21撮影

 

▲2022.1.31撮影

▲春は雪解け水が清津川に流れ込み、透明度の高い水色に!

爽やかな新緑と清流を見ながらの空中散歩に癒やされます(^^)

さらに進むと天候により七色に変化するという二居ダムが見えてきます。

 

▲ 左:2021.5.26撮影  右:2020.10.21撮影

▲2022.3.3撮影

春、秋に見た時は綺麗なエメラルドグリーンの二居ダムでしたが、冬には真っ白に凍っていました。

春には残雪と萌黄色が美しいブナ、秋には黄金色に輝くカラマツ、冬には葉が落ちて見通しの良くなった木々の間から動物を見ることができ、どの季節に乗っても楽しむことができますよ☺

 

▲2022.3.3撮影 ドラゴンドラから見つけたキツネ(左)とカモシカ(右)

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

上信越国立公園へお出かけの際には、各自治体や訪問先が発信している情報を事前にご確認いただき、3つの密の回避や手指の消毒など、感染防止対策にご協力ください。みなさまのご理解ご協力をお願いい たします。

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2022年03月09日志賀高原でナイトシャトルバスを運行

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

直前の情報になりますが、志賀高原では期間限定の「ナイトシャトルバス(無料)」が運行されます。

ご乗車の車内でクーポン券やプレゼントの配布があり、ご乗車のアンケートに答えていただいた方には抽選でのプレゼントもあります。

また、ナイトシャトルバスの運行時間に合わせた、店舗・施設の特別営業もあります。

志賀高原内で宿泊いただき、ナイトシャトルバスでお出かけください。

なお、ご利用の際は、新型コロナウイルス感染対策を行なっていただくようお願いいたします。

ナイトシャトルバスや店舗の詳細は志賀高原観光協会のwebページをご覧ください。

<https://www.shigakogen.gr.jp/news/2027.html>

概要は次のとおりです。

■運行日

3月10日(木)・11日(金)・12日(土)及び

3月17日(木)・18日(金)・19日(土)・20日(日)

■運行路線

ブルーライン

横手山スキー場(陽坂)→志賀高原山の駅→志賀山温泉(ジャイアント)→志賀高原山の駅→横手山スキー場(陽坂)

レッドライン

奥志賀高原ホテル→志賀高原山の駅→奥志賀高原ホテル

「志賀高原山の駅」で両路線を乗り継ぎできます。

■運行時刻

ブルーライン

主なバス停

1便

2便

3便

4便

横手山スキー場(陽坂)

18:20

19:50

21:30

22:50

志賀高原山の駅 着

18:41

20:11

21:51

23:11

同 発

18:42

20:24

22:06

志賀山温泉

18:49

20:31

22:13

志賀高原山の駅 着

18:58

20:40

22:22

同 発

19:03

20:45

22:27

横手山スキー場(陽坂)

19:24

21:06

22:48

 

レッドライン

主なバス停

1便

2便

3便

4便

奥志賀高原ホテル

18:00

19:42

21:24

23:05

志賀高原山の駅 着

18:40

20:22

22:04

23:45

同 発

19:00

20:42

22:24

奥志賀高原ホテル

19:40

21:22

23:04

 

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

また、ご旅行にあたっては、出発前後の健康観察を徹底していただくようお願いします。

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2022年03月07日野沢温泉と志賀高原の積雪

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

志賀高原管理官事務所は長野県山ノ内町志賀高原にありますが、担当する国立公園の区域は6市町村にまたがります。そのうちの一つが野沢温泉村です。

3月5日の野沢温泉村の国立公園内にあるスキー場の様子です。業務ではなく個人的な旅行です。

野沢温泉村のスキー場の道路標識

<スキー場の標高約1,390mにある道路標識です。撮影の順番待ちの方に話を聞くと、「年によって多い少ないがあるけれど、ここまで標識と積雪が近いのは何年ぶりかな。標識まで手が届かない年もあるし。」ということでした。>

野沢温泉村のスキー場の利用者

<スキー場上部の緩斜面のゲレンデ。土曜日で天気が比較的良かったので、多くの人に利用されていました。>

さて、事務所周辺の積雪の様子です。事務所は国立公園内の標高約1,500mにあります。

事務所建物の周囲の様子です。写真右の建物が事務所です。

地面に積もった雪と屋根から滑り落ちた雪がたまって、軒先に迫る高さになっています。

手前の方は一度排雪したので雪の量が少ないです。

志賀高原管理官事務所の周囲の積雪

<雪囲いで事務所入口に通じる階段への雪を防いでいるのですが、板の隙間から雪がはみ出ています。>

事務所の進入路付近では、バックホーが、道路除雪車が道路脇に投げ飛ばしてたまった雪を取り除く作業を行っています。奥の道路が国道292号です。この作業は今シーズン2度目です。

事務所進入路付近の排雪作業

さて、長野県では「この冬どこ行く?ウェルカム信州アクティビティ割!」というスキーリフト券の割引が行われています。

旅行前後も含め新型コロナウイルス感染拡大防止対策をして、どうぞお出かけください。

直接リンクを貼れないので、上の文章をコピペするなどで検索してください。

そのwebページによると、3月8日からは

・割引対象者は「まん延防止等重点措置区域がない都道府県にお住まいの方」に拡大

・割引対象期間は5月31日まで延長

とのことです。

また、新型コロナウイルスの感染状況に応じ、予定を変更する場合があるとのことです。

ただし、志賀高原の全18スキー場共通券の割引期間は5月5日までです。

また、発売時期によって利用できる期間が決められています。お気を付けください。

志賀高原では5月5日以降も営業を予定しているスキー場があります。

この雪の量なので、多くの方に来ていただき、できるだけ長い期間スキー場営業ができると良いと思います。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

また、ご旅行にあたっては、出発前後の健康観察を徹底していただくようお願いします。

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2022年02月03日厳冬期の万座

上信越高原国立公園 飯島久美子

 万座は草津白根山の山麓、標高1,800mに位置しており、冬季は、パウダースノーが降り、

ウィンタースポーツ等を楽しむことができます。

 今回は、たっぷりと雪の積もった万座の牛池の様子をご紹介します。

↑ 万座牛池近くの東屋                       R4.1.27撮影

屋根の雪がすごいボリューム!現在の積雪量は高さ2メートルほど。

当日、近くでスノーシューをしていたガイドの方に話を聞くと、樹林帯の中は、スノーシューを履いていても腰までの雪に埋まってしまうこともあるとのこと。

↑ 昨年の同時期の東屋                       R3.1.28撮影

今年は昨年に比べ、吹雪くことも多く、雪が多くなっています。

↑ 万座の牛池                            R4.1.27撮影

写真中央部が牛池なのですが、水面がすっぽりと雪に被われて、牛池の形はわかりません。

厳冬期は昼間でも気温がマイナス15℃に迫る日もあり、とっても寒いのですが、今年の牛池はたっぷりの雪に被われおり、雪の下は結氷していないと思います。知らない人が歩くのは危険です。

↑ 牛池での万探ツアーの様子                    R3.2.21撮影

万座しぜん情報館では年間を通じてイベント(万探ツアー)を実施しており、

冬季は牛池の周りをスノーシューで歩く自然観察会が催されています。

※現在イベントは延期となっておりますので、最新の情報は万座しぜん情報館までお問い合わせください。

万座しぜん情報館

電話番号:0279-97-4000

↑ 夏の牛池の様子

ちなみに、夏季は透き通る水が美しく、昆虫や鳥など、多くの生きものが暮らす場所です。

池の周りは木道が整備されているため、高山植物など間近で観察することができます。

最後に、万座温泉までの道路及び、万座温泉内の道路は路面凍結しています。お車でお越しの際には必ず冬用タイヤを装着ください。路面状況によってはタイヤチェーンが必要になる場合もあります。

↑ 万座温泉内の道路                        R4.1.27撮影

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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2022年01月19日志賀高原(蓮池)の紅葉の推移

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

1月19日の志賀高原は、久しぶりに、朝からずっと青空を見ることができます。

この日記では、標高1,500mにある志賀高原管理事務所の駐車スペースから蓮池(はすいけ)方面を望む定点撮影した写真を載せてきました。

でも、1月19日には、自然降雪と除雪した雪が高く積もって壁のようになり、蓮池を望むことはできません。

志賀高原管理官事務所前の雪の壁

<いつもの地点から蓮池方面を撮影しましたが、雪が高く積もって蓮池を見ることができません。ポールは長さ2mで赤白それぞれ20cmずつ塗り分けられています。雪の高さはだいたい160cmくらいです。>

続いて、事務所への進入路で、奥が国道292号です。1月19日に撮影した写真と約1か月前の昨年12月20日に撮影した写真を並べます。

志賀高原管理官事務所の進入路の雪の壁

<左が1月19日、右が12月20日。こちらも雪が壁のようになりました。>

このように今年の志賀高原は雪が豊富にあり、ほとんどのスキー場で全面滑走可能です。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ対策をして、志賀高原にお出かけください。

さて、先日まで山ノ内町の楓の館で写真展を行っており、今年度の蓮池の紅葉の推移を整理したものを展示していました。

整理した結果、10月の約1か月は紅葉を見ることができ、10月下旬が紅葉の盛期であったことが分かりました。

蓮池付近での紅葉の見頃は10月上旬から中旬と言われています。それと比べると、今年度の紅葉は長く、遅くまで見ることができたと言えます。

写真は上から、9月27日、10月8日、15日、21日、28日、11月5日、10日に撮影したものです。

蓮池では10月28日頃が紅葉の盛期だったようです。

紅葉が10月下旬で、約3か月経って一番上の写真のように深い雪となりました。

9月27日

池のほとりの低木が赤く色付く

紅葉の推移_10月8日撮影

10月8日

高木が少し色付く

志賀高原蓮池の紅葉の推移_10月15日撮影

10月15日

紅葉が徐々に進み、黄色に色付いた高木が多くなる

志賀高原蓮池の紅葉の推移_10月21日撮影

10月21日

まだ色付きの浅いものがある一方で、落葉し幹や枝が目立つものもある。

この日の朝にも蓮池で降雪があり、奥に見える山の山頂部には雪が残っている。

志賀高原蓮池の紅葉の推移_10月28日撮影 10月28日

奥の山など全体的に紅葉が見られる

志賀高原蓮池の紅葉の推移_11月5日撮影 11月5日

多くの木が色あせる

志賀高原蓮池の紅葉の推移_11月10日撮影

11月10日

ほとんどの木が落葉する

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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2021年12月23日山ノ内町でも写真展を開催中です

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

山ノ内町で開催中の写真展をご案内します。

「国立公園 アクティブ・レンジャー展」は、上信越高原、妙高戸隠連山及び中部山岳の3つの国立公園に所属するアクティブ・レンジャーが、日々の活動で撮影した景色や動植物、国立公園に関わる方々の活動の様子などを展示する写真展です。

■会場 楓の館(長野電鉄湯田中駅旧駅舎) 長野県下高井郡山ノ内町

■期間 令和4年1月16日(日)まで

    休館日1月4日(火)です。ご注意ください。

■時間 10時から20時まで

会場の「楓の館」は、志賀高原の麓にあります。

また、会場の隣には日帰り入浴施設があります。そのついでにでもご覧ください。

志賀高原でスキー → 日帰り入浴 → 写真展観覧 という流れはいかがでしょうか。

写真展の会場は湯田中駅の旧駅舎

<会場は、駅舎として使われていました。この小窓は切符の販売窓口だったのだろうと思います。アーチ型の窓枠に時代の流れを感じます。>

※写真展をご観覧の際は、アンケートにご協力をお願いします。

<山ノ内町に特化したコーナーを作っています。今後、写真を増やす予定です。>

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

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2021年12月21日スキー場の滑走可能エリアが広がっています

上信越高原国立公園 志賀高原 則武敏史

こんにちは、上信越高原国立公園の志賀高原です。

国立公園のイメージは、尾瀬や屋久島のような自然の大風景を思い浮かべるかもしれません。他方、志賀高原のようにすぐれた自然もあり、スキー場のようなレクリエーションに適した場所もあるという地区もあります。

志賀高原のスキー場は11月19日にオープンし、その後の自然降雪や人工降雪により滑走可能エリアが広がっています。どうぞお出かけください。

なお、お出かけの際には、新型コロナウイルスの感染拡大防止の対策をお願いします。

■自家用車でお出かけの際はスタッドレスタイヤを装着してください。タイヤチェーンの場合は麓の上林(かんばやし)での装着をおすすめします。

■志賀高原までの雪道運転に不安を感じる方は、長野駅、湯田中駅または上林などからバスを利用する手段もあります。

■志賀高原や周辺箇所のほぼリアルタイムの道路状況は、長野県の道路気象情報のページで確認できます。<http://hokushin.pref-nagano-roadcamera.jp/>

このページでは、気温、路温、降雪状況またはライブカメラ映像などが表示されます。天気予報のサイトなどとともに確認いただくとお出かけの参考になると思います。

(直接リンクは禁止されているので、上のアドレスを入力するか、「道路気象情報 北信」で検索してください。)

さて、志賀高原管理官事務所は国立公園内の標高約1,500mにあります。

事務所の辺りでは11月下旬にまとまった降雪があり、その後の降雪により今日まで地面が見えることなく雪の積もった状態が続いています。

12月20日正午頃に撮影。

・中央下の左右方向に国道292号があります。気温がプラスになったり、除雪車が雪かきしたりすると、路面が見えるようになります

・中央右よりに蓮池(はすいけ)という池があるのですが、11月下旬の降雪以降、水面は見えないままです。

・右奥に見えるスキー場は滑走可です。

道路や池の場所の参考のために8月6日に撮影した写真を載せます。四季がはっきりしている場所だと感じます。

事務所から蓮池を望む。8月6日撮影。

【新型コロナウイルス感染拡大防止についてのお願い】

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、引き続き、「三つの密」を徹底的に避ける、「人と人との距離の確保」、「マスクの着用」及び「手洗いなどの手指衛生」等の基本的な感染対策の実施をお願いします。

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2021年12月07日浅間山の巡視

上信越高原国立公園 飯島久美子

11月18日に浅間山の前掛山山頂まで巡視に行ってきました。

浅間山は、日本を代表する火山で、群馬県吾妻郡嬬恋村と、長野県佐久郡軽井沢町及び御代田町の境に位置しています。今回の巡視の目的は、標柱の立替えの確認です。

↑ 前掛山(R3.10黒斑山(くろふやま)登山道より撮影)

手前の山が前掛山、ほとんど重なって見えますが、奥が釜山(かまやま)です。

浅間山は気象庁の噴火警戒入山規制があり、

巡視当日の噴火警戒レベルは1でしたので、前掛山まで入山可能でした。

※最新の浅間山の噴火警戒レベルは気象庁のHPよりご確認いただけます。

↑ 前掛山までの登山道

岩がごろごろとした登山道です。

↑ 登山道から北東方向を見ると、嬬恋村を見渡す事ができます。

↑ 前掛山の手前のシェルター

いざとなったら逃げ込みます。

↑ 前掛山山頂までの最後の登り

登山開始から約4時間で到着です。

↑ 前掛山山頂からみた釜山(かまやま)

写真に写り込んでいるのは、今年の10月に新しくなった標柱です。

↑ 前掛山山頂から浅間山の外輪山を望む

12月に入り、登山道には積雪・凍結している場所が増え、登山の難易度があがっています。

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