伊勢志摩国立公園 志摩
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2016年01月15日横山園地の清掃
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
G7「伊勢志摩サミット」が三重県志摩市で行われると発表されて以来、
英虞湾やサミットの主会場とされる賢島を望める横山展望台には、
たくさんの方が訪れています。
横山展望台の麓にある横山ビジターセンターの入館者数は
前年に比べて2から3倍にもなっています。
それだけ注目を集める場所ですので、
きれいにして来訪者を迎えようと、
「伊勢志摩国立公園パークボランティア連絡会」と
「きれいな伊勢志摩づくり連絡会」の合同で
横山園地の清掃活動が行われたので参加してきました。
当日の参加者はパークボランティアが10名、
きれいな伊勢志摩づくり連絡会が約15名、
横山ビジターセンターの職員が3名でした。
横山園地では1月ほど前にも地元自治会が中心となって大規模な清掃が行われ、
また横山ビジターセンターでも毎週ゴミ拾いを行っているので、
ほとんどゴミは落ちていないと思われました。
実際に遊歩道にはほとんどゴミがありませんでしたが、
道を少し外れたところや芝生広場の隅にはたくさんのゴミがありました。
清掃活動を行ったのは1時間ちょっとでしたが、
こんなにもたくさんのゴミが集まりました。
この日の横山展望台からは、
太陽の光を反射して英虞湾が美しく輝いて見えました。
手前の水面に浮かぶ緑色のじゅうたんは「アオサノリ」の養殖網です。
この美しい景色に水を差すことのないように、
まずはゴミのポイ捨てからなくしていきたいと思いました。
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2015年12月18日都市の河川でバードウォッチング
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
志摩自然保護官事務所は志摩市の中心部、
市役所や県庁舎の建ち並ぶエリアにあります。
この市街地を流れる「前川」でバードウォッチング。
都市の中にも冬の自然を見つけることができました。
ヒドリガモです。冬鳥として渡ってきます。
左がオス、右がメスです。仲良くアオサを食べていました。
英虞湾では今、アオサの養殖筏が美しく広がる季節です。
コガモです。中央の1羽がオス、両端の2羽はメスです。
その名の通りほかのカモにくらべて一回り体が小さいです。
オスは近くにいた別のオスとメスを争うように行動していました。
カルガモです。留鳥ですが冬になると数が増えます。
同じ模様をしていますが、おそらく右側がメス、後を追うのがオスです。
マガモのメスです。
カモの仲間はたいていオスが派手な色彩をしており、
メスは地味な色彩をしています。
地味だけど優しい表情に見えます。
オオバンです。
カップルでしょうか?雌雄同色なので分かりません。
姿は似ていますが、カモの仲間ではありません。
一年中見られますが、冬は越冬個体が多くなります。
ハクセキレイです。
尾を上下に振りながら歩行する姿が特徴的です。
都市公園の池や市街地の河川では
野鳥が人を恐れずに比較的近くで観察できる場合があります。
みなさんも身近な自然に目を向けてみませんか。
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2015年11月24日出前授業@志島小学校(秋)
伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦
11月16日に志摩市立志島小学校で出前授業を行いました。
学校近くの海岸で春には海浜植物を、夏には磯の生物を調査しました。
3回目となる秋の授業では「海岸の漂着物」がテーマです。
志島の海岸にはどのような種類の漂着物があるのか、
まずはみんなで拾い集めます。
海岸漂着物の観察は先日、志摩市立越賀小学校でも行い、
どこから来たのかを細かく分類して記録しましたが、
今回は人工物と自然物の2つだけに分けて記録をしました。
【人工物】
ペットボトル、プラスチック容器、サンダル、空き缶、空き瓶、浮き、ロープ、杭、ライター、ハブラシ、ろうそく、カプセル、ボール、人工芝、ペン、タバコのフィルター、コンクリート片、
【自然物】
木片、竹、クルミの種子、マツボックリ、ツバキの果実・種子、シロツブの種子、ぎんなん、モモタマナの種子、ドングリ、海藻(アラメ、ホンダワラ類)、カイメン類、シロガヤ、軽石、貝殻(タカラガイ、ホラガイ、サザエ)、イカの甲、カニの仲間、ハラビロカマキリの卵、
拾い集めている時はペットボトルやプラスチック製品などの量が多く、
種類も多いような印象を持ちましたが、
記録を見ると面白いことに自然物の種類が多いことが分かりました。
海岸の漂着物を観察すると、その地域の自然を知ることが出来ます。
今回調査をした志島の海岸では、
山や森から来た自然物の種類が多かったことから、
周囲に豊かな自然があることがうかがえました。
拾い集めた人工物は学校まで持ち帰り、ゴミとして処分しました。
児童の感想をみるとゴミの多さが印象に残ったようでしたが、
同時に自然の豊かさについても気付いてもらえれば良かったと思いました。
次回の冬の授業ではこれまで3回のまとめとなるような内容を予定しています。
学校の先生方、児童のみなさん、どうもありがとうございました。
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2015年11月19日出前授業@成基小学校(秋)
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
少し前のことになってしまいましたが、
10月27日に志摩市立成基小学校で出前授業を行いました。
学校近くの定点で四季の自然を調査し「成基小レンジャー」を目指す
授業の3回目(秋)です。
今回のテーマは「ドングリ」です。
ドングリのなる木は日本全国にありますが、
地域によって種類に違いがあるため、
ドングリを調べるとその地域のことが分かるのです。
ドングリには本体(堅果)と殻斗があり、
両方を集めてもらいます。
今年はコナラのドングリがたくさん落ちていました。
クリもドングリの仲間です。
アラカシのドングリはまだ枝についていました。
集めたドングリは検索表を使って種類を調べました。
取ってきたドングリを水につけてみると
浮くものと沈むものがあります。
浮くものは虫食いなどで中に空洞があるものです。
ドングリに卵を産む昆虫の標本を観察してもらいました。
今回成基小学校の周辺で見つかったドングリは
コナラ、アラカシ、ツブラジイ、クリの4種類でした。
ウバメガシやスダジイが多い横山と比較すると、
横山は海岸に近く、成基小は志摩市の中でも山の中にある
という特徴が現れているのだと思います。
また、コナラやアラカシ、クリは人里近くに多く生育しており
この地域の森が昔から人々に利用されていたということがわかります。
成基小レンジャーを目指す授業もあと1回(冬)です。
次回はどんな発見があるのか楽しみです。
先生方、児童のみなさん、どうもありがとうございました。
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2015年11月17日出前授業@越賀小学校(秋)
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
11月11日に志摩市立越賀小学校で出前授業を行いました。
四季の自然を記録する内容の3回目(秋)の授業です。
これまでの授業では同じ海岸で春に磯の生物を、夏に砂浜の植物を観察しました。
今回のミッションは「海岸の漂着物を調べよう」です。
漂着物にはどんな種類があるのか、漂着物はどこから来たのかを調べます。
まずは無作為に漂着物を集めて、分類してみました。
その後、人工物班と、自然物班に分かれてさらに漂着物を集めました。
そしてそれらを分類して記録しました。
ここの海岸では自然物では海藻などの海の生物が多く見られ、
人工物ではペットボトルなどの家庭から出たと思われる物が多かったです。
また、中国語の書いてあるペットボトルと漁業で使う浮きも見つかりました。
海岸の漂着物を観察するとその地域の自然や環境が分かります。
私(レンジャー)がこれまでに海岸の漂着物を観察して見つけた
ココヤシやゴバンノアシの果実とモダマの種子などを紹介しました。
また、死亡したウミガメの胃から出て来たプラスチックやビニール片なども見てもらいました。
最後に、自然を守る活動として、漂着ゴミ(人工物)を集めて持ち帰りました。
この美しい志摩の海がいつまでもそのままであってほしいと思いました。
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2015年10月06日出前授業@越賀小学校(夏)
伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦
9月30日に志摩市立越賀小学校で出前授業を行いました。
学校近くの海岸で四季の自然を記録する授業の2回目(夏)です。
1回目(春)の授業では磯の生きものを調べましたが、
今回のミッションは「砂浜の植物を調べよう」です。
砂浜にはたくさんの植物が生えていますが、
そのほとんどが海岸の砂浜にしか生えていない特別な植物、
「海浜植物」です。
今回はその中から2種類を選んで、
調査シートに添った観察をしました。
葉の手触りや花や種子の様子のほか、
今回は根を掘って地下の様子も観察しました。
地下の様子を見ると、乾燥して高温になる砂浜で
海浜植物が生きられる秘密を知ることが出来るのです。
これはコウボウシバの根を掘ってみたところです。
横に長くつながっており、その長さは180cm以上ありました。
また、砂の表面と根を掘った穴の中の温度を測ってみました。
この日は曇りで砂の表面の温度は40度くらいでしたが、
真夏には70度を超えることもあります。
一方で砂の中は26度程度で、ひんやりとしていました。
最後に自分の体を使って長さを測ったりする「身体尺」について
お話をしました。
私が親指と人差し指を広げた長さは約15cm、
親指と小指を広げた長さは約20cmです。
また、自分の身長や歩幅を基準にして長いものを測ったり、
自分の体温を基準にして温度を測ったり出来ることを
知ってもらいました。
次回、秋の授業は11月を予定しています。
今度は海岸の漂着物を調べようと思っています。
ご協力いただいた学校の先生方、児童のみなさん、
どうもありがとうございました。
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2015年09月18日出前授業@志島小学校(夏)
伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦
9月14日に志摩市立志島小学校で出前授業を行いました。
四季の自然を記録する内容の2回目(夏)です。
今日のミッションは「磯の生きものを調べよう!」
主に3種類の生きものにスポットを当てて観察しました。
今日の観察場所は春に行った「前浜」の隣にある「布海苔浜」です。
前浜(上の写真)は白い砂浜、堤防をはさんで隣の布海苔浜(下の写真)は
なぜか黒い色の砂浜で岩礁があります。
隣り合う砂浜の色が違うなんて不思議ですね。
今日のミッションの1番目の答えは「アラレタマキビ」です。
イボニシやクボガイといったほかの巻き貝と一緒にバケツに入れ
そこに海水を注いでしばらくすると・・・・
見事にアラレタマキビだけが水の上に出て来ました。
続いて2番目のミッション、イソギンチャクを見つけて触ったり、
3番目のミッションのヤドカリを探したりしました。
イソギンチャクはヨロイイソギンチャクという種類がいました。
ヤドカリは石をひっくり返すとたくさん隠れており、
1匹見つけると次々に見つかります。
ヤドカリを見つける「目」が慣れてくるからです。
最後にヤドカリの種類を同定して、
やどかりレースをしました。
ここで見つけたヤドカリは、みなホンヤドカリという種類でした。
前回は砂浜の植物を中心に調べましたが、
今回は磯の動物を調べました。
どちらも自然の豊かさやおもしろさに気付いていただけたと思います。
次回の秋の授業では、海岸の漂着物に注目する予定です。
秋の授業も楽しみです。
ご協力いただいた先生方、児童のみなさん、
どうもありがとうございました。
2015年08月26日横山展望台
伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦
台風15号が過ぎ、伊勢志摩国立公園は台風一過の青空になりました。
来年のサミットが三重県の志摩市で開催される「伊勢志摩サミット」と発表されてから、
会場である賢島を望める「横山展望台」は訪れる方が増えています。
展望台の入口にある横山ビジターセンターは、
入館者が昨年同月比で3倍以上になっているそうです。
横山園地には英虞湾を望める展望台が4箇所整備されています。
それぞれ違った特徴がありますので御紹介します。
まずは「横山展望台」です。
すぐ下の駐車場まで車で行けることもあり、最も利用者の多い展望台です。
標高は約140mに位置し、スロープを使って景色を楽しみながら上がることも出来ます。
また、見晴台が設置されており、ゆっくり座って景色を楽しむことも出来ます。
横山展望台から約10分歩くと、「パノラマ展望台」があります。
標高が168mになり、上から英虞湾を見下ろすようで、景色に迫力が出ます。
パノラマ展望台から3分程度のところにある「見晴らし展望台」は、
標高が180mになり、英虞湾だけでなく的矢湾や朝熊山方面も一望することが出来ます。
更に5分ほど進んだ先には「英虞湾展望台」があり、
標高は177mですが英虞湾に一番近い位置から眺めることが出来るほか、
的矢湾方面までの景色が広がります。
またここは遊歩道から見えにくい隠れ家的な展望台で、
ベンチやテーブルもあるので、景色を見ながらゆっくり過ごすのにオススメです。
週末などは展望台下の駐車場が大変混雑し、
駐車場の利用制限をかける場合もありますが、
伊勢志摩を訪れたら是非とも横山園地の展望台へお立ち寄り下さい。
台風にも負けず、キキョウの花が咲いていました。
横山園地について、詳しくは、こちら↓をご覧下さい。
http://www.env.go.jp/park/iseshima/index.html
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2015年07月31日ウミガメ調査
伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー 半田俊彦
志摩自然保護官事務所では平成17年度から
鳥羽市の離島と南伊勢町の一部の海岸において
アカウミガメの上陸・産卵状況の調査を行っています。
先日、南伊勢町での調査に同行させていただいたので
その様子を報告します。
南伊勢町では2箇所の海岸で調査を行っていますが、
どちらも車を止めてから1時間程度山道を歩いたところに海岸があります。
そのうち1箇所は美しい海跡湖のある海岸で、
海跡湖の周囲にはハマナツメという樹木が生育しています。
ハマナツメは根元が水につかるような場所に生育することから
「半マングローブ植物」と呼ばれています。
この海跡湖には台風などの時には海水が入り込んできます。
海岸に近い場所では、残念なことに大量の漂着ゴミが
ハマナツメの根元を埋めていました。
このゴミは収集しても搬出が困難な場所であるため、
処理できずに困っています。
夜間にアカウミガメが上陸すると、
砂浜にはキャタピラーのような足跡が残ります。
調査ではこの足跡を見つけて、
ウミガメが砂を掘ったり埋めたりした痕跡から
産卵の有無を判断して調査を行います。
この上陸跡では産卵はしていませんでした。
この上陸跡には親ガメが産卵巣を隠蔽した痕跡が明瞭にあり、
産卵をしていると判断されました。
この場所は台風の時などに流出してしまう可能性が高いので
安全な場所に卵を移植することになりました。
アカウミガメの卵はまさにピンポン球と同じような
大きさと色と形をしています。
この産卵巣では105個の卵が確認されました。
無事にふ化することを祈りながら砂を埋め戻し、
移植した産卵巣の位置を記録します。
ふ化が終了した頃に再び調査を行う予定です。
この海岸では高波による卵の流出だけでなく、
動物による食害も発生しています。
無事にふ化して海へ出た子ガメが大きくなって戻ってきた時に、
伊勢志摩国立公園の海岸が良い環境であり続けられるように
守っていきたいと思いました。
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1月14日に伊勢市立神社幼稚園で出前授業を行いました。
浜郷保育所と合同で4歳から6歳の児童ら約50人が参加し、
近くの神社港でバードウォッチングを行いました。
神社港は五十鈴川と勢田川の河口に位置し、
対岸が伊勢志摩国立公園になります。
ここには毎年冬になるとたくさんのカモたちが渡ってくるので、
カモ類を中心に観察しました。
双眼鏡や望遠鏡を使って観察します。
みんな望遠鏡をのぞくのも双眼鏡を使うのも初めてで一苦労しましたが、
ホシハジロ、キンクロハジロなどを大きく間近に見ることが出来ました。
本物のコガモと大きさ重さを合わせて作ったぬいぐるみを
横山ビジターセンターのスタッフが準備してくれました。
実際に持ってみると「重い」という反応と「軽い」という反応の
両方がありました。
最後に室内で今日観察した鳥のふりかえりと、
まとめの話をさせてもらいました。
子どもたちからは「カモがかわいかった」「水の中で寒くないのかな」
などの感想を聞くことが出来ました。
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