中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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皆さん、こんにちは。白山自然保護官事務所の大石です。 白山国立公園では標高1,000m以下へ紅葉前線が到達してきました。 標高600m付近にある中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館(石川県白山市中宮)からも色づいた美しい山々を見ることができました。平日でも白山白川郷ホワイトロードを訪れる車が多く、賑わっており、皆さん、秋を楽しんでいらっしゃるようです♪(中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館周辺の紅葉状況。10月29日撮影)
さて、秋が深まる白山自然保護官事務所からイベント開催のお知らせです! 11月13日(土)に道の駅「越前おおの荒島の郷」(福井県大野市)で 白山国立公園イベント「白山国立公園オオバコ草木染め体験!-オオバコから白山の外来植物について考えよう-」 を開催します。 (イベントチラシ) このイベントでは、白山で除去されたオオバコを使ってハンカチを染色する草木染めを体験していただきます。オオバコを使った草木染めは、手法によって色が変化するのですが、私が染めたものは下の写真のようになりました。 (オオバコで染めた布。) ここでクイズです。上の写真の模様は何を表しているでしょうか?(答えは記事の最後です!) 模様は絞り染めの手法を使って、染め抜いています。 参加者の皆さんにも絞り染めをしていただく予定です♪ オオバコから取った染液にハンカチを浸け込んで染まるのを待つ間は、白山での外来植物についてのお話の時間になっています。白山国立公園を駆け回り、たくさんの現場を見てきた二人の講師が、外来植物の基本の「き」から白山で行われている実際の取り組みまで、わかりやすくお伝えします。 今回のイベントは、白山で起こっている外来植物の問題について、もっと多くの方に知っていただきたいと思って企画しました。また、通常、除去されたオオバコなどは、除去量を計量した後、低地にある回収施設で土にお還りいただいています。しかし、それではもったいない・・・何か活用できないだろうか・・・?と考えてたどり着いたのが、草木染め体験のイベントでした。(オオバコを洗浄中!地域の方からは「何しとるんや?」と声をかけられます。) 草木染めに興味がある、白山の外来植物について学びたい、白山でどんな対策が行われているか知りたい・・・等々、少しでも興味が湧いたらぜひお申し込みください。 なお、このイベントは小学生以上の方が対象です。午前・午後の2回開催し、定員は各回15名で、先着順となっておりますので、ご了承ください。 イベントやお申し込みについて詳細は下記の中部地方環境事務所の開催案内のページをご覧ください。 ▶2021年10月28日 白山国立公園イベント「白山国立公園オオバコ草木染め体験-オオバコから白山の外来植物について考えよう-」の開催について(お知らせ)<クイズの答え> 正解は「石川県側から見た白山と月」でした。 「え-!全然わからん!」という方も「そうだと思った」という方も、クイズの答えを読んでくださってありがとうございます。「私も染めてみたい」と思われたら、ぜひお申し込みくださいませ。お待ちしています!
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
皆さん、こんにちは。白山自然保護官事務所の大石です。

白山国立公園では標高1,000m以下へ紅葉前線が到達してきました。
標高600m付近にある中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館(石川県白山市中宮)からも色づいた美しい山々を見ることができました。平日でも白山白川郷ホワイトロードを訪れる車が多く、賑わっており、皆さん、秋を楽しんでいらっしゃるようです♪
(中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館周辺の紅葉状況。10月29日撮影)
さて、秋が深まる白山自然保護官事務所からイベント開催のお知らせです!
11月13日(土)に道の駅「越前おおの荒島の郷」(福井県大野市)で
白山国立公園イベント「白山国立公園オオバコ草木染め体験!-オオバコから白山の外来植物について考えよう-」
を開催します。
(イベントチラシ)
このイベントでは、白山で除去されたオオバコを使ってハンカチを染色する草木染めを体験していただきます。オオバコを使った草木染めは、手法によって色が変化するのですが、私が染めたものは下の写真のようになりました。
(オオバコで染めた布。)
ここでクイズです。上の写真の模様は何を表しているでしょうか?(答えは記事の最後です!)
模様は絞り染めの手法を使って、染め抜いています。
参加者の皆さんにも絞り染めをしていただく予定です♪
オオバコから取った染液にハンカチを浸け込んで染まるのを待つ間は、白山での外来植物についてのお話の時間になっています。白山国立公園を駆け回り、たくさんの現場を見てきた二人の講師が、外来植物の基本の「き」から白山で行われている実際の取り組みまで、わかりやすくお伝えします。
今回のイベントは、白山で起こっている外来植物の問題について、もっと多くの方に知っていただきたいと思って企画しました。また、通常、除去されたオオバコなどは、除去量を計量した後、低地にある回収施設で土にお還りいただいています。しかし、それではもったいない・・・何か活用できないだろうか・・・?と考えてたどり着いたのが、草木染め体験のイベントでした。
(オオバコを洗浄中!地域の方からは「何しとるんや?」と声をかけられます。)
草木染めに興味がある、白山の外来植物について学びたい、白山でどんな対策が行われているか知りたい・・・等々、少しでも興味が湧いたらぜひお申し込みください。
なお、このイベントは小学生以上の方が対象です。午前・午後の2回開催し、定員は各回15名で、先着順となっておりますので、ご了承ください。
イベントやお申し込みについて詳細は下記の中部地方環境事務所の開催案内のページをご覧ください。
▶2021年10月28日 白山国立公園イベント「白山国立公園オオバコ草木染め体験-オオバコから白山の外来植物について考えよう-」の開催について(お知らせ)
<クイズの答え>
正解は「石川県側から見た白山と月」でした。
「え-!全然わからん!」という方も「そうだと思った」という方も、クイズの答えを読んでくださってありがとうございます。「私も染めてみたい」と思われたら、ぜひお申し込みくださいませ。お待ちしています!