白山国立公園 白山
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2018年01月17日白山国立公園でスノーシュー!自然観察会 参加者大募集♪
白山国立公園 大石佳織
こんにちは。 対 象:小学4年生以上 持ち物:弁当、飲み物(温かいものがよい)、フリース等防寒具、 リュック、手袋等の予備 (※スノーシューは貸出あり) |
2017年12月21日人生初!屋根雪下ろし!
白山国立公園 白山 鈴木 政裕
みなさん、こんにちは。
冬は山に行けず、運動不足気味な鈴木です。
白峰は雪が大量に積もり、保護官事務所も雪囲いをして冬仕様となりました。
そしてほぼ毎朝、除雪車が忙しなく走り回っております。
もし除雪車がなかったらと思うと非常に恐ろしいです。
いったい昔の人々はこの雪の中どの様な暮らしをしていたのでしょうか?
昔は除雪も人力でしょうし、ここに住む人々の苦労とそれを乗り越える工夫は相当なものだったでしょう。
そして先日、自然保護官事務所の屋根の雪下ろしをしました!
久しぶりの外仕事にわくわくです!
(屋根に梯子を掛けスノーダンプを手に登っていきます。)
想像以上に雪が積もっていて、腰から下が埋まるぐらい雪が乗っていました。
(屋根半分の雪下ろしが終わったところです。)
スノーダンプを差し込み巨大な雪の塊を落としていきます。
しかし、これがなかなか上手くいかない!簡単に思えますが意外と難しかったです!
協力に来てくれた地元の方は軽やかに雪を下ろしていきます。
経験のなせる技に感動してしまいました。
人生初の屋根雪下ろしを無事に終えることが出来ました。
(雪下ろし後の事務所の屋根。)
(事務所の前に落ちた雪をどかして終了です。全体的に少しすっきりしました。)
これからの時期は雪が降らなくなるまで何回か雪下ろしをすることになるかと思いますが、
それも豪雪地帯ならではの経験として、少しずつ白峰の暮らしに慣れていきたいです!
2017年12月15日白山自然保護官事務所は雪の中!
白山国立公園 大石佳織
2017年11月17日白山は登山口も銀世界
白山国立公園 大石佳織
みなさん、こんにちは。 |
2017年10月27日秋のお出かけは白山国立公園へ♪ 冠雪の白山と紅葉♪
白山国立公園 大石佳織
みなさん、こんにちは。 白山国立公園では今、冠雪した白山と色づいた山々を楽しめます! 先日、市ノ瀬に行った際にこんな景色に出会いました。 ** 【白山国立公園 施設情報】 ****************** ■山小屋 白山室堂・白山雷鳥荘、南竜山荘ともに今シーズンの営業を終了しています。 ※詳細は下記ホームページをご参考ください。 一般財団法人 白山観光協会(ホームページ 白山ベストガイド)
市ノ瀬ビジターセンター: 11月5日(日)まで開館予定 中宮温泉ビジターセンター・中宮展示館: 11月12日(日)まで開館予定 ※詳細は下記ホームページをご覧ください。 ************************************** |
2017年10月25日石川県輪島沖 『七ツ島』で海鳥のため保全事業が行われています!
白山国立公園 大石佳織
みなさん、こんにちは。 白山では冠雪の便りが届き、白山自然保護官事務所もストーブのお世話になる季節がやってきました。 さて、いつもは山の様子をお伝えしていますが、今回は海の様子をお伝えしたいと思います。 はじめに、皆さんは「国指定鳥獣保護区」ってご存知ですか? 読んで字のごとく、鳥や獣など生き物を保護するために国によって指定された場所のことで、全国に85箇所あります(平成28年11月時点)。 「アクティブ・レンジャー日記 中部地区」では、西部ARと吉塚ARが担当・更新している藤前干潟(名古屋市)も国指定鳥獣保護区なので「よく知ってるよ」という方も多いかもしれませんね。 実は国指定鳥獣保護区は白山の周りにもあるんです。 七ツ島は石川県の能登半島、輪島の沖合約25kmにある大小7つの小島・岩礁群で、いずれも無人島です。
そして、ここはオオミズナギドリやウミネコなど、海鳥の重要な生息地・繁殖地となっています。 ―― オオミズナギドリ(大水薙鳥) ―――――――――――――――――――――――― 学名:Calonectris leucomelas 全長:約50cm また、飛び立つのが苦手とされ、斜面などを駆けおりて勢いをつけて飛び立ちます。木に登ってそこから飛び立つ姿は、テレビなどで見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。 今回、私がオオミズナギドリと接触できた時間はごく短いものでしたが、私なりに感じた彼らの特徴をちょっとご紹介します。(ただし個人の感想です!) 2.頭を隠すと安心する 巣は地面に穴を掘って作り、その中でヒナは育てられます。調査中、巣穴からはみ出したヒナを発見しました。本来は、深い巣穴の奥にいるはずなのでしょうけれど、この子は何らかの理由で深い場所にいられなかったようです。しかし、頭以外は丸見えなのに落ち着いていました。頭が隠れていることは重要なようです。 3.かわいい顔をして、恐ろしいくちばしを持っている
夕方、オオミズナギドリは海から島に戻ってきます。あまり減速せずに突っ込むし、障害物を避けるのも上手じゃないようで見ていて冷や冷や。 (七ツ島の夕暮れ) 七ツ島の外来生物について皆さんが直接関わることはないかもしれませんが、よそからやってくる生き物(外来生物)が地域の自然に大きな影響を与えることを心の片隅においていただければ幸いです。 ** 【白山とその周辺の国指定鳥獣保護区】 **************** 白山とその周辺には3つの国指定鳥獣保護区があります。 ■ 大規模な野生生物の生息地である「白山(石川県・岐阜県)」 ■ 野鳥が集団で渡ってくる「片野鴨池(石川県)」 ■ 海鳥が集団で繁殖する「七ツ島(石川県輪島市)」 |
2017年10月24日クマ注意!
白山国立公園 管理者(白山自然保護官)
こんにちは。
鈴木です。
白山の室堂も南竜山荘も閉館し、登山シーズンも終わりを迎えつつあります。
紅葉も深まり、夏山とはまた違った魅力がありますよ。
(奈良岳付近の紅葉。 10月1日撮影。)
突然ですが、みなさんはクマを見たことがありますでしょうか?
クマというとなんとなくかわいいイメージがありませんか?
かわいいマスコットだったり、ふわふわして優しそうなイメージを持つ方も多いかと思います。
しかし、実際のクマはかわいいというよりも怖い存在です。
(三ノ峰付近 ツキノワグマ 7月22日大石AR撮影。)
10月18日6:00頃、福井県の刈込池周辺でツキノワグマによる人身被害が発生しました。
被害者の方は上小池駐車場から100mほど離れた場所でクマに襲われました。
加害クマの大きさは1mほどです。
現在、現場付近にクマ注意のパウチが設置された他、
市ノ瀬ビジターセンター及び中宮温泉ビジターセンターでも注意喚起を行っています。
秋は山菜採りや紅葉目当てで山に出かける方も多いと思うので
熊鈴や熊スプレー等を装備し、十分に注意して登山してください。
(市ノ瀬ビジターセンター。 10月20日大石AR撮影。)
(奈良岳山頂のクマが傷つけた標柱。クマの体毛が絡まっているのが分かる。10月1日撮影)
皆様もクマに気をつけて安全に登山を楽しんでくださいね!
2017年10月13日白山国立公園のすてきな山「奈良岳」をご紹介♪
白山国立公園 大石佳織
みなさん、こんにちは。 白山周辺では紅葉シーズンを迎えています。 近頃冷え込みが激しくなり、朝の気温が10℃を下回ることもあります。白山国立公園にお越しになる際は、防寒対策を忘れずに! さて、皆さんは奈良岳(ならだけ)という山をご存知でしょうか? 白山国立公園の最北端エリアにある山で、富山県南砺市と石川県金沢市の境に位置しています。 標高は1,644m。あまり高くはありませんが、いろんな意味で「甘くみてはいけない山」です! この奈良岳へ10月1日に白山国立公園のパークボランティアの皆さんと清掃登山に行ってきたので、紹介したいと思います。 (やさしそうに見える奈良岳。10月1日撮影) 登山口は富山県南砺市のブナオ峠(標高976m)にあります。この付近にはブナ林が広がり、登りはじめはブナの黄葉を楽しむことができます。朝日が差し込むブナ林歩きは気持ちがいいですよ。 (10月1日はまだ黄葉していませんでした。) 登り始めてすぐの急な登りを乗り切ると大門山(だいもんざん)との分岐に到着します。 ここから赤摩木古山(あかまっこやま)、見越山(みこしやま)を経て奈良岳を目指すわけですが「登っては下る」を繰り返すことになります。 これがなかなかハードで、ココロとカラダの両方に堪えます。 登山口と奈良岳の単純な標高差は600mほど。 しかし、累積の標高差はなんと約1,400m! 砂防新道から白山山頂まで日帰り登山するのとあまり変わりません。 これが「甘くみてはいけない理由」のひとつです。 そして、もう一つの「甘く見てはいけない理由」は登山道の雰囲気です。 急登あり、露岩(岩がむき出しの場所)の道あり、ササあり・・・等々、山らしさを感じられる道なのです。登山される方は入念な準備をして登ってくださいね。 (見越山への急な露岩の登り。写真で険しさを上手く伝えられないのが悔しいです・・・) しかし何と言っても最大の「甘く見てはいけない理由」は、このコースの眺望の良さです。 山頂からはもちろん、登山道からもココロとカラダの疲れを吹き飛ばす最高の景色を存分に楽しむことができます。 北アルプス、乗鞍岳、御岳山を見渡すことができますし、赤摩木古山まで行けば白山も望むことができます! ちなみに私のイチオシは「大笠山(おおかさやま 標高1,821m)」です。今回、登ることはできませんでしたが、稜線を歩いている最中ずっと堂々とした山容を見せてくれ、すっかり好きになり、いつか登ろうと決めました♪ (大笠山。赤摩木古山付近から10月1日撮影) なお、大笠山は富山県南砺市にある桂湖から登ることをおすすめします♪ 今回紹介した奈良岳までのコースは、赤摩木古山から奈良岳の間が特に大変です(でした)。赤摩木古山までの往復でも十分楽しめるので、ご自身の体力や体調、時間とよく相談して楽しい登山をなさってくださいね♪ なお、ブナオ峠に向かう道路は幅員が狭くなっています。また、これからの季節、うっすらかもしれませんが降雪の可能性もあります。道路情報はしっかりチェックし、対策を考えてお出かけください。 *** 登山情報 ***************************** ■マイカー規制 詳細は各小屋予約センターへお問い合わせください。 ************************************** |
2017年10月10日【参加者求む】10月15日 自然観察会「市ノ瀬で山の恵みを感じよう」のお知らせ
白山国立公園 鈴木 政裕
こんにちは。
鈴木です。
白峰に来てから半年が経ちました。
もうすぐ恐れていた冬がやって来ます!
この時期になるとクサギカメムシが集落中を飛び回り、越冬のための場所を探します。
今朝は家の窓ガラスに5匹以上くっついていました。
室内に侵入されるのも時間の問題です...
さて、皆様に1つお知らせがあります。白山市白峰で活動する白山しらみね薪の会の協力を得て、炭窯ツアー体験等を通じて里山と人との関わりについて理解を深めるための自然観察会を10月15日(日)に実施します。
実施内容は主に2つのプログラムからなり、1つは「炭窯ツアー」で、市ノ瀬近くにある岩屋俣谷園地で自然観察をしながら、かつて使われていた炭窯についての解説を行います。
2つ目の「山の恵みを知ろう」というプログラムでは市ノ瀬で薪を使って火を焚き、木の実を調理して食べるというものです。普段の生活ではなかなか食べられないブナの実やシバグリを是非一度味わっててみてください!
参加締め切りは10月12日なので参加したい方は早めにお申し込み下さい。
ご連絡お待ちしております!
詳しくはこちらhttp://chubu.env.go.jp/to_2017/post_104.html
白山自然保護官事務所 担当:鈴木
住所:石川県白山市白峰ホ-25-1(受付時間:8:30)
電話番号:076-259-2902 FAX:076-259-2085
E-mail:MASAHIRO_SUZUKI@env.go.jp
申し込み方法:電話又はFAXか郵送かE-mailで申し込みをしてください。
申し込み締切:平成29年10月12日(木)17:00時まで
みなさん、こんにちは。
白山自然保護官事務所のある石川県白山市白峰地区で、先週2月2日(金)に雪だるままつりが開催されました。
このお祭は地区の住民の皆さんがそれぞれの家の前に雪だるまをつくり、夜にライトアップする豪雪地帯らしい雰囲気のあるお祭りです。
(ライトアップされた会場。いい雰囲気♪)
白山自然保護官事務所も雪だるまを作ったんですよ!石川森林管理署白峰森林事務所と手取川治山事業所と協力して雪だるま(というか雪像)を2日がかりで作りました♪
まず、1日目にベニヤ板で囲みを作り、その中に雪を詰めて固めます。
(ベニヤ板の囲みの中に入れた雪を踏み固めています!)
一晩寝かせて雪がしっかり固まったら、ベニヤ板を外し、雪の塊から雪だるまを削り出していきます。ノコギリやスコップ、割り箸、定規・・・身の回りにあるいろんな道具を活用して削ります。部位によっては雪を付け足したり・・・。
そして完成したのがコチラ!
(「環境省・林野庁 合作」の雪だるま。)
雪だるまの横には、国立公園と国有林を紹介するパネルを置いて、お客さんをお迎えしました♪
雪だるまが完成した時はかなりハイクオリティだと内心自画自賛していたのですが、周りを見回すとレベルの高い(しかもかわいい!)雪だるまがあちこちに・・・さすが地域の皆さんですね。
仕事が終わってから私もお祭りに出かけたのですが、会場ではジビエ料理など地元の味を楽しめる出店もたくさんあって、心もお腹も満たされました♪
さて、「雪だるままつりに行けなくて残念だった」という方や「雪の中で遊びたい!」という方、来週、白山国立公園で実施される雪を楽しむイベントに参加するのはいかがでしょうか?
☆ 2月17日(土)開催! ☆
自然観察会「雪を学ぼう!~スノーシューで冬の森へ~」!
参加者募集中です♪
詳細は1月17日のアクティブ・レンジャー日記(コチラ)をご覧ください♪
(1月撮影の白山)