中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
今日は栂池自然園(長野県北安曇郡小谷村)とその周辺です。
ここから天狗原を経て白馬大池方面に向かう歩道(登山道)にも登山者カウンターを設置しており、そのデータ回収と周辺の歩道調査を行うための出張でした。
まず、登山道入口付近にセイヨウタンポポが生育していました。ここにあるべきものではないので撮影後に引き抜き、事務所まで持ち帰り可燃ごみとしました。
天狗原では白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)から杓子岳(しゃくしだけ)にかけての稜線を、雲の切れ間から望むことができました。
なお、天狗原から白馬乗鞍岳へ向かう斜面には雪が残っています。この場所には誘導補助ロープが設置されているとのことですが、まだ残雪のあるルートでは道に迷う可能性があるので、地図等を確認して慎重な行動をしてください。
さて、栂池自然園内の情報です。
(上左)ここもコバイケイソウの開花の当たり年です。
(上右)キヌガサソウ
(下左)シラネアオイ
(下右)流れにいるイワナ
栂池自然園では雪解けの状況に応じていろいろな花を見ることができます。どうぞお出かけ下さい。