2013年7月26日
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2013年07月26日上高地ビジターセンター情報!
中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 佐々木政善
上高地は夏の花が咲き始めました。天気の良い日はチョウも飛んでいます。
上高地ビジターセンターでは、季節の花々や上高地で見られるチョウなどの情報などを提供しています。

<写真:上高地のチョウをまとめたパンフレット>

<写真:上高地の植物をまとめたパンフレット>
季節の動植物をまとめたこれらパンフレットは、上高地ビジターセンタースタッフの長年の知識と経験、写真のストックから作られている、オリジナルです。
上高地ビジターセンターで提供しています。

きれいな花が咲き始めましたので、ぜひ遊びに来てください。
でも、あまりに美しいからといって、歩道を外れて写真撮影はNGですよ。
マナーを守って楽しんでください。
上高地ビジターセンターでは、季節の花々や上高地で見られるチョウなどの情報などを提供しています。
<写真:上高地のチョウをまとめたパンフレット>
<写真:上高地の植物をまとめたパンフレット>
季節の動植物をまとめたこれらパンフレットは、上高地ビジターセンタースタッフの長年の知識と経験、写真のストックから作られている、オリジナルです。
上高地ビジターセンターで提供しています。
きれいな花が咲き始めましたので、ぜひ遊びに来てください。
でも、あまりに美しいからといって、歩道を外れて写真撮影はNGですよ。
マナーを守って楽しんでください。
2013年07月26日上高地インフォメーションセンターで「上高地美しくする会50周年記念
中部山岳国立公園 上高地 アクティブレンジャー 佐々木政善
7月も後半に突入し、上高地は登山者や観光客がたくさん訪れています。
現在の上高地はゴミも無く、美しい梓川と穂高の稜線がみなさんを迎えてくれます。
しかしながら、多くの登山者や観光客に愛される美しい上高地は、かつてゴミがたくさん落ちていた時代がありました。(僕が生まれる前の話です)
そのゴミのあふれる上高地の光景を目の当たりにした、当時の環境庁のレンジャーや地域の人々がゴミ拾いを始め、この運動が「上高地を美しくする会」になっていきました。

<展示写真一部:山岳域からのヘリでのゴミ搬出>
その「上高地を美しくする会」も今年で50年目です。
上高地バスターミナルでバスを降りてすぐの「上高地インフォメーションセンター」2階で、「上高地を美しくする会50周年記念展」が7月25日(木)より開催されています!
上高地ではどれほどゴミがあったのか。
どんな思いでゴミ拾いを始めたのか。
活動がどのように広まって行ったのか。
そして、これからの上高地について、写真やインタビュー記事等が展示されています。


<写真:展示会場入口&展示風景>
美しい上高地は、利用者及び上高地の住民の一人一人が、このすばらしい環境を守っていきたい!という強い思いで維持されています。
現在の上高地はゴミも無く、美しい梓川と穂高の稜線がみなさんを迎えてくれます。
しかしながら、多くの登山者や観光客に愛される美しい上高地は、かつてゴミがたくさん落ちていた時代がありました。(僕が生まれる前の話です)
そのゴミのあふれる上高地の光景を目の当たりにした、当時の環境庁のレンジャーや地域の人々がゴミ拾いを始め、この運動が「上高地を美しくする会」になっていきました。
<展示写真一部:山岳域からのヘリでのゴミ搬出>
その「上高地を美しくする会」も今年で50年目です。
上高地バスターミナルでバスを降りてすぐの「上高地インフォメーションセンター」2階で、「上高地を美しくする会50周年記念展」が7月25日(木)より開催されています!
上高地ではどれほどゴミがあったのか。
どんな思いでゴミ拾いを始めたのか。
活動がどのように広まって行ったのか。
そして、これからの上高地について、写真やインタビュー記事等が展示されています。
<写真:展示会場入口&展示風景>
美しい上高地は、利用者及び上高地の住民の一人一人が、このすばらしい環境を守っていきたい!という強い思いで維持されています。
7月25日(木)に野尻湖(のじりこ、長野県上水内郡信濃町)で「野尻湖クリーンラリー」が行われ、八代ARの代わりに行ってきました。
このイベントは、地元の小学生の環境学習の一環で、野尻湖を観察することで水環境や環境保全に関心を持ってもらうことを目的に行っており、今回で21回目と長年続いているものです。
参加したのは信濃町立信濃小中学校の5年生です。
野尻湖でのイベントに環境省が協力する理由は、野尻湖が上信越高原国立公園に含まれるためです。
まず、遊覧船に乗り、湖上観察に向かいます。皆、船に乗って気持ちが高揚しているのが分かります。
目的地に着くまで、自然保護官が国立公園と野尻湖の話をしました。
皆、国立公園の説明を聞くのはおそらく初めてだったと思います。なので、頭の片隅に何となく残ってくれればよいと思います。
<奥のほうで「みどりの人(=自然保護官と私)」が国立公園の話をしています。説明用のボードが小さいので船の後ろのほうの子には見えにくかったと思います。>
<水温調査の様子。水深30mと表層の水温を温度計で測った後は、水に手を付けて、その温度差を実感しました。水深30mの水温は11℃でした。
この他、透明度調査とプランクトン採集を行いました。>
次に船を降り、旧小学校の体育館での学習です。
ここでは、環境省の他、信濃町や長野県などの参加機関がブースを設けており、そのブースを訪れた小学生に説明をします。
国立公園のブースの一場面です。自然保護官が日本や外国の国立公園の話をしています。
環境省ではこの他、野生生物専門の自然保護官が外来魚(ブラックバス、ブルーギル)のブースを手伝いました。
このイベントで野尻湖への関心が強くなったと思います。このイベントをきっかけに、野尻湖の中だけでなく、周辺の環境との関わり、野尻湖の景観など、いろいろ興味を持ってもらえたらと願っています。
<湖上から黒姫山を望む。黒姫山の大部分も上信越高原国立公園に含まれます。>