中部山岳国立公園 松本
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2008年06月01日上高地ウェストン祭
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 木村 亜紀
2008年05月28日乗鞍高原開山祭
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 木村 亜紀
2008年05月02日上高地開山祭
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 木村 亜紀
初めまして!
4月より松本自然環境事務所にアクティブレンジャーとして着任しました
木村亜紀です。上高地・乗鞍を中心とした中部山岳国立公園南部地域の
ホットな情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
まずは、4月27日日曜日に上高地は河童橋のたもとで開催された
上高地開山祭の様子をお伝えします。
前日の雨からうって変わって当日は晴天と春の陽気に包まれました。
第40回となる今年の開山祭は、河童橋を埋め尽くすたくさんの上高地ファンに見守られながら、アルプホルンの演奏で幕を開けました。

開山祭の賑わい

神事が厳かに執り行われ、今年の山の安全を祈りつつ、
待ちに待った鏡開き!

穂高の山々と梓川の流れが今年も皆様と出会えるのを楽しみにしています。
4月より松本自然環境事務所にアクティブレンジャーとして着任しました
木村亜紀です。上高地・乗鞍を中心とした中部山岳国立公園南部地域の
ホットな情報を発信していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
まずは、4月27日日曜日に上高地は河童橋のたもとで開催された
上高地開山祭の様子をお伝えします。
前日の雨からうって変わって当日は晴天と春の陽気に包まれました。
第40回となる今年の開山祭は、河童橋を埋め尽くすたくさんの上高地ファンに見守られながら、アルプホルンの演奏で幕を開けました。

開山祭の賑わい

神事が厳かに執り行われ、今年の山の安全を祈りつつ、
待ちに待った鏡開き!

穂高の山々と梓川の流れが今年も皆様と出会えるのを楽しみにしています。
2007年09月27日「一期一会」
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一
中部山岳国立公園には様々な野生動物が生息しています。動物園と違って、行けば必ず見られるというものではありません。今日は、ほとんど偶然とも言える野生動物との「一期一会」を4つ紹介します。
<右上>
アクティブ・レンジャー(AR)として採用された2年前のことです。任命式の翌日に上高地で実地研修があり、AR全員で明神池を訪れた際に出迎えてくれたのが、綺麗な装いのオシドリでした。ほんの数メートル先でポーズを決めてくれました。オシドリは上高地ではよく見られますが、こういったチャンスは少ないのかも知れません。
<左上>
自分の担当地区以外に出張できる機会は限られています。昨年5月の連休に応援で立山室堂の巡視を行った際、ライチョウが目の前を横切っていきました。比較的近くからライチョウを撮影(望遠レンズ使用)することができました。

<右下>
今年の1月、上高地での調査の際に出会えたのは森の妖精とか山の神様の使いと呼ばれるオコジョでした。雪原を跳ね回る姿を見せてくれました。
<左下>
今年の6月、上高地でとうとう熊にも遭遇しました。人と野生動物との距離が近すぎるのが気がかりです。
これらは自然保護官補佐(AR)を務めていたからこその出会いだったと言えるでしょう。
さて、私事ですがARは今月で卒業です。自然について色々考える事ができ、大変勉強になりました。
これからは自然公園利用者の立場で自然について考えていきたいと思います。
<右上>
アクティブ・レンジャー(AR)として採用された2年前のことです。任命式の翌日に上高地で実地研修があり、AR全員で明神池を訪れた際に出迎えてくれたのが、綺麗な装いのオシドリでした。ほんの数メートル先でポーズを決めてくれました。オシドリは上高地ではよく見られますが、こういったチャンスは少ないのかも知れません。
<左上>
自分の担当地区以外に出張できる機会は限られています。昨年5月の連休に応援で立山室堂の巡視を行った際、ライチョウが目の前を横切っていきました。比較的近くからライチョウを撮影(望遠レンズ使用)することができました。

<右下>
今年の1月、上高地での調査の際に出会えたのは森の妖精とか山の神様の使いと呼ばれるオコジョでした。雪原を跳ね回る姿を見せてくれました。
<左下>
今年の6月、上高地でとうとう熊にも遭遇しました。人と野生動物との距離が近すぎるのが気がかりです。
これらは自然保護官補佐(AR)を務めていたからこその出会いだったと言えるでしょう。
さて、私事ですがARは今月で卒業です。自然について色々考える事ができ、大変勉強になりました。
これからは自然公園利用者の立場で自然について考えていきたいと思います。
2007年09月20日小さい秋?乗鞍高原
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一
2007年09月04日9月の乗鞍岳登山道
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一
9月に入って、乗鞍岳では一気に秋が訪れようとしています。晴れた日はまだ残暑が厳しいですが、位ヶ原周辺のナナカマドは赤い実を付けていて、中には葉っぱが紅葉し始めた木もあります。
乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰(標高3026m)に登られる方々の大半は畳平からの往復ですが、大雪渓を見ながら登るルート(バス停名:肩の小屋口下車)もお勧めです。
↓融けて小さくなった大雪渓と剣ヶ峰

畳平までバスで上がれるので、乗鞍岳登山道を利用される方は、夏の最盛期でも少な目です。
肩の小屋口から位ヶ原を経由した下山での利用は、秋は紅葉見物を兼ねて位ヶ原山荘まで歩かれる登山者が多くなりますが、車道(乗鞍エコーライン)沿いのナナカマドやダケカンバ、コミネカエデ等も綺麗に紅葉するので、山道に慣れていない方も楽しめます。
↓乗鞍エコーラインで見かけたアサギマダラ

乗鞍岳登山道は乗鞍高原温泉スキー場内を経由して鈴蘭まで下りる事は可能ですが、登山道崩落の為に途中の三本滝に至る道が通行できません。下山に利用される場合は、途中の位ヶ原山荘前、冷泉小屋、摩利支天(バス停名)のいずれかでバスに乗車されることをお勧めします。
※乗鞍エコーラインはマイカー規制をしていますが、シャトルバスや観光バスそして管理車両の通行がありますので、三脚を使っての道路での撮影の際はご注意下さい。
乗鞍岳最高峰の剣ヶ峰(標高3026m)に登られる方々の大半は畳平からの往復ですが、大雪渓を見ながら登るルート(バス停名:肩の小屋口下車)もお勧めです。
↓融けて小さくなった大雪渓と剣ヶ峰

畳平までバスで上がれるので、乗鞍岳登山道を利用される方は、夏の最盛期でも少な目です。
肩の小屋口から位ヶ原を経由した下山での利用は、秋は紅葉見物を兼ねて位ヶ原山荘まで歩かれる登山者が多くなりますが、車道(乗鞍エコーライン)沿いのナナカマドやダケカンバ、コミネカエデ等も綺麗に紅葉するので、山道に慣れていない方も楽しめます。
↓乗鞍エコーラインで見かけたアサギマダラ

乗鞍岳登山道は乗鞍高原温泉スキー場内を経由して鈴蘭まで下りる事は可能ですが、登山道崩落の為に途中の三本滝に至る道が通行できません。下山に利用される場合は、途中の位ヶ原山荘前、冷泉小屋、摩利支天(バス停名)のいずれかでバスに乗車されることをお勧めします。
※乗鞍エコーラインはマイカー規制をしていますが、シャトルバスや観光バスそして管理車両の通行がありますので、三脚を使っての道路での撮影の際はご注意下さい。
2007年08月10日乗鞍高原花便り?4回目
中部山岳国立公園 松本 アクティブレンジャー 山崎 光一
立秋を過ぎ残暑となりましたが、乗鞍高原には夏の花が咲き乱れています。この時期、山頂方面の天気が良いと、みなさん畳平行きのシャトルバスに乗り換えていますね。山頂に行かなくても、乗り換え場所から南側に奈川方面に入っていく道沿いに、一の瀬園地があり、大勢の利用者が楽しまれています。園地のずっと奥の「女小屋の森」が、今日、紹介したい場所です。森の中なので、気温が少し低く、涼しいところです。
↓マルバダケブキ

↓ソバナ

「女小屋の森」は一の瀬野営場の奥にあり、とても静かです。
他にも、一の瀬園地内では、強い日差しの下でコオニユリが多数開花していました。このオレンジ色はかなり目立ちますね。
↓コオニユリ

※撮影日はいずれも8月9日です
「お知らせ」
8月26日(日)まで、上高地乗鞍スーパー林道が無料となっています。
↓マルバダケブキ

↓ソバナ

「女小屋の森」は一の瀬野営場の奥にあり、とても静かです。
他にも、一の瀬園地内では、強い日差しの下でコオニユリが多数開花していました。このオレンジ色はかなり目立ちますね。
↓コオニユリ

※撮影日はいずれも8月9日です
「お知らせ」
8月26日(日)まで、上高地乗鞍スーパー林道が無料となっています。
ピンク色がかわいいムラサキヤシオツツジ。牛留池周辺ではまだみずみずしく咲いていますよ。
あざみ池。向こう岸に見えるのは白い花に包まれたズミ(コナシ)の木々。すでに散りかけていますが、風が吹くと舞う花吹雪も素敵です。水面にはミツガシワが小さな白い顔をのぞかせてきました。その中をマガモが遊ぶ姿も見られます。
この季節もっとも注目のレンゲツツジ。燃えるようにあざやかなオレンジ色が新緑の高原を彩ります。日増しにつぼみが膨らみ、間もなくピークを迎えそう。気の早い株は既に満開です。
なお、一の瀬のツツジ園横駐車場はスペースが限られていますので(10台程度)、座望庵のある広い第1駐車場に車を停めて、お散歩しながら来てください。道路沿いにもたくさん咲いています。