2017年5月15日
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2017年05月15日伊勢志摩国立公園レンジャー出前授業
伊勢志摩国立公園 アクティブレンジャー 半田俊彦
志摩自然保護官事務所では、レンジャーが学校などに出張し、
伊勢志摩国立公園の自然について楽しく体験しながら学べる講座を行っています。
5月2日に今年度最初の出前授業が伊勢市立御薗小学校でありました。
5年生3クラスを対象に、伊勢志摩国立公園の自然と、
絶滅危惧種、外来生物、地球温暖化についてお話しをさせていただきました。
身近な生物のことや、各自で出来る地球温暖化対策について
活発に質問をいただいたりして、児童たちの意識の高さがうかがえました。
伊勢志摩国立公園では、出前授業を担当するアクティブ・レンジャーが
今年度から2名体制になり、より一層充実した講座を提供いたします。
出前授業について、詳しくはこちらのチラシ【H29iseshima.pdf】、
もしくは下記のページを御覧ください。
http://chubu.env.go.jp/to_2017/2017.html
たくさんの御依頼をお待ちしています!
2017年05月15日ゴールデンウィークの立山室堂巡視
中部山岳国立公園 中山博人
こんにちは。
立山自然保護官事務所の中山です。
ゴールデンウィーク期間中、立山室堂から雷鳥沢野営場まで巡視をしました。
この巡視では、地獄谷やライチョウ保護区域といった立入禁止区域への立入がないかの確認を行いました。
【大日連山を眺める利用客のみなさま】5月4日撮影
雄大な大日連山を眺めつつ、写真を撮る方が多く見られました。手前には地獄谷があり、火山ガス濃度が上昇して危険であり、立入禁止としています。滑落の危険性もありますので、ロープの内側には入らないようお願いします。
【雷鳥沢野営場】5月4日撮影
多い日では250張以上が張られていたそうです。カラフルなテントが、白一色の世界によく映えました。
【雷鳥沢野営場で回収したゴミ】5月7日撮影
残念ながら、こんなにもゴミがありました。雪に埋めてしまっても、雪が解けたら出てきます。ゴミは捨てずに持って帰るようお願いします。また、雷鳥沢野営場には水洗トイレがありますが、携帯トイレを持参され、室堂ターミナルで捨てるかご自宅で捨てるようお願いします。
その他、以下をご一読いただき、自然と景観を守りつつ安全に登山、散策等を楽しんでいただきたく思います。
地獄谷の通行規制→http://chubu.env.go.jp/nagano/post.html
室堂平の積雪期利用ルール→H29_春期リーフレット .ai
新潟県と長野県の県境に位置する「苗名滝」に週末出かけてきました!5/2に出かけた時は
木々も寒々しい感じだったのですが・・・今はこんな感じになっています!
たった2週間近くでこんなに変わってしまうとは!
山の斜面もいろんな色で埋め尽くされて・・・時間を忘れて見入ってしまいます。
歩道上の残雪も苗名滝手前の吊り橋前に少し残るくらいになっており、最後の吊り橋も通行可能になっていました。
近くから見る苗名滝は「ゴオオオオォ!!!!」という爆音と、滝壺から立ち上る水煙の量がとにかくすごい!山々から雪解け水が流れ込み水量の多い今の時期が間違いなくベストシーズンだと思います!
また、苗名滝を訪れた際は歩道の左斜面に咲くこちらの植物にも注目を
ユキツバキです。日本海側多雪地に適応したツバキで、太平洋側のヤブツバキに比べ樹高が低く、地を這うように伸びる茎と、弾力性に富む折れにくい枝をしています。雪の重圧に耐え、雪に埋もれることで厳しい冬から身を守り、今年もきれいな花を咲かせてくれていました。
雄しべの花糸が黄色いことと、葉っぱの縁もギザギザになっているのも特徴です。これから咲くつぼみも沢山あったので見つけたらじっくり観察してみてくださいね!
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