2017年5月26日
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2017年05月26日週末の予定はお決まりですか?
中部山岳国立公園 上高地 関根陽太
こんにちは。
上高地は、標高約1,500mから3,000級の山々を間近に眺められます!
とは言っても、バスやタクシーで楽々アクセス!
次々に芽吹き花咲く植物や、穂高連峰に残る雪を見に出かけませんか?
写真の方は、「この景色の中でのんびり」が目的でいらっしゃったとのことでした。
素敵ですね~!いい感じ~!
2017年05月26日野尻湖でゆっくりできるように・・・
妙高戸隠連山国立公園 戸隠 アクティブレンジャー 前田久美子
5月25日(木)に野尻湖で草刈りをしてきました。
午前中雨が降っていましたが、午後は曇りで草刈り日和!
この時期は気温もぐんぐん上がって下草がものすごい勢いで伸びます!
下草を放っておくと虫がわいたり気持ちよく過ごせる湖畔ではなくなってしまいます。
訪れた方が気持ちよく過ごせるように、野尻湖と親しむプロジェクト(通称野尻P)のみなさんと一緒に、ナウマンゾウのモニュメントの設置や湖畔の草刈りをして、環境整備をしています!
こんな穴場スポットもあるのですが・・・この場所の活用方法も考えています。
妙高山を背に・・・!みなさん歴戦の戦士といった雰囲気!カッコイイです!!
湖畔から湖をのぞくとエビが沢山いました(探してみてください)!
ヒント:真ん中あたり
その後は野尻湖ナウマンゾウ博物館のリニューアルに向けて、地元の方と活用方法を考える実行委員会です!
帰り道は黒姫山が少し姿を見せてくれました。
あぜ道をサイクリングしながら走り抜けたら、とっても気持ち良さそうです♪
この時期は田んぼに水を張ったばかりで、水田が一面鏡のように景色を写してくれます。
こんなに素敵な風景があちこちで見られる妙高戸隠連山国立公園に是非遊びに来てみて下さい!
○見所はこちら!
5月20日(土)は五色ヶ原の開山祭でした。
五色ヶ原は中部山岳国立公園の南端に位置し、乗鞍岳の岐阜県側山麓に広がる
溶岩台地にできた森です。
認定ガイドが同行することでのみ入山が可能で、オーバーユースにならないよう
入山者の人数制限も行われています。
国立公園というと自然を守る「保護」だけをしていると思われがちですが、
適正な「利用」も推進しています。
ここ五色ヶ原のシステムは、まさに 『自然を守りつつ利用する』 という
先進的な取り組みで、岐阜県丹生川村(現高山市)が2004年にスタートさせました。
案内してくださるガイドさんたちは地元の自然を熟知しており、五色ヶ原の植生や地形、
生活と山との関わりなどいろいろな話をしてくれます。
<出発前のレクチャー風景>
「岐阜の宝もの」にも認定されている五色ヶ原の魅力はなんといっても『 豊富な水 』!
旧丹生川村はダムを作らなくても水力発電が可能なほど豊富な水に恵まれた土地だそうで、
コース中にはたくさんの素晴しい滝があります。
<青垂(あおだれ)の滝 雄滝>
寝っ転がると、柱状節理の段々岩を水が流れ落ちてくる様が、一層の迫力で見えるそうです。
こんな感じに見えました。
<布引の滝>
水の流れが幾重もの糸のように繊細に広がっていて、水のベールのようでした。
驚くことに、上に紹介したふたつの滝は、湧き水の流れでできているのだそうです。
布引の滝の上部をクローズアップするとこんな。
川じゃないでしょう?
それでこんなにも大きな滝ができるなんてすごいですね!
この豊富な水が、乗鞍の溶岩の巨岩が積み重なった地形とあいまって、
素晴らしい苔むす森をつくっています。
苔好きにはたまらないようで、新たな苔を発見すべく訪れる研究者も
後を絶たないようですよ。
どうぞ五色ヶ原を訪れてみてください。
豊富な水が作り出す豊かな自然の表情と、その自然を愛するガイドさんたちの話に
魅了されるはずです。
詳しくはこちらにて↓
「五色ヶ原公式サイト http://goshiki2004.com/ 」