中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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伊勢志摩国立公園の南西部に位置する南伊勢町の押渕湿地は、貴重な湿地性の動植物が残っている場所です。
ところが、最近は乾燥化による植生の遷移や生物多様性の喪失が懸念されており、今回は植物の調査を行いました。
今回は植物のエキスパートの皆さまの調査に、パークボランティアさんと一緒に同行しました。
構造物のない本来の姿を留めた小川の横を歩いていくと、普段は見慣れない様々な植物が目につきます。
こちらはハンゲショウという、葉の一部だけが白化する植物。遠目には大きな白い花の様に見えます。
さらに進むと、稀少なミクリ科の植物が見つかりました。ちいさい栗のような花と実が可愛らしい植物です♪
絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているヒメコウホネも、数か所で綺麗な花を咲かせています♪
さらにこちらのグンバイトンボ(準絶滅危惧:NT)や、ウナギも見つかりました!
きれいな冷た~い湧き水が出ています。「それで小川の水がこんなにきれいなのか!」と思わされました。
この押渕湿地が、本当に様々な動植物が見られる貴重な場所であることを再確認しました。
それと同時に湿地の今後が危ぶまれます...。
話によると、以前はもっと水量が豊富で、トンボの数も今よりずっと多かったといいます。
地元の方々が大切に守ってきた押渕湿地。
数が減っている湿地の生きものや植物の楽園を、なんとか守っていければ...と思います。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、上信越高原、妙高戸隠連山、中部山岳、白山、伊勢志摩国立公園があります。
伊勢志摩国立公園の南西部に位置する南伊勢町の押渕湿地は、貴重な湿地性の動植物が残っている場所です。
ところが、最近は乾燥化による植生の遷移や生物多様性の喪失が懸念されており、今回は植物の調査を行いました。
今回は植物のエキスパートの皆さまの調査に、パークボランティアさんと一緒に同行しました。
構造物のない本来の姿を留めた小川の横を歩いていくと、普段は見慣れない様々な植物が目につきます。
こちらはハンゲショウという、葉の一部だけが白化する植物。遠目には大きな白い花の様に見えます。
さらに進むと、稀少なミクリ科の植物が見つかりました。ちいさい栗のような花と実が可愛らしい植物です♪
絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されているヒメコウホネも、数か所で綺麗な花を咲かせています♪
さらにこちらのグンバイトンボ(準絶滅危惧:NT)や、ウナギも見つかりました!
きれいな冷た~い湧き水が出ています。「それで小川の水がこんなにきれいなのか!」と思わされました。
この押渕湿地が、本当に様々な動植物が見られる貴重な場所であることを再確認しました。
それと同時に湿地の今後が危ぶまれます...。
話によると、以前はもっと水量が豊富で、トンボの数も今よりずっと多かったといいます。
地元の方々が大切に守ってきた押渕湿地。
数が減っている湿地の生きものや植物の楽園を、なんとか守っていければ...と思います。