ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [中部地区]

中部地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2012年6月 6日

3件の記事があります。

2012年06月06日岩菅山開山祭

上信越高原国立公園 志賀高原 アクティブレンジャー則武 敏史

こんにちは。志賀高原からです。
6月3日は岩菅山開山祭が行われました。志賀高原で最初に行われる開山祭なので、志賀高原の夏山シーズンを告げる催しと言えます。
開山祭は岩菅山山頂で行われるので、参加者は開始時間までに山頂に着くように、自分のペースで歩いていきました。
今年は昨年に比べ残雪が多く、雪を踏んで歩く箇所がありました。木々の展葉も遅いとのことでした。

<木の枝にまかれたテープを頼りに歩きます>

写真から分かるように天気は残念ながら曇りでした。それでも開山祭の神事には150名近くの方が参加されました。



参加された方に聞くと、天候に恵まれれば、岩菅山山頂からは北アルプスの峰々、富士山、佐渡ヶ島、北信五岳、苗場山、志賀高原の山々など展望がとてもすばらしいとのこと。次はその展望を見るためにもう一度来たくなりました。


<岩菅山に向かう途中、ミズバショウが見頃を迎えていました>

岩菅山のように標高の高い所はようやく春がやってきたという感じですが、自然保護官事務所のある蓮池付近は新緑となっています。

ページ先頭へ↑

2012年06月06日神宮の森で観察会

伊勢志摩国立公園 志摩 アクティブレンジャー村松さや華

伊勢志摩では、月2,3回のペースで自然観察会を実施しています。
(これまでの様子はコチラから→ビジターセンターだより
ARも毎回参加してお手伝いさせていただいているのですが、この頃はほぼ毎週末の開催だったので慌ただしく過ごしています。

さて今回は、6月2日に行われた「初夏の山歩き」の様子をご報告したいと思います!

観察会の舞台は、神宮が所有する「宮域林(きゅういきりん)」。
広大な常緑広葉樹の自然林が残されている場所で、全域が特別地域に指定されています。
神宮の方々が大切に守り育ててこられたこの森には、たくさんの貴重な動植物があります。
「自然を傷つけないように、見つけたものはそのままそっと観察しようね」と約束して出発しました。



伊勢湾の海風が運んでくる冷気で、森の中はひんやりさわやかな空気が満ちています。
足を踏み入れた瞬間から、空気が変わるのがはっきりと分かります。
あちこちから「森の匂いがする!」という声も聞こえました(^^)


【歩いていると、いろんな鳥の気配を感じます。】


【他にもこんな生きものを見つけました♪】

いろんな人の手で守られている神宮の森。
講師の先生は、「これだけ広い豊かな森があるからこそ、たくさんの生きものたちが暮らしていける」「生きものたちが、いつまでも静かに安心して暮らせる森であり続けてほしい」、とお話されていました。

~今後の開催情報~
横山ビジターセンターHPにて随時更新しています。
ガイドといっしょなら、きっと伊勢志摩の魅力を存分に感じていただけるはずです♪
夏休み間近!みなさん、ぜひご参加くださいね♪♪

ページ先頭へ↑

2012年06月06日大型のカニが見つかりました!!

国指定藤前干潟鳥獣保護区 名古屋 アクティブレンジャー 上野淳一

 6月初旬の業務時間外に庄内川河口域を散歩していると、ヨシ原の中でガザガザと何者かが茂みに潜んでいる音がしたので周辺を探索すると大型のカニがヨシ原の奥に隠れているのを発見しました。素手で捕らえて確認するとハマガニという甲幅約5.5cmほどの大型のカニでした。夜行性で河口域の広いヨシ原内にこぶし大の大穴を掘って生息するカニです。同所的に生息するアシハラガニやベンケイガニ類に比べて体やハサミが大きく強そうな外部形態をしていますが、植物の葉を好んで食します。





【庄内川河口域で発見したハマガニの雄】

 本種はこれまで庄内川流域ではあまり確認されておらず生息個体数は少ないようです。開発等によりヨシ原が失われると、さらに生息個体数が減少すると考えられますので今後も引き続き見守っていきたいと思います。


【ハマガニが生息する広いヨシ原】

 先月は庄内川河口干潟でアリアケモドキという希少なカニが多産することを発見しましたが、このように詳しく藤前干潟を調べることでさらに希少種が発見できる可能性があります。今後も干潟に生きる生物に目を光らせて、新たな発見ができるように頑張りたいと思います。

ページ先頭へ↑

ページ先頭へ